最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

令和2年11月の芝生定期点検その2

11月27日、専門家による芝生月次点検を実施しました。
本校の全面芝生校庭は、多摩市教育委員会が芝生校庭管理の専門の方に委託して
毎月定期点検をしています。
前回11月6日は10月分の点検でした。今回が11月分です。

肥料のまき方にむらがあったため、芝に縦横のチェック模様ができてしまっています。
明日、肥料をまくときには、黄色くなった肥料が切れている部分を中心にまいて
全体が均一に育つようにするとよいということでした。
写真のように、白線を引いた部分も緑色が濃くなっています。
全体が均一に育つ方がいいことを考えると、石灰で線を引くとこのようになってしまうので
できるだけ石灰は使わずに利用した方がいいとアドバイスをいただきました。
これから、乾燥する日が多くなります。
乾燥している日は一日1回は水をまくように言われました。
保温のための養生シートは最高気温の状況を見極めて校庭芝生の匠の計画に沿って
実施してくださいとのことでした。

明日の芝生管理作業は、1年3組の保護者の方にボランティアをお願いしています。
今シーズンの芝刈りは終了したので、落葉の処理と養生シートの補習、
肥料まきの作業をします。
よろしくお願いいたします。

6年 多摩一小との学習交流

11月26日、6年生が総合的な学習の時間で多摩第一小学校の6年生と学習交流をしました。
インターネットによる相互同時配信で行いました。
多摩一小の6年生が発電について調べてきたことを聞いて、
自分たちのこれからの学習計画を立てていきます。
 
 
14のグループに分かれて、多摩一小の発電についての報告を2グループずつ聞きました。
マイクとスピーカーが干渉し合うので教室も5か所に分かれて行いました。
多摩一小の6年生が発電について学習した報告を聞いたあとは
南鶴牧小学校の6年生が質問をします。
これから調べたいことがたくさん出てきてきました。
これからの学習計画に生かしていきます。

2年 つくってあそぼう

2年生は生活科で廃品などを使ったおもちゃを作って遊ぶ学習をしています。
11月25日、1組が校内研究会の研究授業を行いました。
南鶴牧小学校では校内で統一した研究テーマで授業改善のための研究を進めています。
今年度は、昨年度までの体育科に代わって、
低学年は生活科、中・高学年は総合的な学習の時間を窓口に研究を進めています。
今年の研究テーマは
「自ら課題を見付け、自ら学び、発信していくことができる児童の育成」です。
低・中・高学年ごとの学年ブロックの教員が集まって、
学習指導案という授業プランを作成しながら研究を進めます。
研究授業による教員研修は世界に誇る日本の教育文化の一つです。
 
この日の予定は黒板の掲示物の通りです。
1 これまでにつくっていたおもちゃを試して現状を確かめる。
2 改善する点を見いだす。
3 改善の内容や方法を自分で考える。
4 グループで相談して改善の方向を決め、実際につくって改善できたかどうかを確かめる。
5 片付ける。
6 この時間の改善とその結果を確かめ、次の時間の学習活動を決める。
低学年の教員は、子どもたちが自分で改善点を見いだし、そのための改善方法を発想し、
試行錯誤しながら、工夫しながら自分がイメージしているゴールに向かって取り組んでいく
課題解決の力やそのために必要な思考力を育てたいと考えて授業を計画しています。
子どもたちがつくりたいおもちゃは
ゴムを使った 1ぴょんぴょんジャンプ 2びゅんびゅんでっぽう 3コトコトちゃん 4ふね、
風を使った 5パタパタ車、かさ袋を飛ばす 6ヒューンロケット、
おもりを付けて転がす 7コロコロころりん、磁石を使った 8磁石スケート、
糸を引っ張ると上がっていく 9糸のぼり です。
 
     パタバタ車            糸のぼり
 
       ふね           ヒューンロケット
 
  びゅんびゅんでっぽう         素材置き場
自分たちで改善方法を発想できるように素材置き場をつくっています。
自分たちが思考する場面ででは思考ツールも取り入れています。
今回は発想したことを関連付けるウェビングマップを使いました。
思考の道具をもち、その時に合わせて使えるようにするには
小さい時から同じツールを使う積み重ねと、様々なツールを使う経験が必要です。
中学年、高学年でも使っていくことで発想力を発揮できます。
大型モニターでノートを写しながら書き方を指導しています。
 
最後に、それぞれがまとめをノートに記入しました。
下写真、ノートの右上のおもちゃは磁石スケートです。

子どもたちは学年でのおもちゃ大会、
1年生を招いてのおもちゃ大会も想定しているようです。
まだまた、試行錯誤は続きます。

3年、3年ふたば 相澤農園見学

11月24日、3年生が社会科見学で多摩の地元の農家の見学に行きました。
密集を避けるために、すいている時間に唐木田から小田急永山まで電車に乗りました。
電車は学級ごとに分かれて乗りました。
永山駅から歩いて諏訪にある農家とその農園を見学させていただきました。
 
たくさんのトラクタがあります。乗せていただきました。
左の2つのくわは農家の方のおじいさんとおばあさんの時から100年以上使っているものです。
研いで、柄を取り替えて使い続けています。重たいくわです。

作った野菜は学校給食や農協におろしています。写真の無人販売店も大人気です。
農園に行きました。
地産・地消を目指して、無農薬栽培をしています。
 
江戸東京野菜も育てています。
50年以上作り続けている与一のエンドウ。左写真は実、右写真は発芽したところです。
 
左写真は馬引沢ネギ、右写真の上はごせき小松菜、手前はシントリ菜。
江戸東京野菜です。
 
カマキリの卵を農園において、カマキリに虫を食べてもらうことで害虫を防ぎます。

池をつくってカエルを生息させることで害虫を食べてもらいます。

作物の間に菊の仲間のマリーゴールドを植えて害虫を寄せ付けないようにしています。
様々な工夫を知ることができました。ありがとうございました。

肥料のまきむら 芝生の日 令和2年11月

 
      校庭東側            校庭西側
校庭芝生に縦横のしま模様が見えています。
一見、きれいな模様なのですが、
実は11月21日にまいた肥料にむらがあったために起こったしま模様なのです。
緑色が濃い部分は肥料がまかれて元気な部分、
黄色い部分は肥料が足りなくて元気がない部分です。
間隔を開け過ぎてまいたため、肥料が届かなかった部分があったのです。
縦方向と横方向に歩いてまいたので、直線模様となったのです。
今週の土曜日に再度肥料をまきます。

11月24日は芝生の日です。この日は日差しがなく、はだしだと寒く感じました。

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