最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

行事で育む力と非認知能力

6年1組の教室前に、掲示してあります。

以前も掲載しました、八ヶ岳移動教室に向けた子どもたちの決意が書かれています。

よく見ると、以前と違う箇所があります。

どこが違うのか分かるでしょうか。

 

赤い文字です。

事前に黒い文字で書いた自分の目標や決意に対して、赤い文字で事後の自己評価が書かれています。

 

どの子の振り返りも具体的で、何が達成できて、何が十分ではなかったのかが分かります。

そして、具体的な言語化により、次の挑戦や課題設定、取組目標等等にも反映させられ、学校の教育活動のほとんどが一本の線で繋がるようになります。

 

夏休み直前の全校朝会でも紹介しましたが、本校では従来の学力向上に加えて、「数値化できないけれど」生きていく上で大切な力となる、非認知能力の育成にも力を入れはじめています。

 

育てたい非認知能力を3つのカテゴリーに分け、1つ1つのカテゴリーごとに育てたい3つずつ(計9つ)の力を具体化しました。

 

【目標の達成】

 

【他者との協働】

 

【情動の制御】

 

先ほどの6年生の振り返りにも、この9つの力に当てはまる書き込みがたくさんありました。

 

これらには当然、活動ごとに具体的な姿があります。

②工夫を例にしても、宿泊学習と普段の授業では異なる姿になるかもしれませんし、共通したものもあるかもしれません。

運動会も、その例には漏れないでしょう。

 

点数化されたもの以外にも、子どもたち自身が高まりを感じられるように、教師自身も年間を見通した一貫性のある指導ができるように、取組を始めたところです。

今後の経過により、内容が精選されていくこともあるかもしれません。

8月5日 合唱団 Nコン本選へ向けて 午後の練習

午前中はベルブホールにてホール練習でした。

 

午後は学校へ移動して、臨時講師の先生をお迎えした練習です。

 発生の仕方、母音や子音の使い方などを指導していただくと、合唱団メンバーの表現力が格段に向上したように感じます。

 

気が付いたことはすぐにメモ。

 

彼らの挑戦は、まだまだ続きます。

図書室の蔵書点検

子どもたちの登校しない時期しかできない作業です。

データの読み取り機器を使って、蔵書の点検をしています。

データ上の蔵書と実際の本棚に相違が無いか、確認作業をします。

1冊ずつ行なうので、何日もかけた地道な作業です。ただし、この作業のおかげで通常の読書活動が円滑に行なえています。

 

蔵書の有無に加えて、返却状況の確認も重要な作業です。

本校では、日本十進分類法(NDC)に沿って書棚を分類しています。

この方法は日本全国で取り入れられていて、分野別に本を分けたり、作者名の頭文字順に分けたりすることで、利用者は目的の文献に出会いやすくなり、図書館の管理にも大いに役立ちます。

大きな図書館では、開架図書が分類法と間違った書棚に返却されてしまうと、(大袈裟に言うと)その本は一生誰の手にも取られなくなる可能性が生じてしまいます。

そういった意味で、この蔵書点検は時間をかけて何日かに跨って行なっているのです。

 

日本十進分類法については、公益社団法人日本図書館協会のサイトに詳しく掲載されているので、興味のある方はお読みください。

日本十進分類法(NDC)