最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

9月1日 4年生「バーチャルウォーター」

渋谷教育学園渋谷高校から2名の高校生が来校し、「バーチャルウォーター」についての、出張授業をしてくださいました。

お二人は世界高校生会議の一つである「Warter is Life」というイベントの日本代表チームに選ばれている高校2年生です。彼女たちは「バーチャルウォーター」というキーワードに基づき、「日本の水循環の実態の共有や、日本における水資源の次世代の責任・責務についての自覚を促したい」ということで研究を進めているそうです。

 

 

 

「バーチャルウォーター」とは、食料を輸入している国が同様の量を自国で生産した場合、どのくらいの水が必要になるかを推定した数字だそうです。

例えば、牛肉1kgを生産するには、約20000倍の水(牛の飼育に必要な水、牛のエサを養成するための水、商品パッケージ製作の過程で必要とされる水 など、消費者が牛肉を口にするまでに使われる目に見えない水のこと)が必要だそうです。当日は、事前の課題を基に、「バーチャルウォーター」という概念を基にすると日本は他国からたくさんの水を輸入していることになることや、環境のためになることをすることが水資源の保全にもつながることをレクチャーしてくれました。

子供たちはみんなしっかりとお話を聞くことができていました。プレゼンテーションソフトを使いながら分かり易く話す素敵な高校生の姿を見て、将来の自分の姿を思い描いた子もいたかもしれません。

 

彼女たちと本校との出会いは1本のメールからでした。

環境学習に取り組んでいる様子を本校のホームページで見てくださったそうで、小学生へ発信を希望されるメールをいただきました。

その後、何度かのやり取りを行い、今回の4年生授業に至ったのです。

 

本日、素晴らしい授業を実施してくれた2名に感謝いたします。子供たちにとって、とても有意義な交流となりました。

また、事前課題にご協力をいただいた、4年生の保護者の皆様にも感謝申し上げます。

9月1日 1年生算数 10より大きい数

タブレットのディスプレイにはたくさんの花が並んでいます。

数え方を子供たちが個々に工夫していました。

 

指で花を動かし数えやすくしている、5や10のまとまりをつくる、数字を書き入れる...

子供たちのアイデアは多様です。

 

以前ならば、机上におはじきを配り、実際に動かしていました。

現在は、画面上で操作することにより机上の乱雑さや紛失等で学習効率が落ちることを最小限にとどめられます。

 

また、即座に友達のアイデアを共有(意見共有)することもできます。

以前は挙手をして、数人の発表者の意見のみが取り上げられましたが、ディスプレイ上で多様な意見に触れることは新たな気付きや、第三者の考えを取り入れることにもつながります。教師が言葉のみで説明するのではなく、このような伝え合いによって、情報の取り入れ方にも慣れていきます。

 

画面上で学習が進むことに関しては、「両手を使わない」「準備や片付けの習慣が定着しにくい」「道具を扱えなくなる」等の意見もあるのは承知しています。

本校の授業では、実際に体験することも大切にしながら、子供たちの資質・能力を育みたいと考えています。

 

ちなみに、この学習では

まとめて数えるよさに気付き、十進位取り記数法の仕組みを理解したり、理解に至る過程でまとまりに着目し数の比べ方や数え方を考えたりすることをねらっています。

9月1日 集会「いつ どこで だれが 何をした」

朝の活動は児童集会でした。

集会委員の児童が各教室に行き、集会で楽しませます。

今日の集会は「いつ」・「どこで」・「だれが」・「何をした」ゲームです。

 

画像で説明をした後で、4種類のカードを集会委員が配ります。

 

その後、各学級で書かれたカードを順番に委員が読み上げますが、文の脈絡の無さがみんなの笑いを誘っていました。

 

 

「きのう」「コス〇コで」「宇宙人が」「笑った」

9月

今日から9月です。

旧暦「長月」を現在の9月の呼び名に用いることがあります。

本校は8月29日から登校を開始していますが、本日(9月1日)から登校が開始される習慣が一般的です。

シトシトと降る雨の中を子供たちが登校してきました。

 

 

 

 

 

朝晩が涼しくなり、日が暮れるのも少しずつ早くなっていきます。

秋の夜は、夜空の星を眺めるのもよいかもしれません。

今月の満月は、9月10日です。

8月31日 霧の中の登校

多摩市をはじめ、複数の地域に濃霧注意報が発出されています。

8時を過ぎて、子供たちが続々と登校してきました。

校庭が霧に包まれているのを見て、どの子も歓声を上げていました。

東側にある倉庫がぼんやりとしか見えない現象にも気付いている子がたくさんいました。

白い霧の中へ入ってみたい気持ちでしょうか、昇降口へ向かう前に校庭へ入っていく子がとても多かったです。

走り出していく気持ちも、とってもよく分かります。

 

誰もが子供のころに考えた、「雲に乗ってみたい」に似た気持ちでしょうか。

 

 

15分後には少し風が吹いてきました。

霧が晴れて、見通しが良くなりました。

芝生の上には子供たちが残した足跡がたくさんありました。