最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

12月1日 2年生 交通安全教室

2年生が交通公園に行き、交通安全教室を行いました。

この学習は、指導員の方々と共に信号機の有無により異なる交差点の渡り方や、自転車の安全な乗り方を実地体験する活動です。

 

活動は2部に分かれていて、室内で動画を観賞しながら学ぶものと、実際のコースで体験するものがあります。

 

本校は通学路のほとんどが遊歩道になっていて、登下校では交差点を渡ったり、自動車に気を付けたりという機会がありません。

安全な環境は素晴らしいのですが、学区内のコミュニティから一歩出れば、通学路よりも安全に気を付けなければならない機会はたくさん出現します。

よって、子どもたちにとって大切な学習機会になりました。

 

 

交差点を徒歩で渡るときは、前後左右の安全確認と自分の存在を周囲に認知させる行動が必要です。

 

自転車の乗り方では、乗る前にタイヤの空気圧やブレーキの効き具合を確認することを教えていただきました。

 

 

走行開始時にも前後左右の安全確認は必要です。また、信号機の有無による交差点の走り方や、右折の仕方も教えていただきながら周回コースを走行しました。

 

 

学習そのものは、とても実り多い内容でしたが、一つだけ残念なことがありました。

今回は外でお弁当を食べる予定でしたが、交通安全教室の途中から弱い雨が降ったり止んだりしはじめました。

気温が低かったこともあり、学校へ戻ってから食べることになりました。

12月1日 音楽集会 5年生の発表

音楽集会で5年生が合唱と合奏を発表しました。

明日の発表会へ向けた壮行会のようです。

会場の体育館には、6年生と4年生が集合し直接鑑賞しました。

6年生は先輩として5年生を応援してくれています。

4年生は来年の自分たちを思い描いて鑑賞します。

オンラインでも各教室で録画動画を見ることができます。

 

 

合唱曲「永遠のキャンバス」

 

合奏曲「剣の舞」

 

 

発表が終わると、会場から大拍手が起こりました。

最後に5年生の代表児童が明日への決意を語り、応援をお願いします、と呼びかけもしました。

11月30日 6年生・ふたば6年 がん教育②

先週に引き続いて、がん教育の2回目の授業を行いました。

講師は、NPO法人がんノートの代表理事を務める、岸田 徹先生です。

その他にも、国立がん研究センターの職員、厚生労働省がんとの共生のあり方に関する検討委員、東京都教育委員会がん教育外部講師など、ご自身のがん闘病経験を生かした、様々な活動をしていらっしゃいます。

また、大手生命保険会社のCMにも出演されています。

本校には、昨年に引き続き2回目の来校です。

 

授業は前半を校長が行いました。

身近な人ががんになったときに、どんなことができるだろうか、というテーマで小グループの討論をしました。

視点を「自分の健康や生きることの不安」「家族への思い」「その他」の3点に設定して、様々な意見が出されました。

 

後半は岸田先生の授業です。

自己紹介に続き、ご自身の発症から退院、現在の活動に至るまでの経緯を笑いを交えて、お話していただきました。

現在の活動については、「患者の側に立った情報も、医療と同じくらい大切だ」との思いから始まったそうです。

子どもたちへのメッセージとして「Think big」「幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せなのだ」との言葉を送っていただきました。

「Think big」は闘病中に先輩から送られた言葉だそうです。

 

「幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せなのだ」はアランの幸福論でも有名な言葉ですが、岸田さんの主宰する「がんノート」にコメンテーターとして出演された20代の女性が発した言葉だそうです。

出演当時に余命宣告を受けていた女性が笑顔で語った様子と、その言葉にとても感銘を受けたとおっしゃっていました。その場面は地上波のニュース番組でも紹介されていて、今日はその動画も見せていただきました。

 

 

この学習は、答えを求める学習ではありませんが、限られた時間の中で自他の健康やかけがえのない生命の大切さ、大切な人とのつながりなどについて考え、意見を交わすことができました。

 

最後に岸田先生への質疑応答があり、授業が終了しました。

11月30日 5年生・ふたば5年 合唱リハ

今日の5年生は、本番と同じ服装で練習をしました。

しかし、本番に近いのは服装だけではありません。

歌声の進歩に驚きました。

声量だけではなく、聞こえてくる歌詞の明瞭さ等々、子どもたちの努力の成果が確実に出ていました。

明日は音楽集会で、全校へ向けて発表します。