豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

二つのバランス

○放課後の校内を歩いてみると、なにかいつもと違う気配を感じました。そこに誰かがいたわけでもなく、気のせいかと思って振り返ると、そのわけがわかりました。3年生の下駄箱に「3年5組」の表示があったのです。昨年度までは4組までしかなかったので、いよいよ新年度が始まるんだなぁと、改めて気づきました。
○その下駄箱の壁面には「はきものをそろえると心もそろう」という言葉が貼られていました。この言葉を考えられたのは、藤本幸邦さんという長野県円福寺の住職をされた方と聞いています。わたしが子どもの頃、学校の下駄箱には「脚下照顧」という木札が貼られていました。「自分の足元を見なさい(自分の行いを見なさい)」という意味だと聞かされたことを思い出しました。この札を見ると、自然と身の引き締まる思いがしたものです。
○藤本さんの話を聞くと、「はきものをそろえると」というこの言葉には、もう一つの意味があるのだそうです。人間はすべて二つでバランスをとっているのだそうです。右足と左足でバランスをとって歩くこと。手も目も、耳や鼻の穴もすべて二つがそろってバランスをとっているのだそうです。そういう大切なことを教えてくれている言葉なのですね。3年生は、この言葉を読んで、どんな行いをするのでしょうか。ときどき見させていただきます。
                                             (校長)

春を待ちきれず……

○職員会議を終えて校内を歩いてみると、季節が速度を上げて流れていることを感じます。昨日とは確実に違う景色が広がっています。桜の木は、すでに満開になっていました。入学式に合わせてほしいと毎年のように願っているのですが、季節はいつも気まぐれです。

○新入生の教室は、準備登校までひっそりとして新しい生活者の訪れを待っているかのよう見えます。部活動の様子を見ようと体育館へ向かうと、1本の木にひとつだけ赤い花が咲いていました。春の暖かさに誘われて、仲間たちより一足先に顔を出してしまったのでしょうか。でも大丈夫。体育館には、真っ赤なバスケ部の花が咲き誇っていました。
                                             (校長)
                     ☆技術室脇の桜

☆新入生を待つ教室

☆体育館前に咲いた一つだけの花

☆練習に励む男女バスケ部

職員室の大移動!

○1日目の会議を終えて、先生方は職員室の座席移動に汗を流しています。1年間使用した場所には愛着があるものの、新たな気持ちで1年間をスタートさせるという意味では、この座席移動はとても意味があるものです。(大掃除もできますね!) そんな様子を職員室の入り口からのぞいている生徒たち。その目は興味津々といった感じです。どんな先生が自分たちの学年に来てくれるのか、今からとても楽しみですね。準備登校まで、その答えはお預けです!
                                             (校長)




ようこそ、豊春中へ

○本日、第1回の職員会議が開かれました。年度初めの大切な会議です。会議を始める前に、混声合唱団と教職員で豊春中の校歌を披露して、新しく来られた先生方をお迎えするのが恒例の行事です。会議室に行ってみると、混声合唱団の生徒たちが発声練習を行っていました。体全体を使って声を出しているのですね。
○校歌は、混声合唱団の邪魔をしないように昨年度から在籍している職員も歌いました。上手かどうかは別として、職員も愛情いっぱい込めて歌っていました。「合唱の豊春」の一端を披露しましたが、喜んでいただけたと思います。混声合唱団の皆さん、ありがとうございました。
                                             (校長)




平成29年度がスタートしました!

○いよいよ平成29年度がスタートしました。この日を待っていたかのように校庭の桜も競うように開花し、もうすぐ満開となりそうな勢いです。
○今朝、職員玄関前には数名の生徒が中の様子をうかがっていました。下駄箱に貼られた名札を確認したり、次々に出勤してくる新しい先生の様子を観察したりしていたようです。早く紹介してほしいという表情をしていました。
○春日部市教育センターでは、「平成29年度春日部市転入・新採用教職員着任式」が行われ、97名の先生方が緊張した面持ちで式に臨んでいました。早く学校に慣れ、春日部市の子どもたちのために頑張ってほしいなぁと思いました。
                                             (校長)