八木崎小学校 校長室より

校長室より

東日本大震災被災地視察に参加中

縁あって、福島に来ている。福島県小学校長会の呼びかけで、福島県富岡町の小学校や福島第1原子力発電所などを視察した。
被災地の小学校は、震災により、児童数が激減。訪問した富岡第一、第二小中学校も、4校合わせて1500人から40人に超激減。原発近くの他の町村も同様の現象が発生。現地の校長先生方の報告を聞き、その苦悩が伺えた。
極少人数への対応、心のケア、バス通学による体力低下への対応、教職員の遠距離通勤等々、課題は山積している。

周りを見て!

 今朝、通学時間帯(AM7:20ころ)に、学区内(安楽亭のある交差点)で交通事故が発生した。信号が赤になる寸前に、車が猛スピードで左折し、曲がりきれずに、安楽亭方向へ。信号待ちで止まっていた自転車の方が、自転車ごとはね飛ばされ用水路に落ちてしまったそうだ。2つの通学班の目の前で発生した事故。子どもたちが渡ったあとだったら・・・と思うと、ぞっとする。
 子どもたちには、朝の音楽朝会後に教頭から事故の概要説明と道路の歩き方について、担任からも交通安全について話してもらったが、ご家庭でも、繰り返しのご指導をお願いしたい。公道を歩いているときや自転車に乗っているときは、おしゃべりに夢中にならず、周りに注意しながら歩くように。こちらがルールを守っていても交通事故に巻き込まれてしまうことを今朝の事故が教えてくれている。
 1~3年生が帰る頃、心配で事故現場まで歩いてみたが、子どもたちの歩き方は、まだまだ課題が多いと感じた。今朝の事故を自分事として考えて欲しいものである。










Pepperとともに

 2時間目に支援学級と、5時間目に1年生3クラスの子どもたちと、授業を行った。Pepperとの交流である。
 にわか仕込みで私がつくったプログラム。大丈夫か不安だったが、子どもたちは楽しんでくれたようだ。Pepperを見る子どもたちの瞳がキラキラしている。普段、ラジオ体操などやらない子が、Pepperと一緒ならラジオ体操第一を最後までやりとおした、九九が嫌いな子が、Pepperとなら元気な声で九九を唱えていたなど、その効果はたくさんあった。
 6年生は、プログラムを組んで、Pepperを自在に動かそうと試みた。各グループが、対象を新1年生や保護者、地域の方と決めて八木崎小学校の魅力を伝えるプログラムを組んでいた。Pepperに言わせる言葉、手や頭の動き、声の調子、クイズ形式、写真を使う、答えを2択、3択にするなど、多くの工夫が見られた。八木崎っ子の底力に、あっぱれ!

怪我なし、病気なし、バス酔いなし

 10月10~11の1泊2日で、鎌倉・箱根方面へ6年生と修学旅行に行ってきた。天気もよく、渋滞もなく、実にスムーズに進んだ修学旅行だった。今まで何度も引率したが、今回ほど手のかからなかった学年はないように思う。3クラスともバス酔いなし。2日間、けが人なし、具合が悪くなる子もなし。保健担当者が楽なことは大変よいことである。
 さらに、下の写真のように、いつ、どの部屋へ行っても、スリッパや靴が、きちんと並べられていたのである。寝付きもよく寝起きもよく、時間どおりに行動する子どもたち。事前の指導のお陰であるが、子どもたちの意識の高さも大きく関係しているのであろう。
 ふと、先月の運動会の組体操を思い出した。6年生児童の団結力、演技への思いが、顔の表情や切れのある動き、指先まで伸びた手足にまで表現されていた。何より演技そのものを楽しんでいたことが素晴らしい。最後に中央に集まって見せてくれた笑顔が今でも焼き付いている。大きく成長している子どもたち。最高学年としての今後の活躍に期待 『 大 』

見通しがたった!

  埼玉大学の中島准教授をお迎えしての今年度3回目の研修会を実施。一年生児童の集中力とOPPシートへの記入量の多さなどにお褒めの言葉をいただいた。日頃の担任の指導の賜物である。
 その後、11月29日に行うプログラミングを取り入れた理科の授業に対してもご指導いただいた。議論が盛り上がり、あっという間に2時間程たってしまった。おかげで、授業者もスッキリ見通しが立ったようで充実した顔で校長室を出ていった。
 プログラミング授業研究会が楽しみになってきた。多くの方に彼の授業を参観してもらいたいと思う。