最近の学校の様子から

2022年6月の記事一覧

6年国語 「本は友達 ブックトークをしよう」

各学年の国語には、読書活動を取り入れた単元が配置されています。

6年生は、読書活動を通じてグループで話し合いをする学習をしていました。

学級で7つのグループを作り、読む本を決めます。

グループの構成は、普段の読書量や興味・関心等を考慮しているので、グループの実態に合わせた内容やボリュームの本が選択できます。

今回、選択された7冊は、「ゆりの木荘の子どもたち」「流れ星にお願い」「精霊の守り人」「ビーバー族のしるし」「かがみの孤城」「虹色ほたる」「ギヴァー」です。

 

一気に最後まで読むのではなく、計画に沿って読みすすめていきます。

 

読んだ内容について、議論するための問いを準備します。

 

この問いを中心に議論が進められます。

 

互いの意見や感想の違いが明らかになったり、そのよさを認め合えたりすることで、自分の考えを広げることができます。

授業には、図書室で学校図書館司書として従事している職員も参加しました。

 

最後に、グループごとの振り返りを共有して次の授業への入口としました。

 

文学的文章を読むことには、2つの効果がよく挙げられます。

登場人物や場面設定、個々の叙述などを基に、世界や人物像を豊かに想像することに加えて、「どのように描かれているか」という表現面にも着目して読むと、物語の全体像が具体的にイメージできます。

また、感動やユーモアなどを生み出す優れた叙述、暗示性の高い表現、メッセージや題材を強く意識させる表現に着目していくことも、高学年児童にとっては意義があります。

最近は文学作品以外の様々な分野について、「伏線を回収する」という表現方法が注目されることが増えています。

子どもたちの議論の中にも、この表現方法に気付き、作品の魅力を一層感じている発言がありました。

 

ふたば6年 国語「友達の意見を聞きながら、自分の考えを深めよう」

5・6年生の国語学習では、話し合いをする際に互いの立場や意見を明確にすることや、話し手の考えと自分の考えを比較して共通点や相違点を整理したり、共感した内容や事例を取り上げたりしながら学習を進めます。

 

今日のふたば6年は、下のような問題提起に対して、「賛成」「反対」の立場を明確にしてから話し合いを始めました。

 

賛成派のグループです。

 

 

反対派のグループです。

自分たちの立場で意見を構築しています。

 

その後、お互いが意見交換を行い、それぞれの考えに理解を示しながら、新しい考え方や具体的な方策を話し合いました。

 

ふたば学級では、実際の行事や身近な話題を学習教材に用いることで、子供たちの主体的な活動と学習姿勢を促しています。

6月1日 あいさつ運動

今週からあいさつ運動を始めました。

スタートを務めてくれるのは6年生です。

今までとの違いは、校舎内ではなく西門の前で登校してくる子供たちへ元気に挨拶をしてもらっています。

今日は6年1組の子供たちが担当してくれました。

子供同士で互いに挨拶を交わすと、表情が途端に元気になる子、ちょっと照れくさそうな子など、様々な姿を見ることができます。

挨拶を担当した6年1組の子供たちは、挨拶をするたびに元気な表情へ変わってきました。

同じ学級の仲間が通るときは、一層元気な声が出ていました。

 

今後は他の学年の子供たちにも担当してもらう予定です。