最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

3年 伝統工芸「ずぼんぼ」

3年生が伝統工芸品のおもちゃ「ずぼんぼ」を作りました。
江戸時代、隅田川流域で生まれた紙製のおもちゃです。
 
もともとは和紙を箱型にして胴体を作り、長い足を4本付けます。
足の先には貝のシジミを付けておもりにします。
今回は普通の紙にクリップで作りました。
 
いよいよすぼんぼを飛ばす日が来ました。
壁や紙の前にずぼんぼを置いて、うちわで下をあおると箱の中に空気がたまり、
ずぼんぼが浮きます。
頭の付け方による前後のバランス、足の長さおもりの重さによる左右のバランスが整うと
ふーっと浮きます。
 

壁の紙を中央で谷折りにして空気を集めるようにしていました。
うちわの仰ぎ方や風の強さの調節によって浮いたり浮かなかったりします。
和紙とシジミで作ってみたい。おもりが重いので、強く仰いでも安定して浮くと思います。

コスズメ 追記

8月5日、1年生の男の子が大きないもむしを見付けて何の幼虫なのかと聞きに来ました。
大人の指ほどの太い幼虫です。これだけ大きいのはスズメガの仲間なので
スズメガの幼虫を検索しました。
模様が一致したのは「コスズメ」です。

旗が立っているのもスズメガの目印ですが、
「子どもが口からうんこを出した」と言ったので、幼虫を見てみると、
目立つ旗のある方が頭だと勘違いしたようです。
幼虫はもしも襲われたときに致命傷にならないよう、
お尻の方に目立つ旗を立てたのでしょう。
頭の方には丸い目玉模様があります。
目玉模様は鳥が嫌うそうですが、この位置にあるのも、
もしも襲われたときに頭を守るためかもしれません。
頭は矢印の部分です。

追記1
家に持ち帰った男の子が、8月6日に色が茶色くなってきて
糸をはいていると報告してくれました。
もうすぐ、さなぎになるようです。

追記2
8月27日、持ち帰った1年生がさなぎが羽化したことを報告しに来てくれました。

6年生のお兄さんは、夏休みの自由研究として
コスズメの蛹化・羽化について報告してくれました。

1年 夏と遊ぼう

8月26日、1年生が生活科「夏と遊ぼう」で水遊びをしました。
芝生の校庭ではだしやサンダルばきになって水と遊びます。
 
 
事前に用意した自作の水鉄砲で遊んだり、きれいに噴き出す噴水を工夫したりしています。
最後は自分に水をかけて水浴びです。ずぶぬれになりました。
 
 
夏の記念になりました。
  

令和2年9月分の芝生月次点検

8月26日専門家による芝生月次点検を実施しました。
本校の全面芝生校庭は、多摩市教育委員会が芝生校庭管理の専門の方に委託して
毎月定期点検をしています。
 
皆様のご協力で芝生の育成が素晴らしいと評価されました。
今後の管理作業についてのアドバイスをいただきました。
1 散水は、朝1回/日のこと。
2 施肥4袋を29日すること。
  年間施肥計画書をいただきました(参考にします)。
  冬芝・夏芝の切り替え時期は、施肥を減量する。
3 芝生の刈高は、現状を維持すること。
4 冬芝種蒔き(WOS)は、10月上旬を予定する。
  残暑の天候を考慮し決める。
5 土壌改良作業は、評価されました。
  業者が機械を導入すると費用がかかるため、現状では業者の工事は未定です。
  今後も自主作業を継続するよう勧められました。
  作業の明確化のため、マーカー(テープ・ペイントなど)をする。
6 土壌の凸凹には土壌の軟弱が原因ですが、今後の排水や児童の校庭遊びで改善します。
南鶴牧小グリーンネットワーク委員長の記録より