最近の学校の様子から

3年 伝統工芸「ずぼんぼ」

3年生が伝統工芸品のおもちゃ「ずぼんぼ」を作りました。
江戸時代、隅田川流域で生まれた紙製のおもちゃです。
 
もともとは和紙を箱型にして胴体を作り、長い足を4本付けます。
足の先には貝のシジミを付けておもりにします。
今回は普通の紙にクリップで作りました。
 
いよいよすぼんぼを飛ばす日が来ました。
壁や紙の前にずぼんぼを置いて、うちわで下をあおると箱の中に空気がたまり、
ずぼんぼが浮きます。
頭の付け方による前後のバランス、足の長さおもりの重さによる左右のバランスが整うと
ふーっと浮きます。
 

壁の紙を中央で谷折りにして空気を集めるようにしていました。
うちわの仰ぎ方や風の強さの調節によって浮いたり浮かなかったりします。
和紙とシジミで作ってみたい。おもりが重いので、強く仰いでも安定して浮くと思います。