最近の学校の様子から

カテゴリ:今日の出来事

合唱団 さくらコンサート

3月14日、合唱団の6年生がさくらコンサートを行いました。
毎年、3月の卒業式前に合唱団全員で6年生との最後の演奏会を実施しています。
昨年は3月が新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校だったので中止しました。
今年も緊急事態宣言中のため、開催を断念せざる得ないと覚悟していましたが、
多摩市の感染レベルがレベル2となったために、校内の活動が実施可能となりました。
まだ学校内の教育活動は学年ごとが基本なので、
3年生から5年生の演奏は断念し、6年生だけの演奏会にしました。
 
今年度は学校の新しい生活様式に沿った活動となって、合唱の活動は強い制限のもと
練習もままならず、校外に出る演奏会はすべて中止になりました。
今回が今年度最初で最後の演奏会です。
さくらコンサートにあたって、副顧問を中心とした教員が掲示物や
子どもたちの後ろを飾る看板を作りました。
当日、3~6年の団員や、人数制限等で参加できない保護者のために
オンライン配信をする準備もしました。



曲目の紹介は自分たちで工夫して行います。
 
演奏が終わると卒団式です。顧問が一人一人に言葉と花を贈ります。
子どもたちも、一人一人、思い出や感謝の言葉を述べました。
 
最後に、これまで伴奏をしてくださった お二人に、感謝の花束を贈りました。

記念写真
 
【演奏曲】
1 JUMP! 作詞・作曲 ruriko
2 いのちの名前 作詞 覚 和歌子、作曲 久石 譲
3 手紙 作詞・作曲 アンジェラ・アキ
4 カイト 作詞・作曲 米津 玄師
5 さくら 作詞 森山 直太朗、作曲 大田 桜子
アンコール 愛をあげよう 作詞 おかべ てつろう、作曲 三宅 悠太

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青少協地区委員会 令和3年3月定例会

多摩市青少年問題協議会鶴牧・大松台地区委員会の令和2年度第3回定例会を
3月13日19時00分から本校で開催しました。
青少協は防犯パトロールやラジオ体操、星を見る会、デイキャンプなど、
この地区の子どもたちを見守り、育ててくださる地域団体です。
学校や保護者組織、児童館、民生・児童委員や保護司の方々、スポーツ推進委員、
駐在さん、市会議員、地域の管理組合の方などが集まります。
 
唐木田駅前駐在さんからは一輪車やキックボードなどの事故について
「これらの乗り物は遊具なので車道で乗ることはできません。
乗ることができる場所を考えて遊んでください。」と話されていました。
児童館の館長さんは、
「春休みも児童館は12時00分~13時30分まで閉館し、消毒や清掃をします。」
「4月から、児童館直接来館の制度が始まり、登録すると、帰宅せずに直接児童館へ行き、
遊ぶことができます。」と話されていました。

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モーニング・プラス終了

3月12日で今年度の朝の補習教室「モーニング・プラス」を終えました。
地域未来塾(本校の名称はモーニング・プラス)は
地域住民の方の協力で補習を行う文部科学省・東京都・多摩市の取組です。
東京都では31市区町村で実施しています。
本校では、地域学校協働活動推進員の教育連携コーディネーターが中心となって
5名の地域の方が、週3回、朝の7時45分から子どもたちの補習をしてくださっています。
低学年は水曜日、中学年は木曜日、5年生は金曜日の朝に実施しました。
残念ながら6年生の参加希望者はありませんでした。
7月1日から3月12日まで全84回実施して、のべ1308名が参加しました。
 
算数を中心として、子どもの状況に合わせたプリントをやったり、
復習のプリントや東京ベーシック・ドリルをやったりします。
プリントが終わった子は、タブレットPCを使って、オンラインの学習ドリル「スララ」
もやることができます。
 
来年度から本校はコミュニティースクールとなります。
モーニング・プラスも地域学校協働本部のご協力を得て実施していくことになります。
地域のみなさま、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
5年生のみなさんは、ぜひ、来年度も参加してください!

3年 校外学習 乞田ふれあい公園

3月12日、3年生が校外学習に行きました、
行先は、多摩第三小学校のとなりの乞田川沿いにある乞田ふれあい公園です。
新型コロナウイルス感染症が拡大しているために
行先を何回も変更して、やっと実施することができました。
現在、公共交通機関を使うことはできません。徒歩で往復しました。
子どもたちはたっぷりと遊んで満喫しました。
  

 
昼食をご準備いただきありがとうございました。
 

5年 東日本大震災の授業

3月11日は東日本大震災が起きて、ちょうど10年です。
5年生が東日本大震災について知る防災の授業を行いました。
講師は、当時、釜石市で被災した本校教諭です。
たくさんの悲しい思いがある中で、子どもたちに話をしてくれました。
平成23年(2011年)3月11日午後2時46分、
日本で観測史上最大の地震、最大震度7の地震が起きました。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・という大きな音。釜石市は震度6弱の揺れが160秒も続きました。
高校の校舎内にいた当時高校生の教諭が見たものは
時計が落ちて割れ、照明が落ちて割れ、
天井に配管された暖房の熱湯がシャワーのように噴き出す光景でした。
机が上下左右に揺れて机の下に隠れることができません。
 
国立科学博物館に展示してあった当時の時計(下写真)

発災直後は携帯電話がつながっていました。
津波の情報は携帯電話で知り、校庭に避難しました。
しばらくすると、停電し、携帯電話の電波も届かなくなり、情報が全くなくなりました。
東北地方は、まだ寒い時期です。近くの人は、みな体育館に入りました。
5人家族のうち、母と弟と会うことができ、高台にあった祖父宅へ避難します。
3日目の明け方、数十キロ離れた職場から父親が歩いて帰ってきました。
海から30メートルの自宅へ行って、
何日も押し寄せてきた津波をよけながら使えるものを捜しました。
割れた窓から家に入りました。玄関はガレキで開きません。
捜している途中で地震があると、急いで高台に逃げました。
 
左写真で映し出されている画像のように家の前の公園はガレキで埋まっていました。
道路もガレキで埋まって通れないので、
三陸鉄道の高架を通って山の裾から家に向かったそうです。
右写真のように津波の水は真っ黒でした。

小学校の校舎の3階の窓に車が突き刺さっていました。
中学校に妹を迎えに行って、3日目にやっと家族が全員そろいました。
2週間後に電気が復旧した時には、みんなから拍手が起きました。
電気の明かりを見てうれしく思ったそうです。

地震は絶対に来ます。その時、自分の命を守る行動をとる。避難する。逃げる。
まずは自分で身の安全を確保することが大切です。
津波が多い三陸地方には昔から「つなみでんでんこ」という言葉が伝わっています。
てんでばらばらでいいので、一人一人が逃げることが大事だということ。
そして、自分でできることをしてほしいと話していました。
「当たり前の日々は当たり前ではない!」