最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

緑の花の桜

鶴牧3-14の入口に珍しい黄緑色の花のサクラが咲いています。
御衣黄(ぎょいこう)でしょうか。
サクラは人口交配でたくさんの種類があるため、
ラベルが付いていないと正確な種類は分かりません。
 
花の起源は葉です。
おしべが花びらに先祖帰りして八重咲になったり、
花びらの色が葉の緑色に先祖返りしたりするようです。

メタセコイアが芽吹きました 令和2年

先週からメタセコイア通りのメタセコイアが芽吹き始めています。
うっすらと緑色になりました。
 

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ハナミズキが咲きました

学校の職員玄関の前と学校南側遊歩道の「そよかぜの道」の街路樹の
ハナミズキが咲きました。

そよかぜの道のハナミズキは白です。
これから花びらのように見えるところ(「総苞」そうほう)がどんどん伸びて白くなります。
花は中心にあるごちょごちょっとした小さい丸い部分です。
 
つぼみは宝珠の形をしています。
仏さまが持っていたり、お寺の屋根の頂上にあったり、橋の欄干にあったりするあの形です。


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2019年(令和元年)10月30日 ハナミズキの実と花芽
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ヒメリンゴが咲きました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
4月4日、ヒメリンゴが咲いているのに気が付きました。
花がずいぶん開いているので、4月1日には咲いていたようです。
昨年は咲いているのに気づいたのが4月11日でした。
10日早い開花です。
 
ウメやサクラ、ナシ等と同じバラの仲間なので花はとてもよく似ています。
 
花びらは白ですが、つぼみはピンク色です。

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2019年(平成31年)4月11日 ヒメリンゴが咲いています
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カラスノエンドウとブルーベリー

4月1日、カラスノエンドウとブルーベリーが咲きました。
カラスノエンドウはマメの仲間です。正式名はヤハズエンドウです。
小さなさやえんどうのような実が付きます。食べられます。
実は熟すとさやが真っ黒になるのでカラスという名前が付いたのでしょう。
 

ブルーベリーはツツジの仲間です。
校舎西側のつるまき農園にあります。
実は初夏から夏にかけて熟して食べることができます。
 
上右写真は3月11日に撮影したつぼみです。
上左と下は4月2日の写真です。(4月1日に咲きました。)
壺(つぼ)型で花びらは大きく開きません。下からのぞいたのが下右写真です。
ブルーベリーはアントシアニンが多く含まれ目にいいと言われています。
夏には休み時間に子どもだ食べたり、学童の子どもが食べたりしています。
 

春の大雪

3月28日は夏日(25℃以上)を記録したところもあったと報道されていましたが
3月29日は打って変わって大雪です。
屋上の太陽光発電機に付属している温度計では28日13時の気温は22.1℃、
29日は8時~11時までマイナス1.3℃と、なんと一日の気温差が23.4℃もありました。
 
積雪は8㎝以上です。積もっている場所では10㎝を超えています。

ソメイヨシノが満開です

3月28日、花曇りの暖かな日でしたが、午後から雨が降り出しました。
3月17日に咲き始めたソメイヨシノの花びらが散り始めています。
満開といったところでしょうか。
 
    桜のトンネルです           満開!

冬芝の緑に桜のピンクが映えます

ヤマモモの花が咲いています

いつも花がいつ咲いていたのか気付かずに実がなってから気付いていましたが、
今年は花を見付けることができました。
甘くて赤い実がなります。

ヤマモモはオスの木とメスの木があります。
左矢印がオスの木で右の矢印がメスの木です。
 
葉の中心に穂が出ています。これが雄花です。
 
雌花も葉の中心にありますが、雄花より目立ちません。
左の写真だと拡大しないとよく分からないくらいです。
雌花の後においしい実がなります。
今年もたくさんできそうです。

ヤマザクラとサツキ

もはや春本番という感じです。
ヤマザクラは満開です。
ソメイヨシノより少し遅れて開花するのイメージをもっていましたが
今年は、ヤマザクラの方が早く開花して、すでに満開です。
白っぽいピンクの花と赤い葉が一緒に開きます。
ソメイヨシノは花が終わった後に葉が出るので違いは一目瞭然です。
正門向かう道の上(プール側)にあります。

遊歩道(そよかぜの道)沿いのサツキが1株咲いています。
他のサツキはまだ咲いていないのでフライングでしょうか。
サツキはツヅシが咲いた後に咲くので、まだ咲くには早いと思います。
サツキと言うくらいですから五月が本番です。

タンポポが咲いています

暖かくなってタンポポが咲いています。
日本の在来種の日本タンポポ(この辺りはカントウタンポポ)と
移入種のセイヨウタンポポが咲いています。
2種の交雑も進んでいるようで、詳しい見分け方は分かりませんが
大まかな見分け方は下の通りです。
 
カントウタンポポは春に花を咲かせます。
たくさんの花が集まっている集合花の裏を見ると、総苞(そうほう)と呼ばれる
花をまとめている「がく」のような部分が花にぴったりとくっついています。
 
セイヨウタンポポは春から秋まで花が咲きます。
総苞が下に反り返っています(写真矢印の部分)。
 
学校周辺はニュータウン開発で表土を削られてしまいました。
今、育っているタンポポは開発後に周辺から飛んでた種から育ったと考えられます。
そのため、繁殖が優勢なセイヨウタンポポに分があるようです。
春休みには周りの公園に出で、日本タンポポの生息域の調査をしてみてください。
今の季節しかにしかできないすばらしい自由研究になります。

これが1つの花です。(左)カントウタンポポ(右)セイヨウタンポポ
一つの花の集まりにいくつの花が付いているのかを調査するのもよい自由研究になります。
黒い紙の上に10個ずつの花をセロハンテープに付けて並べましょう。
数百個の花から成り立っています。

モズのはやにえ

学校用務職員が冬の枝の剪定(せんてい)をしているときに
モズのはやにえを見付けました。
ムカデを刺しているようです。
 
モズはスズメより少し大きい鳥ですが肉食です。
くちばしの先はかぎのように折れ曲がっています。
はやにえをする理由ははっきりとは分かっていないようですが、
捕った獲物を枝に刺す行動をとります。
後で食べるようですが、忘れてしまうこともあるそうです。

ホトケノザとヒメオドリコソウ

シソの仲間のホトケノザとヒメオドリコソウが紫色の花を咲かせています。
近い仲間なので、よく似ています。
 
   ホトケノザ      ヒメオドリコソウ

どちらとも花はシソの花の形です。
ホトケノザの方が花が長く上にそそり立って目立ちます。
仏さんが台座に座っているように見立てています(写真左)。
ヒメオドリコソウは紫色が少し薄く、花は葉の少し下にあります。
それを笠をかぶった踊り子に見立てています(写真右)。
オドリコソウという草があり、その小さい草という意味で「ヒメ」と付いています。
 
葉の形はホトケノザは丸味があり、ヒメオドリコソウは三角形に近くなります。
ヒメオドリコソウの葉は赤くえんじ色になることが多くあります。
この個体は比較するためにわざと緑色の個体を選んでいます。

左 ヒメオドリコソウ、右 ホトケノザ
茎はシソ科の他の植物と同じように両方とも断面が四角形です。

左 ホトケノザ、右 ヒメオドリコソウ
春の七草に出てくるホトケノザはこの種と違い
キクの仲間のコオニタビラコです。

ソメイヨシノが咲きました

3月17日の夕方、ソメイヨシノがほころびました。
桜並木の学童の前の木が一番早いようです。
3月14日の東京の開花宣言より3日遅れですが、
靖国神社の標本木は5輪咲かないと開花宣言をしないようなので
こちらの、まだ1輪がほころんだところなのを考えると、
4日~5日遅れというところでしょうか。
 
1週間後の卒業式には満開近くになりそうです。
残念ながら入学式まではもちそうもありません。

アズマヒキガエルの卵塊

3月5日が啓蟄でした。毎年、この頃には
アズマヒキガエルがビオトープに卵を産みに来るのですが、
今年は来なかったので、ビオトープの水が少なくなったせいなのかと思っていました。
気付かなかったのですが、3月14日、15日の週末に卵を産みに来ていました。
カラスが親も卵もいたずらしたり食べたりしています。
何とか孵化(ふか)してほしいと思います。