最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

タカサゴユリが咲いています

夏に咲きます。
テッポウユリに似ていますが、葉が細く花の外側にピンクから紫色の筋があるのが特徴です。
外来侵入植物で、多摩ニュータウン内にたくさん見られます。
きれいな花なので、そのままにしてしまいますが、本来は駆除すべき植物です。
ユリなので鱗茎(球根)がありますが、タカサゴユリは風で種子を飛ばすために
大繁殖しているようです。
 

パンパスグラスの穂が出ました

8月20日。ビオトープの方のパンバスグラスに穂が出ていました。
図工室前のパンバスグラスは春に葉を刈ったのでまだ出ていません。
 
南米のラプラタ川沿いの大草原パンパ原産の帰化植物です。
和名はシロガネヨシというそうです。穂が白銀色をしているからでしょう。

プール前のブドウが鈴なりです

15年ほど前にプール脇に植えられたブドウの苗。
もともとは野鳥を敷地内に呼び込むために植えたものでした。
年々つるを伸ばし、プールの後の子供たちののどを潤しています。
昨年、おやじの会の皆さんにアーチ棚を作っていただき、
今年は、ますますつるが長く伸びています。

棚に補強が必要なほど、鈴なりにぶどうの実がなっています。
梅雨明けが遅かったせいで、
実がなる時期が子供たちの水泳指導とずれてしまったためかもしれません。
味は今一歩!?ですが、学校に来た際には、ぜひ、つまんでください。

実は、品種がわかりません。
お詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただければと思います。

富士山が見えました

南鶴牧小学校は屋上や教室から富士山が見えます。
7月26日。朝、晴れているのは6月19日以来37日ぶりです。
毎日見れてはいませんが、富士山が見えたのを確認できたのは6月17日以来39日ぶりです。
今年は、日照時間が極端に少なくなっています。
やっと、富士山が見えました。もう雪はなくなっていました。
富士山は冬の方がよく見えますが、夏も見える日があります。

4年 ゴーヤカーテン

4年生がゴーヤカーテンをつくっています。
省エネルギーや、季節による植物の成長の違いについて学びます。
ウリの仲間は雄花と雌花があります。
雄花の方が圧倒的に多いのですが、1つ雌花を見付けました。
 
 
      雄花             雌花

ハグロトンボ

7月23日夕方、学童クラブの子どもが学校のトイレで見つけた
黒い羽のトンボを見せてくれました。
ハグロトンボのメスです。
いつも見かけるトンボではありません。よく見つけました。

オオミスジコウガイビル

7月23日、朝、とても長いコウガイビルを見付けました。
70cm以上あります。
コウガイビルは扁形動物で環形動物のヒルの仲間とは違います。
この大型のコウガイビルは1mにもなる外来種です。
コウガイビルは頭の扇型が特徴です。
笄(こうがい)とは髪を結う道具で、かんざしと同じように髪飾りにも使うものです。
頭が広がっているので形が似ているからなのでしょうか。


ニイニイゼミ

7月13日、しばふ管理作業に来ていた子どもがニイニイゼミの抜け殻を見せてくれました。
今年は6月25日に初めで鳴き声を聞きました。
 
芝生管理作業をしていると奈良原公園からクマゼミらしい鳴き声が聞こえました。
今年初めてです。
多摩センター・鶴牧周辺は10年以上前からクマゼミが繁殖しています。
誰かが、南の方から持ってきた個体を放したものが繁殖したようです。
今のところクマゼミの北限は神奈川県のようです。

【追記1】
7月16日の夕方。ヒグラシが鳴いていました。今年初めて聞きました。
【追記2】
7月18日。朝、子どもが羽化したてのニイニイゼミを見付けて
見せに来てくれました。
 
ツタンカーメンのマスクのように長い針が口です。
木の枝に刺して樹液を吸います。

アサガオが咲いています

1年生が育てているアサガオの花がたくさん咲いています。
夏に向けたアサガオ栽培は江戸時代から続く日本の伝統文化です。
戦後は理科教育の優秀な教材として、他の植物を寄せ付けず
生活科に変わった後も、綿々と小学校1年生の教材として君臨しています。
アサガオを育てたことがない日本人はいないほど浸透しています。
 

ブルーベリーとブラックベリーの実が熟し始めました

ブルーベリーとブラックベリーの実が熟し始めました。
まだちょっと早いのですが、子どもたちは休み時間に熟しかけたものを食べています。
 
こちらはブラックベリー。黒くなったら甘くなります。

こちらはたべることができるのはまだまだ先です。
 
       クリ             ナツミカン

ヒメヤシャブシ

体育館の前にカバノキ・ハンノキの仲間のヒメヤシャブシがあります。
果実はクリスマスの飾りにぴったりです。
 
若い果実は緑色です。たくさんついているので工作に使ってほしいと思います。
 

トンボが羽化しました

プールから救出したトンボの幼虫(ヤゴ)を飼育していましたが
次々に羽化して、6月24日までにほとんどが羽化しました。

   天井で羽を乾かすアカネの仲間
羽化をするたび、子どもたちは喜んでいます。
成虫は窓から外へ放しています。

コゲラのひな

6月19日、芝生の日で中休みに校庭に出ていると
サクラの木で大声ですっと警戒音を発しているコゲラがいました。
よく見ると、ほとんど動きません。ひなのようです。
巣立ちしたばかりで親鳥を呼んでいたのでしょうか。
ずっと鳴いていましたが、人間が近くにたくさんいるためか、親鳥は来ませんでした。
コゲラは日本で一番小さなキツツキです。

シュレーゲルアオガエル

ビオトープからカエルの声がよく聞こえます。
水辺から聞こえるのですが人間が近づくと鳴き止んでしまい見付けることができません。
8年前に撮った写真を見付けたので見てください。
プール入口のブドウです。どこにいるか分かりますか。

アオガエルのアオは緑色のことです。
保護色になっているのでじっとしていると分かりません。
答えは下の写真です。拡大した写真も載せました。
 
それ以来、見付けたことがありません。見付けた方は教えてください。