最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

10月21日 6年生国語 いちばん大事なものは

この学習は「立場を明らかにして友達の考えを聞き、話題に対する自分の考えをまとめる」活動です。話題に対する考えを、それぞれの立場を意識して話し合うことで、自分の考えを様々な視点から広げたり、互いの考えを比較したりしながら、自分の考えをまとめられるようにしていきます。

友達のよい話し方や聞き方を自分たちの話合いに取り入れることもします。

また、話し合った内容を記録しておくことで、話合いの内容を整理するとともに、自分の考えと友達の考えの共通点や相違点を整理しながら、話題に対する自分の考えをまとめることができます。

 

今日のテーマは、「いちばん大事なもの」です。

グループで伝え合いを行いますが、どうすれば相手に自分の考えが伝わりやすいのかを考え実践しました。

発表内容や伝え方について、評価し合う場面も設けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き取ったことはきちんとメモに残します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、友達の発表内容について紹介し合い、考えを広げるための共有をしました。

 

10月21日 1年生国語 かずとかんじ

この学習では、助数詞について学習します。

 

こぶたは、一ぴき、二ひき、…

その他にも、助数詞はたくさんあります。

 

こんな分け方もできますね。

 

3つの違いは何だろう。

気付いた子がいました。

 

小さい「っ」が使われたり、数によって「゜」が使われたり、などなど。

 

他にも、こんなにたくさん数え方があるようです。

みんなで声に出して言ってみました。

10月20日 6年生 主権者教育

主権者教育とは、単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるのみならず,主権者として社会の中で自立し,
他者と連携・協働しながら,社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の一人として主体的に担う力を,
発達の段階に応じて身に付けさせるもの、と位置付けられています。

 

本校においても、多摩市選挙管理委員会の協力を得て、毎年6年生に対する出前授業を行っています。

6年生の児童は、6年後に選挙権をもち、政治へ直接参画します。

その際に、主権者として責任をもって政治へ参画できるように、模擬選挙を行い、議会制民主主義における自分たちの代表である議員を選ぶ「投票」という権利の行使を体験します。

 

テーマは給食の残菜をゼロに近づけるために、3名の候補者がそれぞれの主張を演説します。

美食党の、馬居問 空蔵

発育向上党の、芭蘭栖 栄子

食の安全党の、茂田井 奈衣代

 

3名の主張に感銘した児童が、応援演説を行います。

 

いよいよ投票です。

名簿チェックの後、投票用紙を受け取り、記載台で候補者の名前を書き、投票箱へ投票します。

ちなみに、この授業で使われている記載台や投票箱等の機材は、実際の公選挙で使われているものです。

 

開票作業は、選任された委員により行われました。

 

食の安全党から立候補した、茂田井 奈衣代が当選です。

 

当選証書を受け取りました。

 

この模擬選挙には子供たちの食品問題への意識が現れていることになります。

選挙結果は多数の民意が反映されたことになりますが、当選者を選ぶだけが政治参画ではありません、というお話を選挙管理委員会の方にいただきました。

当選後の議員が、どんな政治を行うのかもしっかりと見ていきましょう、そして、どうすれば自分たちの暮らしが、よりよくなるのかも考えていきましょう、とのことでした。

 

 

10月19日 1年生図画工作 くしゃくしゃまん

1枚の紙素材から生まれた「くしゃくしゃまん」

 

自然と「お人形さん遊び」に似た関わり合いが発生します。

 

一見、休み時間に遊んでいるように見えますが、そこには遊び方の共有があり、言語活動が自然発生的に生まれ、インスパイアによって、「くしゃくしゃまん」がペイントやマスキングテープによる装飾でアップデートされていきます。

 

 

アップデートされた「くしゃくしゃまん」はさらに他との関わり合いを欲します。

大人にも絡んでいきたくなります。

 

友達とも関わり合います。

 

一度着席し、振り返りをした後は、

 

「くしゃくしゃまん」はランドセルのお布団へ帰ります。

 

片付けも終わりました。

自宅へ引っ越してもアップデートしてくださいね。

10月19日 3年生国語 ちいちゃんのかげおくり

この教材は、戦時中に生きた小学生の女の子の生き方について描いた児童文学です。

古くから教科書に掲載されてきた作品なので、大人の方も学習した記憶があるかもしれません。

 

今日の学習は登場人物の気持ちについて叙述を基に捉え、場面の移り変わりと結び付け比較し、具体的な想像をします。また、自分の考えとして発信もしていきます。

今日扱った場面では、主人公「ちいちゃん」が幸せだったのか、ちいちゃんの立場と読み手である自分の立場から考えました。

 

教科書の本文を読み、幸せだったのかどうかが読み取れる描写や会話文にサイドラインを引き、直接書き込みをします。

 

それぞれの立場を明確にしてから、グループで話し合いをしました。

 

ちいちゃんの気持ちについて、ちいちゃんの立場と読み手の立場で話し合った内容をグループごとに発表しました。

 

「ちいちゃんは〇〇だったと思う」と「自分だったら△△に感じていただろう」という二つの立場で考えられる児童が多くいました。

また、理由と共に考えを共有すると、自分の考えが広がったり深まったりしていることがうかがえました。