豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

【小中交流会】

今日、11月24日㈭は、678組の小中交流会を取材しました。

生徒の皆さんは、豊春小と宮川小の児童の皆さんと一緒に身体を動かして、楽しい時間を過ごしていました!

 

活動①「なわとび」

 八の字跳び、逆八の字跳び、ダブルダッチに挑戦しました!最初は、地面においた縄をジャンプして跳ぶところからスタートして、徐々に技をレベルアップしていきました。最後のダブルダッチに移行する前には、豊春中の代表生徒3名がお手本を見せてくれました。3人のジャンプ披露のあとには、会場から拍手が起こっていました!

 

活動②「ボール遊び」

 カラーコーンを並べて、ボールを正面の人にパスをしていきます。ボールを蹴るときは、足の内側を使う「インサイドキック」で行います。最初はうまくけれなかった小学生の皆さんも徐々に慣れていき、楽しそうにプレーをしていました。豊春中の皆さんは最近の体育の時間で練習をしていたそうで、その成果を発揮していました!

 

運営の様子

開会式と閉会式では、司会や感想発表等でたくさんの豊春生が活躍していました。

今回は、小学生の皆さんを迎え入れて「おもてなしをする側」ということで、事前に原稿を作成したり、読む練習をしたりと準備を重ねてきたそうです。自信をもって堂々と話す姿がとてもかっこよく見えました!

 

【おわりに】

活動の途中に10分間の休み時間がありました。そのときに体育館を自由に走り回っている小学生を見ていたある豊春中の生徒さんが私の横でしみじみと「若いって良いですねー」と感想を呟いていました。おもわず私が「みなさんも若いですよ」と突っ込んでしまいました。

学生の大切な役割は、勉強をすることです。ここでいう勉強とは、国語数学理科社会…のような知識だけではなく、やったことがないことをやってみる挑戦やその過程の失敗も含まれると思っています。たくさんの経験を積むことで、別の誰かの挑戦を応援したり、失敗して落ち込んでいる仲間に自分の体験をもとにした優しい励ましの言葉をかけたりすることができるようになります。今回の交流会で、できたことやチャレンジしたことを自信につなげていってほしいと思います。

どんなに年齢を重ねていっても、チャレンジ精神を持つ心はいつまでも若々しくいることができます。何歳になっても、若く元気な心で、知らないことを学び続ける素敵な大人でいてくださいね!今日の皆さんの笑顔がとても素敵でした。

 

【はんだ付け】〜手作りラジオ制作〜

今日、11月22日㈫は2年生技術の授業の取材をしました。

1階の金工室で行われていたのは、「手作りラジオ」の要である"電子基板”にはんだ付けをする練習でした。

写真右上に、LEVEL1〜3と印字された場所があります。

これは、はんだ付けの練習に使う部分だそうです。LEVEL3になると、隣との間隔がせまくなるので難易度がUPします!

 

作業に集中し、狙ったところに"こて”を当てている生徒さん!

今回の授業では、1人1台使えるタブレットPCで、プロの方がはんだ付けをする動画を視聴してから練習に取り組んだようです。はんだ付けのイメージが持てているので、どの生徒さんもスムーズに作業に取り掛かることができていました。また、先生が実際にはんだ付けをするところを実演していました。上手にできた生徒さんたちが、満面の笑みで自分の電子基板を見せてくれました!

 

【こばなし】

分解してみてわかったこと

子どものころ古くなって壊れてしまった掛け時計やラジカセなどを捨てる前に、ネジを回して中の機械の部分を見たことがあります。そのとき、表面の洗練されたデザインとは違う、メカニックな内部の構造を見て衝撃を受けたのを覚えています。小さな歯車がいくつもあり、複雑な電子基板に配線が張り巡らされていました。これら一つ一つが役割をもち、機能していることを子どもながらに理解しました。

内部の仕組みがわかると、よりモノを大切に使おうという気持ちがわいてきました。捨てる際も、可能な限りリサイクルをしたり、分別に協力をしようという思いも生まれました。

今回の手作りラジオ制作で、生徒の皆さんも様々な気づきや発見があったことと思います。生きた学びが詰まった豊春中の技術の授業を取材することができました。

たまたま、金工室の前を通った私に声をかけてくださった生徒さんありがとうございました!

 

【バスケ&バレーボール】スポーツを楽しむ!

今日、11月21日㈪は3年生の体育の授業を取材しました。

記者の私が体育館に訪れた際は、男子がバスケットボール、女子がバレーボールをしていました。

どの生徒さんも、いきいきとした表情で心の底から運動を楽しんでいるようでした。

 

 

【こばなし】

競い合う楽しさと、純粋な運動の楽しさ

運動から得る楽しさには、いくつか種類があると考えます。

相手チームやライバルと競うことで感じる運動の楽しさは、『もっと強くなりたい』『もっと上手になりたい』『もっと勝てるようになりたい』という向上心からくるものでしょう。自分の理想やチームの目標を追求する中で生まれる競争心です。

仮に、試合で負けてしまったり、相手選手よりも上手にプレーができなかったとしてもそこで感じる“劣等感”は決して悪いものではないと思います。『次こそは、負けないぞー!』という成長へのポジティブな刺激になるからです。

 

そして、競うことを考えない純粋な運動の楽しさもあります。

朝に散歩をして気分をリフレッシュしたり、ジョギングで気持ちよく汗をかいたりするのがこれに当てはまると思います。

この日、体育館でバレーボールをしていた女子生徒の皆さんは本当に楽しそうにでレシーブでボールを回していました。

運動をするときには、勝ち負けを競い合うのか?身体を動かすこと自体を楽しむのか?目的を事前にメンバーと共有しておくことが大切だと思います。これは運動に限らず、チームで活動すること(行事の準備、仕事等)全てに当てはまると思います。

いずれにしても、今日の体育の授業は生徒の皆さんも!先生も!参加した全員がとても楽しそうに活動をしていました。取材をした私まで元気をもらえたような気がしました!

 

【美しい宇宙】

今日は、3年生理科の授業を取材しました。

化学の「イオン」から地学の「宇宙」に単元が切り替わるということで、前半は化学分野の振り返りをしていました。

 

後半は、宇宙についての学習です。

太陽・水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・月データもとに、種類分けをする活動をしていました。

何人かの生徒さんにインタビューをしていると、「宇宙」にもともと興味がある!という生徒さんに出会いました。教科書とは別に自分で用意した参考書を取り出して調べていました。そのとき記者の私は「好きなことに理由はいらない」という言葉を思い出しました。好きであれば、人は自分から本やインターネットで調べ始めます。「好き」という感情は、勉強においてとても重要な要素だと考えます。

今日から始まる「宇宙」の単元で、思う存分楽しい学びを進めていってほしいと思います!

 

【まめちしき】

月は遠いの、意外と近いの?

地球から月までの距離は、384,400 kmです。

しかし、私達は日常生活でこの約38万キロメートルという距離感を使わないので、遠いのか?近いのか?いまいちピンとこないですよね。

そこで、イメージがしやすいように以下の例をお示しします!

水星〜海王星までの惑星の直径をすべて足し合わせます。※地球を除く

すると、水星4,879.4 km+金星12,104 km+火星6,779 km+木星139,820 km+土星116,460 km+天王星50,724 km+海王星49,244 km380,010.4kmとなります。

これは、地球と月の間に…水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星がほぼピッタリきれいに収まってしまうことを意味しています!

つまり、月はそれくらい地球から遠いところを公転する星だということです!

人類が初めて月に降り立ったのは、1969年7月20日の ことです。「アポロ11号」の乗組員は、それだけの距離を往復したわけです。60年代の科学技術でそれをなし得たことは、本当に奇跡と言えるのではないでしょうか。