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豊春中 学校ブログ

【バスケ&バレーボール】スポーツを楽しむ!

今日、11月21日㈪は3年生の体育の授業を取材しました。

記者の私が体育館に訪れた際は、男子がバスケットボール、女子がバレーボールをしていました。

どの生徒さんも、いきいきとした表情で心の底から運動を楽しんでいるようでした。

 

 

【こばなし】

競い合う楽しさと、純粋な運動の楽しさ

運動から得る楽しさには、いくつか種類があると考えます。

相手チームやライバルと競うことで感じる運動の楽しさは、『もっと強くなりたい』『もっと上手になりたい』『もっと勝てるようになりたい』という向上心からくるものでしょう。自分の理想やチームの目標を追求する中で生まれる競争心です。

仮に、試合で負けてしまったり、相手選手よりも上手にプレーができなかったとしてもそこで感じる“劣等感”は決して悪いものではないと思います。『次こそは、負けないぞー!』という成長へのポジティブな刺激になるからです。

 

そして、競うことを考えない純粋な運動の楽しさもあります。

朝に散歩をして気分をリフレッシュしたり、ジョギングで気持ちよく汗をかいたりするのがこれに当てはまると思います。

この日、体育館でバレーボールをしていた女子生徒の皆さんは本当に楽しそうにでレシーブでボールを回していました。

運動をするときには、勝ち負けを競い合うのか?身体を動かすこと自体を楽しむのか?目的を事前にメンバーと共有しておくことが大切だと思います。これは運動に限らず、チームで活動すること(行事の準備、仕事等)全てに当てはまると思います。

いずれにしても、今日の体育の授業は生徒の皆さんも!先生も!参加した全員がとても楽しそうに活動をしていました。取材をした私まで元気をもらえたような気がしました!

 

【美しい宇宙】

今日は、3年生理科の授業を取材しました。

化学の「イオン」から地学の「宇宙」に単元が切り替わるということで、前半は化学分野の振り返りをしていました。

 

後半は、宇宙についての学習です。

太陽・水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・月データもとに、種類分けをする活動をしていました。

何人かの生徒さんにインタビューをしていると、「宇宙」にもともと興味がある!という生徒さんに出会いました。教科書とは別に自分で用意した参考書を取り出して調べていました。そのとき記者の私は「好きなことに理由はいらない」という言葉を思い出しました。好きであれば、人は自分から本やインターネットで調べ始めます。「好き」という感情は、勉強においてとても重要な要素だと考えます。

今日から始まる「宇宙」の単元で、思う存分楽しい学びを進めていってほしいと思います!

 

【まめちしき】

月は遠いの、意外と近いの?

地球から月までの距離は、384,400 kmです。

しかし、私達は日常生活でこの約38万キロメートルという距離感を使わないので、遠いのか?近いのか?いまいちピンとこないですよね。

そこで、イメージがしやすいように以下の例をお示しします!

水星〜海王星までの惑星の直径をすべて足し合わせます。※地球を除く

すると、水星4,879.4 km+金星12,104 km+火星6,779 km+木星139,820 km+土星116,460 km+天王星50,724 km+海王星49,244 km380,010.4kmとなります。

これは、地球と月の間に…水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星がほぼピッタリきれいに収まってしまうことを意味しています!

つまり、月はそれくらい地球から遠いところを公転する星だということです!

人類が初めて月に降り立ったのは、1969年7月20日の ことです。「アポロ11号」の乗組員は、それだけの距離を往復したわけです。60年代の科学技術でそれをなし得たことは、本当に奇跡と言えるのではないでしょうか。

 

【678組の活動に密着取材!】

今日は、678組の授業を取材しました。

 

1時間目は、英語です。

「numberかるたゲーム」「道案内ゲーム」を行いました。

「numberかるたゲーム」は、16〜35の数字をALTの先生が英語で読み上げます。机の上にならべた数字のカードを早くたくさん取ったほうが勝ちです。2回戦行い一番高得点だった生徒さんは合計で31枚のカードをGETしていました。

「道案内ゲーム」は、教室に町をつくり“直進”“右折”“左折”を英語で指示して、相手のペアを目的地に案内します。どちらのゲームも盛り上がっていて楽しそうに英語でコミュニケーションをしていました。

 

3時間目は、家庭科の作品制作をしました。

ビーズをマスにはめていく作品を作ったり、糸で幾何学模様をデザインしてペン立てを作成したり、ランチマットのデザインを手縫いで作ったりしました。記者の私も一部体験させてもらいましたが、糸と針が特殊でなかなか糸通しができずに苦戦しました。残りの時間で良い作品が完成しますように!

 

4時間目は、手作りの本棚を作る技術の授業を取材しました。設計図をもとに、木の板に鉛筆で線を引きます。のこぎりでカットしたあと、金属の棒ヤスリで断面を磨きます。さらに、キリで釘を打つ場所に通し穴を開けたりする工程もあります。作業に集中していると、50分の時間があっという間に過ぎ去ります。最後は、木くずをほうきで掃除しました。作成には10時間程度かかるそうです。完成が楽しみですね!

 

【まめちしき】

最も効果的な勉強方法

勉強の方法は様々です。どれが一番なのかは状況にもよりますが、一般的に「体験を通して学んだこと」は定着率が75%程度になると言われます。観察や実験、実習や練習などがそれに当たります。そして、定着率が5%程度と低いのが先生の話を一方的に聞くだけの「講義」だと言われます。

確かに、聞くだけの授業よりも、自分が直接体験した授業の方が記憶に残っていることが多いですよね。

 

そして、「その体験を通して学ぶ」よりも上位にくる、定着率90%と言われる勉強法があります。

それは何かというと…

「他者に教える」です。

自分が学んだことを、相手に伝える作業が最も記憶に定着するというわけです。確かに、伝えるためには言葉を選んだり、わかりやすく伝えるための工夫が必要になります。これがアウトプットの最大の効果です。教える自分も、教わる相手も得をする教え合いの勉強を自分の学習ルーティーンにうまく取り入れてみてください。

今日の授業を取材していると、作業が止まってしまった友達に優しく教えてくれている生徒さんがいました。誰かを助けようとした親切が巡り巡って、自分自身の勉強にもなるというプラスの連鎖が起きているのだと思いました。