豊春中 学校ブログ
【ドラムの音につられて…】
今日、9月1日㈮の放課後の一コマを取材しました。
本日から給食が開始となり、5時間授業でした。
放課後、廊下を歩いていると校舎の3階からかっこいいドラムの音が聴こえてくるのでした。音につられて部屋に入ると吹奏楽部の生徒さんが楽器ごとに分かれて練習をされていました。
取材をすると、10月1日の地域の運動会にて発表の場があるとのこと!(ドラム担当の生徒さんが練習していたのは記者の私もよく知る曲でした)
別の部屋では、クラリネット、チューバ、トロンボーンなど、それぞれの楽器担当がメトロノームを使って個人練習をしていました。これら演奏している人に共通していたのはキラキラとした❝目の輝き❞です。
人は自分が打ち込んでいる大好きなことをするとき、あるいはその楽しさを誰かに伝えようとするとき、周りを明るくするオーラを放ちます。今日の吹部の皆さんから、私はそれを感じるのでした。心地よい時間や、幸せな時間を与えてくれる人のまわりには自然と人が集まってくるものです。
☆調理室前のホワイトボード↓↓
【切っても切れない関係】砂糖と塩と理科実験
今日、8月31日㈭は3年生の授業を取材しました。
理科実験
砂糖と塩はどう違うのか?
見た目は一緒、味は別物!それが砂糖と塩です。3年生の化学分野では、そんな両者の違いを❝味❞以外で追求していきます。今日は、砂糖と塩をそれぞれ水に溶かして、それが電気を通すかを調べました。
結果は、食塩水は電気を通すが、砂糖水は電気を通さなかったようです。いったい何が原因なのでしょうか。カギは砂糖と塩を作っている❝原子の特徴❞です。これは今後の授業で謎が解明されることでしょう。
ちなみに、砂糖と塩を両方入れる料理(にくじゃが、牛丼等の甘じょっぱい料理)を作る際、砂糖を先→塩が後がセオリーとされています。これで、味の染み込み方が変わるのです!その違いが生まれるのはなぜだと思いますか?気にしながら理科の授業を受けていただくと意外な発見があるかもしれません。
おまけを言うと、給食にも登場する❝揚げパン❞には砂糖だけでなく塩も入っているのだとか!これは、塩を入れることで砂糖の甘みを強調させる料理のテクニックです。いろいろ書きましたがどうやら…砂糖と塩は切っても切れない関係にあることは確かなようですね。
百人一首
国語の授業では、百人一首対決が行われていました。対戦相手は毎回ローテーションで変わっていきます。
終盤、対決がとても白熱して札を取った生徒から歓喜の声が発せられていました。私が個人的に好きな句は…「居候(いそうろう)三杯目にはそっと出し」です。他人の家に厄介になっている居候(いそうろう)が、食事のときに遠慮して3杯目の飯のお替わりをそっと出す…というもの!この句は、古典落語でも使われており、読まれたときにピンときました。自分の知っていることが、偶然別の何かと繋がったときの感覚は嬉しいものです。
公民
社会の授業は、「歴史」から「公民」に移ります。資料集を拝見すると、これまで習った「歴史」や「地理」の知識をもとにして社会制度について考えていく構成のようです。現代を生きる私達の生活とよりダイレクトに繋がっている分野と言えるでしょう。
【夏休みの想い出】
今日、8月30日㈬は2年生の学活を取材しました。
今日は午前中3時間でした。いきなり授業を進めるのではなく、夏休みの宿題をもとにした課題テストからのスタート!2年生は数・国・英・社・理の5教科の小テストでした。
テスト後、生徒の皆さんは「絵日記」づくりをしました。❝夏休みの想い出❞を手書きの絵でまとめます。
あるクラスでは、36色の色鉛筆セットを用意している生徒さんがなんと3人もいました。完成した作品は、廊下に掲示されるそうです。
久しぶりに会うと気づくこと
およそ1ヶ月ぶりに2年生の生徒さんたちと会って、まず思ったことは背が高くなっているということ!
特に、廊下ですれ違う男子生徒さんのその印象はすごかったです。これは物理的な成長だけが理由でないと思っています。自分に自信がある人や、内面の成長を実感している人が持つ❝オーラ❞が背丈をより高く見せているのも合わさってのことでしょう。
取材したある生徒さんは、この夏、3年生からの推薦で❝部長❞に選ばれたそうです。
チームを牽引する立場になり、考えることや慮る(おもんぱかる:相手の事情や周囲の状況について十分に思いを巡らせる)ことが増えたはずです。そういった環境の変化が、成長を促した部分はきっとあるはずです。
人間の成長とは、「食事・睡眠・運動」だけでなく、新たなことに「挑戦すること」も大いに含まれるのだと思います。
2学期、失敗を恐れないチャレンジ精神にあふれた成長の日々に期待します!
【ひまわりのような笑顔で】
今日、8月29日㈫は、始業式と学活の様子を取材しました。
始業式でスピーチをする代表生徒の皆さんと、教室でオンライン映像を見る生徒さんたちです。
朝、生徒を迎える前の教室です。
学活の時間、教室には和やかに談笑する生徒さんたちがいました。
「この夏、一番ホットな想い出は何でしたか?」と複数人の生徒さんに取材をすると…友達と映画を観に行ったり、家族と旅行に行ったり、プールに行ったことなどを熱く(まさにホット!! )話してくれました。
あるいは、「ずっと睡眠に充てる、のんびりした生活が良かった」「ひたすら塾で勉強をして大変だった…」とインドア系の想い出を教えてくれる生徒さんもいました。興味深かったのは、アウトドアの話はもちろん、「睡眠」と「勉強」の話をしてくれた生徒さんたちが❝ひまわり❞のようなステキな笑顔で、目を輝かせながら記者の私に想い出を伝えてくれたことです。夏休みの過ごし方に「コレコレこうすべき!」という絶対的な正解はなく、自分自身がどう受け止め、感じるかが一番大事!ということを記者の私は教わったような気がしました。
中1のある生徒さんに取材すると、「❝読書感想文❞と❝発明創意工夫❞の宿題が大変でした!」と言っていました。小学生時代の課題と違った内容・レベルのそれに苦労したようです。
人生において、人が経験する全てのことは、物語の伏線のように蓄積されます。そのため、過去の経験が自分の人生のピンチやチャンスに思いもよらないカタチで役立つことがあるのです。
ちなみに、「時間をどう使うか?」という正解なき問いは、私達が生きている間にずっと問われる❝人生の課題❞なのかもしれません。
学活後、校長室で「ひまわり賞」の授与がありました!
夏休み中、大掃除や体育館の大型送風機のメンテなど、仲間のために活躍してくれた生徒さんたち!ありがとう!
非行防止スポーツ教室
埼玉県警主催の非行防止教室の一環で、埼玉ブロンコスより野口選手、秋山選手をお招きし、「非行防止バスケットボール教室」を行いました。
日頃体験することのできないプロならではの楽しい練習などをとおして、子供たちの笑顔があふれていました。
また選手の講話から「日頃の生活や学校での決まりやルールを守るなど、当たり前を当たり前にすることが大事」という言葉が印象的でした。