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2025年2月の記事一覧

2月19日 4年生ふたば4年 視覚障害体験授業

月曜日に引き続き4年生が障がい福祉について学習します。

 

前半は視覚障害のある方を講師にお招きし、実生活上の体験等をお聞きします。

地域にお住まいの有松さんという方で、お子さんが本校の卒業生だそうです。

 

外を歩く際に点字ブロックのない場所があると、とても困るそうです。

ご家族やガイドボランティア、駅や商業施設等に働いている人々のサポートがとても重要だということも教えてくださいました。

 

AIアプリを使って、カレーのパッケージを読み取ると、調理方法が音声で流れてきました。

 

今度は子どもたちの様子を読み取りました。

そうすると、子どもたちの様子や服装が音声で流れてきました。

服装の柄も流れてきました。

風景を知ることができます。

更に質問を重ねると、詳しい情報を得ることもできるようです。

ディスプレイに写っている血圧や設定温度も読み取れるようです。

 

子どもたちからの質問。

◯お金は認識できますか?

硬貨は触れば分かります。紙幣は触っただけでは分からない、複数種類の紙幣を同時に触ると大きさの違いで認識できる。

自分の工夫で、紙幣によって折りたたみ方を意図的に変える方法もあります。

更にAIアプリで読み取ると間違いは起こりにくいです。

 

◯点字ブロックの無い場所では移動できますか?

基本的には、自分の知らない場所へは行かない。

歩道と車道の境目(段差)やコンクリートの溝などを白杖でなぞる様に歩行する。

 

◯家で困ることは?

ゴミ箱などが常置の場所から動かされたとき。

棚の上に置いていたものが、不可抗力で下に落ちてしまったとき。

 

などでした。

 

後半は点字の体験です。

身の回りの点字や読み取りの体験をしました。

 

今回の取組には、社会福祉協議会や加盟団体の「こがめ」「トータス」の方々のご協力をいただきました。

 

※記事の掲載には有松様の許可をいただいています。