最近の学校の様子から

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10月25日 研究協議会

3年生の研究授業が終了した後は、全教員が研究協議会へ参加しました。

教員が小グループに分かれ、今日の授業について議論をします。

議論後は、それぞれの内容を発表し合いました。

子供たちと同様に、教員たちもしっかりと伝え合いをしながら学びを深めています。

 

協議会の最後には、明星大学客員教授の邑上 裕子 先生から指導講評をいただきました。

 

本校では、これからもHP等を通じて授業の様子を発信していきます。

10月25日 3年生国語 山小屋で三日間過ごすなら

南鶴牧小学校では、今年度の研究テーマを

「伝え合う力」を育てる 授業づくり ~国語科を通して~

として、伝え合いを通して様々な力を育む研究を進めています。

本日は、3年生が研究授業を行いました。

この授業において、

・相手意識、目的意識がもてる話題や題材を精選する。
・話型や聴型を活用する。
・交流する視点を明確にし、目的に合った形態(ペア・少人数など)を選択する。
・視点を明らかにした児童の振り返り(自己評価、相互評価)を取り入れる。

を視点として授業を行い、校内の教員へ公開しました。

 

子供たちはグループミーティングボードを中心にグループ討議をして、お互いの意見を比較、分類していきました。

しっかりと根拠を伝え、相手に分かりやすくすることも大切です。

10月21日 6年生国語 いちばん大事なものは

この学習は「立場を明らかにして友達の考えを聞き、話題に対する自分の考えをまとめる」活動です。話題に対する考えを、それぞれの立場を意識して話し合うことで、自分の考えを様々な視点から広げたり、互いの考えを比較したりしながら、自分の考えをまとめられるようにしていきます。

友達のよい話し方や聞き方を自分たちの話合いに取り入れることもします。

また、話し合った内容を記録しておくことで、話合いの内容を整理するとともに、自分の考えと友達の考えの共通点や相違点を整理しながら、話題に対する自分の考えをまとめることができます。

 

今日のテーマは、「いちばん大事なもの」です。

グループで伝え合いを行いますが、どうすれば相手に自分の考えが伝わりやすいのかを考え実践しました。

発表内容や伝え方について、評価し合う場面も設けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き取ったことはきちんとメモに残します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、友達の発表内容について紹介し合い、考えを広げるための共有をしました。

 

10月21日 1年生国語 かずとかんじ

この学習では、助数詞について学習します。

 

こぶたは、一ぴき、二ひき、…

その他にも、助数詞はたくさんあります。

 

こんな分け方もできますね。

 

3つの違いは何だろう。

気付いた子がいました。

 

小さい「っ」が使われたり、数によって「゜」が使われたり、などなど。

 

他にも、こんなにたくさん数え方があるようです。

みんなで声に出して言ってみました。

10月19日 3年生国語 ちいちゃんのかげおくり

この教材は、戦時中に生きた小学生の女の子の生き方について描いた児童文学です。

古くから教科書に掲載されてきた作品なので、大人の方も学習した記憶があるかもしれません。

 

今日の学習は登場人物の気持ちについて叙述を基に捉え、場面の移り変わりと結び付け比較し、具体的な想像をします。また、自分の考えとして発信もしていきます。

今日扱った場面では、主人公「ちいちゃん」が幸せだったのか、ちいちゃんの立場と読み手である自分の立場から考えました。

 

教科書の本文を読み、幸せだったのかどうかが読み取れる描写や会話文にサイドラインを引き、直接書き込みをします。

 

それぞれの立場を明確にしてから、グループで話し合いをしました。

 

ちいちゃんの気持ちについて、ちいちゃんの立場と読み手の立場で話し合った内容をグループごとに発表しました。

 

「ちいちゃんは〇〇だったと思う」と「自分だったら△△に感じていただろう」という二つの立場で考えられる児童が多くいました。

また、理由と共に考えを共有すると、自分の考えが広がったり深まったりしていることがうかがえました。

10月19日 6年生国語 みんなで、楽しく過ごすために

6年間で最後の話し合い活動単元です。

テーマについて、目的や条件に応じて、計画的に話し合いをします。

テーマは、「1年生へ読み聞かせをしよう」とし、学級の児童を小グループに分けて話合いを行えるようにしました。多様な立場から出された意見を検討していき、学級全体でまとめていくこととしました。

 

1年生へ読み聞かせする本を選ぶためのポイントをグループごとに考えます。

 

いろいろなキーワードが出てきました。

 

いよいよ、本を探しに行きますが、その前に1年生が読書旬間に作成した読書カードを参照しました。

 

司書教諭から助言を受けている児童もいます。

 

探してきた本を分類したり、内容について話し合ったりします。

 

その中から1冊を各グループから紹介し、情報共有をしました。

 

今日の授業は1回目です。

今後、数回に渡り主張、理由、根拠を述べ合い、それぞれの考えの相違点、問題点、改善点などについて着目し、よりよい読み聞かせの実施に向かっていきます。

 

読み聞かせの実践が楽しみです。

10月18日 ふたば学級1・2年生国語 ことばでみちあんない

ふたば学級では自立活動において、相手意識を育てています。

その学習と関連して、国語では言葉で伝えることについて学習しました。

教材は国語の教科書から「ことばでみちあんない」です。

相手に伝わるように、話す事柄の順序を考えることにしました。

 

本文の案内だと、たどり着くベンチが3通り考えられました。

子供たちは、本文を読みながら、ふたば学級のキャラクター「ふたっぱちゃん」で地図の上を進んでいきました。

どうしたらうまく伝わるだろうか。気付いた子が意見を発表します。

 

みんなで必要な言葉を補っていきました。

 

全員が意見を発表し、目的地への説明を詳しく書くことができました。

10月18日 5年生国語「秋の夕暮れ」

5年生は清少納言の枕草子につづられている秋の風景についての文章を読み取ることで、先人たちの感
性に触れ、自身が秋を感じるものや様子を文章に書き表すことで、古くから伝わる言語文化を受け継ぎながら、自らの感性で季節を表現する力を育むことを目指します。

 

また、友達の書いた文章に触れることで意見や感想を交流し合い、自分のものの見方や考え方を広げることに役立てます。

 

伝え方は様々ありますが、より多くの文章に触れられることをねらって、「読み歩き」をしました。

机上のノートを読んだ後には、付箋で感想を書き残し、置いていきます。

 

様々なメッセージが送られていました。

直接話し合う方法もありますが、今回は書いたものを残していく手法を取りました。

書く活動があることで、読み方も真剣になり、より主体的な学びに繋がっていたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの感想に触れたことで、さらに見方や考え方が広がっていくことを期待しています。

10月11日 2年生国語「どうぶつ園のじゅうい」

2年生が学習している説明的な文章「どうぶつ園のじゅうい」では、獣医の一日の仕事を時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を捉えます。

 

今日の授業では、一日の仕事を視覚的に図表化し、それぞれの仕事が毎日行われるものなのか、この日だけ行われたものなのか、を文章の中の重要な語や文によって判断します。

 

 

「毎日行う仕事」と「この日だけ行われた仕事」には根拠となる叙述があります。子供たちは教科書本文に書かれている叙述を基に、その理由を考え、小グループで共有しました。

 

重要な言葉や情報を適切に選び出すことは、書き手が伝えようとすることは何かを考える力につながり、それらを共有することは、「おもしろい」という興味や、「なるほど」という気付きになり、自らの考えを広げることへ役立っていきます。

 

今後、この学習は自分の体験等と結び付けて感想(自分の考え)をもつ段階へ進みます。

例えば、先週行われた多摩動物公園への生活科見学などは、教科を横断した活動として、国語の学習にも活かされるかもしれません。

9月15日 5年生国語「どちらを選びますか」

5年生は討論会を通して立場を明確にすること、考えを広げることを学習しました。

討論会のテーマは、「夏休みに五年二組で遊びに行くなら海か山か」です。

このテーマについて、山チームと海チームに分かれて討論しました。

学年を問わず子供たちに討論をさせてみると、相手のデミリットを列挙して立場を優位に保とうとする傾向がみられることがあります。

この討論は相手チームをやり込めることために行うのではありません。

 

話し合いを通して、異なる視点からも検討し、自分の考えを広げたり、互いの意見の共通点や相違点、利点や問題点等をまとめたりします。

チームの結論をまとめる際にも、異なる意見を自分の考えに生かせるように「~という意見もあったが」「~という考えもあるけれど」という表現を用いることもあります。

 

今回の授業では、遊びを充実させるためには、という共通の目的を中心に据えて、山や海の利点やそうではない点について論じ合い、考えを広げていくことをねらいました。