最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

チャドクガの駆除

校舎北側のツバキにチャドクガいるのを見付けました。
成虫だけでなく幼虫も、脱皮した皮も危険です。
鱗粉(りんぷん)や幼虫の毛が皮膚に付くとかぶれます。
近づいてはいけません。
学校用務職員がバーナーで焼きました。
チャ・ツバキ・サザンカなどに付きます。
 

奇跡のアジサイ

6月4日、図工室前の奇跡のアジサイが咲きました。
平成23年(2011年)3月11日。東日本大震災で福島県須賀川市にある藤沼胡が決壊し、
多くの犠牲者を出しました。
水が抜けた湖底からアジサイが見つかり、復興のシンボルとしての思いを込めて
「奇跡のアジサイ」と名付けて全国に里親を募りました。
本校の地域の方が、このことを知り、苗をもらい受けて学校で育てることにしました。
苗はずいぶん大きくなり、毎年きれいな花を咲かせています。
 
詳しくは「奇跡のアジサイ」で検索してください。

オカダンゴムシの脱皮

2年生の野菜探検について外へ出た時に
2年生が中央昇降口を出たところでオカダンゴムシを見付けました。
すぐに2年生が「脱皮している」と言ったので見てみると
半分白いオカダンゴムシがいました。

オカダンゴムシは大きくなるために殻を脱がなくてはなりません。
エビやカニ、コンチュウなど節足動物の宿命です。
オカダンゴムシは初めに前半分の殻を脱ぎ、
そのあと、後ろ半分の殻を脱ぐようです。
このオカダンゴムシは、前は脱ぎ終わって、後ろを脱いでいるところのようです。
前の脱いだ殻が見当たらないのが残念です。
それにしても、2年生の観察眼の鋭さに驚かされました。

ヒメジオン

ヒメジオンが咲いています。
よく似ているハルジオンは早春から咲き始め、そろそろ終わりとなります。
ヒメジオンは5月から咲き始めています。
今は、両方見ることができますが、これからはヒメジオンになります。
 
両種はとてもよく似ていますが、いくつか特徴があります。
ヒメジオンは周縁の白い花がハルジオンに比べて太めです。
つぼみはあまり首を垂らしません。

葉の付け根は茎に着いていますが茎を巻いては付きません。
茎を切ると、ハルジオンは中空ですが、ヒメジオンは詰まっています。
比較した写真も撮りました。実際に比べてみてください。
 
   花 左ヒメ 右ハル        葉 左ヒメ 右ハル
ハルジオンは葉が茎を巻いて付いているのがよく分かります。

   茎 左ヒメ 右ハル
拡大しないとわかりませんが、ハルジオンの茎は中空になっています。
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令和2年(2020年)4月18日 ハルジオンが咲いています
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