最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

Eテレ「デザインあ」に再登場

11月17日にNHK Eテレの番組「デザインあ(5分版)」の第221回に
7、8年前に本校の芝生校庭で収録した「解散」が再放送されました。
 
 
 
 
まだ、芝生が十分に校庭全体を覆ってなく、少し地面も見えている時期に撮影したものです。

キダチダリアが咲いています

鶴牧西公園に薄紫色の花が咲いています。
キダチダリア(皇帝ダリア)という多年草です。
皇帝と呼ばれるだけあって茎が5m以上になり、建物の屋根を越えるほど高くなります。
茎は木のように固くなります。
巨大なことと、花が少なくなる冬の初めにきれいな花を咲かせるので、この時季目立ちます。
 
この後、地上部分は枯れて、根に栄養分を貯蔵した塊根(球根)が残り、
来年の春に、また、新しい茎が出ます。

関連記事
令和元年(2019年)11月16日 鶴牧西公園の皇帝ダリア
関連記事は、「南鶴牧小学校 記事のタイトル」で検索するとヒットします。

令和2年度なな山自然観察会(秋)

なな山は百草団地の南にある里山です。
なな山緑地の会の方が手を入れている山です。
西の山、中の山、東の山と特徴が違う3つの山があります。
ホームページはこちら→なな山緑地の会

なな山自然観察会は季節ごとに年5回計画しているのですが、
今年度は春の2回の観察会がコロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校で、
夏の観察会は雨天と東京都の不要・不急の外出自粛要請のため中止しました。
そのため、今年度初めての観察会になりました。
11月21日、快晴です。異様なほどの高温で半袖1枚でも過ごせるくらいの陽気でした。
今回は子ども13名、大人9名の22名が参加しました。
秋のテーマは紅葉・落葉と実です。
 
この日は、落葉樹の林である西の山を観察しました。
なな山では落葉樹のコナラの間伐材を使ってシイタケのほだ木を作っています。
そして、ほだ木に菌を打ち込んで原木栽培をしています。
売っているシイタケがどのようにできるのかを初めて見る子どもばかりです。
 
西の山は間伐と下草刈りをしっかりしている管理が行き届いた里山です。
そのため、たくさんの種類の動植物が生息しています。
 
 
初冬となって花は少なくなりましたが、キチジョウソウが咲いていました。
赤い実もついています。
 
30㎝程度の高さの落葉低木で秋に花が咲く、キク科のコウヤボウキの花も残っていました。
細い草の茎のような幹がよくしなるため
高野山では幹を集めて小さな箒(ホウキ)にしたということです。(右写真)
 
様々な実も観察しました。
朴(ホウ)葉焼きや朴葉みそ、朴葉すしでお皿代わりや巻いて使われる大きな葉のホウノキは
実も落ちていました。
クヌギの実は丸いどんぐりです。コナラのどんぐりもたくさん落ちていました。
 
紫の実がきれいなムラサキシキブ。左写真は葉に毛が多いヤブムラサキ。
右写真はムラサキシキブです。なな山ではどちらも見ることがてきて比較できます。
 
お正月に飾られるマンリョウ(万両)とセンリョウ(千両)。
葉の下に実がつくのがマンリョウ、葉の上に実がつくのがセンリョウです。
 
ヤマノイモ(ヤマイモ)の実は飾りになります。

観察が終えて森遊びをしました。
朝早くからなな山緑地の会の方が、落ち葉を集めたりブランコを設置したり、
工作の準備をしてくださったりしました。
 
落ち葉のプールに向かって、落ち葉の上を滑ります。
 
木からロープをつりさげたアルプスの少女ハイジに出てくるようなブランコです。
遊びから戻り、カブトムシが欲しい子は幼虫を採りに行きました。
 
最後は、なな山の篠竹(アズマネザサ)を使ったヒンメリづくりです。
ヒナメリはフィンランドの冬至のお祭りに飾られるモビールです。
フィンランドでは麦わらで作るそうですが、篠竹で作ると硬くて立派です。
  
暑いくらいの陽射しのもと、林の中で昼食もいただき、
往復4時間の自然を満喫した盛りだくさんな半日を過ごすことができました。
次回の冬の観察会は2月20日に予定しています。ぜひ、ご参加ください。

関連記事
令和2年(2020年)2月15日 令和元年度なな山自然観察会(冬)
令和元年(2019年)12月21日 令和元年なな山自然観察会(秋)
平成29年(2017年)2月25日 なな山自然観察会(冬)
平成28年(2016年)10月22日 なな山自然観察会 秋の巻
平成28年(2016年)6月9日 なな山観察会
関連記事は、「南鶴牧小学校 記事のタイトル」で検索するとヒットします。

4年 障がい者スポーツ体験教室

11月20日、4年生がヴェルディ障がい者スポーツ体験教室を行いました。
ブラインドサッカーをもとにした体験です。
3つの体験をしました。
 
アイマスクをして転がしてもらったパスをボールの中の鈴の音をたよりに受け取ります。
 
アイマスクをしてドリブルをします。
前にいる友達がガイドをします。「そこ」ではなく、具体的な指示でないと伝わりません。
ドリブルは足がすぐボールにタッチできるように細かくボールを動かします。
 
 
ペア同士が端に分かれてともにアイマスクをしてペアが出会うゲームです。
ペア同士は合言葉を決めていて合言葉を言いながら、その声を聞いて近づいていきます。
なかなか出会えないペアは合言葉の数が少なかったり、声が小さかったりするペアでした。

最後に点状ブロックの話です。
道路等にある点状ブロックの上に自転車や物を置かないこと、立ち止まらないこと、
物を置いたり立ち止まったりしている人がいたら声をかけてほしいこと、
目が見えない方の気持ちになって行動してくださいと話してくださいました。
子どもたちは今日の体験を通して、
視覚障がい者の方の気持ちが少しは感じられたことと思います。

ツワブキ

学校の法面(のりめん)にツワブキが生えています。

葉は地面から直接長い葉柄が出て、大きな円形の葉がついている独特な形です。
しかし、普段よく見る植物の仲間なのです。花を見ると分かります。
 
冬の初めに黄色い花を咲かせます。とても目立ちます。
拡大すると・・・

そうです。キクの仲間なのです。