最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

アズマヒキガエルが池から出て行きます

アズマヒキガエルのオタマジャクシ(幼体)が成体になって池の周りで小さく飛び跳ねています。
アズマヒキガエルは啓蟄の頃(今年は3月5日)ビオトープに卵を産みに来ます。
オタマジャクシに足が生えて、えら呼吸から肺呼吸に変わって陸地へ出ていきます。
アズマヒキガエルは、産卵時と幼体のとき以外は、陸地の湿った場所にいて、
水辺にはいません。
 
              小さくてとてもかわいい
アズマヒキガエルは絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。カエルは飼うのは難しい動物です。

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避難訓練 令和3年5月

5月12日、1年3か月ぶりに全校が校庭に避難する練習をしました。
4月から回数を少なくして、全校児童が間隔を十分にあけて
全員が校庭に集まることを再開しています。
 
    校長の講評を聞きます     間隔を取ったので横に広く集まりました
今回は地震の基本行動の確認と避難経路・集合場所の確認が大きなねらいです。

緊急事態宣言延長に伴う学校の教育活動について

5月12日から5月31日まで東京都に出されている緊急事態宣言が延長されます。
緊急事態宣言延長に伴う学校の教育活動についてご連絡いたします。
多摩市の地域感染レベルはレベル2が維持されます。
したがって、緊急事態宣言延長に伴っての対応は、これまでと変化はありません。
詳しくは以下のお知らせをご覧ください。
緊急事態宣言延長に伴う今後の対応について[PDF:119KB]

【主な内容】
1 休校・分散登校は行いません。(現在と同じ学校での教育活動を実施していきます。)
2 5月29日(土)の運動会は、先日、お知らせした通り、 内容・方法を工夫して実施します。
3 緊急事態宣言中の学級ボランティアによる芝生管理作業は中止します。

今後も毎日の検温等健康管理にご尽力いただきますようお願いいたします。

不要・不急の外出は自粛してください。

熱中症対策

5月9日、学校屋上の太陽光発電装置に付属している温度計が26.8℃まで上がり、
今シーズン初めて夏日を記録しました。
そこで、今年も5月10日から暑さ指数計でリアルタイムの計測をして熱中症に備えます。
 
暑さ指数計は保健室前の屋外に設置しています。
一番上のWBGTが暑さ指数です。
31度以上は危険、28度以上が厳重警戒、25度以上が警戒、21度以上が注意です。
注意以上になるとそれぞれ違った警報を出して教えてくれます。
危険域に入った場合は室内に避難させます。
この日の中休みは気温は高くなっていましたが、
湿度が低く暑さ指数は17度~18度の安全圏内でした。
子もたちは芝生の上で元気に遊んでいました。
寝ころんでいる子どももいました。
クラス遊びの日でもあったので、学級みんなで遊ぶ姿も多く見ることができました。
 

プールにシュリーゲルアオガエルがいました

ビオトープでは夕方からシュリーゲルアオガエルの
コロコロコロコロという高い声がよく聞こえます。
声は聞こえますが、なかなか姿を見ることはできません。
5月8日、プールで2匹のシュリーゲルアオガエルを見つけました。
 
シュリーゲルアオガエルは絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
春に卵を産みに来るアズマヒキガエルも同じ絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
カエルやサンショウウオ、イモリは両生類です。
両生類は水場がないと繁殖・生息できません。
水田が少なくなった現在、どの種も減少しています。
学校のビオトープのような水場があると、生活の場となります。

鶴牧西公園の西側入口、農家風の建物がある付近の水田と水場には
ヤマアカガエルが生息しています。
今、幼生(オタマジャクシ)が泳いでいますが
ヤマアカガエルは絶滅危惧種ⅠB類(EN)です。
採らずに見守ってください。
幼生は多く飼うと共食いします。
成体になったら餌を準備するのが大変です。
カエルは採るのは比較的簡単ですが、飼育はなかなか難しい動物なのです。
乱獲が絶滅を進めます。