最近の学校の様子から

カテゴリ:今日の出来事

6年 多摩一小との学習交流

11月26日、6年生が総合的な学習の時間で多摩第一小学校の6年生と学習交流をしました。
インターネットによる相互同時配信で行いました。
多摩一小の6年生が発電について調べてきたことを聞いて、
自分たちのこれからの学習計画を立てていきます。
 
 
14のグループに分かれて、多摩一小の発電についての報告を2グループずつ聞きました。
マイクとスピーカーが干渉し合うので教室も5か所に分かれて行いました。
多摩一小の6年生が発電について学習した報告を聞いたあとは
南鶴牧小学校の6年生が質問をします。
これから調べたいことがたくさん出てきてきました。
これからの学習計画に生かしていきます。

2年 つくってあそぼう

2年生は生活科で廃品などを使ったおもちゃを作って遊ぶ学習をしています。
11月25日、1組が校内研究会の研究授業を行いました。
南鶴牧小学校では校内で統一した研究テーマで授業改善のための研究を進めています。
今年度は、昨年度までの体育科に代わって、
低学年は生活科、中・高学年は総合的な学習の時間を窓口に研究を進めています。
今年の研究テーマは
「自ら課題を見付け、自ら学び、発信していくことができる児童の育成」です。
低・中・高学年ごとの学年ブロックの教員が集まって、
学習指導案という授業プランを作成しながら研究を進めます。
研究授業による教員研修は世界に誇る日本の教育文化の一つです。
 
この日の予定は黒板の掲示物の通りです。
1 これまでにつくっていたおもちゃを試して現状を確かめる。
2 改善する点を見いだす。
3 改善の内容や方法を自分で考える。
4 グループで相談して改善の方向を決め、実際につくって改善できたかどうかを確かめる。
5 片付ける。
6 この時間の改善とその結果を確かめ、次の時間の学習活動を決める。
低学年の教員は、子どもたちが自分で改善点を見いだし、そのための改善方法を発想し、
試行錯誤しながら、工夫しながら自分がイメージしているゴールに向かって取り組んでいく
課題解決の力やそのために必要な思考力を育てたいと考えて授業を計画しています。
子どもたちがつくりたいおもちゃは
ゴムを使った 1ぴょんぴょんジャンプ 2びゅんびゅんでっぽう 3コトコトちゃん 4ふね、
風を使った 5パタパタ車、かさ袋を飛ばす 6ヒューンロケット、
おもりを付けて転がす 7コロコロころりん、磁石を使った 8磁石スケート、
糸を引っ張ると上がっていく 9糸のぼり です。
 
     パタバタ車            糸のぼり
 
       ふね           ヒューンロケット
 
  びゅんびゅんでっぽう         素材置き場
自分たちで改善方法を発想できるように素材置き場をつくっています。
自分たちが思考する場面ででは思考ツールも取り入れています。
今回は発想したことを関連付けるウェビングマップを使いました。
思考の道具をもち、その時に合わせて使えるようにするには
小さい時から同じツールを使う積み重ねと、様々なツールを使う経験が必要です。
中学年、高学年でも使っていくことで発想力を発揮できます。
大型モニターでノートを写しながら書き方を指導しています。
 
最後に、それぞれがまとめをノートに記入しました。
下写真、ノートの右上のおもちゃは磁石スケートです。

子どもたちは学年でのおもちゃ大会、
1年生を招いてのおもちゃ大会も想定しているようです。
まだまた、試行錯誤は続きます。

3年、3年ふたば 相澤農園見学

11月24日、3年生が社会科見学で多摩の地元の農家の見学に行きました。
密集を避けるために、すいている時間に唐木田から小田急永山まで電車に乗りました。
電車は学級ごとに分かれて乗りました。
永山駅から歩いて諏訪にある農家とその農園を見学させていただきました。
 
たくさんのトラクタがあります。乗せていただきました。
左の2つのくわは農家の方のおじいさんとおばあさんの時から100年以上使っているものです。
研いで、柄を取り替えて使い続けています。重たいくわです。

作った野菜は学校給食や農協におろしています。写真の無人販売店も大人気です。
農園に行きました。
地産・地消を目指して、無農薬栽培をしています。
 
江戸東京野菜も育てています。
50年以上作り続けている与一のエンドウ。左写真は実、右写真は発芽したところです。
 
左写真は馬引沢ネギ、右写真の上はごせき小松菜、手前はシントリ菜。
江戸東京野菜です。
 
カマキリの卵を農園において、カマキリに虫を食べてもらうことで害虫を防ぎます。

池をつくってカエルを生息させることで害虫を食べてもらいます。

作物の間に菊の仲間のマリーゴールドを植えて害虫を寄せ付けないようにしています。
様々な工夫を知ることができました。ありがとうございました。

令和2年度なな山自然観察会(秋)

なな山は百草団地の南にある里山です。
なな山緑地の会の方が手を入れている山です。
西の山、中の山、東の山と特徴が違う3つの山があります。
ホームページはこちら→なな山緑地の会

なな山自然観察会は季節ごとに年5回計画しているのですが、
今年度は春の2回の観察会がコロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校で、
夏の観察会は雨天と東京都の不要・不急の外出自粛要請のため中止しました。
そのため、今年度初めての観察会になりました。
11月21日、快晴です。異様なほどの高温で半袖1枚でも過ごせるくらいの陽気でした。
今回は子ども13名、大人9名の22名が参加しました。
秋のテーマは紅葉・落葉と実です。
 
この日は、落葉樹の林である西の山を観察しました。
なな山では落葉樹のコナラの間伐材を使ってシイタケのほだ木を作っています。
そして、ほだ木に菌を打ち込んで原木栽培をしています。
売っているシイタケがどのようにできるのかを初めて見る子どもばかりです。
 
西の山は間伐と下草刈りをしっかりしている管理が行き届いた里山です。
そのため、たくさんの種類の動植物が生息しています。
 
 
初冬となって花は少なくなりましたが、キチジョウソウが咲いていました。
赤い実もついています。
 
30㎝程度の高さの落葉低木で秋に花が咲く、キク科のコウヤボウキの花も残っていました。
細い草の茎のような幹がよくしなるため
高野山では幹を集めて小さな箒(ホウキ)にしたということです。(右写真)
 
様々な実も観察しました。
朴(ホウ)葉焼きや朴葉みそ、朴葉すしでお皿代わりや巻いて使われる大きな葉のホウノキは
実も落ちていました。
クヌギの実は丸いどんぐりです。コナラのどんぐりもたくさん落ちていました。
 
紫の実がきれいなムラサキシキブ。左写真は葉に毛が多いヤブムラサキ。
右写真はムラサキシキブです。なな山ではどちらも見ることがてきて比較できます。
 
お正月に飾られるマンリョウ(万両)とセンリョウ(千両)。
葉の下に実がつくのがマンリョウ、葉の上に実がつくのがセンリョウです。
 
ヤマノイモ(ヤマイモ)の実は飾りになります。

観察が終えて森遊びをしました。
朝早くからなな山緑地の会の方が、落ち葉を集めたりブランコを設置したり、
工作の準備をしてくださったりしました。
 
落ち葉のプールに向かって、落ち葉の上を滑ります。
 
木からロープをつりさげたアルプスの少女ハイジに出てくるようなブランコです。
遊びから戻り、カブトムシが欲しい子は幼虫を採りに行きました。
 
最後は、なな山の篠竹(アズマネザサ)を使ったヒンメリづくりです。
ヒナメリはフィンランドの冬至のお祭りに飾られるモビールです。
フィンランドでは麦わらで作るそうですが、篠竹で作ると硬くて立派です。
  
暑いくらいの陽射しのもと、林の中で昼食もいただき、
往復4時間の自然を満喫した盛りだくさんな半日を過ごすことができました。
次回の冬の観察会は2月20日に予定しています。ぜひ、ご参加ください。

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平成28年(2016年)6月9日 なな山観察会
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4年 障がい者スポーツ体験教室

11月20日、4年生がヴェルディ障がい者スポーツ体験教室を行いました。
ブラインドサッカーをもとにした体験です。
3つの体験をしました。
 
アイマスクをして転がしてもらったパスをボールの中の鈴の音をたよりに受け取ります。
 
アイマスクをしてドリブルをします。
前にいる友達がガイドをします。「そこ」ではなく、具体的な指示でないと伝わりません。
ドリブルは足がすぐボールにタッチできるように細かくボールを動かします。
 
 
ペア同士が端に分かれてともにアイマスクをしてペアが出会うゲームです。
ペア同士は合言葉を決めていて合言葉を言いながら、その声を聞いて近づいていきます。
なかなか出会えないペアは合言葉の数が少なかったり、声が小さかったりするペアでした。

最後に点状ブロックの話です。
道路等にある点状ブロックの上に自転車や物を置かないこと、立ち止まらないこと、
物を置いたり立ち止まったりしている人がいたら声をかけてほしいこと、
目が見えない方の気持ちになって行動してくださいと話してくださいました。
子どもたちは今日の体験を通して、
視覚障がい者の方の気持ちが少しは感じられたことと思います。