最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

6年 雅楽教室

12月3日、6年生が雅楽教室を行いました。
この授業は文化庁の文化芸術による子供育成総合事業として、
NPO法人多摩子ども劇場のご協力で実施しました。
指導してくださったのは怜楽舎(れいがくしゃ)の3名の方です。
新型コロナウイルス感染症対策として1学級ずつ3回実施しました。
日本のオーケストラ(管弦楽団)と呼ばれる雅楽は、管楽器、弦楽器、打楽器を使って演奏します。
今回の雅楽教室では管楽器の演奏を聴きました。また、打楽器は体験させていただきました。
 
楽器の紹介です。はじめは笙(しょう)。17本の竹でできていて6つの和音を同時に出すことができます。
息を吸っても吐いても音が出るようになっています。
次は、雅楽のメインの楽器の縦笛、篳篥(ひちりき)。
1つの指の抑え方でも色々な音が出るようになっています。
植物のアシ(ヨシともいう)の葉のリードを使っていて、大きな音が出せます。
 
最後は龍笛(りゅうてき)。音域が広い横笛です。雅楽のはじめは龍笛の笛の音から始まります。

次に舞を体験しました。雅楽は演奏だけでなく舞も入ります。

いよいよ打楽器の体験です。3つの打楽器に分かれて体験しました。
左の楽器は鉦鼓(しょうこ)。金属でできていて高い音が鳴ります。
 
真ん中の大きな打楽器は太鼓(たいこ)。大きいので低い音が出ます。
右の横向きの鼓(つづみ)のような楽器は鞨鼓(かっこ)。
細いばちでたたきます。
 
3学級を1時間ずつ、3時間指導していただきました。ありがとうございました。

調理実習

新型コロナウイルス感染症拡大のために見送っていた調理実習を再開しています。
感染対策を徹底して行っています。
5年生はご飯を炊く実習です。炊けていく様子が見えるようにガラスの鍋を使っています。
 


6年生は炒める調理です。自分たちでメニューを決めてレシピを調べました。
個人で材料を準備し、個人で調理して、個人で食べるようにして接触を避けています。
2週間に分けて半数ずつが調理し、残りの半分の子どもはタブレットPCで調理方法を録画・編集して
3分間クッキングのような作品を作って調理法を紹介し合います。
 

2年 交通安全教室

12月3日、2年生が多摩市交通公園で交通安全教室を行いました。
この授業は多摩市教育委員会と多摩市道路交通課の支援を受けて実施しています。
多摩川沿いの交通公園までの往復は教育委員会が準備してくれた借り上げバスで行き来します。
指導は道路交通課の方が行います。
最後にいただいた自転車免許証も道路交通課の方が準備してくださいました。
 

 
自分のヘルメットをかぶり、乗る前には自転車の点検を行います。
道路の左端を走ります。
 
講習もあります。両方とも参加できた人には自転車運転免許がもらえます。

マルガモ

12月2日、ビオトープに3羽のカモが来ていました。
カモはペア(つがい)で行動することが多いので、親子かなと思い見てみると、
2羽はプールでよく見かけるカルガモ(赤丸)なのですが、1羽の頭が黒く見えます。
双眼鏡で見ると頭はきれいな緑色に光っていてマガモのようです(黄丸)。
しかし、何かが変です。疑って図鑑と比べてみると嘴(くちばし)の色が違います。

マガモの嘴は黄色なのですが、このカモは黒くて先が黄色です。
カルガモの嘴なのです。
多分、以前にも来たことがあるマガモとカルガモの雑種なのでしょう。
インターネットでは「マルガモ」という名前でヒットします。

令和2年(2020年)3月13日
マガモとカルガモの雑種

地域学校共働本部2校合同委員会

南鶴牧小学校は4月からコミュニティースクールに移行しました。
コミュニティースクールは保護者・地域の方々と一緒になって、
子どもたちの学びと成長を支えるシステムです。
学校運営協議会と実働部隊の地域学校協働本部が車の両輪です。
地域学校協働本部は大松台小学校と合同で設置しています。
第1回目は南鶴牧小学校の委員のみで顔合わせをしましたが、
12月2日、第2回目は、大松台小学校と合同委員会を開催しました。

大松台小学校と南鶴牧小学校での活動状況を共有しました。
南鶴牧小学校では、放課後子ども教室、モーニング・プラス(朝の補習教室)、
2020東京オリンピックレガシーの芝生管理作業、合唱団の地域貢献活動、
なな山自然観察会などについて話しました。
これからは、相互に人員を協力し合ったり、合同で開催したりできることを探っていきます。