最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

甘ずっぱくておいしいブドウの実

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
プールの入口にあるブドウ棚のブドウが熟し始めています。
食べてくれる人がいないので下に落ちてしまっています。

売っているブドウのように甘すぎることがありません。
種があるからいやだという教員もいますが
種がない果物なんて・・・
植物は種をつくるために実を付けるのですが。
芝生管理作業に来た時に食べてください。
 
令和元年(2019年)5月30日 ブドウの花
令和元年(2019年)8月1日 プール前のブドウが鈴なりです
令和2年(2020年)5月21日 ブドウの花が咲きました
令和2年(2020年)7月30日 ブドウが熟し始めています

絶滅危惧種 ヤマアカガエル

8月3日と4日に校舎裏でヤマアカガエルを見付けました。見付けた場所から同じ個体のようです。
ヤマアカガエルは絶滅危惧種ⅠB類(EN)です。

ニホンアカガエルとよく似ていますが目の横の黒い筋が折れ曲がること
あごの裏に黒い斑点があるところがニホンアカガエルとの違いのようです。
 

雪がない富士山がきれいに見えました

8月4日、夏の富士山がくっきりと見えました。
富士山は冬によく見えますが、夏に見えないわけではありません。
7月に見えた時には、まだ、雪が一筋見えていたので
雪がない富士山は今年初めてです。

富士山は今年7月1日に2年ぶりに山開きをしました。
9月から10月に初冠雪があるので雪のない富士山は2か月位しか見ることができません。
その上、夏は富士山が見える日数が少ないので、くっきり見えて雪がない富士山は希少です。
毎日見ているわけではありませんが、屋上から富士山が見えた日は次の通りです。

1年の1/3程度は富士山が見える計算ですが、やはり、8月は少ない傾向にあります。

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令和元年(2019年)11月12日 ダイヤモンド富士
令和元年(2019年)11月14日 ダイヤモンド富士 その2
令和2年(2020年)1月29日 令和3年冬のダイヤモンド富士
令和2年(2020年)7月2日 夏の富士山
令和2年(2020年)8月11日 富士山がきれいに見えました
令和2年(2020年)9月4日 久しぶりに富士山がくっきり見えました
令和2年(2020年)9月28日 初冠雪
令和2年(2020年)9月30日 前期終業式
令和2年(2020年)10月19日 雲の下で輝く富士山
令和2年(2020年)10月27日 再び雪がない富士山に
令和2年(2020年)11月14日 鶴牧第二公園からの夕日の富士山

令和2年(2020年)12月8日 なかなか真っ白にならない富士山
令和2年(2020年)12月15日 気温が氷点下に下がりました
令和3年(2021年)1月29日 降雪・積雪 令和3年1月28日
令和3年(2021年)1月29日 令和3年冬のダイヤモンド富士
令和3年(2021年)3月25日 卒業式前日準備

4年 ゴーヤーカーテン

4年生が育てているゴーヤーカーテンが元気に伸びています。
ゴーヤーは、にがうりとも呼ばれますが、和名はツルレイシです。
みんな同じ植物です。

校舎1階の赤枠部分がゴーヤーカーテンです。
まだ、実は見つけられませんでした。雌花がたくさん付いて実がなってほしいと思います。
少し苦みはありますが、おいしい夏野菜です。
 
今年は多摩市環境政策課にご協力いただき、多摩市農協委員のの方を講師にお招きして
グリーンカーテンをつくるだけでなく、
グリーンカーテンの意義や落ち葉の堆肥づくりの学習をしています。

シジュウカラのひな

7月24日、校舎内に迷い込んだ鳥がいるというので行ってみると、シジュウカラのひなでした。
 
まだまだ未熟者のことを「くちばしが黄色い」といいますが、
ご覧の通り、くちばしの縁が黄色く、まだ体も小さいので、ひなであることが分かります。
でも、トレードマークのの胸の黒いネクタイははっきりと分かります。

かわいい手乗りシジュウカラ。この後、飛んでいきました。元気に育ってほしいものです。

シジュウカラ
大きさ スズメくらい(スズメ、ムクドリ、ハト、カラスは大きさの指標の鳥です。)
色・模様 背中はグレー、一筋の白い線、肩は黄色みがかる。腹は白く黒いネクタイ。
声 さえずりはツツピー ツツピーと比較的ゆっくり鳴く。
  地鳴きはジジ、ジュルジュル。

成鳥の写真は関連記事をご覧ください。

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令和2年(2020年)6月30日 シジュウカラ

アゲハ

7月21日、ふたば学級で飼育していたアゲハが羽化しました。
 
赤丸は羽化した成虫(拡大:右写真)、黄丸が羽化した抜け殻(さなぎ)、
白丸はもう1匹のさなぎです。同じ日に羽化しました。
子どもたちは大喜びでした。

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令和2年(2020年)8月30日 アゲハ

ナナフシモドキ

7月20日、ふたば学級の5年生が靴箱で見付けたと言って持ってきてくれました。
 
草食性の昆虫ナナフシモドキ(ナナフシ)でした。
体の前に伸びている2本は触覚ではなく前肢(前足)です。
前肢を伸ばすと、一層、棒(植物の節)のように見えます。植物に擬態しているのです。
ナナフシモドキという名前はナナフシという昆虫に似ているのではなく
たくさんの(七つの)節のある植物に似ている(もどき)という意味のようです。
次の日、ふたば学級へ持っていくと、手に乗せたがります。
とてもかわいい昆虫で、手に乗せると腕を上へ上へと登っていきます。

アブラゼミが昼間に羽化しました

7月16日、お昼にふたば学級の2年生が生きたセミの幼虫がいると教えてくれました。
セミは夕方に地中から出てきて夜に羽化して、朝まで羽を乾かします。
ずいぶん早くに出てきてしまったなと思って見に行くと
一生懸命にヒマワリを登って羽化する場所を探しているようでした。
 

見付けた子どもは花だんのこの穴から出たといっています。
夕方になるまで、このまま待っているのだろうと思っていました。
1時間半後、様子を見に行くと、なんと、すでに羽化が終わっていました。
まさか、昼間に羽化するなんて。
 
ふたば学級が歩行訓練から帰ってきたので、
子どもたちは、真っ白い羽根の羽化したてのセミを見ることができました。

羽化したセミはアブラゼミでした。
インターネットで調べてみると、昼間に羽化している記録がいくつかありました。
しかし、とても珍しいことだと思います。
長雨で羽化が遅れていたところに、梅雨明けで急に暑くなり、
夕方を待ちきれずに出てきてしまったのでしようか。
びっくりしました。

カルガモが14羽

7月15日は前夜と早朝に雨が降り、芝生は湿地帯のようになっていました。
なんと、そこにカルガモが大量に来て、何かを食べています。
昨日、バーチカルカット工事をしたので芝生のカスが残っていますが
それを食べているのでしょうか。
数えてみると、14羽もいます。いつもプールには1羽~3羽しかいないのに
どこからやってきたのでしょうか。
いつも飛びながら偵察しているのでしょうか。
 

ニイニイゼミとアブラゼミ

7月10日、11日ぶりに晴れたと喜んでいたら、
今年初めての真夏日となり、暑い日になってしましました。
朝、芝生管理作業で集合すると、アブラゼミが大きな声で鳴き始めました。
今年の初鳴きです。この暑い日に向けて、昨晩、羽化したのでしようか。
1年生のお手伝いに来た子がセミの抜け殻をとってきて見せてくれました。

大きい2つの抜け殻は羽化したばかりのアブラゼミのものです。
小さく土が付いている抜け殻はニイニイゼミのものです。
ニイニイゼミは今年は6月22日から鳴きだしています。
いよいよ夏本番です。梅雨明けも間近か。