最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ザクロ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
駐車場脇にあるザクロが、きれいな朱色の花を咲かせています。
今年はとてもたくさん咲いています。
フランス語でザクロのことをgrenadeといって
もともとはグレナデンシロップの原料です。
最近売られているものはザクロの果汁が入っていないものが多いようです。
ザクロは女性の神様「鬼子母神」にお供えします。
 
たくさん実がなると良いのですが・・・

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アジサイが咲いています

体育館前、図工室裏のアジサイが咲き始めました。
紫色の花です。
(本当は、花は色付いている中心にあって、色が付いているのは花の周りの「がく」です。)

図工室の校庭側に咲いているアジサイは東日本対震災で決壊した湖の底から見つかった
「奇跡のアジサイ」です。
 
最近は、変わった形の様々な園芸品種のアジサイが売られています。びっくりします。

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令和2年(2020年)6月5日 奇跡のアジサイ

ビワの実

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
職員玄関前のビワの実が色付いています。
食べられる日が近づいてきました。
6年生やふたばの子どもが食べたいと言ってきています。
毎日、1日中見張っている鳥たちとの競争です。
鳥はおいしく熟した実をねらっています。

最近、ビワのアレルギーをよく聞きます。気軽にどうぞとは言えません。
子ども本人がビワを食べても大丈夫かどうかを知っておく必要があります。

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令和2年(2020年)6月2日 ビワが急に色付きました 
令和2年(2020年)11月16日 ビワの花が咲きました
令和3年(2021年)4月11日 ビワの葉の裏が白くてきれい

キョウチクトウ

夏の花キョウチクトウが咲き始めました。プールの裏にあります。
葉が1か所から複数出る「輪生」の植物です。
細い葉の輪生の木が特徴です。
 
きれいな花を咲かせますが毒があるので注意が必要です。

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令和元年(2019年)8月21日 キョウチクトウが咲いています

クリ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
正門前のクリに雄花が咲いて妖艶なにおいを発しています。
 
白く伸びている穂が雄花です。
秋になると「いがくり」がたくさん落ちます。

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スーパームーン月食

【5月27日追記】
残念ながらくもってしまい、見ることができませんでした。
多くの子どもから「きのう、見ることができなかった。」と報告を受けました。
なかには、インターネットのライブ中継を見て観察したという子もいました。
すばらしい!

5月26日の夕方から2018年7月以来、3年ぶりの皆既月食が見られます。
今回は、見かけの大きさが1年で一番大きいスーパームーンの月食です。
月の出直後の南東の低い位置から月食が始まります。
天気はf今のところ晴れの予報です。見ることができるといいのですが。

月の出 18時39分
部分月食始 18時44分
皆既月食始 20時09分
食の最大 20時18分
皆既月食終 20時28分
部分月食終 21時52分
低い位置のためどんな色に見えるか注目です。
自主学習にお勧めです。観察した方は学級担任にご提出ください。
野外で観察する場合は保護者同伴でお願いいたします。

オオキンケイギク

4年生と初夏の自然観察をしているときに特定外来生物のオオキンケイギクを見つけました。
メタセコイア通りに咲いています。
1980年代に観賞用に移入された北米の中西部から南部原産の植物です。
花が大きくてきれいなのですが、繁殖して問題になっています。
特定外来生物に指定されているので栽培は禁止されています。
見つけたらきれいな花なので花を切って飾って、種を作らせないようにしてください。
駆除しなければならない植物です。
 

今年のニホンミツバチ呼び込み作戦は失敗に終わりました

ニホンミツバチを呼ぶために3月に巣箱を3つ設置したのですが、
残念ながら、呼び込み作戦は失敗に終わりました。
4月の終わりにビオトープに設置した巣箱をハチが見つけて
日に日にハチの数が増えて、「いよいよ女王バチが到来か。」と思われたのですが
その後、ぱったりとハチが来なくなってしまいました。
巣の場所は別の場所にしたようです。
もう、分蜂(巣別れ)のシーズンは終わりました。今年、巣箱に入ることはありません。
一説によると、巣別れしようとした女王ハチがいるハチの塊ごと
網でとってしまうことがあるようです。
せっかく見つけてもらったのに残念です。蜂蜜をなめるのは先送りです。
4月22日の写真(こんなに来ていたのに…)

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イチゴとナワシロイチゴ

イチゴの実が赤くなってきています。
これからが本当のイチゴのシーズンです。
 
ふつう、イチゴと呼ばれているのはオランダイチゴの仲間の栽培品種です。
オランダイチゴの仲間を英語でstrawberryといいます。
オランダイチゴは木ではなく多年草なので、
正確には木の実である果物(くだもの)ではありません。
農作物の統計は、同じ草の実であるスイカやメロンと同じく野菜の仲間です。
(果実的野菜というそうです。)
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昨年、なんつる農園のサツキの隙間に見つけたナワシロイチゴが
今年も花を咲かせています。
昨年はクロイチゴだと思っていましたが、葉の形が丸いのでナワシロイチゴのようです。
昨年、実を食べてみましたが、
食べる部分が少なく、おいしいと思うほど甘くはならないようです。
こちらは木のイチゴでキイチゴの仲間です。
キイチゴは英語でraspberry(ラズベリー)といいます。
 
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ヨコヅナサシガメ

5月13日、西階段にヨコヅナサシガメがいました。
横綱の名の通り、大型のカメムシです。
東南アジアからの移入種で、戦前には九州へ侵入、生息域を北に広げて
関東地方には1990年代に侵入したようです。
校庭のサクラにたくさんいるガの幼虫「アメリカシロヒトリ」の天敵とのことで、
それらを食べているのかもしれません。