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6月20日(月)その3 子育て・親育ちの眼「10代の脳は未成熟」

<子育て・親育ちの眼「10代の脳は未成熟!」> 新聞広告を見て、この本の題目が面白そうだと思い、注文して今、読んでいます。 図書名は「10代の脳 ~反抗期と思春期の子どもにどう対処するか~」 フランシス・ジェンセン博士(ペンシルバニア大学教授) 文藝春秋社 2015年です。

〇学習に関して、10代の脳は?・・・・・・これまで、10代の脳について研究があまりなされなかったそうです。 そこで、ジェンセン博士が研究した結果を本にして報告しています。
中・高校期、10代の脳は、驚くべき器官で、きわめて活発に働き、驚異的な学習も成し遂げる力を持っています。ただし、脳が未成熟がゆえに、「ながら勉強」をしていると、記憶が半数(50%)以下に低下してしまいます。 
ジェンセン博士の実験としては、勉強に100%集中して記憶したものを100%とすると、勉強しながらテレビを見たり、勉強しながらスマホをいじったりしながらの記憶は40%から50%に低下してしまうという結果でした。 
そして、10代の脳は記憶能力が未成熟なために、「覚える能力」が弱く、低いために、何度も繰り返し覚える学習をしなくてはならないという結果も出ています。
******この「10代の脳」の実験結果から、短時間でもいいので学習に集中して行い、何度も繰り返し学習することで、用語や単語、方程式などが記憶できます。
是非、今回の「中間テスト」勉強で試してみてください。  

6月19日(日)その2 子育て・親育ちの眼「部活動に休養日?」

<子育て・親育ちの眼「部活動に休養日?」>文科省が6月13日にまとめた教員の長時間労働の改善策では、中高校の部活動について、「休養日」の設定や「部活動指導員」の配置をうながし教員の負担を軽減するとしています。
〇文科省 通知によると・・・・・・中学校では「2日以上」、高校では週「1日以上」うぃ目安に「休養日」を設定する。部活動の総合指標を作成する。法令を整備し、「部活動指導員」が顧問になれる仕組みも整える方針だそうです。
先週、馳文部科学大臣のテレビ報道野中で、この記事と同じ内容のことを話していました。
******北中では、部活動ができる顧問の人数が部活動数に対応しているとは言えず、指導ができる専門の職員も不足しているので、この通知を歓迎していますが、強制力はないようでどこまで法整備ができるのか、おおいに期待しています。   参考文献 読売新聞 平成26年6月17日(金) 第17面から引用

6月19日(日)晴れ その1 今週の行事予定表

<今週の行事予定表>梅雨時にも関わらず、「雨」が降らないので、水補足が気になるところです。夕方、雨がパラパラ落ちてきたので、「降るかな?」と思いきや・・・、雨は降ってきませんでした。 今週の北中の行事予定をお知らせします。
 
19日(日) 塩那柔道大会(黒磯武道場)

20日(月) 家庭学習強化週間(~24日)  一斉下校  月曜①②③④ ⑥⑤の順で

21日(火) 胸部X線撮影(14時30分~)  一斉下校  火曜①②③④⑤⑥

22日(水) 現職教育  校長の道徳授業(2年1組 ③校時)  一斉下校  火曜②③ ④①⑤の順で

23日(木) 中間テスト(③④⑤)  髙松スクールカウンセラー来校  一斉下校  木曜テ・テ・テ・①②⑥

24日(金) 中間テスト(①②)  国際理解講話(3年 ⑤⑥)  戦争体験講話(2年 ⑤)  見目先生教育実習終了  金曜テ・テ・③④⑤⑥

25日(土) 町中学生海外派遣事業(面接 13時~ 町改善センター)

26日(日) 小山高専学校説明会(10時30分~) 

6月18日(土)その2 子育て・親育ちの眼「年長児3つの力」

<子育て・親育ちの眼「年長児の3つの力が学ぶ力(学力)をつける」>ベネッセ教育総研の調査で、注目する結果が出ましたので紹介します。

〇子どもが自ら学ぶ力をつけるための3つの要素・・・・・・年長児(幼稚園・保育所)を対象の調査で、次の3つの要素が高い家庭の子どもは「自ら進んで学ぶ力」が高いという結果がでました。
さて、3つの要素とは、1つめは年長児の段階で「生活習慣」ができていること。
2つめは、「がんばる力」がついていること。
3つめは、「言葉の力」がついていること。
この3つの要素が高い子どもは、小学1年になってから、「粘り強く学んでいく力」が高く、この学ぶ(勉強)する習慣や態度が将来の「高い学力」にも影響すると分析しています。
******この結果を見ると、親が幼少期からの文字や数、語学の学習に力を入れすぎないで、子どもの育ちに沿うように生活習慣や遊び、体験、経験をさせることが重要だと思われます。   参考文献「日本教育新聞」平成28年3月21日(月) 第7面から引用

6月16日(木)曇り その1 子育て・親育ちの眼「睡眠不足と脳」

<子育て・親育ちの眼「睡眠不足と脳の関係」>共働き世帯の増加や生活の乱れから夜更かしをする子どもたちが増えています。

〇兵庫県立リハビリテーション中央病院・前子どもの睡眠と発達医療センター長 三池輝久先生の研究から・・・・・・日本の乳幼児の就寝時間が5割近くが午後10時以降であるという結果が出ました。 夜更かしの割合で見ると、フランスやドイツ、イギリスと比べての2倍以上、日本は寝る時間が遅い(22時以降)そうです。 
子どもの「体内時計」は、2歳頃までに出来上がります。朝になると目を覚まし、夜になると眠くなると言う「体内時計」が、「夜型リズム」の幼児は朝、起きられなくなります。脳が覚醒しないことで、学校で寝ていたり、適応できなくなったり「不登校」や「引きこもり」、「小児慢性疲労症候群」の要因になると警告しています。
幼児期に、睡眠不足(22時以降に寝させるなど)が慢性化すると、言葉の発達の遅れや、視線が合わないなど自閉症とよく似た症状が出てきます。
******PTAで推進している運動「早寝・早起き・朝ご飯」は、小児期には、学力向上のためにも理にかなった運動です。 ただし、受検期の中学3年には当てはまりません。自分の特性(夜型か朝型かなど)に合わせて、受検勉強の時間帯を決められると良いと思います。受検勉強を習慣化できるかが、来春の「合格」の鍵になっていきます。  参考文献 毎日新聞 2016年5月30日(月) 第11面から引用