校長室

校長室から発信

2学期スタート!!

 2学期がスタートしました。若干の欠席者はいたものの、42日間の夏休み中、一件の事故や大きな問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。

 始業式では、例年話していることですが、2学期最初に全校で取り組む体育祭について「努力は足し算・協力は掛け算」という言葉を引用し、仲間同士が協力し合って演技を完成させると個々で努力する何倍もの成果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せ、夏空の下、長期休業明けとは思えないしっかりした姿勢・態度で聴くことができました。

 避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、教師の指示もなく、どう行動したらいいか判断できずにとまどっている生徒も多くいて、防災教育をしっかり行う必要性を改めて実感しました。全体への話では、担当職員から訓練の重要性、私からは東日本大震災にまつわる話(陸前高田市のハナミズキの咲く避難路)を紹介しながら被災地の人たちの思いや願いを、そして命を守るために日頃から考えなくてはならないこと等について指導しました。

 9日()は第71回体育祭です。わずか一週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか一抹の不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だ」ということも話してあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。また、当日はぜひ中学校に足をお運びいだき、布佐の未来を切り拓く生徒たちに声援を送っていただけると、より一層の励みになると考えています。

   

学校と保護者の協働・PTA主催除草作業

 8/26日()、PTA主催の除草作業に全部で30名前後の保護者の方にご参加いただきました。いつも体育祭を目前にして雑草伸び放題のグラウンドや校舎周りを前に、途方にくれている学校ですので本当に助かっています。もちろん、この時間だけで終わるはずもなく、残りは我々教職員で作業する予定になっていますが、何よりも学校と保護者が手を携え、子ども達の体育祭の成功に向けて協 働したことに意義があると思っています。参加・ご協力いただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
  また、本校の生徒たちも今日の除草作業だけではなく、日頃からあちこちに散乱しているゴミや木の枝、折れた竹の後始末や清掃等に各部活動で自主的に奉仕活動をしています。学校を愛し、学校に貢献してくれている生徒たちにも感謝・感謝です。

    

    

15年ぶりの快挙!全国大会出場&駅伝合宿

既にホームページでお知らせをしていましたが、駅伝部・3年生の西海風さんが女子共通800mで見事に全国標準記録を突破、8月20日()から熊本市で開かれた全国中学校陸上競技大会に、布佐中生としては実に15年ぶりの出場を果たしました。35℃を超える炎天下のスタジアムでたくさんの人たちが観戦している中、予選突破こそなりませんでしたが、全国の猛者たちと肩を並べて全力で走り切りました。この大舞台での貴重な経験を糧として、さらなる成長が期待できる予感を感じさせてくれました。

また、その駅伝部は8月21日()から25日()まで福島県那須甲子で行われた市内中学校の合同合宿に参加しました。選手によっては5日間で150㎞以上を走り抜く厳しい練習に、生徒たちは学校関係なく、励まし合い競い合いながら歯を食いしばって頑張り抜きました。全国大会から帰ったばかりの西海さんも途中から参加しましたが、この苦しい練習を乗り切った選手たちが自分に自信をもち、秋の東葛駅伝大会を始めとした各種大会でベストの走りをして活躍してくれることを期待したいと思います。

   
   
   
   
   
   
   

充実した学びの3日間!「小中合同夏休みの学習会」

 8月3日()~5日()、布佐中学校区小中3校で学校支援地域本部主催の学習会、通称「宿題お助け隊+補習」を実施しました。地域のみなさんの力を借り、今年は大学生や高校生からも多数の協力を得て、トップページにも書きましたが、布佐中会場(布佐中生徒と布佐小児童)だけで延べ100人を超える参加者、ボランティアも70人を超えるみなさんに支援していただきました。これからの子ども達の学力向上と夏休みの有効な過ごし方に少しでも役立つことができれば…と考えています。

 今年で4回目の実施ですが、年々参加者が増加し、とても有意義な時間を過ごすことができています。中学生は午前中に部活動を行い、午後、短い時間でも宿題や学習に集中という生徒もたくさん見られました。小学生もほぼマンツーマンの状態で勉強を進めていましたので、ちょっとした家庭教師がついているような感じで一生懸命に教わっている姿が印象的でした。

 このような活動がさらに次へとつながり、現在でも中学校では定期テスト前の学習会を行ったり、2学期は受験対策の補習も実施する予定ですが、これに加えて地域の方々の教育力を活かした放課後の補習を小学校にも拡充して学習習慣の定着を図ったり、土日の自主的な学習へと発展していくような軌跡が描ければ…と思っています。

 子ども達のために、連日ご協力いただいたボランティアのみなさんに改めて心より感謝いたします。ありがとうございました。

 

※布佐中会場での「宿題お助け隊+補習」の
 様子です。
    
     
            
           
      

平和を学ぶ!広島平和記念式典に生徒派遣

 8月5日()午前6時40分、第71回広島平和記念式典に参加する市内中学校の代表生徒12名が我孫子駅を出発しました。本校からは2年生の服部君(全体の総団長)を先頭に同じく2年生の柵木さん(全体の副団長)が自らの意思で立候補して参加しました。

 参加に当たっては、それぞれに今回の広島派遣に対する強い思いや学んできたいことについて担当者に話しがあったと聞いています。例年、参加希望の立候補者が多数いるのですが、見事に面接等の壁を乗り越え、選抜されて出発の日を迎えることができたということです。

 終戦から71年、記念式典に参加する他にも、戦争について語ってくれる地元の方たちと触れ合いながら平和への思いをしっかりと実感し、12月の報告会はもちろん、帰校後の学校生活や地域での諸活動に活かしていってくれれば…と願っています。

 また、生徒たちは12日()に手賀沼公園で行われる我孫子市平和記念式典にも参加する予定ですので、その様子も後日アップさせていただきたいと思います。

 

※広島平和記念式典参加・出発時の様子
   

  


    12日(土)に行われた我孫子市平和記念式典にも立派な態度で参加しました。団長として服部君は広島平和記念式典参加報告を、副団長として柵木さんは参加者を代表して我孫子市平和都市宣言を読み上げました。

※我孫子市平和記念式典参加の様子
   
   

「いじめ問題」を語る!中学生と教育委員の懇談会

 8月3日()、今年度初めての試みである教育委員さんと市内中学生代表との懇談会が本校を会場として行われました。市内6中学校の代表12名(本校は2年生の服部君と中島君)と前職を含めた教育委員さん6名(含教育長)で熱の入った意見交換が約2時間にわたって繰り広げられました。

 教育長のファシリテートによって話し合いが進行しましたが、大きなテーマとして「いじめ問題」が取り上げられました。始めに、いじめを根絶するために各学校で取り組んでいることを紹介し合いました。いくつかの学校で共通して取り組んでいる事例もありましたが、自分の学校では行っていない他校の取り組みにうなずきながら耳を傾けている生徒の姿が印象的でした。また、どの学校でも行っている「いじめアンケート」について、現状のままのやり方では正しい回答が得られるか疑問があるという生徒たちの意見があり、その改善策についても意見が出されました。

 時間があっという間に経ってしまい、「いじめ問題」だけで終了予定時刻が過ぎてしまいましたが、最後に本校生徒からは小規模校の部活動運営に配慮してほしいという要望が出され、他の学校からも行政へのお願い事等が発言されました。教育委員のみなさんからは、なかなか聴く機会のない生徒の本音を耳にすることができたこと、これを教育行政に活かしていかなくてはいけないこと、もっとこういった機会をもちたいことなどの感想や意見をいただきました。6中学校生徒たちからの貴重な意見に、布佐中としても学ぶべきことが多かったと私自身も感じた次第です。


                                  

       

たくさんの成果をあげて!1学期終了

 7月20日()をもって平成29年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。

 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、イソップの「うさぎと亀」の童話を題材として「亀はなぜ負けても当然で何の得もない勝負をしたのか」ということを考えさせることを通して「他と競争することも必要だけど、それだけに捉われずに、目標を見据えて着実に努力していくその過程を大切にしてほしい」ということを話しました。葛南大会での生徒たちの頑張っている様子から思いついた内容ですが、部活動に限らず、2学期、いや夏休みから生徒たちが自分の目標に向かって、あきらめることなく着実に一歩一歩進んでいく姿に期待したいと思います。

今学期も子ども達は、班・学級・部活動の仲間、先生方、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動を支援してくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力によって大きく成長し、今の素晴らしい布佐中学校が成り立っているといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしてほしいと願っていますが、私たち職員も全く同じ気持ちです。まだ夏休みにもボランティアのみなさんによる宿題お助け隊&補習が予定されていますが、2学期もどうぞよろしくお願い致します。

長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の小中一貫・ふさ学園」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願い致します。

 

※終業式とそれに先立って行われた表彰伝達の様子です。今までにないたくさんの表彰者、多くの賞状・メダルがあり、式の時間が足りなくなってしまうほどのうれしい悲鳴でした。生徒たちの活躍に拍手です。

  
  
  

葛南大会スタート!

 9日()のサッカー部、12日()の陸上部を皮切りに、平成29年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。

 サッカー部の葛南大会は灼熱の鎌ケ谷五中グラウンドで予選リーグが行われました。本校生徒は湖北台中学校との合同チームとして出場。最初の試合はホームである鎌ケ谷五中との対戦でしたが、チームワークよく見事に3対0で勝利しました。2戦目は優勝候補筆頭の我孫子中が相手でしたが、なんと主導権を握って終始優勢に試合を進めましたが、(シュートがゴールポストにはね返されるなどの不運もあり)アト一歩のところで0対1という惜敗でした。決勝トーナメントで再び対戦することができれば…と思いました。

 陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、既に出場を決めている者も含め、何人もの生徒が27日()・28日()に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、堂々と戦い切ったことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。

 どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしいと願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた力・技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。

 

※サッカー部・陸上部の葛南大会の様子は「生徒の活動」
 のページにアップします。また、
他の部活の葛南大会に
 ついても順次、その続きにアップしていきます。

学級の合唱づくりは仲間関係づくり!1学期交歓会

 4日()、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。

 1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、発表はもちろん、選曲にもそれぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。

 そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。交換会がスタートする直前、曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件という話をしながら、秋の合唱祭での課題としました。最後に特設合唱団が今年度初のステージ演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入るほどの素晴らしさであったと思います。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、各学級の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている様子を感じ取っていただけたのではないかと思っています。

 生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。

 

※発表の様子は「生徒の活動」のページをご覧ください。

生徒も地域も笑顔!家庭科授業支援

 21日()から7月上旬にかけて2年生が家庭科の被服実習でクッションとネームバンドの制作をしています。昨年度も実施しましたが、今年もたくさんの地域ボランティアのみなさんにお手伝いをいただき、全部で2クラス18時間に延べだと80人前後の方たちにご協力いただく予定です。

 このスタイルで授業を展開すると、担当教師も含めてミシン1台、グループ1班に指導者が1人ずつ配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が作品を完成させることが可能となります。また、地域のみなさんも経験を積んで生徒への指導がとてもスムーズですので、家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて捨ててしまうという話を、本校生徒からは聞いたことがなく、また、安全面でも大変なメリットがあります。

そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しています。「子ども達と接して、楽しい時間を過ごせて本当にうれしいです」「子ども達からいっぱい元気をもらいました」「顔を覚えてくれた子ども達が、で行き会うと挨拶をしてくれます」等々。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、布佐地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の小中一貫・ふさ学園」に向けて今後ともよろしくお願い致します。


     
     
 

古の文化に学んだ充実の3日間!修学旅行

 3年生は22日()~24日()にかけて奈良・京都方面への修学旅行に行ってきました。この3日間(特に最初の2日間)、生徒たちは事前に学習して自らが追求してきた課題を検証する「学びの修学旅行」を見事に成し遂げました。そして、今回の修学旅行で私自身も学んで旅することの素晴らしさを、生徒とともに改めて実感した次第です。

 初日、早朝の始発電車で布佐駅を出発し、東京駅に向かいました。爽やかな挨拶があちこちから飛び交う気持ちのいいスタートを切りました。そして、7時23分発の新幹線で一路京都駅に、ここからさっそく検証テーマごとのグループ別行動へとうつります。初日は、全生徒が学習のテーマを「日本のまほろば」である大和地方、すなわち飛鳥・斑鳩を始めとした古代史の中心から平城京が置かれた奈良市内に絞りました。結果、生徒一人ひとりが歴史のロマンへと駆り立てられ、個々の学習が深まる要因となったのではないかと思います。そして、それぞれの検証場所で大変にわかりやすく、生徒が学習してきたことを上手に引き出しながら様々なことを教えてくれたボランティアガイドのみなさんや各寺院の関係者のみなさん、何十回と奈良を訪れている私自身も、思わず身を乗り出してその語りに惹きこまれていました。生徒たちの学びが膨らんだ最大の要因は、まさにこの方々の支援があったからに他なりません。1日目の学習を終え、ホテルに戻ってきた生徒たちは口々に「すごく楽しかった」「おもしろかった」「いい1日だった」と笑顔で報告をしていました。そして、我孫子では電車で東京に行くことさえ迷いそうな子ども達が、遠く離れた方向さえわからない初めての地で、怪我やトラブル等も一切なく自分たちの力で行動できた。これは、自分たちが真剣に学んだことを一生懸命に見たい、確かめたいという気持ちが為せる技であったとも考えています。

 2日目も前日とは異なるメンバーで、京都での探究の旅に出発した生徒たちでしたが、この日も充実した面持ちでホテルに笑顔で戻ってきました。夜の報告会では、1日目よりもさらに充実した学びの様子と感動、驚きや新たな発見が熱い口調で語られました。この2日間を終え、生徒たちにとって本当の楽しさとは何か、修学旅行の意義とは何かを彼らの取り組みや活動の様子から改めて教えられたような気がします。

 そして最終日、和装に着替え、京都での学年全体行動です。初めての経験に戸惑いの表情を見せていた生徒たちも、清水寺ではたくさんの外国人に話しかけられたり、一緒に写真を撮ってほしいとせがまれ、まんざらでもない?顔をしてカメラに向かって笑顔でポーズをとっていました。最後に清水寺で撮った学年全体の集合写真は一生の宝物となることでしょう。

 古の都に思いを馳せた3日間、生徒たちは大いに学び、大いに楽しみ、満足感と達成感を胸に、成長した姿で帰ってきました。帰りのバスの中でも「もう終わってしまうのか…」「帰りたくない…」という声が聞こえてきたほどです。これから3年生の生徒たちは、この感動的な成功体験を自信とし、今後の日常生活や「中学校生活最後」となる各行事に、そして個々の進路実現に向けて大きく羽ばたき、私たちの期待に応えてくれるという確信をもった修学旅行であったことを最後に報告させていただきます。

 

※生徒の活動の様子は、後日「生徒の活動」のページにアップしますので、そ
 ちらもご覧ください。

地域の力をお借りして!定期テスト前学習会

 13日()・14日()に行われる1学期定期テストに向け、10日()~12日()にかけて、今年も地域の方にお願いしてテスト対策の学習会を実施しました。

 今回は日程の関係で平日の放課後ではなく土・日の9:00~ということで、生徒の参加が懸念されたことに加え、正直、地域のみなさんにもお願いしずらいという気持ちでしたが、蓋を開けると両日ともに20名を超える生徒、7、8名のボランティアの方々にご協力いただき、大変に有意義な時間を過ごすことができました。

 昨年度も秋以降には3年生の受験対策として、また2・3学期にも1・2年生対象の定期テスト対策として地域の方の力を借りて学習会を行いました。改善すべき点も多々あったとはいえ、好評であったことから今年度も実施の運びとなっています。地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあって、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしていました。

 土・日は3時間、月曜日は下校時間まで約1時間半程度の時間でしたが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と願っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っています。

 御協力いただいている地域のみなさまには本当に感謝!感謝!です。


      
      
  

圧巻の「ふさの風」人形展

 ホームページでお知らせをした「ふさの風」人形展が盛況のうちに幕を閉じました。私は林間学校と戻ってきてからの出張の関係で、最終日の終了2時間前にようやく見に行くことができました。

 一言「地域の方のパワーはすごい!」。よくぞ短期間にここまでのものを…という感想です。下の写真だけでは臨場感は伝わってこないかもしれませんが、一つひとつの制作物に目が釘付けになりました。本校美術部の作品もしっかりとその一角に加えていただいており、とてもありがたかったです。

 ホールには、今回の目玉である布佐の鮮魚街道をテーマとした人形等の展示がされていましたが、魚を運搬した馬の人形の出来栄えと大きさには圧倒されました。本校「ふさカリキュラム」でも、当然鮮魚街道について学びますが、書物を読んで字面を追っているだけでなく、このような人形や模型があったら子ども達にもイメージしやすくてとても勉強になるなと感じました。本来は子ども達が自分で足を運んで学ぶべきものだとは思いますが、「ふさカリキュラム」の実施に合わせ、今回の展示物をお借りして展示したいという夢が広がった2時間でした。

 

※下記は会場で配布された鮮魚街道についての説明文書で
 す。クリックしてご覧ください。          
      鮮魚街道を行く.pdf

     

    
  
    

笑顔満載の合同遠足

 6日()、大空学級と太陽学級の合同(校外)学習会が行われました。目的地は手賀の丘少年自然の家です。人数の関係で、例年市内を西地区と東地区に分けて実施していたのですが、今年度はさらに東地区を前半と後半の学校に分けたため、バスの関係で時間を短縮して目的地も近隣の施設となりました。

 現地について開会式の後、他校の子ども達と全員でレクを行いました。どの子も満面の笑みで楽しそうに、また小中関係なく一生懸命で、みんなが仲良く接している姿は本当に微笑ましかったです。

その後は簡易なオリエンテーリングをしながらアスレチックで遊んだり、一緒に弁当やおやつを食べたりと子ども達にとっては夢のような1日が瞬く間に過ぎ去ったのではないかと思います。

私は情けないことに林間の疲れがとれず足取りが重かったのですが、子ども達一人ひとりの表情や溢れるような笑顔に励まされ、また、先生方が撮影した写真からは、全員が満足感いっぱいの素晴らしい1日を過ごせたことが感じとれました。

 

※合同学習会の様子は「生徒の活動」のページにアップし
 ます。

雨だけど最高だった林間3日間

 2日()~4日()、2年生は林間学校に行ってきました。福島県裏磐梯を中心に、自分たちが総合学習で学んできた自然について検証する、そして現地の方たちとの触れ合いを通して、学校では決して得ることのできない貴重な学びを手にするための旅です。

 現地に着いたときには冷たい雨と風、10℃前後の寒さ、私が担当したコースは昼食をとる場所もなく、コース変更を余儀なくされる状況でしたが、天鏡閣という施設の方が場所を提供してくださり(掃除をしてブルーシートまで敷いていただきました。福島の方たちの親切さと温かさに触れることのできたうれしい初日でした)、予定通りの自然観察体験を実施できました。残念ながら、いくつかのコースで計画を変更せざるをえなかったものの、雨もおかげさまで小休止。すべてのコースが現地ネイチャーガイドさんたちの案内によって素晴らしい学習と思い出を手にすることができました。例年以上にガイドさんの説明を一言一句漏らさずに聴こうとしている生徒たちの真剣な表情も印象的でした。

 宿舎についてからは時間的な厳しさもありましたが、逆にその分だけ生徒がそれぞれの仕事に集中し、各学級・各班での協力態勢を目にすることができました。その後の食事や入浴・コース別会議でも生徒たちは臨機応変に動き、無事1日目を終了しました。

 リーダー反省会では様々な課題や問題点が発言されましたが、私からは「課題が見えることはリーダーとして大切なこと。失敗を恐れて先生に頼ることを止め、初日よりも2日目、2日目よりも3日目にどんどんよくなっていく林間にしよう」という話をしました。

 2日目は前日とは違ったメンバー・コースでの学習です。前日に続いての雨模様で、私が担当するグループは残念ながら磐梯山登山をあきらめ、目的地を雄国沼へと変更しましたが、霧雨の降りしきる中、生徒たちはコースを回りながらガイドさんに積極的に質問したり、自分たちが学習したこと以外の新しい発見をしようと真剣な眼差しで山歩きをしました。ガイドさんから教えてもらった植物を自分でも見つけたり、不思議な虫を見つけてガイドさんに報告するなど、昨日以上に自然観察を楽しんで感動的な体験をすることができました。

 夜も雨のため、キャンプファイヤーを断念してキャンドルサービスへと変更しましたが、担当者の見事な企画と臨機応変な対応もあって、学級の発表やフォークダンス・歌と本当に学級・学年が団結して最高の時間を過ごし、(盛り上げるために用意した小道具が燃えてしまうというハプニングも含めて)一生の思い出をつくることができたようです。

 3日目は1年前の校外学習での経験を活かした班対抗のウォークラリーです。この日も残念ながら天候には恵まれませんでしたが、ここまでの疲れなど微塵も感じさせないパワーで元気に出発。班で協力して約15㎞の道のりを自然を満喫しながら歩きました。私はゴールで戻ってくる班を待ち構えて?いましたが、一番早い班は2時間45分という驚異的な速さで帰ってきました。途中のクイズの得点やルール違反の減点などが加味され、どこの班が優勝するのかとても楽しみです。

 最後の閉校式では、実行委員からこの林間学校の成果と課題が述べられました。学年集団のよさや具体的に一人ひとりが頑張っていたことについて話している姿もあり、リーダーとして成長した姿が感じられました。このように「全力で頑張り最高に充実させる」という林間学校の目標を達成した2年生の生徒たち、この後、この経験を糧にした学校生活での活躍や次の修学旅行に向けての頑張りを楽しみに、また期待して見守っていきたいと思います。

 

※林間学校の様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらをご覧ください。

猛暑の中で全力疾走!市内陸上大会

 5月30日()、第54回我孫子市中学校陸上競技大会が行われました。これは陸上部の大会ということではなく、東葛駅伝大会と同じく学校全体で代表選手を選出し、学校をあげて応援を含めた取り組みをしていくものです。

 このような大会であるため、いつも書いていますが、生徒数が圧倒的に少ない本校はエントリーする選手の人数も含め、高い得点をあげることが難しい面があります。そんな状況ではありますが、選手たちはこの1ヶ月間、多くの先生方や学級の仲間の支援を受けて本当によく練習に励んで力をつけてきました。

 そして、試合ですべての選手たちは自分のためだけではなく、「チーム布佐」のために全力を尽くして頑張りました。怪我で出場できなかった選手がいたこともあり、総合得点は5位という結果で、生徒たちは満足していませんが、自己ベストを大きく更新した選手を始め、大会そのものの歴代記録を更新した選手、そして標準記録を突破して県通信大会へとコマを進める選手が、昨年を上回る人数となりました(表彰選手一覧については学校だよりでお知らせします)。県大会出場選手には、県大会でも自らの力を存分に発揮することを期待するとともに、今回の練習と試合で学んだことを自分たちの所属している部活動やこの後の駅伝へと活かし、さらに成長してくれることを願っています。

 

※大会の様子は、随時、「生徒の活動」のページにアップ
 していきます。

布佐中自慢の教育活動!布佐タイム

 5月26日(金)より総合学習の一環である「布佐タイム」がスタートしました。これは、日本の伝統文化や地域文化、グローバルな課題や自然科学、芸術分野を専門としている方々に講師をお願いし、各自が選択・設定したテーマを通して日本人の心を学ぶ、グローバル意識を育てる、地域の良さに気づいて地域に誇りをもつといったことを目的とした学習です。
 この学習は講座開設以来、布佐中の伝統として四半世紀の歴史を数えています。全部で年間9回、同じ生徒が3年間継続して同じ講座を学習し、その道を極めます。講師を務めていただいているのは、地域を中心とした専門家の方たちばかり。この話を校長の研修会などで紹介すると、口々に「うらやましい」とか「やりたいけど自分の学校では無理」という声が口々に返ってきます。布佐中、そして「ここで学ぶ子どもたちは本当に幸せだな」とつくづく感じます。
 講師の先生方のボランティアに支えられ、次代を担う布佐の人材を育てるとても意義のある学習ですので、機会があったら一度ご参観いただければ幸いです。

☆12月2日(土)には、それぞれの講座の成果を発表する文化
 活動発表会が予定されています。後日、ご案内いたしますが、
 多くの保護者や地域の皆様にご来校いただきたいと考えてい
 ます。
☆第1回布佐タイムの授業の様子は「生徒の活動」のページに
 アップします。

布佐中職員玄関&「ふさの風」人形展

 以前ホームページで紹介しましたが、3月には地域の方のご協力により、職員玄関に立派なひな人形が飾られました。そして今回、やや時期が遅れてしまいましたが、堂々とした五月人形が職員玄関に登場しています。

 朝、出勤して玄関に入ると、思わず人形の方に目がとられ、何となく清々しい気持ちになって「今日も頑張ろう」という意欲が湧いてきます。生徒たちも珍しそうに人形の顔を覗きながら会話を楽しんでいる様子が見られました。

 しばらくは飾っておきたいと思いますので、保護者・地域のみなさんも、ご来校の際にぜひご覧いただければと思います。

 また、6月2日()から6日()にかけて、近隣センター「ふさの風」において人形展が開催されます。今年は、江戸時代に栄えた布佐の「鮮魚街道」をテーマとして制作された人形がメインとして飾られると聞いています。本校美術部の作品も何点か飾っていただける予定ですので、会場まで足を運んでいただければと思います。

 

※3月に飾ったひな人形と今回の五月人形の写真です。

      

※「ふさの風」人形展のポスターです。クリックしてご覧
 ください。
        第2回ふさの風人形展.pdf

我孫子市の復興支援に!生徒の市長訪問

 15日()、吹奏楽部の部長を引率して市役所に市長を訪問しました。30分ほどの時間でしたが、緊張気味で表情が強張っていたとはいえ、生徒には大変有意義で貴重な時間になったと思います。終わりには、市長から「これから先の進路で、自分の目標に向かっていろいろな困難があると思うけれど、もしかしたら目標も替わるかもしれないけれど、何をするにしても一生懸命に行うことがきっと自分の成長に役立つから頑張ってほしい」という励ましのお話をいただきました。

 さて、順序が逆になってしまいましたが、何故吹奏楽部の生徒が市長を訪問することになったかについて説明します。吹奏楽部がこの3月、春のコンサートを開催して大盛況であったということはホームページ等を通して既にお知らせ済みですが、毎年、その場で東日本大震災の復興支援に利用していただくためのチャリティー募金を行っています。いただいた募金については、東北地方の陸前高田氏と我孫子市に寄贈しており、15日は我孫子市に贈る募金を市長に届けに行ったということです。

 吹奏楽部の生徒が代表して訪問させていただきましたが、言うまでもなく、これは生徒たちの頑張りはもちろん、地域のみなさんのご協力あっての賜だと思っています。改めて感謝申し上げるとともに、引き続き吹奏楽部を始めとした本校へのご支援・ご協力をよろしくお願い致します。


       

今年も広げます!あいさつの輪

 4月14日()布佐駅で、28日()竹内神社参道入り口で、例月実施しているあいさつ運動を4校(布佐中・布佐小・布佐南小・我孫子東高)が連携して行いました。これは4校防犯健全育成会議のメンバーである地域の方にお手伝いいただき、4校の生徒会・児童会の子ども達を中心に、あいさつの和を地域全体に広げて活気ある街づくりに資することを目的としています。毎月、布佐中・小→布佐南小→布佐駅とローテーションで場所を移動して行っていますが、ここ数年来の布佐の街の風物詩として定着し、地域のみなさんや通勤で布佐駅を利用するみなさんにもすっかりお馴染みとなってきました。

 子ども達の元気な声に、恥ずかしそうに俯いて通り過ぎてしまう方もいますが、ほとんどの方はしっかりとあいさつを返してくれます。中には「ご苦労様」と声をかけてくれる人もいて、子ども達のやりがいにつながっているようです。

 ほんのちょっとした「地域貢献」のひとコマではありますが、布佐中学校では地域のみなさんを笑顔にするための「地域貢献」活動を今年度も可能な限り実践していきたいと考えています。何かありましたら学校の方へお気軽に声をかけていただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

笑顔満載!1年生校外学習

 19日()、1年生の校外学習を県立房総の村で行いました。雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の頑張りを神様が見ていてくれたのか、前日の荒天とは打って変わって雲一つない晴天、日中は25°を超える夏日という暑さで校外学習日和の1日でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけて言葉で伝えようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは最後まで班がまとまって協力し合う、レクでは学級の枠を自然と取り払って、学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました(私は出張のため、残念ながら午前中で現地を後にしましたが、引率の先生方から口々にその様子が語られていました)。この楽しかった1日を忘れずに、いつまでもお互いを温かく認め合う仲の良い学年集団であってほしいと願っています。

 充実した1日を過ごした1年生、今日(20日)からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活を送るとは思いますが、この校外学習を含めて、ここまで素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 

※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

ようこそ1年生!温かく迎えた歓迎集会

 12日()、新入生歓迎集会が実施されました。当初、出張が重なってしまい出席できない予定でしたが、前日にありがたい雨?が降ったおかげでスポ―ツテストを計画していた午前中と午後の日程が入れ替わり、今年度最初の生徒会行事に参加することができました。

 時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。

 1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学式の後、たった2日間でどうやって練習したの?」と思わせるような見事な合唱であったと思います。

 私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。

 

※新入生歓迎集会の様子は、後ほど「生徒の活動」のペー
 ジにアップさせていただきます。

新生布佐中学校スタート!入学式

 肌寒い日が続いたせいか桜の花はちょうど見頃となりましたが、強い風と雨の中、本校第71回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に40名を超える来賓のみなさまにご臨席いただき、祝福された新入生たちの心にも強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、78名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加することができました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる発展を予感することができました。

 始業式翌日の実施であったため、在校生もわずか2時間に満たない入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 10日()から本当の意味で平成29年度、全生徒がそろっての新らしい布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のために「共育」(学校と共に育てる)、そして「協育」(学校と協力して育てる)をよろしくお願い致します。


                        
         

平成29年度スタート!始業式

 6日()、始業式が行われ、平成29年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「挑戦せずして決して成功はあり得ない、挑戦しないことには何も始まらない(野茂英雄投手の言葉)」を紹介し、「敗者とは勝負に敗れた者ではなく、失敗を恐れて何もチャレンジしようとしない者」「失敗は成功の途中」、進級に当たって、勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は学校目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてです。また、それに加えて新入生を迎えるに当たり「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたということを実感しています。

 今年度、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」に加え「みんなで創る地域の小中一貫校・布佐学園」の実現をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。


                 

大盛況!吹奏楽部第8回春のコンサート

1日()、本校吹奏楽部・第8回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長・(、現)教育総務部長・学校教育課長・小学校の校長先生にもご来校いただき、3時間半にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はまた、それをはるかに超えるみなさんにご来場いただき、去年立ち見のお客様がたくさん出てしまった反省から、かなり余裕をもって用意したはずの座席も満席になるという状況でした。本当に、応援していただける方が、今でも年々増え続けていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージも、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、卒業生アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年協力をお願いしている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏にも出演していただきました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、プチミュージカル「オズの魔法使い」の上演など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間半を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿に心を打たれました。

平成29年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

 

※春のコンサートの様子は、「生徒の活動」のページに
アップしましたので、そちらの方もご覧ください

第70回卒業式

 14日()、本校、記念すべき第70回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした何と51名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間を超える長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも口々にお褒めの言葉をいただきました。

 76名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現してくれ、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私が赴任したのと同じ、平成26年に入学して3年間をともに過ごした生徒たちでもあり、こみ上げてくるものもあったのだと思います。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

  


              

プロの琵琶奏者とともに!最後の音楽授業

 昨年に続いて3年生の特別授業・音楽鑑賞教室を8日()に実施しました。今年も邦楽の分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元の出身(布佐中出身でもあり、昨年ご来校された際は、ご自分が卒業した時の卒業記念制作を感慨深げに見ておられました)でもある久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただきました。

 私も拝見させていただいたのですが、3年生の授業で1クラスずつ3時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれたミニコンサートは本当に圧巻でした。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に昨年以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で琵琶の紹介を、授業の最後には、音楽の専門家でも音楽だけやっていればいいわけではなく、幅広い分野にわたって学んでいくことが必要であり、それは何の世界でも同じであるから、今、しっかりと勉強しなくてはいけないという話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な場面も用意していただき、本当にあっという間に時が過ぎったように感じます。

 まさに本物に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄み渡ったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。

             
           

ふさカリキュラムの集大成!語り部さん訪問

 本校総合学習の要である「ふさカリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を今年も3日()に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、将来にわたって布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。

 また「ふさカリキュラム」は、まさに今、小中学校で推進している小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。

 当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるようにしっかりと準備して出かけていきました。

 私は残念ながら出張が重なってしまい、訪問させていただくことができなかったのですが、後から職員や何人かの語り部さんに話を伺うと、語り部のみなさんの大変に熱の入ったお話に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けると同時に、例年以上に調べてきたことを基にした積極的な質問が飛び交い、大変に有意義な時間が過ごせたということです。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。

 この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。

           


       

伝統の重み・創立70周年記念式典&行事

 6日()、冷たい小雨模様の天気でしたが、午後から本校の70周年記念式典、並びに記念行事を実施しました。

 教育長さん・教育委員さんを始め、布佐地区の市議会議員のみなさま、本校の元校長先生、小学校の校長先生、保護者・地域の方々をお迎えし、式典では代表の方よりお祝いのご挨拶を頂戴しました。

 続いて行った行事では、郷土芸能の演舞に続いて吹奏楽部の演奏、本校OB・OG6名の方々に登壇していただき、生徒の司会進行によるパネルディスカッションを行いました。今まで知らなかった布佐中学校の昔の姿、今とは違う校舎・ジャージ、パネラーのみなさんが在籍していた当時の名物先生の話などに、聴いている生徒たちも興味津々といった様子でした。最後には本校第10代校長・庄司先生より当時の思い出や生徒たちへの今後に向けてのメッセージが語られ、半日の行事がしっかりと締めくくられました。

 この式典・行事は本校地域ルーム運営委員長・香取様が実行委員長となり、積極的に進めていただいたおかげで実現にこぎつけたものです。他の実行委員のみなさんも、多忙な中、学校のため、生徒のために骨身を削って準備をしてくださいました。この後も、記念誌の発刊に尽力してくださる予定です。

 今さらながら、地域のみなさんの学校を愛する気持ち、母校を愛する気持ち、学校と手を携え、子ども達のために積極的に動き、ともに子ども達を育て、ともに布佐の未来を築いていこうという強い思いを再認識した今回の取り組みでした。

 ご協力いただいたみなさま、ご来校いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

      


          

3年生への感謝と進級への登竜門!3年生を送る会

 2日()、3年生を送る会が行われました。外は冷たい雨模様で底冷えのする体育館でしたが、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、あっという間に過ぎ去っていきました。参観に駆け付けていただいた地域・保護者のみなさまには、寒い中、本当にありがとうございました。

 1年生の発表は、観ている者を感動の渦に巻き込むような、素晴らしいミユージカル仕立ての劇でした。「11匹のネコ」という絵本にある話で、腹ペコの野良ネコがエサとなる大きな魚を求めて旅をし、見事に捕獲に成功するも、最後は自分たちと同様にお腹を空かせている仲間たちのために持ち帰ることを決議するというところまでを台本にしました。生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。

 2年生の発表は、卒業してから10年後の同窓会で中学校時代を振り返るという設定のオリジナル劇で、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を回顧しつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。最後の全体合唱も圧巻でした。

何よりも、両学年ともに大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。

この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したようにも感じた見事な発表であったと思います。

 最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。

 楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、指導してきた職員を含め、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。

 

※「3年生を送る会」の様子は、後日「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

布佐中にスピーカーを寄贈していただきました(再掲)

 1月にトップぺージに掲載した記事の再掲ですが、寄贈されたスピーカーが学校に届きましたので、写真を加えて再度お知らせ致します。
 1月18日(水)、我孫子駅前「アビーホール」にて読売日本交響楽団のエルダーメンバーによるチャリティーコンサート「読売サロンコンサートIN我孫子」が開催されましたが、その収益金は全額、我孫子市の学校教育事業に活用するために学校へと寄贈されることとなっています。
 そして今回、厳正な審査を経て寄贈先が布佐中学校へと決定したという栄誉ある連絡をいただきました。学校予算ではなかなか購入できなかっスピーカー一式をお願いし、先方にも快く快諾を得ることができましたので、生徒たちのために有効活用させていただきたいと思っています。
 関係各位の方々に改めてて御礼申し上げるとともに、本校関係者のみなさんにご報告させていただきます。
 ありがとうございました。   
    
          

力作がいっぱい!花と太陽と希望の作品展

 13日()から柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「花と太陽と希望の作品展」が、今年から会場が変更となり、パレット柏内の市民ギャラリーにて16日()まで開催されました。

 私は15日()に会場を訪れました。実は今年で5年続けて見学する機会に恵まれたのですが、会場中を埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしかったです。完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も教育委員会にいた関係で、他校の子ども達も何人かは知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。

 本校の生徒たちも、受験を控えた3年生を含めて大変に忙しい中で、頑張って作品を作って展示しました。学校に戻ってから子ども達をたくさん褒めてあげたいと思います。

 また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。

                   

        
                           

地域の力をお借りして!定期テスト前学習会

 16日()・17日()に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして13日()~15日()の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。

 この取り組みももう複数回を数え、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうか、また、小学校段階から基礎基本をしっかり身につけさせるために有効な手段はないだろうかと思案しています。そういったことによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。今後ともよろしくお願い致します。

    
                    
 

 

地域の力をお借りして!家庭科調理実習

 8日()から、2学期、そして昨年度に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、ハンバーグ・シチュー・魚料理に取り組みます。そうなると、学年2クラス×3回ということになり全部で6回、これが3月の初めまで続き、1回の授業に4~6人ずつ、延べで30人前後(昨年は4クラスであったため50人)もの方々にご協力いただくことになります。

 1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、既に何度か経験されている方々が増えてきましたので、中学生との接し方にも大変スムーズで会話を楽しみながら指導されている様子がとても微笑ましいです。

 8日()は出張も重なり、時間に追われて忙しかったのですが、自分たちでつくったハンバーグをおいしそうに食べている生徒たちから、私にもおすそ分けがあり、給食と併せてすっかり満腹になりました。生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても素敵で印象的でした。

 

※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随
時アップしていきたいと思います。

確かな成果!6年生の中学校登校

 7日()、かねてよりお知らせしている小中一貫教育の取り組みの一つである小学校6年生の中学校登校を1月30日()に続いて実施しました。今回は、入学を2ヵ月後にひかえ、小学生同士にもっと仲良くなってもらおうという目的で小小の交流活動を中学校体育館で実施。その後に生徒会長・部活動会長・校長から中学校生活とその心構えについてレクチャーするという内容です。

 数えてみると、6年生の児童たちはもう6回目(合唱祭見学を加えると7回目)の中学校登校です。すっかり勝手知ったる他人の~で、何のためらいも躊躇もなく自然に中学校の校舎に入ることができるようになりました。

 開会式が終わり、布佐小・南小が合同で数チームを作り、チームごとに和やかに自己紹介をし、話し合ってチームの愛称を決めました。見ていてとても微笑ましい時間でした。その後、チーム対抗で綱引きと輪くぐりを行いましたが、どのチームも一生懸命で、とてもチームワークよく交流ができたと思います。

 もう入学に当たって布佐小・南小の壁は取り払われました。ここまでの取り組みで中学校へのギャップもかなり低くなってきています。3月にもう一回、中学校登校を実施しますが、子ども達の様子を見ていて、大きな成果が上がっていることを実感しています。今年度の実践をしっかりと振り返り、4月からもこの取り組みを、さらに充実した形で実施していけるよう考えていきたいと思います。地域・保護者のみなさまにおかれましても、気づいたことやご意見等ございましたら学校までお知らせいただければ幸いです。

       
※小小交流(綱引き・輪くぐり)と中学生から6年生への中 
 学校生活をレクチャーしている様子です。クリックして
 ご覧ください。

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充実の冬季トレーニング終了

 11月から続けてきた冬季トレーニングも30日()が最終日となりました。最後の最後まで生徒たちは大きな声でお互いを応援し合い、終わった瞬間は歓喜のハイタッチ、とてもいい雰囲気の中で今年度のラスト・ランを飾ることができたと思います。

 市内を始め、多くの中学校でこのような冬季トレーニングを実施していますが、学校によっては、最初に大勢いた生徒たちも日が経つにつれて一人減り、二人減り、最終日には半分以下に減っていたということも耳にします。本校の生徒たちは、吹奏楽部や美術部といった文化系部活動の生徒も含め、全員が最終日まで走り切りました。最後のタイムトライアルでは、自己ベストを更新した生徒もたくさんいたようです。ここまでの生徒たちの頑張りとそれを励ましながら一緒になって支援してくれた各部活動顧問の先生方、また、連日の元気な大声に迷惑を被ったであろうにも関わらず、一切の苦情等もなく生徒たちを温かく見守ってくださった地域のみなさんに感謝です。

 最後に生徒たちには「大きく高くジャンプするためには、その分だけ膝を曲げ、しっかり深く沈み込んで準備をしなくてはいけないが、見事にそれをやりきった。でも、ここからが踏み切り板を蹴って実際にジャンプするとき、夏に向けて各部活で一つひとつ努力を積み重ねて目標を達成してほしい」という話をしました。2月以降、布佐中生徒たちの大活躍と多くの部活動の県大会出場を楽しみにしたいと思います。

林間学校に向けて・自然学習スタート!

 平成29年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の後もその安全性に最新の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからに他ならず、生徒の興味関心に応じた数のテーマがすべて設定できるからです。

 そして、20日()が生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、昨年秋にはNHKテレビ「ブラタモリ」に出演され、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っておられました。布佐中には子ども達のために、今年で7年連続で足を運んでくださっている先生です。

 私も昨年まで2年連続で授業を受けさせていただいたのですが、今年は残念ながら出張が重なってしまい、他の先生から話を聞くことしかできず大変に残念でした。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業だったようで、昨年よりも一段とパワーアップした印象を受けました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じています。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

 

※授業の様子です。クリックしてご覧ください。


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激走2!葛南新人駅伝

 19日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。8日()の銚子駅伝大会で好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して上位入賞を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部の参加者は男子が0・女子は2人と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、女子と男子1年生の部からスタート、男子の部は午後からのスタートです。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが17チーム中6位(5位とも1秒差)で、2区では2位で襷を繋ぐなど大いに見せ場をつくったレースでした。1年生の部でも、エースがAチームの1区を任されている関係でエース抜きでの戦いでしたが、見事に12チーム中4位という好成績を収めました。女子チームも15チーム中7位(一昨年は県大会へ出場できましたが、成績は8位でした)と立派な成績です。また、男子Bチームも最後まであきらめることなく、自分の力を出し切って全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会出場校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を確認しました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できていると思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしますの
 でご覧ください。

激走!銚子駅伝大会

 8日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。今年からコース変更があり、例年の8区間が6区間に短縮されたこともあって昨年よりは若干参加校が減りましたが、それでも県内各地から66校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する全国屈指の大きな駅伝大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいたり、怪我人が続出したりとチームがベストな状態での参加とはいきませんでしたが、残った選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちも選手をよくサポートして助けました。

 結果、本校は66チーム中・31位と、2年生3人と1年生が3人も走る(駅伝を初めて走る生徒も2人)という状況にも関わらず、3年生がたくさん走っている他校を相手に昨年の結果を上回る結果でした。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった40番台を立派にクリアする激走だったと思います。

私は4区で選手の引率をしていましたが、選手は補助の生徒としっかりタッグを組み、自分たちの力でストレッチやアップ走など、完璧にこなし準備する姿に感心しました。また、3区の選手がゴールした後、力を出し切って走り終えた満足感いっぱいの爽やかな笑顔を見せてくれたことがとてもうれしかったです。

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月19日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

※大会当日の様子です。クリックしてご覧ください。
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小中高連携・地域連携の書初大会

 23日()、布佐中学校武徳館にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれた」「宿題も終わってよかった」「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、中学生の上手な字が参考になった」「家でやるより集中してはかどった」「来年もまた参加したい」等々の前向きな意見が数多くありました。

 この後、子ども達からとったアンケートを基に、多くの子どもの声に応え、来年度もより意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月10日()からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも自由に見てもらえるようにします。たくさんの方々のご来校をお待ちしています。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて感謝申し上げます。

 また、平成28年中の主要な行事はこれですべて終了となります。この1年、大過なく、大きな成果をあげて幕を閉じることができました。1年間、布佐中をご支援いただき、学校と一緒に布佐中の生徒たちを育んでいただいたすべてのみなさんに改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 平成29年もどうぞよろしくお願い致します。

 

※書き初め大会の様子は「生徒の活動」のページに掲載し
ますので、そちらをご覧ください。

平和について考える!長崎派遣報告会&被爆体験者講話

 4日()、長崎平和記念式典派遣中学生報告会がけやきプラザのふれあいホールで開催されました。学校だより等でもお知らせしていますが、本校からは副団長として2年生の藤野君、石嶋さんの2人が参加し、長崎で学んだ3日間の様子と平和への思いについて堂々と発表しました。文化活動発表会で1度発表していることもあり、また、布佐中の生徒はたくさんの希望者の中から厳しい選考を経て選ばれただけあって、自分の意見をたくさんの聴衆の前でしっかりと話せていることにとても感心しました。

 そして、その報告会の第1部(中学生の報告は第2部)では、幼少のご自身が長崎で被爆体験をした原田美智子さんがお話をされたのですが、何と、翌日の5日()に原田さんは布佐中を訪れて、1年生に向けて原爆の恐ろしさと平和への願いについて1時間余りの時間をかけて語ってくださいました。

 聴いている生徒たちの表情は真剣で、全員が話しに惹き込まれて「あっ」という間に時間が過ぎ去りました。終わりに生徒代表からのお礼、そして話を聴いて考えたことについての発表があり、最後にはお礼の意味を兼ねて戦争と平和について考えさせられる合唱曲「この時代に」を学年から原田さんに贈りましたが、大変に素晴らしく目頭が熱くなる思いでした。

 1年生がこの貴重な経験と学んだことを日常生活にも活かし、仲間同士が無駄に争うことのない、いじめなどが絶対にない学年へと育ってくれることを願って止みません。意義ある機会を与えてくださった関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。

 

※長崎派遣報告会と被爆体験者講話の様子については「生
徒の活動」のページにアップします。クリックしてご覧
ください。

必修!認知症講座

 30日()、昨年に引き続き、我孫子市消費者の会のみなさんによる出前授業「認知症講座」を3年生対象に実施しました。パワーポイントを使用したり、ロールプレイングを交えながら大変にわかりやすく丁寧に授業をしていただき、生徒たちも真剣な表情で参加し、ワークシートにも質問に対する答えや自分の考え・感想をしっかりと記入していました。

 我孫子市、特に布佐を含む東部地域は高齢化率が非常に高くなっています。そのような地域に暮らす生徒たちに認知症について学ばせることはとても大切なことだと思っています。また、この学習を通して、例えば祖父母と一緒に暮らしている生徒たちが当事者意識をもったり、地域を歩いているときに認知症の疑いがある方と出会ったときにどんな対応をしたらよいかを考えることは、生徒たちに社会参画意識を育てるうえでもとても重要であると思います。また、このこと自体が地域貢献に結びつくとも考えています。

 「みんなで創る地域の学校」を掲げる布佐中学校です。来年度以降もこの学習を継続させ、この地域で生きる、布佐の明日を担う大切な生徒たちの「生きる力」を育てていきたいと思います。

 消費者の会のみなさん、ありがとうございました。

 

※下記は授業の様子です。クリックしてご覧ください。
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クオリティーの高い文化の祭典・文化活動発表会

 11月26日()、平成28年度文化活動発表会が保護者・地域の方々にご参観いただき盛大に開催されました。この発表会は、本校の特色ある教育活動の一つである「布佐タイム」の講座で3年間に学んだ成果を発表するものです。

 午前中は琴講座を皮切りに、ハーモニカ講座、三味線講座と見事にそろったきれいな音色の演奏、そして郷土芸能、なぎなたと見る者を釘付けにするような踊りや演武、最後に吹奏楽部の会場を魅了する演奏。午後は書道、華道、絵画、また、美術部、技能教科、大空・太陽学級の作品展示と菓子販売。名人顔負けの作品も並び、一生懸命制作した様子が強く伝わってきました。さらに、柔道の演武、気象学のプレゼンテーション、茶道のお茶体験、グローバルピースの発表など、見る者・参加した者を惹きつける工夫や努力の跡が感じられて本当に楽しく充実した1日でした。

 閉会式でも、長崎平和記念式典参加報告と英語スピーチ大会代表生徒発表が今年から加わり、しっかりとフィナーレを締めくくりました。私からは、生徒たちの頑張りを讃えるとともに、改めて「布佐タイム」の素晴らしさについて「こんな発表会は日本中どこの学校に行ってもやってない。専門の先生や地域の方に30名以上も、しかも年間に10回前後、長年にわたってご協力いただいているという状況は奇跡的。」「3年間継続して学習することで、初めて布佐タイムで目標としている力(探究心、表現力、異文化理解、日本の伝統・文化理解、地域との関わり方・つながり方を学ぶ等々)が身につく。1年間の学習ではとてもこんな発表会はできない。」ということ、そして「今後、中学校を卒業してからも継続して学んでいける生涯学習のきっかけのようなものをつかめる人が少しでも増えてほしいと願っている。」という話をしました。

 今年度はこの発表会をもって「布佐タイム」の幕を閉じますが、来年度以降もこれをさらに継続・発展させ、子ども達にとって今年度以上に有意義なものにしていきたいと強く思っています。今年度もお忙しい中、講師を引き受けていただいた諸先生方に感謝し、再度御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

※文化活動発表会の様子につきましては、20()に行われた和太鼓祭りに出演した郷土芸能講座の様子とともに「生徒の活動」のページにアップしてありますので、ご覧いただきたいと思います。

学級・仲間への思いを込めた合唱祭

11月17日()、印西市文化ホールにて平成28年度合唱祭が地域・保護者のみなさんに足を運んでいただき、また、布佐小・布佐南小の6年生も3年生の演奏を聴きに会場を訪れ、盛大に開催されました。

それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した見事な合唱の発表だったと思います。本当に半日 (私が午後から出張だったため、午後からの特設合唱団の演奏が残念ながら聴けませんでした) があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら本当に時間がとても短く感じました。

開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後の合唱祭に懸ける思い、数ヶ月後に一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待したいという話をしましたが、各学級の合唱と生徒たちの歌う表情からは、見事にそれが伝わってきました。どの学級にも歌で表現することが苦手な人が何人かはいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせない発表で、賞をもらった、もらわないはありましたが、学級による差など微塵もない演奏であったと思います。全員を学級に取り込み、心を一つにして合唱祭への思いを一生懸命に表現していたからであり。そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々を別にしても、聴く側の人たちが真剣な眼差しでステージの全学級の発表に魅せられていたのだと思います。

  2人の講師の先生からも、それぞれの学級のよさや布佐中全体が年々レベルアップしていること、音楽だけでなく、スポーツを始めとしたどんな分野でも感性を磨くことが大事だという話。合唱曲では、その詩のもつ意味をしっかりと理解し、聴く側にどう伝えていくかが大切であり、多くの学級でそういったことを意識した取り組みがされていたというお話をいただきました。

次は、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。コンクールも競争もない日々の歌声活動にどう取り組めるかで布佐中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだ合唱祭の経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。

  会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいたすべてのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。

 

 ※合唱祭の様子については、後日、布佐小・布佐南小の
 音楽集会・音楽フェスタに出演した特設合唱団の様子
 とともに「生徒の活動」のページにアツプしますので
 ご覧いただきたいと思います。

県下屈指の布佐中図書室!図書Bの集い

 16日()、図書ボランティアの集いが行われました。この1年余り、図書ボランティアのみなさんの地道な活動によって本校図書室の整備は格段に進歩し、子ども達の読書離れも徐々に解消しつつあるように感じています。

 その中でも蔵書のデータベース化・システム化によって蔵書管理が容易で正確になり、コンピュータによる図書検索やバーコードを利用した貸出し・返却が可能になってきたことは画期的であり、我孫子市では初めて、県内でもほとんど例がないのではと思います。まだすべての作業は完了していませんが、全体の8割ほどのコンピユータへの入力やバーコードラベルの貼り付けが済み、図書委員への使い方のレクチャーを行って先月から実際に活用を始めて生徒たちの反応も上々です。

本当にボランティアのみなさんのコツコツとした努力には頭が下がる思いです。ゆくゆくは、図書貸出しの大幅増に加え、検索システムを利用した授業での調べ学習などで大いに活用したり、生徒たちが資料を探して学習できる場となっていくことを夢見ています。

この取り組みは、我孫子市教育研究会図書館部会でも他校の先生方から称賛され、うらやましく思われたり、先日の公開研究会でコマーシャルした後にも他校の先生方から大きな反響がありました。生徒たちが本に親しみ、本からたくさんの栄養を吸収して伸びることができるよう、今後もボランティアのみなさんと手を携えて図書室の充実に努めていきたいと思います。

 

※図書ボランティアの集いでコンピユータ処理の方法を学
 んでいる様子や作業をしている様子です。クリックして
 ご覧ください。
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我孫子特別支援学校あよう祭に参加して

 12日()、我孫子特別支援学校であよう祭が開催され、本校からも吹奏楽部が招かれて演奏を行いました。我孫子特別支援学校には小学部と中学部の子ども達が在籍していますが、それ以外にも来賓の方や地域のみなさんなど多くの方々に見守られて大変に盛大で、発表に、展示にと子ども達の頑張った様子が伝わってくる文化祭でした。

 本校の吹奏楽部は午後からの演奏でしたが、プログラムが進むにつれて次第にお客さんが増え、いつのまにか体育館に溢れるほどの人が演奏を聴きにきてくれました。最後のフィナーレでは、特別支援学校の先生方も演奏に合わせて華麗な()ダンスを披露してくれましたが、何よりも子ども達が本当に純粋に、心から音楽を楽しみ、音楽に乗せて身体を動かしている姿が印象的でした。本校の生徒からも、「私たちの演奏を純粋に楽しんでくれている姿を見てうれしかった」という感想がありきした。

 インクルーシブ教育の推進という言葉をよく耳にします。本校でも居住地校交流等で特別支援学校との交流を行っていますが、まさにインクルーシブを実践し、両方の学校の子ども達にとって、とても意義深い1日になったということを強く感じました。

 

※あよう祭での吹奏楽部演奏の様子は、13日()に行わ
 れた野球部の飛燕杯での頑張りとともに「生徒の活動」
 のページにアップしますので、どうぞご覧ください。

本職顔負け!布佐中の子ども議員

 10日()、市議会本会議場において平成28年度の子ども議会が行われました。本校からは3年生の旧生徒会メンバーである藤井翔太君と伊藤汐里さんが学校代表として参加、藤井君は全体の議長を務めた他、それぞれ「学校の老朽化に伴う補償計画」「手賀沼終末処理場での指定廃棄物」について質問し、市長・教育長から答弁をしていただきました。二人とも朝から緊張した面持ちで自分たちの順番(午後2時41分予定)に備えていましたが、大変に堂々とした態度で立派に役割を果たすことができていたと思います。

 他校の小中学生たちからも、「我孫子市の人口を増やすための具体的な取り組み」「布佐地区に完成した復興会館の今後の活用」(布佐小)「戦争体験の話を小中学生に」「生ゴミ削減の提案」(布佐南小)「公共機関におけるPR活動を通じた我孫子の魅力発信」といった質の高い質問が相次ぎ、傍聴席から見ていた私たちも感心させられました。

最後に子ども議員を代表し、藤井君から市民の生活向上のために働いている市職員への感謝と子ども議会開催へのお礼、市長からは子ども議員への評価と市政の役割、一人ひとりが意見をもって話し合うことの大切さについて、教育長からは講評と将来、市民として議員席に座ることや答弁席に座る可能性も含めた市政への参加、予算と事業の優先順位といった話がありました。小中学生の年代ではなかかな経験することができない貴重な1日を過ごした子ども達の、この経験を活かした将来の我孫子市での活躍に期待したいと思います。

 

※下記は子ども議会の様子です。クリックしてご覧くださ
 い。

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地域の文化祭・頑張る生徒たち!

 先日も「生徒の活動」のページに「布佐文化祭」の様子をアップしましたが、先月半ばから今月にかけて行われている地域の祭りや催し物の多さと布佐のみなさんのエネルギーには本当に驚かされます。まさに布佐地域の一体感は、地域の方々がお元気で活発に活動されている賜であると思いますし、布佐の地域色が感じられます。

 10月30日()の「ふさの風文化祭」と11月3日()の「平和台祭」にも本校から吹奏楽部や特設合唱団・美術部と参加をし、演奏や踊り(大利根小唄)を披露したり作品を展示させていただいています。そういった場所を訪れると、みなさんが口々に「中学校の御協力をいただきありがとうございます」という言葉をかけてくださいます。そんなことからも、「生徒たちも地域の一員として、しっかりと地域貢献しているんだな」と思うわけですが、逆に、学校としても、生徒たちが日頃頑張っている活動の成果を発表する場を与えていただけることは大変にありがたく、生徒の成長にとっても大きなプラスになると感謝しています。

 学校と地域がWinWinの関係である今の状況が、今の布佐中の落ち着いた教育環境に結びついていることは間違いなく、これからもずっとこうありたいと思った11月のスタートでした。

 

※「ふさの風文化祭」「平和台祭」での吹奏楽部の演奏や地域の方と一緒に踊った大利根小唄の様子、特設合唱団の演奏、美術部の展示作品は「生徒の活動」のページにアップしています。どうぞご覧ください。

大成功!布佐中学校区小中一貫研究発表会

 このホームページ上でもお知らせしてきましたが、26日()、布佐中学校区小中一貫教育中間発表会(公開研究会)が、本校を主会場として500名を超える市内全教職員、市外から情報を聞いて駆けつけた先生方、東葛教育事務所や市教育委員会など行政関係者、来賓のみなさま、そして地域や保護者の方々に多数ご参加いただき(新聞社も5社の取材がありました)、大盛況、そして大成功のうちに幕を閉じることができました。

 平成26年度から3年間の指定を受け、将来は市全体で展開する計画となっている小中一貫教育の推進校としての研究開発でしたが、実質は平成24年度に公開した小中一貫した地域学習「ふさカリキュラム」からスタートした息の長い取り組みであると考えています。

26年度の指定当初は推進校というよりモデル校という位置づけで、市で策定した小中一貫共通カリキュラムを先行実施して検証するというのが大きな役割でした。しかし、そうではなく、地域と密着した布佐地区の特色を活かした布佐中学校区独自の小中一貫教育を創り上げていきたいという多くの先生方の願いのもと、発表させていただいたような「地域総ぐるみで学校を創り、街を創り、子どもを育てていく」ことを目指し、カリキュラムで繋ぐ分離型小中一貫教育の形ができあがってきました(詳細は本ホームページの「布佐中学校区小中一貫教育」のページをご覧ください)

ある意味、困難な船出を選択したわけであり、ここまでくるにはたくさんの苦労や葛藤、小学校との文化の違い、先生方の意見の相違etc.がありましたが、それら一つひとつを乗り越えながら、やっと布佐中学校区らしい小中一貫教育となってきたのです。まだまだ解決していかなくてはならない課題は山ほどありますし、私たちの進めてきたことが成果となってあらわれる(と信じています)のは数年先のことになると思います。今回の発表もあくまで中間報告となります。

従って、この先、例え校長が代わっても、核となる職員が転勤しても、この取り組みがいつまでも持続可能なものとなるように、地域・保護者と組織する小中一貫運営協議会も立ち上げました。地域のみなさんには、ぜひ今回の研究発表を通して小中一貫教育への理解とその意義について再認識していただき、布佐の未来を拓く大切な子ども達の成長のために、さらなるお力添えをいただければと願っています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

※布佐中学校区小中一貫教育中間発表会の様子について
 は、後日、「生徒の活動」のページに掲載します。

新生布佐中学校の船出!生徒会役員任命式

 24日()、生徒会新執行部・委員会新委員長の任命式が行われました。「式」という形にふさわしく厳粛な雰囲気の中で実施できました。新執行部・新委員長ともに、ほどよい緊張感の中に意欲に満ちた表情が感じられ、一人ひとりが述べた決意もやる気をアピールするだけではなく、立会演説会に続いて、例えば「広報活動を充実させて部活動の活性化を図ります」とか「生徒会新聞の発行やホームページの更新を欠かさず行います」「清掃改革を実行します」といった具体的な公約を立会演説会に続いて堂々と述べることができていました。彼らには、これからの生徒会行事の企画・運営にとどまらず、ぜひ政策提言したそれぞれの目標に向け、思い切って具体的な活動を展開していってほしいと思います。全教職員で精一杯支援していきます。

 また、この1年間頑張ってきた旧執行部・旧委員長も後輩に後を託し、立派に最後の挨拶を終えました。彼らのここまでの苦労、そして一つ一つのことをやり遂げた後の成就感や感動は、間違いなく彼らの成長のエネルギーとなっているはずです。1年間の活動の成果を誇りとして、今後の学校生活でますます自身を向上させていってほしいと願っています。

 なお、新執行部・新委員長の名前は、ホームページの「生徒会から」にて紹介させていただいております。

 

※生徒会新役員任命式の様子です。クリックしてご覧くだ
 さい。

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激走!第70回東葛駅伝大会

 15日()、第70回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸市民会館前スタート、野田清水公園陸上競技場ゴールの32.数㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある(布佐中学校も今年度70周年を迎えましたので、本校創立の年から始まった)大会です。というわけで、実は布佐中の教職員(恐らく他校にも)には、自分が中学校時代に東葛駅伝を走った経験者がいます。

 本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、43位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標には及ばず、昨年の順位を下回ってしまって悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、よく頑張った順位だと思っています。本校は学校規模でいうと東葛71校中65番目です。最終結果を改めて見直すと、そういった学校はほとんどが60位以下という結果でした。東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手やマネージャーも含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、胸を張っていいと考えています。

 そして、今年の選手たちは、小規模校であることなどまったく意に介せず、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。事実、前半は20位前後で襷をつないだ区間もありました。そんなことから試合後のミーティングでは、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、引退する3年生は次に自分がやるべきことに、1・2年生は次の大会に向けての厳しい練習に臨みたいという決意や仲間たちへの感謝の言葉が語られ、ここまでの苦労を思い出して涙する生徒も見られました。

 私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。

 選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。すばらしい1日でした。

 

※大会の様子(写真)については、後日「生徒の活動」の
 ページにアップしますのでよろしくお願いします。

一生懸命な姿に感動!合同運動会

 8日()、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。数年前までは柏市と合同で実施していたのですが、諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で5回目です。当日は、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、駐車場は第2・第3やゆうゆう公園も含めてあっという間に満車になるほどの盛況ぶりでした。

 本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、本当に一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限らず、子どもたちの様子を見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かして走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走るのを止めません。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、私もたくさんの元気と感動をもらえた1日でした。

 子ども達には100点満点をたくさんあげて褒めると同時に、すべての頑張った仲間たち、こんなに楽しい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝し、また次の登校日から頑張ろうという話をしました。子ども達に精一杯の声援を送り、おいしいお弁当を準備してくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい1日をありがとうございました。

 

※合同運動会の様子です。クリックしてご覧ください。
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先月に続き大躍進!布佐中の部活動

 前回、9月の部活動での子ども達の頑張りを書いたばかりですが、この土日(1日・2日)、引き続き行われている葛南・県新人戦で見事な活躍を見せてくれましたので報告したいと思います。

 まず陸上部ですが、千葉・天台競技場で行われた県新人大会に5名の選手+女子400mリレー(葛南大会では優勝)が出場しました。それぞれに精一杯の力を出し切った中で、2年生の鶴町君が走り高跳で1m82の好記録を出し、県で3位という素晴らしい結果を修めました。来年の総体では全国大会出場を目標に頑張ってほしいと思います。

 続いてテニス部は、既に個人戦で1組が県大会出場を決めていますが、団体戦でも準決勝・決勝と接戦を勝ち切り、見事に優勝して今月の23日に行われる県大会へとコマを進めました。応援していた私も力が入りましたが、保護者の方々も目に涙を浮かべながら本当に喜んでくれていました。ぜひ、県大会でも自分の力を出し切って悔いのない試合をしてほしいと思います。

 また、まだ葛南大会の途中ですが、野球部が接戦をものにして準決勝へと進出、サッカー部が2勝をあげて予選リーグ突破、バスケットボール部も女子が2勝して予選リーグ突破、男子は最後まであきらめない大逆転劇で同じく予選リーグ突破です。来週行われる準決勝や決勝トーナメントでも、この勢いのまま素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思います。

 というように、この土日の部活動での子ども達の活躍は、プロ野球の広島カープではありませんが、本当に「神ってる」といっても過言ではないような結果につながりました。少数精鋭の布佐中学校でも、まさに「為せば成る」ことの証明であると誇りに思います。

 

※各大会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。

 (カメラ設定の関係で大変に見づらい写真があることをお
  詫びいたします
)
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少数精鋭!布佐中部活動の躍進

 もうすぐ生徒会役員が改選され、名実ともに2年生が学校のリーダーとして3年生からバトンを引き継ぎますが、それに先立ち、部活動では夏の葛南大会でほとんどの3年生が引退し、2年生中心となったチームで、今、新人戦が行われている最中です。

 いつも言いますが、どの部活動も本校は少数精鋭で頑張っています。規模の大きな学校と対戦するときは、さながらオリンピツクで小国が大国に挑むようなものです。我孫子市内6中学校、葛南地区11中学校でもダントツに少人数の本校ですが、市内大会では多くの部活動が3位以内の入賞、葛南大会でも上位入賞や県大会出場を果たしています。

 9月に行われた大会では、部員不足で他校と合同チームを組むことが余儀なくされているサッカー部が3位に。同じくたった5人の部員で助っ人を他の部から1人借りて試合に出場したバレーボール部も3位、この大会は私もベンチで応援していたのですが、本校のベンチには控え選手は0、当然応援選手も0です。対する相手校にはベンチいっぱいの交代選手、コートの反対側には応援する選手が2~3重の列を作っています。他にもバスケットボール部女子が準優勝、テニス部の個人戦で県大会出場、陸上部も多数の生徒が県大会出場という立派な成績(詳細については学校だよりに掲載してありますのでご覧ください)でした。

 チームも組めないような状況では、腐って練習もやる気が出ないのが当たり前かもしれません。でも、本校の生徒たちは決してあきらめることなく、日々の練習に本当に一生懸命取り組んでいます。結果が良い悪いに関わらず、布佐中生たちのこのような姿は他に誇れる、称賛に値するものであるとも考えます。この勢いで、10月に大会を控えている各部にも朗報がもたらされることを願って応援を続けていきたいと思っています。

中学生も活躍!祭りの世界大会

 昨年度に続き、布佐の祭り(竹内神社例大祭)に参加し、その盛大さに改めて度肝を抜かれました。このすごい祭り(本校職員は「祭りの世界大会」と呼んでいます)を3日間連続で、しかも毎年実施しているという布佐の伝統と各地区のみなさんの熱い心意気には本当に頭が下がる思いです。

 そんな祭りの中で、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなりました。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして卒業生を含む女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、暑い中、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能の生徒たちは、3日間にわたって祭りを盛り上げる大切な役割を果たしています。。

 というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができるのは、私にとっても大きな収穫です。生徒たちの地域貢献を改めて讃えてあげたいと思っています。

 この300年にわたる伝統を、この生徒たちがしっかりと引き継ぎ、将来、布佐のまちの発展に貢献できる人材としてたくましく育っていくよう、学校としても全力を尽くしていかなくては…という思いを強くもった3日間でした。

 

※祭り中の郷土芸能講座の演奏の様子です。クリックして
 ご覧ください

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社会から学ぶ!2年生就職体験学習

 体育祭代休明けの14日()~16日()、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を始めとして、全部で30前後の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 期間中、私もいくつかの職場を訪問して生徒の様子を見させていただきましたが、どこに行っても、業務に支障が出ていることなど一言もなく、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。なかには、「布佐中できめ細かく指導しているハローワーク方式の成果ですね」という声もいくつかありました。求人広告の作成等、事業所様に多大なるご協力をいただき、指導にも時間と手間はかかり(エントリーシートのチェックや所長面接等)ますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。

 この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。

 今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援をお願い致します。

 

※体験学習中の生徒の様子は、後日「生徒の活動」のペー
 ジに掲載します。

大成功!感動の第70回体育祭

 10日()、布佐中学校第70回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。

天気予報では台風の襲来も予想されるなど、天候不順の練習期間でしたが、生徒たちはそんな悪条件の中、本当に精一杯、全力で頑張りました。木曜日の予行練習が延期となり翌日の実施となったため、本番に向けての修正練習が十分にはできなかったのですが、生徒たちは臨機応変、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて70回目の記念すべき素晴らしい体育祭を創り上げることができました。

 すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。組体操に代わって全校男子組が行った新しい演技では、自分たちで布佐中体育祭の新しい1ページを開くという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、気合いと大きな掛け声の中、見事に成功、周囲の人たちを感動の渦に巻き込みました。女子のダンスは、練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも演技をしながら一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前にカメラを持って集まった人の多さが、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝白組・応援賞赤組ということで、それぞれの賞に歓喜の声と感動の涙があり、終了後には両方の組ともに達成感一杯の満足気な表情が印象的でした。

 そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。グラウンドには自治会等からお借りしたテントがいくつも並び、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。

 この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。

 

※体育祭の様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページに
 掲載いたします。

地域からのプレゼント

 8日()、地域の公園などでボランティア清掃をしていただいている平和台自治会悠悠クラブ会長の山口様と四校防犯健全育成会議でお世話になっている倉橋様が学校にお見えになり、生徒たちに使用してほしいということで、昨年度に引き続き、クラブで作ったぞうきんをたくさん寄贈してくださいました。昨年度にいただいたぞうきんは大掃除や環境整備に大変に役立っており、この前の台風9号の襲来時にも雨漏り防止やその後の片付けにありがたく使わせていただきました。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校をきれいにしていきたいと思っています。ありがとうございました。

 

※寄贈いただいた時の写真です。クリックしてご覧くださ
 い。
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学校と地域のWin-Winの関係

 今日から体育祭の練習が始まりました。夏休みが終わり、先週木・金と2日学校があっただけで土日の休み(ただし土日も部活動の大会がありサッカー部は3位という立派な成績、吹奏楽部はアコモード納涼祭で演奏しました)。恥ずかしながら、まだ生徒が登校している日の学校生活のリズムを取り戻せずに、やや憂鬱な面持ちで週明けの月曜日を迎えた私でしたが…。

 出勤して朝の正門での挨拶に向かい、学校近くである地域の方と話をして一気に元気が回復して意欲が湧いてきました。話の内容は、最近の布佐中の生徒たちがすごくよくて学校も落ち着いて活気があると地域の会合で話題になったこと。授業支援ボランティアで学校に行くと必ず校長が顔を出し、帰る時には玄関まで見送られて恐縮しており、その姿勢が大切であると話題になったことなどです。自分の学校、頑張る子ども達が認められ、褒められるのはこの上ない喜びですし、こちらが感謝してもしきれないボランティアの方たちに逆に褒めてもらえたことは私にとっては大変にうれしいことです。

 まさに学校と地域がWin-Winの関係で成り立っている布佐の地だと思います。私も地域のみなさんから元気をもらって、体育祭に向けて全力で取り組まなくてはいけないと改めて思いました。

 

※アコモード納涼祭での吹奏楽部演奏の一コマです。ク
 リックしてご覧ください。

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2学期スタート!

 2学期がスタートしました。若干の欠席者はいたものの、42日間の夏休み中、一件の事故や問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。

 始業式では、2学期最初に全校で取り組む体育祭について「努力は足し算・協力は掛け算」という言葉を引用し、仲間同士が協力し合って演技を完成させると個々で努力する何倍もの成果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せ、夏空の下、長期休業明けとは思えないしっかりした姿勢・態度で参加することができました。

 避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、教師の指示もなく、どう行動したらいいか判断できずにとまどっている生徒も多くいて、防災教育をしっかり行う必要性を改めて実感しました。全体への話では、担当職員から訓練の重要性、自分でしっかり判断して行動することの大切さ、災害の恐ろしさ等について指導をしました。

 10日()は第70回体育祭です。来週、わずか一週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか一抹の不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だ」ということも話してあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。また、当日はぜひ中学校に足をお運びいだき、布佐の未来を切り拓く生徒たちに声援を送っていただけると、より一層の励みになると考えています。

学校と保護者の協働・感謝の除草作業!

 27日()、PTA主催の除草作業に全部で30名前後の保護者の方にご参加いただきました。これに部活動で協力してくれた生徒を加えると全部で80名ぐらいの人数で実施できました。

 実は、この取り組みは昨年・一昨年と雨で中止となり、体育祭を目前にして雑草伸び放題のグラウンドや校舎周りを前に、途方にくれながら一部の教職員で草取りをしていました。今年も雨が心配されましたが、逆にその分、涼しげな風も吹いて作業も順調にできたのではないかと思います。

 もちろん、この時間だけで終わるはずもなく、まだ不備なところは我々教職員に加えてシルバー人材センターの方たちにも作業してもらえる予定になっていますが、何よりも学校と保護者が手を携え、子ども達の体育祭の成功に向けて協働したことに意義があると思っています。始業式や体育祭の練習の際、生徒たちにはしっかりと伝えていきたいと考えています。参加・ご協力いただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

 また、本校の生徒たちも今日の除草作業だけではなく、先日の台風一過の後の散乱したゴミや木の枝、折れた竹の後始末や清掃等に各部活動で積極的・自主的に協力してくれています。この日は台風10号の襲来に備えて、校舎内の備えを万全にしてくれた部活動もありました。学校を愛し、学校に貢献してくれている生徒たちも感謝・感謝です。

 

☆除草作業中の様子については「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらをご覧ください。

3年目の「宿題お助け隊&補習」

 8月3日()~5日()、布佐中学校区小中3校で学校支援地域本部主催の学習会、通称「宿題お助け隊+補習」を実施しました。地域のみなさんの力を借り、大学生や高校生にも協力してもらい、子ども達の学力向上と夏休みの有効な過ごし方に役立つことができれば…と考えています。

 今年で3回目の実施ですが、一昨年は初年度ということもあってか子ども達の参加が大変に少なく、教える側の地域の大人の方が多いという状況であり、昨年は布佐中職員による数学の補習とも連携し、多くの参加者で大変に有意義な時間を過ごすことができました。今年度は補習との連携等はなく、純粋にこの学習会に参加したい児童生徒が集まり、連日、布佐中会場では15人ほどの子ども達がボランティアのみなさんと集中して学習に取り組みました。

 このような地道な活動が次へとつながり、現在でも中学校では定期テスト前の学習会や受験対策の補習を実施していますが、さらに地域の方々の教育力を活かした放課後の補習を小学校にも拡充して学習習慣の定着を図ったり、土日の自主的な学習へと発展していくような軌跡が描ければ…と思っています。

 子ども達のために、連日ご協力いただいたボランティアのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

 

※布佐中会場での「宿題お助け隊+補習」の様子です。ク 
 リックしてご覧ください。
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「みんなで創る地域の学校」・第1回小中一貫運営協議会開催

 29日()、布佐中学校区小中一貫教育を支え、地域総ぐるみで布佐の未来を担う子ども達を育てながら「みんなで創る地域の学校」を実現するための第1回運営協議会を開催しました。布佐中学校、布佐小学校、布佐南小学校3校の管理職、評議員代表、保護者代表、コーディネーター、地域ルーム代表、地域代表の15名の出席をいただきました。

 始めに自己紹介をしてから、改めて布佐中学校区で実施する小中一貫教育の目的、ここまでの歩み、実践内容、10月の公開研究会について説明し、承認を得ました。続いて3校での学校支援ボランティアの現状とその拡充について意見交換をし、主に学習支援のあり方について貴重な提言がありました。中学校入学時に個々の学力に差がありすぎたり、2つの小学校で行っていることがバラバラでは中学校との一貫教育は難しいことや昨年度からの小中一貫した「書く力」を向上させる取り組みによって、現中1生にしっかりと効果があらわれていること、地域ボランティアによる補習を実施する際に多忙な子ども達のことを考えると、時間的な制約が限られる学校ではなくて自治会館などの地域の施設を利用することも考える必要があるなど、将来に向け、子ども達の「学力向上」に可能性を広げていけそうな意見が多数出ました。最後に、この先の布佐中学校の生徒数減少に伴う部活動の統廃合について検討していただきました。結論としては統廃合止む無しということですが、その前に小学生の実態調査を行うことや他校との合同チームの可能性を追求する、

子ども達の目線で統廃合する際の基準を明確に設定して説明する必要があるといった意見が出されました。正直、部活動を統廃合することで選択肢が減ることは学校の魅力が半減することに繋がりかねません。学校だけで決定するのではなく、いろいろな立場からいろいろな視点でご意見を頂戴することが大切だということに改めて気づかされました。

 予定を大幅に超え、2時間半以上休憩なしで熱い議論が交わされましたが、時間を感じさせない、かつ子ども達のためになる有意義な時間であったと考えています。

 

※小中一貫運営協議会の様子です。クリックしてご覧くだ
さい。また、この会でプレゼンした資料の一部は「布佐中学校区小中一貫教育」のページに掲載します。
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1学期を終えて…

 本日、7月20日()をもって平成28年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。

 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ぞうきん」という1篇の詩を題材にして、報いや見返りを求めることなく、みんなを陰で支えてくれている「ぞうきん」のような役割を果たしてくれる人たちのおかげで、幸せに何不自由なく生活を送れているという話をしました。学校でいえば、班・学級・部活動の仲間、先生、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動にお手伝いをしてくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力なくしては、今の布佐中学校は成り立たないといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしようと話しましたが、私たち職員も全く同じです。まだ夏休みにもボランティアによる補習が予定されていますが、2学期もどうかよろしくお願い致します。

長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

 

※終業式での代表生徒の発表の様子です。クリックして
  ご覧ください。
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葛南大会・上々のスタート!

 7日()の陸上部、10日()の野球部を皮切りに、平成28年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。

 陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、何人もの生徒が27日()・28日()に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、男女総合4位という素晴らしい成績を収めたことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。

 野球部は灼熱の鎌ケ谷福太郎球場で1回戦を戦いました。0対0の緊迫した投手戦が続き、両チーム一歩も譲らない展開で、ついに延長戦に突入しました。延長に入ると特別ルールが適用され、ノーアウト満塁から試合が始まります。後攻の本校は、最初の打者を三振に打ち取ったのですが、その後、緊張?からかエラーと犠牲フライで2点を失って、その裏の攻撃を迎えました。やや気落ちしているかに見えた選手たちでしたが、普段の心がけがいいのか、やっぱり一生懸命練習に取り組んできた姿を神様は見てくれていたのか?相手の守備の乱れもあって3点をとり、見事なサヨナラ逆転勝ちを収め、勝利の校歌を聞くことができました。

 どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしい…と願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。

 

※陸上部・野球部の葛南大会の様子は、後日、「生徒の活
 動」のページにアップします。

一流の演奏、一流の聴き手に・1学期歌声交歓会

 5日()、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。

 1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、それぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。

 そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件です。そういった意味も含め、生徒たちには80点という点数をつけました。最後に特設合唱団が今年度初めての演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入っていました。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、交歓会の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている姿を感じ取っていただけたのではないかと思っています。

 生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。

 

※発表の様子(写真)は「生徒の活動」のページをご覧くだ
 さい。

事業所様への挨拶を終えて-就職体験学習

 今年度も9月14日()~16日()にかけて2年生の就職体験学習を実施します。例年よりも若干遅れてしまいましたが、お世話になる事業所様に依頼のあいさつに訪問させていただきました。

 今年が3回目になるということもあってか、多くの事業所様が私の顔を覚えてくれていて、親しく話をしてくださいます。中には昨年はもとより、一昨年、それ以上前にお世話になった生徒の名前まで覚えていて、懐かしそうに当時のエピソードを語ってくれる方もいて、話しを聞いていてとてもうれしくなりました。そして、どこの事業所様にも判で押したように言われたのが「布佐中の生徒はしっかりと目的意識をもって来てくれる」「何でここを選んだのかをしっかりと話せる」「目的意識があるから本当に一生懸命に働いている」ということです。求人票を事業所様にいただいて、自分でエントリーシートを書き、厳しい面接を経て校内ハローワークを通して就職先が決定していく。布佐中で引き継がれてきたこの方式がすばらしい成果をあげているということの証明であると考えています。そして、これが生徒たちの「将来を生きる力」に直結していくのだと思います。

 いろいろと話を聞くと、職業体験の意義が見つけられずに、多忙さもあって体験日数を減らしたり取り組み自体を縮小する学校もあるようですが、本校では、職員全体で就職体験学習の意義をしっかりと共有し、今後も生徒たちの成長のために継続していきます。

 いつも2つ返事で本校の生徒を受け入れてくださる地元を中心とした事業所様に、改めて心より御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

地域の力をお借りして…家庭科授業のボランティア

 21日()から7月上旬にかけて2年生が家庭科の被服実習でブックカバーを制作します。昨年度も実施しましたが、今年もたくさんの地域ボランティアのみなさんにお手伝いをいただき、3年生の授業も含めると、全部で25時間に延べ50人を超す方たちにご協力いただく予定です。

 このスタイルで授業を展開すると、担当教師も含めてミシン1台、グループ1班に指導者が1人ずつ配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が作品を完成させることが可能となります。家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて捨ててしまうという話を、本校生徒からは聞いたことがなく、また、安全面でも大変なメリットがあります。

そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しています。「子ども達と接することができ、楽しい時間をもらえて本当にうれしいです」「子ども達からたくさん元気をもらいました」「顔を覚えてくれた子ども達が、で行き会うと挨拶をしてくれます」等々。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、布佐地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の学校」に向けて今後ともよろしくお願い致します。

 

※家庭科の被服実習の様子です。クリックしてご覧くださ
 い。
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合同学習会の充実した1日

 14日()、大空学級と太陽学級が参加して市内合同(校外)学習会が実施されました。目的地は市川市の現代産業科学館です。よく晴れた青空のもと、8時20分出発のバスに乗って出発です。

 本校の生徒たちは布佐小学校・新木小学校の子ども達と一緒のバスで向かいましたが、中学校らしくリーダーシップをとってバス内レクを盛り上げ、小学生たちも大変に喜んで参加してくれました。  

渋滞もあって現地への到着が遅れ、その後の行動予定がずれてしまいましたが、館内の見学や実験、体験はどれもとても魅力的で興味をそそられるものであり、化石のレプリカ作りをしたり、みんなで一緒に弁当やおやつを食べたりと、生徒たちにとっては本当に夢のような楽しい1日が瞬く間に過ぎ去ったのではないかと思います。

引率した先生方の撮った写真に写る一人ひとりの表情や溢れるような笑顔からは、満足感いっぱいの素晴らしい1日を過ごせたことが感じとれます。これからの学校生活も、この素晴らしい笑顔を絶やさぬよう、充実した日々を過ごせるように私たちも生徒とともに頑張っていきたいと思います。

 

※合同学習会の一コマです。クリックしてご覧ください。
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地域の力をお借りして-テスト前学習会

 16日()・17日()に行われる1学期定期テストに向け、昨年度に引き続き地域の方にお願いして13日()と14日()の2日間(15日は県民の日のために休業)、放課後の補習を実施しています。

 昨年度は秋以降に3年生の受験対策として、3学期には1・2年生対象の定期テスト対策として地域の方の力を借りて行いましたが、大変に好評であり、今年度も実施の運びとなりました。地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあって、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間まで約1時間半程度の時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と願っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。

 御協力いただいている地域のみなさまには本当に感謝!感謝!です。

 

※地域の方に指導していただいている充実した補習の様子です。クリックして
 ご覧ください。
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生徒の、生徒による、生徒のための総会

 6月13日()、午後から生徒総会が実施されました。予定を大幅にオーバーして、実に2時間を超える長丁場でしたが、生徒たちはよく集中し、昨年度に増して素晴らしい生徒総会でした。

 事前に学級で資料の読み合わせをしっかりと行ってきたこともあってか、よく考えた質問や意見が積極的に発言されました。そして、何よりも提案者の説明や質問に対する答弁を集中して聴いていた生徒全員の落ち着いた雰囲気がよかったです。特に、1年生は小学校では経験したことのない生徒主導の総会、先輩たちの見事な進行ぶりにとても驚いた様子でした。

 リンカーン大統領ではありませんが、まさに、「生徒の、生徒による、生徒のための総会」であったとお世辞抜きで褒められる大人顔負けの総会でした。生徒会からは、今年度のスローガンとして「誇りをもつために、繋がりのある布佐中学校を築こう」という提案とそのための具体的な計画(地域貢献や学力・生活力向上、環境整美、合唱の充実に向けた感心させられる内容でした)や中央委員会の定例化案が示され、可決をされています。

 このスローガンのもと、生徒全員で一丸となった「チーム布佐中」がますます学校で、地域で活躍し、生徒一人ひとりもさらに成長していくことを願っています。

 とても有意義で心地よい午後の時間を過ごせたという思いです。

 

※生徒総会の一コマです。クリックしてご覧ください。
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自然を満喫!笑顔の林間学校

 2日()~4日()、2年生は林間学校に行ってきました。福島県裏磐梯を中心に、自分たちが総合学習で学んできた自然、動植物について検証したり、現地の方たちとの触れ合いを通して、学校では決して得ることのできない貴重な学びを手にするための旅です。

 初日、現地についたときは曇りで肌寒さと強い風、磐梯山の中腹まで雲がかかり、昨年の初日が大雨だったこともあって先行きが心配されましたが、活動が始まる頃にはうっすらと日差しも戻り、現地ネイチャーガイドさんたちの案内によって素晴らしい自然観察体験ができました。ガイドさんの説明を一言一句漏らさずに聴こうとしている生徒たちの真剣な表情が印象的でした。私が一緒に活動したグループは五色沼の散策を行いましたが、その美しさに感動するとともに、普段はほとんど見ることができない小動物を発見するなど貴重な体験をすることができました。

 宿舎についてからの入浴や食事、リーダー会でも生徒たちは臨機応変に、常にスケジュールよりも早め早めに動き、無事1日目を終了しました。反省会では様々な課題や問題点が発言されましたが、私からは「集団でただ山歩きしているだけの学校もある中で、君たちの林間はしっかりとした目的をもったレベルの高いものだ。レベルが高ければ当然課題も多くある。初日よりも2日目、2日目よりも3日目にどんどんよくなっていく林間にしよう」という話をしました。

 2日目は前日とは違ったメンバー・コースでの学習です。生徒たちはコースを回りながらガイドさんに積極的に質問したり、自分たちが学習したこと以外の新しい発見をしようと真剣な眼差しで山歩きをしました。ガイドさんから教えてもらった植物を自分でも見つけたり、不思議な虫を見つけてガイドさんに報告するなど、昨日以上に自然観察を楽しんで感動的な体験をすることができました。私が一緒に活動したグループでは、穴に逃げ込む蛇や数十メートル先の道路を横断する熊に遭遇するなど、驚きの連続でもありました。

 2日目の夜はキャンプファイヤーでしたか、担当者の見事な企画もあって、厳粛な儀式に続いて学年合唱、フォークダンスと本当に学級・学年が団結して最高の時間を過ごし、ホテルへの帰路にサプライズで学年職員から花火のプレゼントがあるなど、一生の思い出をつくることができたようです。

 3日目は班ごとに地元の農家にお世話になり、農業体験をしながら現地の方と触れ合います。今まで経験したことのない作業に戸惑っている様子もありましたが、農家の方たちに丁寧に教えていただき、楽しそうに仕事に励みながら、たくさんの笑顔が見られた3日目だったと思います。それぞれの農家で収穫した新鮮な野菜は、お昼ご飯のおかずとして出され、なかなか味わうことのできないとれたてのみずみずしい野菜や現地の特産物などに舌鼓をうっていました。

 帰りのバスの中では、実行委員全員からしっかりとこの林間学校の成果と課題が述べられました。学年集団のよさや具体的に一人ひとりが頑張っていたことについても話があり、リーダーとして成長した姿が感じられました。このように「自然を学び、仲間と協力、絆を無限の輝きへ」という林間学校のスローガンを達成した2年生の生徒たち、この後、この経験を糧にした学校生活での活躍や次の修学旅行に向けての頑張りを楽しみに、そして期待して見守っていきたいと思います。

 

※林間学校の様子(写真)は、後日、「生徒の活動」のページに掲載しますので、そちらの方もご覧ください。

大健闘!市内陸上大会

 25日()、第53回我孫子市中学校陸上競技大会が行われました。これは陸上部の大会ということではなく、東葛駅伝大会と同じで、学校全体としての代表選手を選出し、学校をあげて応援をする大会です。

 このような大会であるため、いつも書いていますが、生徒数が圧倒的に少ない本校はエントリーする選手の人数も含め、高い得点をあげることが難しい面があります。そんな状況ではありますが、選手たちはこの1ヶ月間、多くの先生方や学級の仲間の支援を受けて本当によく練習に励んで力をつけてきました。私からは「練習10で本番8というのが定説だけど、今日の試合でそれを10以上にするか、8のままか、それともそれ以下になってしまうのか。他校と競うことも大事だけれど、まずは自分自身の記録に挑戦してほしい」という話をしました。

 そして、すべての選手たちは自分のためだけではなく、「チーム布佐」のために、それぞれの競技に全力を尽くして頑張りました。結果、自己ベストを更新した選手を始め、全力で力を出し切って多くの選手が自己ベストとほぼ同等の記録を出すことができました。総合得点でも女子が大規模校の一角を崩す3位という成績を残し、男子も昨年から順位を上げ、5位という結果でした。まだまだ満足してはいけないのかもしれませんが、この結果は、市内で一番小さい学校でも「チーム布佐」として目標をもち、みんなで協力し合って練習に励めば結果に結びつくという大きな自信になって次につながるのではないかと思います。市内陸上の選手団はこれで解散しますが、この1ヶ月間の取り組みとこの大会の経験を、それぞれの生徒が自分の部活に戻って還元し、夏の葛南大会に向けて生徒たちがさらなる頑張りを見せてくれることを期待しています。

また、この大会やいくつかの記録会で標準記録を突破し、県通信大会へとコマを進める選手も例年に比べて多くなっています。晴れの舞台に臨む生徒たちには、県大会でも自らの力を存分に発揮して達成感を味わうとともに、さらなる成長につながることを願っています。

 

☆市内陸上大会の様子は、後日、「生徒の活動」のページに掲載しますので、ご覧いただければと思います。

充実の図書室に向けて!

 昨年度から会議や研修会を重ね、大変なご苦労をかけている図書ボランティアのみなさんの活動ですが、18日()、生徒の委員会活動日にお集まりいただき、図書委員の生徒たちとの顔合わせ・交流会を実施しました。

 かねてから図書委員の生徒たちも、ボランティアの方々にお願いしたいことがあったり、一緒に活動することを希望していましたので、短い時間でしたが、とても和やかに交流が進みました。一緒に作業して制作した栞は、この後、とても役に立ちそうです。

 今年度、授業を含めた図書室の積極的利用と読書活動の推進による学力向上は本校の重要な命題の一つです。ボランティアのみなさんの活動により開室時間が増え、図書室の整備が進むことによって、より活用しやすい図書室が実現することが大いに期待できそうです。そして、その大きな要因となるであろう蔵書管理のデータベース化もあともう少しでゴールが見えてきます。検索システムの完成、貸し出し等のコンピユータ処理によって、学校・生徒が受ける恩恵は計りしれません。

 「みんなで創る地域の学校」に向け、生徒たちの成長のために力をお貸しくださる図書ボランティアのみなさんに改めて感謝申し上げるしだいです。

 

※下は交流会の様子の一部です。クリックしてご覧くださ
 い。
  
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「学びの3日間」大成功!修学旅行

 3年生は9日()~11日()まで奈良・京都方面への修学旅行に行ってきました。この3日間(特に最初の2日間)、生徒たちは事前に学習して自らが追求してきた課題を検証する「学びの修学旅行」を見事に実践しました。そして、私自身もこの修学旅行で学んで旅することの素晴らしさを、生徒とともに改めて心底実感しました。

 初日、早朝5時11分の始発電車で布佐駅を出発し、東京駅に向かいました。車中、一般のお客さんに自然に席を譲る生徒たちの姿がとても微笑ましく、最高のスタートを切りました。そして、7時20分発の新幹線で一路京都駅に、ここからさっそく検証テーマごとのグループ別行動へとうつります。初日は、全生徒が学習のテーマを「日本のまほろば」である大和地方、すなわち飛鳥・斑鳩を始めとした古代史の中心から平城京が置かれた奈良市内に絞りました。結果、生徒一人ひとりが歴史のロマンへと駆り立てられ、個々の学習が深まる要因となったのではないかと思います。そして、それぞれの検証場所で大変にわかりやすく、生徒が学習してきたことを上手に引き出しながら様々なことを教えてくれたボランティアガイドのみなさんや各寺院の関係者のみなさん、何十回と奈良を訪れている私自身も、思わず身を乗り出してその語りに惹きこまれていました。生徒たちの学びが膨らんだ最大の要因は、まさにこの方々の支援があったからに他なりません。1日目の学習を終え、ホテルに戻ってきた生徒たちは口々に「すごく楽しかった」「おもしろかった」「いい1日だった」と笑顔で報告をしていました。そして、我孫子では電車で東京に行くことさえ迷いそうな子ども達が、遠く離れた方向さえわからない初めての地で、怪我やトラブル等も一切なく自分たちの力で行動できた。これは、自分たちが真剣に学んだことを一生懸命に確かめたいという気持ちが為せる技であったとも考えています。

 2日目も前日とは異なるメンバーで、京都を含めた探究の旅に出かけて行った生徒たちでしたが、さらに充実した面持ちでホテルに笑顔で戻ってきました。夜の報告会では、1日目よりもさらに充実した学びの様子と感動、驚きや新たな発見が熱い口調で語られました。この2日間を終え、生徒たちにとって本当の楽しさとは何か、修学旅行の意義とは何かを彼らの取り組みや活動の様子から改めて教えられたような気がしています。

 そして最終日、和装に着替え、京都での学年全体行動です。初めての経験に戸惑いの表情を見せていた生徒たちも、清水寺ではたくさんの外国人に話しかけられたり、一緒に写真を撮ってほしいとせがまれ、まんざらでもない?顔をしてカメラに向かって笑顔でポーズをとっていました。最後に清水寺で撮った学年全体の集合写真は一生の宝物となるのではないでしょうか。

 古の都に思いを馳せた3日間、生徒たちは大いに学び、大いに楽しみ、満足感と達成感を胸に、成長した姿で帰ってきました。帰りのバスの中でも「もう終わってしまうのか…」「帰りたくない…」という声が聞こえてきたほどです。これから3年生の生徒たちは、この感動的な成功体験を自信とし、今後の日常生活や「中学校生活最後」となる各行事に、そして個々の進路実現に向けて大きく羽ばたき、私たちの期待に応えてくれるという確信をもった修学旅行であったことを最後に報告させていただきます。

 

※生徒の活動の様子は、後日「生徒の活動」のページに掲 
 載しますので、そちらもご覧ください。

GW中の生徒活動から

 5日()、新緑まつりで本校吹奏楽部の1・2年生有志が、地域の方たちと一緒にだしお音頭の踊りを披露しました。本来ならば4日()の実施で、吹奏楽部の演奏をバックに行う予定でしたが、雨模様の予報ということで早々と順延が決定し、CDの音楽に合わせての実施になったのは残念でしたが、参加可能な生徒たちが集まってくれました。

 もちろん、突然の実施で踊れるわけはなく、当日を迎えるに当たって布佐ボランティアの会のみなさんを中心に熱心に指導をしていただき、みなさんの前で披露できるまでに上達したものです。私も、先月30日()に上町自治会館で行われた練習の様子を見に行きましたが、たくさんの地域のみなさんに囲まれ、生徒たちも本当に楽しそうに活き活きと踊っている姿が印象的でした。1年生の男子に「休みがなくて大変だね」と声をかけたら、「いえ、とっても楽しいので全然平気です」と頼もしい答えが返ってきました。

 9日に出発する修学旅行の直前・直後にも、地域での演奏が予定されている吹奏楽部です。今年度も積極的に地域に出て、みなさんを笑顔にする活動を続けてくれると思います。

 また、GW中にはバレーボール部やバスケットボール部の東葛大会、葛南大会も行われています。いつも言いますが、対戦校に比べて圧倒的に部員数が少ないため、チームには2年生が何人も入っている、選手交代ができない、応援生徒も少ないという状況の中、生徒たちは全力を出して頑張りました。残念ながら県大会までアト一歩のところで涙を呑みましたが、それぞれに東葛ベスト8、葛南ベスト8という結果は立派だと思います。何よりも、選手が自分たちで声をかけ合い、修正点を出し合い、励まし合って試合に臨んでいた姿が印象に残りました。

 勝負には負けるのはもちろん悔しいですが、部活動を通して一歩ずつ成長していく、大人になっていく生徒たちの姿を見られるのはとてもうれしいことです。

 

※吹奏楽部と地域の方たちのだしお音頭の練習、バレーボール部・バスケットボール部の試合の様子については下記をクリックしてご覧ください。
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笑顔満載!1年生校外学習

 18日()、1年生の校外学習で県立房総の村に行きました。雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の頑張りを神様が見ていてくれたのか、雨の予報を覆して太陽も顔を出し、日中は20°を超える暖かさで校外学習日和の1日でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは最後まで班がまとまって協力し合う、レクでは学級の枠を自然と取り払って、学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました。そして、閉会式では学年委員から「学年みんなの協力に感謝する」という話もありました。こんなふうにいつまでもお互いを温かく認め合える仲の良い学年集団であってほしいと願っています。

 楽しく充実した1日を過ごした1年生、明日からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活になると思いますが、この校外学習を含めて素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 

※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページ
にアップしますので、そちらの方もご覧ください。

「チーム布佐中の一員に!」新入生歓迎集会

 12日()、新入生歓迎集会が実施されました。実は昨年度・一昨年度ともに、この行事と出張が重なってしまい、布佐中3年目にして初めて目にすることができた生徒会行事でした。

 時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。

 1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学してたった4日間でどうやって練習したの?」と思わせるような見事な合唱であったと思います。

 私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。

 

※新入生歓迎集会の様子は、後日、「生徒の活動」のペー
 ジにアップさせていただきます。

新入生を迎えて!歓迎の入学式

 肌寒い日が続いたせいか桜の花はちょうど満開となりましたが、強い風と雨の中、本校第70回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に36名もの来賓のみなさまにご臨席いただき、むしろ新入生たちの心にも強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、69名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加できました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる前進を確信することができました。

 在校生もわずか2時間の入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 明日から本当の意味で平成28年度、全生徒がそろっての新生布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のための「共育」と「協育」をよろしくお願い致します。

 

※入学式の朝、及び式の一コマです。クリックしてご覧く
 ださい。
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平成28年度スタート!

 5日()、始業式が行われ、平成28年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちなどがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「失敗は自分をよく知るための絶好の機会」であり、それを乗り越えることで「自分の意思を貫き通す強い気持ちも育つ」だから「人生での成功の反対は失敗ではなく挑戦しないこと」、進級に当たって勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は学校目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてですが、それに加え、新入生を迎えるに当たって「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたなということを実感しています。

 今年度も、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。

 

※下記に始業式の様子と平成28度の職員学年・学級組織
 一覧を掲載しました。クリックしてご覧ください。
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 28年度校内組織一覧(ホームページ用).xlsx
 

 

大盛況!吹奏楽部・春のコンサート

27日()、本校吹奏楽部・第7回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長にもご来校いただき、約3時間にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はまた、それをはるかに超えるみなさんにご来場いただき、たくさん用意した座席が満席となり、体育館後方いっぱいに立ち見の方が溢れているという状況でした。立ち見となってしまった方々には申し訳なかったのですが、本当に、年々応援していただける方が増え続けていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージは、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、卒業生アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年ご協力いただいている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏をお招きして行われました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、オペラ「蝶々夫人」の演奏など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿に心を打たれました。

平成28年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

 

※春のコンサートの様子は「生徒の活動」のページにアッ
 プしますので、そちらをご覧ください

図書ボランティアさんの熱い想い

 3学期2度目の図書ボランティア懇談会を、前回参加できなかった方を中心に16日()に行いました。前回より少人数だったこともあり、本当にざっくばらんにお互いの意見を交換し合い、とても有意義な会となりました。

 まず、おひとりずつ図書ボランティアを経験しての感想を話してもらいましたが、どの方も、最初は学校の敷居が高くて何となく気まずかったのだけれど、何回かやるうちに「そんなことはないんだ」ということに気がついて、仕事をするのも楽しくなりました。とおっしゃってくれました。本校の図書整理員さんとの距離も縮まり、親しげに話し合いをされていたのがとてもうれしかったです。

 その後、来年度に向けての意見交換を行い、とても建設的で具体的な意見がたくさん出されました。以下にそのいくつかを紹介します。

 ①図書ボランティアの仕事のあり方を考えるために、図 
 書委員会を通して生徒のニーズを調査
(アンケート)
 たい

 ②講師に来てもらって研修をするだけでなく、こちらか
 らも先進的に活動している図書ボランティアがいる学
 校の実際を学びにいきたい

 ③生徒にもっと魅力ある図書室にするために、入り口の
 ドアを含めて装飾をするなど、ボランティアだけでな
 く美術部にも依頼したい

 ④委員会活動の日に学校に来て、図書委員の生徒の生の
 声やボランティアへの要望を聞いてみたい
 等々です。

   子ども達のために役に立つことで自己実現を図りたいという図書ボランティアのみなさんの熱い想いが感じられた1時間半のすばらしい懇談会でした。


80名の卒業生たちの巣立ち!感動の卒業式

 15日()、本校第69回卒業証書授与式が、教委委員さんを始めとした何と53名もの来賓のみなさん(これまでで最も多い)にご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間に及ぶ長い時間でしたが、生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも口々にお褒めの言葉をいただきました。

 80名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現してくれ、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなる思いがしました。なお、この卒業生たちの誇れるところ、自慢できるところは、80名全員が誰一人欠けることなく参列できたこと(午後からの校長室での個別卒業式はありませんでした)、そして、80名全員が見事に高校進学を内定させて晴れの舞台に臨めたことです。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校を代表して御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

地域を学ぶ!語り部さん訪問

 本校総合学習の要である「布佐カリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を9日()に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、将来にわたって布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。

 また「布佐カリキュラム」は、まさに今、小中学校で進めている小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。

 当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるようにしっかりと準備して出かけていきました。

 私も何か所かにお邪魔させていただきましたが、語り部さんたちの大変に熱の入ったお話に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。

 この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。

 

※語り部さんから学んでいる一コマです。クリックしてご
 覧ください。
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3年生の地域貢献活動

 8日()、午後から短い時間でしたが、3年生が奉仕作業で利根川の土手沿いにゴミ拾いを行いました。実は、先日も地元・上町の人形祭りの会場作りの一環として、竹の運搬作業を行ったのですが、それに続く地域貢献活動です。

 とはいっても、指導する学年職員だけでは広い範囲に目が行き届かず、危険な個所もあることから、結局、地域のみなさんにも20人ぐらいのお手伝をいいただき実施にこぎつけたものです。

 4月並みの暖かさの中、生徒たちは額に汗して一生懸命に活動しました。聞くところによると、この場所の清掃は3年ぶりだということで、きれいになっていく様子が生徒たちにもうれしかったようです。

 いつもいつも地域のみなさんからたくさんの支援をしてもらっている布佐中学校です。そのお礼ということも兼ねてこんな機会をもっともてたら…と思いはすれど、なかなか時間がとれずに実現していない現状があって残念に思っています。次年度からは生徒会執行部にも投げかけ、積極的に時間を生み出す工夫をしながら、様々な形の地域貢献活動に取り組んでいきたいと強く思った1日でした。

 

※ボランティア清掃の様子です。クリックしてご覧くださ
 い。
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感謝を込めて!「3年生を送る会」大成功

 7日()、3年生を送る会が行われました。外は雨模様ですが、例年よりも若干の暖かさが感じられる(でも寒かった…)体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、本当にあっという間に過ぎ去っていきました。

 1年生の発表は、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を振り返りつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。

 2年生の発表は、戦前・戦後の世の中で生活している2人の中学生が入れ替わることによって、それぞれの世界を体験し、不満ばかり漏らしている今の自分の境遇、平和な世の中がいかに幸せなことかに気づいていく、また、戦争を肯定し、周囲の言うがままに流されて生きている自分の愚かさに気づき、自分は何を為すべきかを考えていくという大変に難しい、かつ大切なメッセージが込められた劇でした。さすが上級生、生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。

 両学年とも、この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように思えた発表でした。

 最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、趣向を凝らして撮影したビデオ、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。

 楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。

 

※「3年生を送る会」の様子は「生徒の活動」のページに
 アップしてありますので、そちらの方もご覧ください。

全力疾走!県新人駅伝大会

 20日()、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。身が縮むほどの寒さと冷たい雨の中で、県内各支部を勝ち抜いてきた50チームの選手たちが全力で襷をつないで走りぬきました。

 本校は既にお知らせしているとおり、男子チームが2年連続でのこの晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式の後、女子に続いて11:20に男子の部がスタートしました。

 選手たちは一人ひとりがもっている力を十分に出し切って27位という成績を収めました。昨年の13位には及びませんでしたが、何よりもこの大きな大会のスタートラインに今年も立つことができ、県での27位ですから堂々と胸を張ってよい結果であると思っています。     

そしてこの大会、走ったメンバーが銚子駅伝のとき、そして葛南新人駅伝のときとも何人か違っている、すなわち、選手層が厚くなったということが何よりの成果であったと考えています。この大会は6人のエントリーでしたが、秋のビッグイベント東葛駅伝大会は10人で襷をつなぎます。東葛駅伝大会に向けての本校選手たちの頑張りが今から楽しみです。

 最後に、顧問からは「もう布佐中は決して弱小チームではない。このような小規模な学校でも、県大会を経験してこれだけできることが証明された。この後、駅伝部以外の生徒も、それぞれの所属部活動に戻って目標を高くもって取り組み、また夏の合宿から東葛駅伝入賞をめざして一緒に頑張ろう」という話がありました。駅伝部もそうですが、冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、平成28年度に大きな花を咲かせることを期待したいと思います。

 

※県大会の様子です。クリックしてご覧ください。
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地域が先生!充実した放課後の補習

 18日()・19日()に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして15日()~17日()の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。

 昨年の秋から3年生の受験対策として、地域の方の力を借りて補習を実施してきましたが、今回はそれ以上の人数が集まり、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。

 

※地域の方に指導していただいている充実した補習の様子
です。クリックしてご覧ください。

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100名を超える参加者で大盛況!小中一貫の日と教育ミニ集会

 13日()、小中一貫の日として市内小中学校すべてで小学校6年生と中学生の交流活動等が実施されました。午前中、どこの学校も小学生の授業見学や部活動見学、中学校生活の説明などを行ったようですが、それに加え、布佐中学校区は市の推進モデル地区ということもあり、午後からも保護者・地域の方たちの参加をいただき、教育ミニ集会を開催しました。

 「みんなで創る地域の学校」を掲げ、学校・地域総ぐるみで子どもを育てていく布佐中学校区の小中一貫教育です。その理念や目標、理想の育てたい子ども像、学校と地域の共有するテーマなど(詳細については、「布佐中学校区小中一貫教育」のページをご覧ください)について確認し合い、連携を取りながらそれぞれの立場で何ができるかを話し合いました。

 我孫子市でこれから進めていく大切な教育の柱ということもあり、市長、市議会議員、教育長を始めとした教育委員、教育委員会事務局、さらに県教育委員会からも参加をいただき、予想をはるかに超える100名以上というたくさんの地域の方々と保護者、教職員で熱のこもった熟議が展開されました。会のまとめとしてNPO法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長・生重幸恵先生より講演をいただき、バイタリティー溢れる話に参加者全員が耳を傾けて魅せられていました。

 このように地域の方々の貴重なご意見を学校教育に反映させながら、布佐型のコミュニティー・スクールを実現し、「学校()創りは地域(まち)創り」という考え方のもとで、地域の中核としての学校の役割をますます果たしていきたいと考えています。

 ご参加いただいたみなさんに改めて御礼申し上げますとともに、今後とも子ども達の健やかな成長のために、学校にお力添えいただくことをお願い致します。

 

※当日の午前中・交流活動と部活動見学、午後・教育ミニ集会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。なお、教育ミニ集会の様子を含めて撮った写真のすべては「生徒の活動」のページにアップします。また、ミニ集会の資料については「布佐中学校区小中一貫教育のページ」にアップします。

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布佐中玄関にお雛さま…

 3月の雛祭りを前に、布佐中学校の玄関に立派なお雛様が飾られました。これは数年前に寄贈していただいたものですが、今いる職員では飾りつけができずに時間もとれないことから、昨年度は倉庫にしまったままで宝の持ち腐れとなっていたのを、地域の方のご協力によって復活させることができたものです。

 まだまだ寒い日が続き、春遠からじという感じがする日々ですが、朝、出勤してお雛様が迎えてくれると、何だか心温まる思いで1日のスタートが順調に切れそうにも感じます。生徒たちもこれを見て春の訪れを感じると同時に、日本の伝統文化にも心を馳せてくれればと願っています。

 

※組み立てている様子と完成したお雛様の写真です。ク 
 リックしてご覧ください。
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一生懸命な力作がいっぱい!特別支援学級合同作品展

 5日()から柏高島屋ステーションモールの8F市民ギャラリーで柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「花と太陽と希望の作品展」が開催されています。8日()午後3時(他の日は午後8時)までの開催ですが、これを見て関心をもった方は、ぜひ会場まで足を運んでいただき、子ども達への理解をより一層深めていただければと思います。

 私も初日に会場を訪れました。実は今年で4年続けて見る機会に恵まれたのですが、会場中を埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしいと思います。完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も教育委員会にいた関係で、他校の子ども達も何人かは知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。

 本校の生徒たちも、受験を控えた3年生を含めて大変に忙しい中で、頑張って作品を作って展示しました。きっと土日を利用して会場まで見に行く生徒もいるのではないかと思います。今日、学校に戻ってからは子ども達に会えませんでしたので、週明けの月曜日にはたくさん褒めてあげたいと思います。

 来年からは諸般の事情で高島屋の会場は使用できなくなるということを聞き、大変残念に思っていますが、作品展自体はずっと続いていきます。また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。

 

※会場全体の様子と本校生徒の作品です。クリックしてご
 覧ください。

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本物に触れる!琵琶のプロ奏者との共演

 昨年は「風の五重奏団」という木管五重奏のグループで活動し、各自の所属するオーケストラでも演奏しているプロの演奏家をお招きして音楽の特別授業を実施しました。今年は、趣を変えて邦楽の分野で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元の出身(布佐中出身でもあり、ご自分が卒業時の卒業記念制作を感慨深げに見ておられました)でもある久保田晶子様をお招きし、3日()、生徒の前で生の演奏を披露していただく機会を得ることができました。

 私も拝見させていただいたのですが、3年生の授業で1クラスずつ3時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれたミニコンサートは本当に圧巻でした。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もつい全部のクラスにお邪魔して聴かせていただきました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で琵琶の紹介であるとか、個々の感性で表現の仕方は変わってくるけれど、それを大切にしなければいけないという話をしてくれました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、各クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な場面も用意していただき、本当にあっという間に時が過ぎた3時間でした。

 まさに本物に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄み渡ったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。

 

※授業中の様子です。クリックしてご覧ください。
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林間学校に向けて-自然学習特別授業

 平成28年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の後もその安全性に最新の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからに他ならず、生徒の興味関心に応じた数のテーマがすべて設定できるからです。

 そして、29日()は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤先生という方で、布佐中には子ども達のために、今年で何と6年連続で足を運んでくださっている先生です。

 私も2時間の授業を受けさせていただきましたが、火山の噴火実験などを生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていくお話でした。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じました。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

 

※授業の様子です。クリックしてご覧ください。

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冬季トレーニング・頑張った布佐中生!

 1月の登校日も今日(29日)で終わりますが、雨模様の天気予報ということもあり、冬季トレーニングは昨日が最終日となりました。最後の最後まで生徒たちは大きな声でお互いを応援し合い、終わった瞬間は歓喜のハイタッチ、とてもいい雰囲気の中で今年度のラスト・ランを飾ることができたと思います。

 市内を始め、多くの中学校でこのような冬季トレーニングを実施していますが、学校によっては最初に大勢いた生徒たちが日が経つにつれ、一人減り、二人減り、最終日には半分以下に減っていたということも耳にします。本校の生徒たちは、小規模校学校なりの人数でのスタートでしたが、けがをした数名を除いて全員が最終日まで走り切りました。生徒たちの頑張りとそれを励ましながら一緒になって支援してくれた各部活動顧問の先生方、また、連日の元気な大声に迷惑を被ったであろうにも関わらず、一切の苦情等もなく生徒たちを温かく見守ってくださった地域のみなさんに感謝です。

 最後に生徒たちには「夏に向けて大きく高くジャンプするためには、その分だけ膝を曲げ、しっかり深く沈み込んで準備をしなくてはいけない。それを見事にやりきった。これから夏に向けて各部活で頑張ってほしいが、夢は見るものではなく叶えるもの、そして夢や目標は逃げないから、練習の厳しさに負けて自分から逃げないように強い心をもって挑戦しよう」という話をしました。2月以降、県大会出場を果たした駅伝やテニス部に続く布佐中生徒たちの大活躍を楽しみにしたいと思います。

地域の手をお借りして…家庭科調理実習

 26日()から、2学期に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、ハンバーグ・シチュー・魚料理に取り組みます。そうなると、学年4クラス×3回ということになり全部で12回、これが3月の初めまで続きますが、1回の授業に3~6人ずつ、延べで50人もの方々にご協力いただくことになります。

 1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、既に何度か経験されている方々ですので、中学生との接し方にも大変スムーズで会話を楽しみながら指導されているように感じます。

 26日()は時間に追われて大忙しでしたが、自分たちでつくったハンバーグをおいしそうに食べている生徒たち(私もおすそ分けしてもらい、給食と併せて満腹になりました)の満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても印象的でした。

 

※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随 
 時アップしていきます。

葛南新人駅伝・県大会出場決定!

 21日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。10日()の銚子駅伝大会で好成績を収めた本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して県大会出場を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部の参加者が男子58名中布佐中は0・女子56名中布佐中は1と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、いよいよ女子駅伝からのスタート、県大会出場がかかり、男女ともその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが17チーム中5位で、見事に2月20日()に行われる県大会へのキップを手にしました(葛南の中学校は県や関東の駅伝大会で常に優勝を始めとした上位に入賞しており、そのレベルの高さから他の地区より県大会に出場できる枠が多くなっています)。女子Aチームも県大会出場まであと一歩の7位(昨年は県大会へ出場できましたが、成績は8位でした)。また、男子Bチームや1年生チームも最後まであきらめることなく全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は県大会出場を勝ち取ったAチームだけのものではなく、一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であることを確認し、県大会での健闘を約束しました。部長からは、今後の決意と仲間たちへの感謝の言葉、そして素直に県大会出場を喜ぶ言葉がありました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちの成し遂げた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと徐々にその喜びも湧いてくると思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できていると思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしますの 
 で、どうぞご覧ください。

28年度新入生・中学校の授業を見学

 19日()、布佐小学校と布佐南小学校の6年生が本校を訪れて授業の見学をしました。

これに先立って、両校の児童は小小交流ということでレクを行って来校をしたわけですが、これらの取り組みは4月の中学校入学を前に、子ども達の不安感を少しでも軽減するための連携活動です。

 世間でよく言われる「中1ギャップ」については、現在、布佐中学校ではほとんど心配ない状況が続いています。しかしながら、やはり小中の指導体制や文化の違いにとまどう子ども達は少なからずいます。そんな子ども達に、4月から一緒に学校生活を送る他校の仲間の顔を知ってもらったり、中学校の授業の様子を見てらうことで少しでも安心感をもって入学に備えさせたいと思っています。

 この後、子ども達が一番楽しみしているであろう部活動の見学・交流も実施しますが、中学校に入学してからの仮入部は大変に短い期間しかできないのが現状です。この見学・交流の機会を大事にし、ぜひ自分に合った、3年間しっかりと継続できる部活動を選択できることを願って指導していきたいと思います。

 

※授業見学の様子です。クリックしてご覧ください。
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激走!銚子駅伝

 10日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。神奈川県から参加した中学校を始めとして、千葉県内を中心に全82校の参加があり、県内というよりも全国屈指の大きな駅伝大会です。本校生徒は前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は4.9㎞という長丁場、4・5区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った8区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちは選手をよくサポートして助けました。

 結果、本校は82チーム中・34位と、昨年の結果にこそ届きませんでしたが、全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった30番台は立派にクリアする激走でした。

私は6区で選手の引率をしていましたが、選手は補助の生徒としっかりタッグを組み、自分たちの力でストレッチやアップ走など、完璧にこなし準備する姿に感心しました。また、5区の選手がゴールした後、力を出し切って走り終えた満足感いっぱいの爽やかな笑顔を見せてくれたことがとてもうれしかったです。

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月21日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

※選手たちの様子です。クリックしてご覧ください。

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今年もよろしくお願い致します

明けましておめでとうございます。

昨年は多方面にわたって大変にお世話になり、ありがとうございました。

本年も布佐中学校を、どうぞよろしくお願い致します。

 

 昨年末、書初大会が大成功に終わった後、改めて1年間を振り返ってみると、本当にあっという間の充実した9ヵ月、特に2学期であったという思いです。布佐中の職員・保護者のみなさん・そして地域の方々に支えられてここまでたどり着けたということをしみじみと感じました。

2学期の終業式で、生徒たちには具体的な行動目標を頭に描き、初詣で神様に宣言してくるように話しましたが、新年を迎え、私自身も気持ちを引き締め、「みんなで創る地域の学校」実現と「小中一貫教育の推進と公開研究会」に向けて、自分が為すべき具体的な設計図を描きながら着実に取り組んでいくことを宣言してきました。

先日の始業式では「志のある生き方」ということについて話をしましたが、今年も生徒たちの「志」や「夢」の実現に向かって、布佐中学校職員一同、力を合わせて全力で取り組んでいきますので、これまで同様、これまで以上のご支援ご協力をよろしくお願い致します。

※3学期の決意を発表する各学年代表生徒
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小中高連携・地域連携書き初め大会

 23日()、布佐中学校武徳館(武道場)にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれた」「上手な字が書けたし、宿題も終わってよかった」「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、中学生の上手な字が見られて参考になった」「家でやるより集中してはかどった」「来年もまた参加したい」等々の前向きな意見が数多くありました。

 この後、子ども達からとったアンケートを基に、多くの子どもの声に応え、来年度もより意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月7日()からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも開放します。たくさんの方々のご来校をお待ちしていますので、よろしくお願いします。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて御礼申し上げます。

 

※この書き初め大会の様子はケーブルテレビ(JCOM)の取材を受け、当日夕方に放映されたニュースでも紹介されました。

 

※書き初め大会の様子は「生徒の活動」のページに写真を
アップしますので、ご覧いただければと思います。