感謝を込めて!「3年生を送る会」大成功
7日(月)、3年生を送る会が行われました。外は雨模様ですが、例年よりも若干の暖かさが感じられる(でも寒かった…)体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、本当にあっという間に過ぎ去っていきました。
1年生の発表は、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を振り返りつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。
2年生の発表は、戦前・戦後の世の中で生活している2人の中学生が入れ替わることによって、それぞれの世界を体験し、不満ばかり漏らしている今の自分の境遇、平和な世の中がいかに幸せなことかに気づいていく、また、戦争を肯定し、周囲の言うがままに流されて生きている自分の愚かさに気づき、自分は何を為すべきかを考えていくという大変に難しい、かつ大切なメッセージが込められた劇でした。さすが上級生、生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。
両学年とも、この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように思えた発表でした。
最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、趣向を凝らして撮影したビデオ、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。
楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。
※「3年生を送る会」の様子は「生徒の活動」のページに
アップしてありますので、そちらの方もご覧ください。