学級・仲間への思いを込めた合唱祭
11月17日(木)、印西市文化ホールにて平成28年度合唱祭が地域・保護者のみなさんに足を運んでいただき、また、布佐小・布佐南小の6年生も3年生の演奏を聴きに会場を訪れ、盛大に開催されました。
それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した見事な合唱の発表だったと思います。本当に半日 (私が午後から出張だったため、午後からの特設合唱団の演奏が残念ながら聴けませんでした) があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら本当に時間がとても短く感じました。
開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後の合唱祭に懸ける思い、数ヶ月後に一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待したいという話をしましたが、各学級の合唱と生徒たちの歌う表情からは、見事にそれが伝わってきました。どの学級にも歌で表現することが苦手な人が何人かはいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせない発表で、賞をもらった、もらわないはありましたが、学級による差など微塵もない演奏であったと思います。全員を学級に取り込み、心を一つにして合唱祭への思いを一生懸命に表現していたからであり。そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々を別にしても、聴く側の人たちが真剣な眼差しでステージの全学級の発表に魅せられていたのだと思います。
2人の講師の先生からも、それぞれの学級のよさや布佐中全体が年々レベルアップしていること、音楽だけでなく、スポーツを始めとしたどんな分野でも感性を磨くことが大事だという話。合唱曲では、その詩のもつ意味をしっかりと理解し、聴く側にどう伝えていくかが大切であり、多くの学級でそういったことを意識した取り組みがされていたというお話をいただきました。
次は、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。コンクールも競争もない日々の歌声活動にどう取り組めるかで布佐中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだ合唱祭の経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいたすべてのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。
※合唱祭の様子については、後日、布佐小・布佐南小の
音楽集会・音楽フェスタに出演した特設合唱団の様子
とともに「生徒の活動」のページにアツプしますので
ご覧いただきたいと思います。