校長室から発信
よろしくお願いいたします。
この度の人事異動により、我孫子市教育委員会から布佐中学校に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。4月6日、子どもたちの元気な挨拶、素晴らしい合唱で迎えられ、幸せな気持ちで一杯です。これからも、保護者の皆様、地域の皆様にご協力いただき、布佐の子どもたちを育てていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
鈴木伸樹
お世話になりました
令和4年度末人事異動により、布佐中学校を去ることとなりました。2年間、保護者の皆様や地域の皆様には大変お世話になりました。布佐の地域はみなさん気持ちが温かく、たくさんの場面で助けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。4月より新しい校長となりなりますが、これからも変わらず布佐中学校にご協力いただき、学校と一緒に布佐の子どもたちを育てていただきたいと思います。
戸塚美由紀
第75回入学式
第75回入学式を挙行しました。
穏やかな春の日に、在校生と保護者が一緒に参加して入学式ができたことは、
大変幸せなことだと思います。コロナ禍で、新しい生活様式になり、今までどおりには
できないことが多くなりました。感染症が収束するまでは、まだ時間がかかりそうですが、
生徒達にとっては大切な3年間になります。一人ひとりの生徒が充実した学校生活が送れるよう
職員一同、力を尽くしてまいりたいと思います。
着任式・始業式
令和3年度に転入した職員の着任式と、1学期始業式を体育館で実施しました。
今年度は、7人の職員が転入し、代表生徒の心温まる挨拶で迎えられました。
始業式では、水泳の池江璃花子選手が日本選手権でのインタビューで「しんどくても、
努力は必ず報われるんだなと思った。」と話していたことを紹介しました。
コロナ禍は続きますが、生徒たちには、夢ややりたいことをあきらめないでほしいと思います。
着任のあいさつ
4月1日に着任しました、校長の戸塚美由紀と申します。
伝統ある布佐中学校に勤務することになり、嬉しく思います。
「気象学の父」とよばれた岡田武松博士や「手賀沼干拓の功労者」である井上二郎氏を
輩出した、歴史と文化のある布佐のまちで、保護者や地域の皆様の力をお借りして、
子ども達のために力を尽くしてまいります。
よろしくお願いいたします。
退任のご挨拶をさせていただきます
本日をもって定年により退職することになりました。在任中は、保護者、地域の方々にご支援、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。教諭、教頭を含め通算12年間、布佐中学校でお世話になり本当に幸せと思っております。皆様方の温かい言葉が何よりの心の支えとなり励みとなりました。本来ならば、お一方お一方に直接御礼を申し上げねばならないと思っています。明日から新校長が着任いたします。今後とも、布佐中学校へのご理解とご協力をお願い致します。本当にありがとうございました。
3.11を忘れない・・・被災地にある中学校として
3月11日、東日本大震災から10年目の節目の日を迎えました。当時、私は、新教頭として4月1日に布佐中学校に赴任しました。液状化による家屋の全半壊等多くの被害が出た学区の中学校として、生徒や保護者、地域の方に被害に遭われた方が大勢いらっしゃいました。引っ越しや一時的な転居など大変な思いをされていました。校舎にも被害が出ていて、特に水道管の破損による漏水はしばらく続きました。放射線量を計測し、対応に追われました。あの家屋が土砂に埋もれ、電柱が倒れ、道路のアスファルトは無残な状態・・・あの光景は忘れられません。本日、学校として半旗を掲げ、2時46分に放送により各教室で黙とうをします。昼の放送でも、地震国日本に生きる人間として、これから起こるかもしれない大地震への備えの大切さを訴えました。今年度も、地域の避難訓練などにも本校生徒がボランティアとして参加させていただければ有難いと思っています。被災地にある学校として、防災教育の充実も課せられた責務と考えます。
昼の放送「今日は、今から10年前、2011年3月11日午後2時46分に三陸沖を震源とする国内観測史上最大となるマグニチュード9・0の巨大地震が大地を揺らし、高さ30メートルを超える大津波が押し寄せ、人々の命とまちをのみ込んだ東日本大震災があった日です。死者・行方不明者は2万2200人 福島県では東京電力福島第1原子力発電所の事故により今でも、避難して自分の家に戻れない方が全国に4万1241人もいます。先日も大きな地震がありましたが、この東日本大震災を起こした地震に関連している余震といわれていて、まだまだ続いているという意識を持たなくてはいけません。一方で、東海地方から九州沿岸の南海トラフ地震や東京など関東を中心とする首都直下型地震等、大きな地震が30年以内に70~80%くらいの確率で起きるとも言われていて、もう、いつ起きてもおかしくない状態になっていると言われています。今日、3.11は、地震国、日本に生きる人間として、地震を止めることはできないので、地震が起きた時の為にどんな準備をしたらよいか、地震に備えることをみんなで考え、話し合う日にしなければならないと思います。皆さんも、教室でクラスの友だちと、家に帰ってご家族の方と、避難所のこと、水・食料の備えなどについて話し合ってみてください。必ず来る、その日の為に、自分の為、家族の為、みんなの為に最善の行動がとれる人間になること、そのために心と体、そして備え、しっかり準備をしましょう。私たちが毎日食べている給食も、生産者やそれを配送してくださる人たち、調理をしてくださる人たち、また、ガスや電気、水道などのライフラインがきちんと機能していることなど、いろいろな人たちの力によって食べられることができています。毎日、いつも通りに給食を食べられることに感謝していただきましょう。」
3学期始業式を行いました
新年、明けましておめでとうございます。旧年中は、保護者、地域、関係者の皆様には、本校教育活動にご支援ご協力を賜り本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。本日、放送により3学期の始業式を行いました。冬季休業中は大きな事故や事件などに巻き込まれることなく無事に3学期を迎えられたことは大変うれしいことです。休み中は、地域の方の見守りや声かけなどもしていただき有難うございました。始業式では、明日の緊急事態宣言発出の報道もうけての話をしました。各学年代表生徒の3学期の抱負も立派でした。終了後には、登下校時の不審者対応のためのリモート避難訓練も行いました。3学期も生徒の安全・安心を第一に考えていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
「みなさん、おはようございます。これから、3学期始業式の話しをします。すこし聞いてください。改めて、新年あけましておめでとうございます 元気でしたか?今年のお正月は、今までとはだいぶ様子が違っていたという人もいるかもしれませんね。いつもなら顔を合わせていた親戚の方と会えなかったり、出かけなかった人もいたのではないでしょうか?2学期の終業式で、木を見て森も見る、とい話しをしました。自分の将来の「夢」や「希望」、「目標の実現」を目指しながら、今、目の前にある現実、状況をしっかり見つめて対処することが大切、という話しでした。そして、3学期は、大切なスタートの準備の時、という話しもしました。ぜひとも、この3学期大切に過ごしてほしいと思います。
さて、今日は、新型コロナウイルスに関する話しをします。明日、7日に政府から緊急事態宣言が発表されるという報道があります。昨日は、千葉県では新規感染者が過去最多の261名、全国でも4914名と去年とは比較にならないくらい感染者が増えているからで、我孫子市も合計で300名の感染が確認されています。前回の緊急事態宣言がだされた時は、学校も一斉休校になりましたが、今回は、一斉休校とはせずに、授業は今まで通り続ける方針ということで、今日の始業式を迎えています。
皆さんのご家族の方も、電車やバス等の公共交通機関を利用して、県内外に通勤や通学をしている方も多いと思います。感染した人の中には、なぜ、どのようにうつってしまったか、コロナウイルスの感染の経路が分からない場合も多くなっています。今や、いつ、誰が感染してもおかしくない状況です。
まず、1つ目に確認したいことは、いつ、誰が感染してもおかしくない、本人の責任ではない、ということです。確かに、マスク無しで3密の中で大声で飲食していたら別ですが、多くの人は一生懸命働いて、普通に生活しています。だから、大切なことは、もし、自分が感染したら、しっかり休んで治せばいい、ということです。熱や風邪の症状がある人、ちょっと調子が悪いな、と思ったら無理せず休むと言うことです。2つ目は、人にうつさないということです。また、人からもうつらないようにする、感染の拡をさせないということです。特に、学校では、教室の中で、一度に大勢の人が感染してしまうこと、いわゆるクラスターを発生させないということが大切です。大切な家族や仲間にうつさない努力が必要だ、ということです。もう一度、今日、ここで、担任の先生からも何度も確認があったと思いますが、もう一度、皆さんと大切なことを確認したいと思います。
1つ目は、毎朝の健康観察、検温を必ずすること、健康観察カードの提出を忘れないこと、健康観察カード、毎日出して下さいね。2つ目、3密を避ける 密閉、密集、密接をしないということ 授業中や休み時間、係活動や部活動など、他の人との距離、換気は大丈夫ですか?3つ目、基本的にマスクを必ず着用するということ、マスクをはずしたままで、大声で話すなどということはしない、お互いの思いやり、ということです。4つ目、教室の換気に気をつけること、換気のために開ける窓やドアに近く、寒いと感じる人はセーターや上着を着るなど寒さ対策のために服装で調節して構いませんので、先生と確認してください。5つ目、手洗いやうがい、手指の消毒を忘れずに行ってください。きれいなハンカチ忘れずに!6つ目、教室に加湿器があると思いますが、ある程度の湿度を保つと感染力を下げることができるという状況もあるようです、加湿器が動いているか、確認してください。7つ目、給食は今までと同じように、各自で話さずに静かに食べて下さい。その他、大勢で飲食を伴う活動については避けた方がよいと思います。そして、8つ目、先ほど言ったように、発熱、風邪の症状がある時などは無理せずに休むこと、ウイルスへの抵抗力、免疫力をつけるために無理せず、休養する 睡眠も十分にとって食事もしっかり食べて体力をつけること 以上8つのことの確認をします。
・明日、千葉県にも、緊急事態宣言が出ると思われるので、今日、午後に職員会議を行い、確認、決定しますので、明日、担任の先生から皆さんにお願いすることがあるかもしれません。その時は、宜しくお願いします。学校としても、万が一、休校になった場合、先生が休みになった場合のために準備をどうするか、皆さんの学習をどのように確保するのか、課題の準備など対策を立てます。今、できることをやっていきましょう。
最後に、3年生のみなさん、受験を控えとても不安な気持ちの人もいると思います。あせらず、落ち着いて、対応してください。一人ではありません、すぐに連絡や相談をしてください。全力でフォロー、応援をします。県立高校の受験では、感染してしまい受験できなくなった人のために、3/3の追試験や3/19の特例試験が受けられることにもなっていますから、その場合は落ち着いて、確認していきましょう。それでは、この3学期も、楽しく、みんなで協力しながら成長できる、まとめと準備の学期にしていきましょう。お願いします。これで話を終わります。」
我孫子市平和の集い・・・我孫子から平和を願う
12月6日(日)の午後、けやきプラザ2階のふれあいホールにて我孫子市「平和の集い」が催されました。第1部では、今年度我孫子市より派遣された広島派遣中学生による報告がありました。本校からは、2年生の藤川幹太さんと寳 春香さんが参加してくれました。市内から9名の派遣があり、8月の原爆投下の日前後の3日間を広島で過ごし、原爆の被害のこと、広島の町の被害の様子、そしてそこに暮らしていた人たちのこと・・・それぞれが実際に広島の街を訪れ、原爆資料館はじめ多くの資料に触れ、そして当時の様子をそこに暮らしていた方々から直接話しを聞いてきて、感じたこと、考えたこと、そして、私たちに呼びかけ、訴えたこと・・・本校代表の二人からは布佐中学校平和宣言も発表されました。「平和について、自分の頭で考えて、自分の言葉で発信すること」の大切さについてもその宣言にはありました。これは、原爆被害、恐ろしさのことだけでなく、今の国際化の中で、私たちが日本人として、そして、地球に共に生きる一人の同じ人間として、これからどう生きていけばよいのか、どう協力していけばよいのかを考えてみようというメッセージにも聞こえました。大変立派な発表で、布佐中学校の代表として立派に役割を果たしてくれました。
第2部では、布佐中学校出身で現在、高校二年生の柵木 愛さんの作詞・作曲をした素晴らしい歌が、本人の美しく説得力のある歌声によって披露されました。柵木さんご自身も中学校2年生の時に派遣中学生のメンバーとして原爆の被災地を訪れ、その経験が曲を作る大きな役割を果たしたという経験談なども披露され、会場がその歌によって一つになっていました。「手を取り合って」と繰り返される言葉に心が揺さぶられるようでした。第⒊部は我孫子中学校演劇部による「戦争をしらない子どもたち」という劇が上演されました。現代と戦時下の子どもたちの生活が、時空を交差し、今を生きること、平和について・・大切なメッセージの込められた素晴らしい劇でした。本当にありがとうございました。
生徒会引継集会
10月29日の6時間目に体育館で新生徒会・各委員会委員長の任命式と引継ぎの集会がありました。旧役員・委員長の生徒の皆さんは、コロナ禍で予定が大幅に変更になったり、生徒会行事も中止や延期になり、大変な運営をしなければならず苦労が絶えなかったと思われ、その労をねぎらいました。また、新役員と委員長の生徒の皆さんには、それぞれの抱負や意気込みを大切にして頑張ってもらいたいと伝えました。フロアで聞いている他の生徒の皆さんの眼差しも大変真剣で、フォロアーとして支えていくという気持ちが伝わってきました。保護者・地域の皆様もこれからも布佐中学校生徒会をよろしくご支援下さいますようお願いいたします。校長講話「みなさん、こんにちは 今日は 特に1.2年生にお話ししたいことがあります。 今、昼休みと放課後に3年生と面接をしています。高校入試の時にも、「面接試験」というのがあって、その練習としてやっています。まだ、3年生全員が終わったわけではないのですが、その面接でとても3年生が立派なのです。私は必ず、「・どうしてこの学校を選ぶのですか」「・将来の夢や希望は何ですか?」と聞きます。答える内容はそれぞれ違います。中学校では、勉強があまり思うようにできなかったので、高校では頑張りたいとか、勉強だけでなく、部活動や学校行事で、多くの仲間と充実した高校生活を送りたいとか、また、自分のために一生懸命働いたり、支えてくれる家族のために頑張りたいとか・・・そして、多くの3年生が「自分の夢、希望の実現のために、この学校に入学したい」と答えています。私は、3年生の言葉に「志」を感じます「自分のためだけでなく、家族のため、世の中のため」という「志」です。今、コロナウイルスで、人々の生活の歯車が狂ってしまっています。「不安でたまらない、自分はダメだ、何かイライラする、とにかく他人のせいにする、」そんな人もいます。だから、今、大切なのは、落ち着いて、今できることを、自分の「志」をもって1つ1つやっていく、自分の良い所、相手の良い所をもっともっと見つけていく・・学校というところは、もちろん勉強する所ですが、それだけでなく、「人と人とが出会い」、 「良いことも悪いことも共に体験しながら、協力し、自分や相手の良さを見つけ、互いに支え励まし合いながら自分を成長させる場所」で、すべて、その人の「志」をかなえることにつながると思うのです。旧生徒会役員のみなさん、本当にご苦労さまでした。ほんとうにありがとうございました。新生徒会役員のみなさん、大きな「志」をもって学校のリーダーとして活躍してくれることを望みます。よろしくお願いします。 」
体育祭から見えたこと
本日、第74回体育祭が行われました。平日の午前中のみの実施ということで、保護者の皆さまには参観しづらく大変申し訳ないと思っています。コロナ禍で3密を避けてということを優先したものでした。例年と異なり、校庭のトラックいっぱいに生徒席を置き、保護者の皆様には、生徒席の後ろすべてと本部横の敬老席・写真撮影席のみで申し訳ないと思っていましたが、参観の保護者の皆様の数も例年に比べたら大幅に少ないだろうという予想もありました。しかし、当日は大変多くの保護者の方の参観・応援をいただき、3年生を中心に生徒の皆さんの演技や競技も爽やかで立派なものでした。例年通りに1日開催で、やはり土日祝日の開催の方が・・・と検討も重ねましたが、平日の午前のみという結論に達し実施の運びとなったものでした。何といっても生徒の皆さんのすがすがしい笑顔や一生懸命の競技や演技、仲のいいほほえましい姿を見ているとこの形でも実施できて良かったと思いました。これからも感染症予防対策には万全を期してまいりたいと思いますが、生徒たちの豊かな学びのため、配慮や工夫はまだまだできる、そして、保護者や地域の方たちに支えていただいていると実感した体育祭となりました。
応援したいという思い・・・コロナ禍の中で頑張る部員の皆さん
校庭にあるバスケットボールのゴールが壊れていたので、部品を買ってもらい修理し、職員何名かで取り付けて元のようにボールを使って練習できるようにしたところ、すぐに男女バスケットボールの部員の皆さんが校長室にお礼に来てくれました。日頃から、どの部活動の皆さんも頑張っている姿を見て、特に今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、大会が中止されたり、練習も思うようにならない大変な中でひたむきに頑張っている部員の皆さんを応援したい、という思いがこみ上げてきます。一球でも多く、一本でも多くシュートが入るようにと思い作りました。部員の皆さん、頑張ってください。
感謝・・今年も心のこもった雑巾をいただきました
毎年、布佐平和台の悠悠クラブ(会員75名)の皆様から、心を込めて縫って仕上げた雑巾をいただいています。昨年いただいたものは、校舎内の消毒作業の時に使わせていただいています。先日、代表の方が校長室にお越し下さり雑巾をいただきました。もう20年以上も頂いているのではないかと思います。私がまだ30代で布佐中で担任をしていた時、教頭として夜中に台風のために雨漏りや窓の破損で教室や廊下が水浸しになった時・・・・いつもいただいた雑巾を使わせていただきました。1つ1つ心のこもった雑巾を、皆で大切に使っています。そして、今年も頂きました。本当にありがとうございます。地域の皆さまの温かいご支援に本当に感謝です。
自治会だよりをいただいて・・・・感謝の気持ちを新たに
先日、PTAと生徒会合同企画として校内の草取りが行われたことをお伝えしました。その時、近隣の布佐上町自治会の皆様の強力なお手伝いをいただいたことも報告したと思います。今朝、その布佐上町自治会の鈴木会長様から自治会だよりの最新号をいただきました。その中に、草取りの記事があり、改めて感謝の念を強くしました。確か、草取りの時の校長挨拶の時に「・・布佐中は本当に幸せな学校だと思います。・・」という内容の言葉を発しました。常日頃から地域の皆様の温かいご支援をいただいています。特に、学習活動での様々な支援は、子どもたちの豊かな学びに繋がっています。また、児童生徒の家庭学習の習慣を身に付けるため、地域の学習支援ボランティアの皆さまで運営する「ふさ子ども学習室」も再開したとの連絡をいただきました。学校だけでなく地域で子どもたちの学びを支えようとする地域の皆様方の熱意と愛情には本当に頭が下がります。
PTA・生徒会の合同での草取り活動・・・上町の皆さまのご協力にも感謝
8月22日(土)に恒例のPTA・生徒会合同の草取り校内整備ボランティア活動が行われました。今年は、学校近隣の上町自治会の皆さま方も参加いただき、総勢130名の方々による草取りが行われました。生徒会やPTA会長様の挨拶に続き、私からもご挨拶という場面がありまして、本当に幸せな学校だと思うというお話をしました。保護者の方々を中心に、生徒も一緒に草を取り、地域の方々が強力なお手伝いをしてくれる・・・本当に「有難い」という気持ちで一杯になりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
2学期の始業式を迎えました
本日8月21日、2学期の始業式を迎えました。大きな事故や事件、怪我や病気もなく全員元気で始業式を迎えられたことは大変ありがたいことです。本人の健康管理や保護者の皆さまのご支援のお陰だと思います。また、地域の皆さまにも登校の見守りや声掛け等いろいろとご支援をいただき、2学期をスタートすることができました。本当にありがとうございます。感染症や熱中症対策の為、放送による式となりましたが、前半は、各学年の代表生徒による抱負の発表があり、立派な内容で感心しました。後半は、市内大会の入賞の紹介もあり、各教室から大きな拍手の音が聞こえてきました。
校長講話・・・「みなさん、おはようございます。これから、2学期始業式のお話しをします。聴いてくださ い。まずは、短い夏休みでしたが、皆さんに大きな事故や病気・怪我、事件に巻き込まれるなどの報告はなく今日を迎えることができました。本当によかったと思います。一人ひとりが落ち着いて健康や安全に気をつけて生活した結果だと思います。どうもありがとう。さて、今日から2学期ですが、新型コロナウイルスについては、引き続きマスク、手荒いや消毒、マスクなしで人の近くで大声で話さない等は続けて下さい。先生たちも朝や放課後の校舎内の消毒は続けます。熱中症にも気をつけて無理をしないようにしてください。一学期の終わりに、自分の夢や希望の実現に向けて、今できることを、自分の頭で考えて頑張って欲しいというお話しをしました。二学期も自分を大切に、仲間を大切にしながら、笑顔で頑張って欲しいと思います。テレビでお昼のワイドショーなどを見ると、コロナウイルスや熱中症の事ばかり報道されているような感じがします。でも、私たちの身の回りや日本、世界中ではもっと他に色々な事が起こっています。心配なことばかりでなく素晴らしいこともたくさん起きています。だから、今やるべき事をしっかりやって、夢や希望の実現のためにこの二学期も元気で頑張ってください。二学期の校内行事ですが、体育祭は10月16日に延期をして午前中で終わるよう変更して実施します。外で行うので、3密を避けられるという判断から実施します。3年生を中心にぜひとも布佐中生の力を見せてください。精一杯頑張った後のすがすがしさを感じてください。応援しています。落ち着いて勉強に取り組むことのできる秋ももうすぐです。3年生は進路に向け覚悟を決めて、しっかりと自分を信じて取り組む時です。一人ではありません、みんな応援しています。1.2年生はしっかりと3年生の姿を見てください。2年生は、部活動の中心です、1年生も大切な中心メンバーです。頑張ってください。これで始業式の話しは終わりますが・・・。ただ、今日は、避難訓練があります。布佐小校庭での私の話しを聞くのも、皆さん暑くてつらいと思うので、ここで話しますので、もう少し聞いてください。何事も、「やってみる」ということが大切です。この布佐で、大洪水があったのは昭和13年と16年、今から80年位前です。一番深い所で5mくらい水がきたといいます。80年前か、洪水はないな、思う人がいるかもしれませんが、最近の雨の降り方、1か所にずっと大雨が降る降り方を考えると、洪水が起きないとも言えないかもも、と心配する人も多いのではないかと思います。実際、去年の10月の時は、利根川が決壊するおそれがあるのではないかと思うほど、土手のぎりぎりの所まで川の水が増えていました。我孫子市のハザードマップという洪水になってしまった時の被害を想定した地図によると、利根川の土手が決壊などして洪水になった場合、布佐中は3m~5mの水の深さまで浸水すると予想されています。だから、1㎝でも高い所ににげる必要があります。また、大雨の時も去年のように体育館や校舎のまわりに雨水がたまってしまうことも予想されます。車も通れない状態、皆さんも歩けない状況になります。だから、今日、布佐小に避難します。避難には2種類あります。垂直避難と水平避難の2つです垂直避難は、もうすでに利根川土手が崩れ、水が迫っている・・という緊急の時 少しでも高い所に移動する必要があり、1階や2階にいる人は、3階、4階の高い階へ逃げます。本当にもう学校から外に出るのは危険だ、途中で水にのみこまれてしまうという時です。もう一つは、水平避難です。学校は危ないから違う場所へ移動するという時です。今日の布佐小校庭への非難は、場所を移動する水平避難であり、より高い安全な場所へ移動する垂直避難でもあります。あの裏の坂を上るまでに・・・、登り始めた途中で・・・水に飲み込まれる可能性もあります。だから、だまって真面目に、速やかに避難の訓練をすることが必要です。「いざは、普段から」という言葉があります。しっかり考えて、訓練に臨んでください。最後に、うれしいお知らせをします。3年生を中心とする市内大会がありました。どの部の3年生も本当に頑張っていました。12年生に立派な姿を見せてくれて本当に良かったです。本当にお疲れさまでした。その中で、優勝はじめ入賞した3年生を紹介します。
<女子ソフトテニス部> ダブルス 優勝 平山莉愛さん・松本仁那さんペア
3位 駒原亜湖さん・及川悠夏さんペア
<陸上競技の部>
男子共通800m 第3位 小磯 諒さん 第4位 實松伶鳳さん 男子3年1500m 第6位 山本有夢さん
女子共通100m 第6位 藤原有彩さん 女子共通200m 第2位 森 すみれさん 第3位 荒井真帆さん
女子共通400mリレー 第3位 布佐中学校 大塚玲奈さん 藤原有彩さん 荒井真帆さん 森すみれさん
以上です。」
1学期終業式を迎えて・・夢や希望の実現に向けて・・・
7月31日1学期の終業式を迎えました。3月からの臨時休校から分散登校を経て6月下旬からの通常登校、学校行事の延期や中止、部活動の停止や再開等々、生徒や保護者の皆さまの不安や苦労は計り知れません。学校としても再開や平常授業に向け、何よりも学習の保障と生命・健康を第一に取り組んで参りました。保護者・地域の皆様にはご心配をおかけしました。また、ご支援もたくさんいただき本当にありがとうございました。
<終業式・講話>
「全校のみなさん、おはようございます。これから 終業式のお話を少しします 聴いて下さい お願いします。まずは、1学期ご苦労様でした。 休校が続いて、分散登校、課題の提出、学校再開と皆さんも色々と大変だったと思います。家庭でも、学校でも、今まで経験したことがないことばかりで 苦労も多かったのではないでしょうか? なかなか思うように時間がとれなかったり 予定が立てられず、戸惑うことも多い中で、なんとか踏ん張って、自分なりに頑張った人もいると思います。 何よりも 大きな怪我や事故もなかったことはうれしいことです 本当に有り難うございます。 今日 終業式を 迎えましたが、まずは、ひと区切りです。いつもより短い夏休みですが、どんな計画を立てていますか?ゆっくり休んで気力や体力を回復させる人・・・計画をしっかり立てて、普段できないことに集中して取り組む人・・・将来について自分で考えて、調べて、見学や体験、勉強を頑張る人・・など、自分のために よく考えて 有意義なものにして欲しいと思います。もちろん、あらゆる生活の中で、人との距離を保つ、手荒いをこまめに行う、マスクをする、手指の消毒をする・・・自分のため、家族のため、仲間のため、引き続き コロナウイルス感染症への対策も続けて下さい。「正しく恐れる」という言葉があります・・必要以上に騒いだり、怖がることなく、やるべきことをして、たとえ感染しても 濃厚接触者になっても 落ち着いて検査をして 治療すれば大丈夫です 何かあったら、すぐに学校に連絡、相談してください。他にも、自転車に乗っている時などの交通事故、怪我、水の事故、寝不足による体調不良、活動中の熱中症にも十分気をつけて下さい 水分補給や休憩をこまめにとる、忘れないでください。最後に 「自ら学び ともによりよく生きる」という布佐中生の目標は達成できましたか?布佐中の皆さんは、本当に素直で、正直な人が多いと思います。優しい人も、明るい人も、穏やな人もいます。大変な状況の中、よく頑張っているなあ、と感心し、心から応援したいと思う人がいます。 だから、自分の夢や希望に向かって 努力して かなえて欲しいと思うのです。この前 山登りが趣味だという人が、こんなことを言っていました。
「山を一番速く登る方法は、ゆっくり登ることです」なかなか意味が深いなあ、と感心しました。
皆さんも、自分の夢や希望の山を ゆっくりと しっかりと 一歩 一歩、時には、休憩したり 素晴らしい景色の眺めを楽しみながら 登って下さい。皆さんは 間違いなく みんながうらやむ 青春という素晴らしい季節の真っ只中にいるのですから・・・ それでは 2学期の始業式を笑顔で迎えられるよう、元気でいて下さい。 これで話しを終わります。」
保健体育の授業・・取り組みたい教科横断的な取り組み・・
2年生の保健の授業がありました。「傷害の防止」という単元の1時間で、「自然災害の一次災害と二次災害」という時間でした。地震や津波、山崩れなどの自然災害は日本に住む私たちにとっては避けて通れない自然の大きな災害ですが、それらの自然災害に遭ったときに、最小限の被害、とくに生徒たちの怪我の防止や予防のための知識や理解を深める目的です。導入として、自然災害の中でも大きな被害をもたらす地震について確認する場面で、理科の担当でもある長田教頭先生が登場しました。1年生の3学期の理科の時間に学習した地震について振り返り、理科で学習したことを保健の学習に生かし、さらに理解を深め合うというものです。来年度から、新しい学習指導要領が中学校でも導入・実施されますが、他の教科で学習したものを生かし、相互に理解を深め合う教科横断的な学習は欠かせません。新型コロナウイルス感染症予防のための休校などでなかなか学習が進まない現状もありますが、教科横断的な視点を大切にした取り組みを続けていければと思います。
2.3年生合同集会にて~宿泊行事の中止を受けて~
昨日、2.3年生合同で帰りに臨時の集会を開きました。宿泊行事の中止を受けて、先ずは2、3年生の皆さんに説明をする必要があると思い、お話しをしました。保護者の皆様におかれましても、ご理解のうえご協力をお願い致します。集会での話は以下のとおりです。「2、3年生のみなさんにはしっかりと私の方から説明しなければならないと思うので、これから話すことを聞いてください。もうすでに、昨日、塾など他の学校の生徒から、また小学生の妹や弟さんから聞いている人もいるかもしれませんが、今日、我孫子市教育委員会から出された手紙を配布します。内容は、2年生の「林間学校」、3年生の「修学旅行」を、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために市内全ての小中学校で「中止」とするという内容です。布佐中学校も修学旅行を9月に、林間学校を10月に延期して、何とか実施できないかと、各学年の先生が業者の人にかけ合い、予約し直してなんとか実施したいと、頑張ってきましたが、現在の状況から中止となります。正直、とても残念です。でも、みなさんの方が、もっともっと残念に思っていると思います。ただ、世界で1000万人以上の感染者が出ていて、50万人以上が死んで、更に増え続けている現在、まだまだその被害は大きくなることが予想され、現に、千葉県でも昨日は7人、9日連続感染者が出ている状況で、東京都も毎日50人前後の感染者が出て、またまだ増えている状況で、収まりそうもありません。中止の理由は、新幹線やバスなど狭い交通機関のなかで大勢で長距離の移動をするということ、宿泊する宿の部屋の中でも、食事場所でも、何人もの人が密集せざるを得ないこと、新型コロナウイルス感染症にかかってしまうリスク、可能性が自宅や学校にいる時よりも高くなってしまうことを避けられない、という理由です。林間学校や修学旅行だけでなく、さまざまな大会や行事が、世界中で、日本中で中止になっています。竹内神社の祭礼もそうです。すべてをかけて目指してきた目標がなくなってしまった人もたくさんいるのでしょう、あきらめきれない、なんとしてもやりたい、いやだ、と心の中で叫んで、我慢している人もいるのでしょう。こんなことは誰でも初めてで、不安な気持ちになります。でも、こういうことが人生の中には起こるのだということも私たちは勉強しました。今は、仕方がない、次の目標を決めて できることをできる範囲で頑張ろうと思うことが良いのだろう、大切なのだろうと思います。配付される手紙は、お家の方に必ず渡してください。保護者の方には、あさっての保護者会でも学年の先生から話してもらいます。宜しくお願いします。」
シェイクアウト訓練を実施しました
シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカ合衆国の南カリフォルニア州で生まれた、地震の一斉防災訓練で、「そのときにいる場所」で地震が発生したと想定してとっさに身を守るという、従来の防災訓練とは異なる訓練です。シェイクアウト(ShakeOut)は、「地震を振り払え」、「地震を吹き飛ばせ」といった意味の造語です。地震による被害は、地震動(地震の揺れ)そのものよりも、揺れによって生じた家屋の倒壊、家具の転倒・落下・移動、落下物へ
の接触などによるものが多く、地震でケガをした人の行動分析の結 果を見ると、その多くが地震発生直後に移動してケガをしていると うことです。布佐中学校でも、一斉に参加者全員が机の下に隠れる など身の安全を図る行動をとることにより,日頃の防災対策を確認するきっかけづくりにしていきたいと考えています。
分散登校2週間を終えて~第74回入学式も挙行できました~
6月1日から始まった分散登校も2週間を終えます。午前と午後、30分5コマの授業にも生徒の皆さんは慣れてきた様子です。登校後の昇降口での健康観察カードの提示・確認も最初はなかなかカバンから出せずに慌てていた人が目立ちましたが、慣れてきて健康確認もスムーズにできているようです。やはり、朝の家での検温は忘れてしまうと昇降口での検温、健康観察カードの記入と慌ただしくなりますので、毎朝の自己の健康管理の習慣化は全員が身に付けて欲しい力です。来週からは、部活動再開に向けての午後の部の生徒の希望者による体ならし運動も始まりますが、梅雨入りし、かなりの湿度や気温も心配です。無理をせず、自己の健康管理を心がけ、徐々に体を慣らしてほしいと思っています。ご家庭でもご協力をお願い致します。最後に、多少、休校時の夜更かし、睡眠時間が足りないかな、と心配な生徒も見られます。22日からの通常授業の開始に向けて食事、睡眠の学習の土台を整えましょう。
新入生の保護者の皆様のご協力のもと、第74回入学式も無事に終了することができました。一人ひとりの新入生の皆様の呼名の返事はしっかりと聞こえました。紫陽花の花が皆さんを迎える入学式となりましたが、これから通常の学習が進められるようよろしくお願い致します。
第74回入学式 校長 式辞
「新入生の皆さん、中学校入学おめでとうございます。本当に、よく布佐中学校に入学してくれました。教職員や在校生を代表して心から歓迎の気持ちを伝えたいと思います。小学校の卒業式前から今日まで、三か月に及ぶ臨時休校の期間、不安なことも多く本当に大変であったと思いますが、今日、中学校入学です。本当に、おめでとう。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。義務教育最後の大切な三年間、この布佐中学校で大きく成長していくお手伝いが保護者の皆様と共にできればと思っています。、甚だ微力ではありますが、「信頼」という大切なものが得られるよう努力して参りますので、何とぞ、よろしくお願い致します。
本来ならば、桜の花びらの舞うなか、多くのご来賓や在校生臨席のもと、新入生の皆さんを迎え、入学をお祝いする予定でしたが、感染症による国の緊急事態宣言をうけた臨時休校により、本日、このような形で執り行われることになりました。この三か月、新入生の皆さんはどのような気持ちで過ごしてきたのでしょうか。勉強のこと、友達のこと、部活動のこと・・・色々と不安な気持ちもあったことと思いますが、私たちは、新入生の皆さんを全力で支えていきます。二、三年生の在校生もきっと応援してくれますから、安心してください。
布佐中学校の目標は、「自ら学び、共によりよく生きる」です。自ら学びとは・・・誰に命令される訳でもなく、自分の頭で、今、何をすべきか考えること、自分から進んで学習に取り組むこと、そして、「共によりよく生きる」とは・・自分だけでなく、大切な仲間と共に、互いに支え合い、時には、よいライバルとして、ともに成長し合う、そんな意味です。まさに、今、この大変な時代に、とても大切なことだと思います。
さあ、今日から、本当に布佐中生となりました。一日一日、自分の頭で考え、行動し、失敗しても、その失敗を大切な栄養にして成長し、仲間と支え合い、努力し合う、そんな大切な日々をこの布佐中で過ごしてくれるよう心からエールを送ります。
最後に、皆さんと確認したいことがあります。新型コロナウイルス感染症に対応するための「新しい生活様式」という言葉が最近、色々な所で聞かれます。それは、朝、起きたら体温を計り、健康観察カードに風邪の症状が無いかチェックし、熱があったり、風邪の症状がある時は無理せず自宅で休養する、家族の皆さんの健康状態も確認し、家族の方に熱があったりする時は、皆さんも自宅で休養するなど学校への連絡も必要になります。熱や風邪の症状がない場合は登校し、学校に着いたら、昇降口で手を消毒して、健康カードを先生に見せて、熱や異状がなければ教室に入ります。外から教室に入る時は手を洗います。給食の前はもちろん、こまめな手洗いが大切です。体育の授業などで外す時以外は、マスクをします。1mから2mくらい、できるだけ友達との距離をとります。近づいてマスク無しで大声で話したりはしません、大勢の人が触るところはできるだけ触らないようにします。定期的に、毎日、学校でも大勢の人が触るドアノブやとっ手、スイッチや手すりなどは消毒をします。・・・これが新しい生活様式の一部です。自分のため、家族のため、友達のため、毎日やるべき習慣として身に付けてほしいと思います。検温と健康観察カード、マスク・手洗い、忘れず、一緒に取り組んでいきましょう。
みなさんの返事 しっかりと受け止めました。一人一人が個性や良さを発揮して、自ら学び、共によりよく大きく成長してくれることを確信したことを伝えて、式辞とします。令和二年六月二日 我孫子市立布佐中学校 校長 小林浩之
分散登校に向けて~事前登校を行いました
本日、6/1の学校再開(分散登校)に向けて2年生の事前登校がありました。最初に、校長から3つ話しをしました。1つ目は、6/1から分散登校が19日まであるけれども、徐々に学校生活に慣れ、この3か月の休校中の自宅での生活から午前・午後の分散登校で無理せず元の学校の生活のリズムに戻してほしいということです。困ったこと、辛いことなどあれば相談してほしいことも話しました。2つ目は、学校でも、マスクを着用する、昇降口で手を消毒する、毎朝の検温と健康観察を欠かさず行い健康カードにチェックし保護者の方にも確認してもらい登校時に担任が確認する、教室などでも相手との距離を気にするなど、新しい生活の習慣を身に付ける必用があるということです。3つ目は、林間学校の延期などまだまだ先の見通しが立たないところもあり不安が続くけれども、皆で協力し、知恵を出し合って乗り切ろうということです。新型コロナ感染症は怖いけれども、適切な医療により治療を受ければ怖くはないこと、一方で、少し咳をした人がいれば、「コロナだ!」とか「近寄るな!」とか心無い言葉や態度をとったりすることの方が恐ろれるべきこと、こういう時だからこそ思いやりや協力をいつも以上に意識しましょう、と話しました。しっかりと頷きながら聴いている生徒も多くいました。その後、クラスをA・B2つに分けて各教室に移動し学級活動(今後の予定の確認等)を行いました。
3年生の皆さんへ~千葉テレビ放送の授業動画の案内がきています5/18~5/29
千葉県教育委員会から我孫子市教育委員会を通じて学校に授業動画の案内が来ていますのでご紹介します。今回の紹介は3年生だけですが、そろそろ受験のことも頭に浮かび少し不安になっている人もいるかもしれません。少し学習のリズム、気分をかえてみるという点でも良いかもしれません。ぜひ活用してみてください。毎日同じ時間に決めて学習することも大事なここと思います。学校が再開されたときに生活や学習のリズムがととのいスムーズに臨むことができるようにするためにも、ぜひ取り組んでみてください。(今回は1.2年生の動画の紹介はありませんでしたが、他にもいろいろと学習のサポート(例えば、「文部科学省ホームページ、子どもの学び応援サイト」など)もありますので活用してみてください。
5/18(月) | 5/19(火) | 5/20(水) | 5/21(木) | 5/22(金) | 5/25(月) | 5/26(火) | 5/27(水) | 5/28(木) | 5/29(金) | |
時間 14:30~14:45 |
英語1 | 理科1 | 英語2 | 社会2 | 数学3 | 理科3 | 英語4 | 理科4 | 英語5 | 社会5 |
14:45~15:00 | 数学1 | 社会1 | 数学2 | 理科2 | 英語3 | 社会3 | 数学4 | 社会4 | 数学5 | 理科5 |
「確認日」の様子から・・休校中の心と体~一人で悩まず相談を!
5月7日から臨時休校が延長され、5月8日、本来ならば延長された入学式が行われる予定の日に1年生の「確認日」がありました。3密を避けるために、ある程度の時間をとり、昇降口で一人ひとりに説明や話しができるように行いましたが、既に担任による家庭訪問を終えていたせいか、担任の顔を見て話しかけてくれる生徒や課題についての確認をしている生徒など元気そうな様子で少し安心しました。しかし、外出自粛のなか、一人で家の中で出された課題に取り組む生活も大変なことと思います。学校再開までに、生活のリズムを大切にするとか、リラックス できる自分の時間も作りましょう、など心の健康管理の大切さもいろいろなところで言われています。確認日の時にも、「コロナが怖い!」と言っていた生徒がいました。大変おそろしい病気ではありますが、私たちは、今何をすべきなのだろうかと、落ち着いて考え、実行することが、その不安を少しでも軽減できることでしょう。ただ、困ったことがあったら学校に相談してください。電話でもかまいませんので、一人で悩まずに担任の先生はじめみんなで待っています。学校以外にも、「千葉県子どもと親のサポートセンター」(0120-415-446)(24時間)や「SNS相談@ちば」https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/seitoshidou/sns/index.htmlなどもありますので紹介しておきます。今週は、担任から電話がかかってくるかと思います。「電話で確認・相談」ですので、何かあったら遠慮せずに話してください。
毎日の生活リズムを大切に・・・健康観察、検温を欠かさずに! 「確認日」のない週には電話連絡・相談を行いますので、よろしくお願いいたします
我孫子市教育委員会からのお知らせのとおり、臨時休校が5月末までに延長されました。子どもたちの命、安全を考えると致し方ないと思われますが、一方で授業ができないまま6月を迎え、まだまだ先も見えない状況が続き生徒や保護者の皆様の不安はどれほど大きいものかと大変心配しております。
休校延長の期間中に各学年の家庭学習の課題の受け渡し、説明や確認のための「確認日」を設けます。今までの復習や新しい教科書の指導計画に沿った家庭学習のためのプリント教材やワーク等の課題となります。「休校中の課題コーナー」に一覧表や各教科のプリントが載っていますので、必要に応じて確認や印刷もして下さい。(課題プリント類については各学年の「確認日」にすべて配付します)授業が無い中で大変やりにくい場合もあると思いますが、自分の力で取り組んでみてください。しかし、不安なところもあると思います。その部分は学校再開後に確認を行い、分からないところはそのままにせず、授業の中で全体や個別に補習をしていきますので安心してください。また、この休校中に日頃なかなかできない読書やものづくり等に挑戦するのも良いことと思います。一生の宝物となる素晴らしい本に出会うことができるかもしれません。「確認日」については、23年生は5月7日、21日、1年生については、5月8日、22日です。(時間等については「休校の延長と休校中の「確認日」についてのお知らせ」で確認して下さい。)
6月学校再開後も3密を避けるために午前・午後の分散登校の対応をとることもあります。そのための準備も進めていますので、必要に応じて学校HPや学校メールでお知らせいたします。
学校行事の見直しや教科指導計画の変更や工夫など知恵を出し合って・・・教育課程の再編成
本日は教職員打合せを行いました。臨時校長会で確認した市内小中学校の対応等の確認、共通理解をしました。5/7の学校再開についても先が見えないことも多く、分散登校の場合の対応や学校行事、給食への対応など話題になりました。その中で、分散登校をする場合の対応ひとつとっても、生徒の学習の質と量ともに確保しようとするとなかなの工夫が必要であること、学校行事などの精選も含めて大きく具体的な対応が必要であることを確認し、全教職員で知恵を出し合い、柔軟で具体的な取り組みをしていくことを確認し合いました。やはり、「3密」を避けるための手立てをどうするか、学校としてどういう手立てができるのか、学習の時間、質と量をどう確保するかが打合せの議題となりました。学校行事の精選や地域連携についても保護者や地域の皆様のご意見やご支援をいただきながら進めてまいります。
入学式が行われるはずの4/8・・・ 教科書等の配布に新入生保護者の皆様のご協力を得て・・・
四月八日の入学式が延期となりました。希望と不安を胸に明るくはつらつとした新入生を迎えることができなくなりました。今日は保護者の皆様に教科書や提出が必要な書類等を取りに来ていただきました。本当にありがとうございました。「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」を目指し、職員一同、学校生活の正常化に向けた準備をしてまいります。何とぞ、宜しくお願い致します。今年度学校教育目標並びに重点目標などの学校経営に関することや職員一覧など学校だよりもアップしておりますので、地域の皆様もご一読願います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年 3学期始業式を迎えて
新年明けましておめでとうございます。旧年中は本校教育活動の推進に対しましてご理解やご支援をい ただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の3学期始業式で生徒に話したことを報告いたします。
「 本校の学校教育目標は「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」です。これは、2学期の終業式にも 話しましたが、「自ら」という言葉の意味は、「自分から進んで~する」とか「自分から積極的に~する」、「自 主的に~する」などの意味ととらえると思います。新学習指導要領をもとにした授業が小学校は令和2年か ら、中学校は令和3年度から始まります。そこには、「主体的で対話的な深い学び」というキーワードがあり ます。「主体的に~」というのは、「自分なりに考え、こんなふうにしようと自分で判断して取り組むこと」とい う意味ですが、これは、本校学校教育目標を「自ら学び」の意味に合致するものです。学習はもちろんのこ と、行事や日常生活など様々なところで、自分なりに考えて自分で判断して取り組むことが大切だということ が本校の目標の中にあるということを生徒、教職員すべての人たちで確認し、実践に向けて頑張っていきま しょう。また、「共によりよく」とは、「お互いに認め合い、励まし合い、支え合って、自分の夢や希望の実現に 向けて頑張り、それが社会貢献につながるような自己実現を目指しましょうという意味です。3学期は、今年 度のまとめ、締めくくりの学期であると同時に、3年生は4月からの新しい門出に向けた大切な準備期間、 助走の時期でもあります。それは、1、2年生も同じです。PDCAサイクルという言葉がありますが、P(Plan =計画する)、D (Do=実行する)、C(Check=評価、反省する)、そしてA(Action=改善する)を1年という単 位を通して、また、学期をとおして、そして、1か月、1週間、1日を通して日々前進していけるように3学期 の3年生は45日間、1、2年生は52日の学校での生活を過ごしてほしいと思います。」
以上が要旨となります。学校といたしましても、ご協力いただいた学校評価アンケート等をまとめて具体 的な課題と改善策を考えていきたいと思います。また、学校でできること・できないこと、ご家庭にお願いす ること、また、地域の皆様にお願いすること、皆で考えなければならないことなど具体的にできるところから 進めていきたいと思います。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
2学期終業式を終えて
今学期も布佐中学校へのご支援、ご協力誠にありがとうございました。大きな事故、怪我等もなく終業式を迎えられますのはひとえに保護者・地域の皆様の力のお陰と心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。終業式では2学期の生徒たちの頑張りを讃えました。体育祭から始まり、駅伝や合唱祭、文化活動発表会など行事が立て続けにあり、大変忙しい思いもあったかと思いますが、3年生を中心に力を出し合い、支え合い、いずれも大きな成果を出すことができたことを伝えました。学習に関しては、「主体的」とはどういうことだろう?と問いかけました。自分で考え、どのようにしたら効果的か、仲間と学び合うということはどういうことか?を問いかけました。小学校は来年度から新学習指導要領による学びが開始します。中学校も再来年からですが、「主体的」「対話的」「深い学び」などのキーワードについて、教職員・生徒、保護者や地域の皆様全員で考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。
左の写真は、「ふさタイム」(総合的な学習の時間)の講座のハーモニカ講座の宮越先生と教え子たちとの写真です。年齢的なことなどの事情で今年度をもって講座担当を終了することになりました。10数年この布佐中の生徒にハーモニカを教えていただきました。このようにたくさんの方々によって支えられている布佐中学校です。
第73回体育祭を終えて・・・皆様の支援と子どもたちの頑張りと・・・・
2学期が始まり1週間、第73回体育祭も無事に終えることができました。子どもたちを中心に自主・自律の目標のもと保護者・地域の皆様に支えられ、子どもたちの躍動した姿を見ていただくことができました。夏休み前から応援団や実行委員を中心に自分たちで創り上げる体育祭を目指して取り組んできましたが、やはり保護者・地域の皆様のご支援の力は大きいと改めて感じました。例えば、各自治会の方が総出で組み立ててくれるテントは、保護者席に張られ、この残暑厳しい時に実施しなければならない心配を大きく軽減してくれるものでした。小学校にも協力をいただき、今年はテントを多めに張ることもできました。朝早くから多くの来賓の方々にもご臨席賜り、温かく応援していただきました。閉会式では、子どもたちに努力と結果についてお話をしました。努力して結果が出た時の自信、努力して結果が出なくとも得ることができた経験、喜びと悔しさ、個人と集団、そして協力・・・・子どもたち一人ひとりの顔を見ながら私自身も子どもたちから多くのことを学ぶことができたなあと、胸が熱くなりました。ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。
「伝える」・・自分の想いをつたえよう!・・・始業式を迎えて
9月2日2学期始業式がありました。この夏も小中学生が巻き込まれる事故や事件が後を絶たず、2学期も全員が安心して学習できる安全な学校となるよう取り組んでまいりたいと思います。式の中では、「伝」という漢字を掲げお話をしました。「伝」という漢字は、「傳」を旧字としており、人が手に糸巻きをもって糸を巻いている様子からできた旨の話をし、2学期は体育祭や文化活動発表会、合唱祭など多くの行事があるなか、それぞれの生徒がそれぞれの立場で自分の想いや考えをしっかりと伝えていこうと話をしました。三年生は進路選択も控え、自分の夢や希望の実現に向けて、中学校最後の体育祭を迎えて・・・2年生は就職体験を通して自分の夢や希望について家族の方と話し合う・・・1年生は校外学習を通じて・・・自分の考えや想いを自分の言葉で、そして態度で相手に伝えよう、とお話しをしました。ご家族の皆様におかれましても、生徒たちは実り多い2学期とするために学習に行事にと頑張ってくれると思います。ぜひ様々な頑張りをみせてくれる時々に是非想いを聴いてあげてください。地域の皆様におかれましも、引き続きご支援をお願い致します。
感謝・・・ボランティア活動 ありがとうございました
今年の生徒総会で生徒の皆さんから、校内の美化活動に自主的に取り組もうと提案がありました。生徒会の皆さんが中心となって、夏休み中の草取りボランティア活動を企画してくれました。当日は100名を超える生徒の皆さんが集まり、暑い中、校庭の草取りや整備を行ってくれました。また、PTAの皆さんも夏休みの後半に草刈りをやってくれました。地域の皆さんや生徒たちも参加してくれて、体育祭を控えている校庭回りが大変綺麗になりました。このような自主的な活動は大変有難く、素晴らしい取り組みだと思います。互いに声を掛け合い、相手を想い、行動にうつす姿に大変心が明るく温かくなりました。これからも私自身も皆さんを見習い一緒に取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
葛南大会に向けて・・・壮行会がありました
夏の葛南大会やコンクールに向けて、生徒会の皆さんが中心となって壮行会が行われました。校長からと依頼があったのでこんな話しをしました。「・・・・「信」という字がここにあります。部首は「にんべん」で人を表しています。この漢字の意味は、人を信じることとか偽りのない真実などという意味があります。人の言葉=偽りのない真実・・この漢字にこのような意味を持たせた人たちはなんと素晴らしいのでしょうか。日本には、昔から「言霊」(ことだま)という言葉があります。言葉には不思議な力が宿っていて、悪い言葉を発すると本当に悪いことが起き、反対に、良い言葉を発すると良いことが起こるというものです。だから、今でも忌み言葉というものが残っており、会の終わりを「お開き」とか、水辺の葦を「よし」とか、梨の実を「ありの実」などと言います。先ほど、部長さんから、たくさんの人たちが応援してくれているという感謝の言葉がありました。試合で苦しいとき、もうダメだと思ったときは、たくさんの応援してくれている人たちの言葉を思い出してください。きっと力が湧いてくると思います。そして、自分で自分に言い聞かせてください、最後まで絶対にあきらめない、自分を信じ、仲間を信じる、と。きっと不思議に力が湧いてきます。心からみなさんの健闘を祈っています。頑張ってください。・・・・・」 みんな話しをしっかりと聞いてくれました。保護者の皆様はじめ地域の皆様、布佐中生を支援してくださるすべての皆様、応援よろしくお願いいたします。ガンバレ布佐中生!!
バレー部の生徒たちが報告に来てくれました
8日に行われたバレーボール県大会の報告に校長室までバレー部の皆さんが報告に来てくれました。東葛飾地方のブロック予選を勝ち抜き、見事県大会に出場したバレー部の皆さんでした。健闘むなしく初戦で敗退してしまった悔しさや次の試合に活かすべく多くを学んだこと等を話してくれました。試合に臨む真摯な姿勢は日頃の生活にも生かされているのが良くわかりました。また、チームワークや思いやり、支え合いの大切さなど私もバレー部皆さんから教えられたような気がします。
部活動報告に来てくれました
バスケットボール部男子の皆さんが春季葛南大会優勝の報告に校長室に来てくれました。また、野球部の皆さんも東葛大会優勝と県大会の試合の結果を報告に来てくれました。両チームに共通しているのは、単に勝ち負けだけではなく、一試合一試合に真剣に臨み、勝因や敗因を皆で振り返り、次に生かそうとしているところです。私も、「グランドだけの一所懸命なチームになりたくない、真に役に立つ人に成長したい」という高校球児の言葉を引用して頑張りを讃えました。また、家族の皆さんの支えにも感謝の気持ちを忘れずに、スポーツをできる喜びと幸せを感じながら、感謝の気持ちを持って、伸び伸びと晴れやかに活動している布佐中の生徒たちを誇らしく思いました。地域の皆様のご声援にも感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
あいさつ運動 今年も頑張っています
今年度も、我孫子東高校、布佐小学校、布佐南小学校と布佐中学 校の4校で「あいさつ運動」を実施しています。月に2回、布佐駅や布 佐南小、布佐小・布佐中入口で登校の児童生徒のみなさんや駅を利 用する方々にあいさつをしています。布佐中からは生徒会の皆さんが 参加しています。「おはようございます」と大きな声であいさつした時に「おはようございます」と返してくれると、とてもさわやかな雰囲気に包まれます。あいさつ運動のみならず、日頃から気持ちの良い挨拶を交わし合いたいものです
野球部市内大会を応援して
第73回入学式を挙行いたしました
さて、新入生のみなさんは、この3月小学校を立派に卒業しました。私は3月まで小学校に勤めていましたので、皆さんが小学校のリーダーとして学校の中心となっていたことはよく分かります。下級生に見本を示し、リーダーとして悩みながらも力を合わせて頑張ってきたでしょう。小学校6年間、中学校3年間を9年間の小中義務教育期間と見た時、皆さんは1年生から9年生までの7年生に当たります。もう、立派に学校の中心を担ってもおかしくはない立場にいて、それだけの力を十分に持っていると思われます。布佐中学校の学校教育目標は、「自ら学び、共により良く生きる生徒になろう」です。中学校進学にあたり、不安なこともあるかと思いますが、自分の意志で考えて、悩みながらも、共に学び、成長していってほしいと思います。皆さんには、保護者の方だけでなく、我々教職員や歴史と伝統を持つ地域の皆さんという強い味方もいます。
布佐という町で育った誇りをもって、布佐中学校でともに学んだ仲間を大切にして、まさに平成から令和へと新しい時代に生きる国際人となるべく、精一杯頑張って欲しいと思います。そのために3つの言葉を贈ります。一つ目は、「よい習慣を身につけること」それは、時間を守ったり、挨拶ができたり、自分のことは自分でできる、決まりを守る・・・などです。習慣は第二の天性ともいいます。よい習慣を身に付けて下さい。二つ目は、みなさんが現在持っている他人を思いやる「思いやり」の心を、更に高めて欲しいということです。中学時代に得た友は、一生の宝となります 他人の心を思いやり、それを言動にうつす。その表し方は一人一人違うかもしれません。自分だけの「思いやり」の心をもった人たちが共に学習し合う時、本当にお互いに高め合うことのできる仲間となるはずです。最期は、自信と勇気をもって様々なことに「挑戦」して欲しい、ということです。そのために、だれもが持っている自分の良いところを見つけ、自信をもって下さい。でも、だれもが欠点や弱点を持っています、でも、長所や良い所も必ずあります。その良い所を見つけ、伸ばすことが私たちの仕事だと思っていますが、その良い所を自分でも見つけ、自信をもって勉強でも運動でも、あきらめずに「挑戦」してほしいのです。失敗も宝物に変わります。「習慣」「思いやり」「挑戦」・・・入学に当たりこの3つの言葉を贈ります。そして、「自ら学び、共により良く生きる生徒」となって下さい。
最期に、保護者の皆様にお願いがございます。現在、学校教育は大きな変革の時期を迎えています。小学校は来年度から、中学校は再来年度から新しい指導要領が導入され、「社会に開かれた教育課程」や「主体的、対話的で深い学び」などがキーワードとなります。学校だけではなく、家庭、地域が一体となった教育活動の展開が今まで以上に必要です。布佐中学校は、今までも、保護者・地域の方々の多大なるご支援やご協力を賜ってきていることは十分に承知しておりますが、より一層のご支援をお願いいたします。そのためには、「信頼関係」は欠かせません。何かありましたら、報告や相談がすぐにできるような信頼関係がさらに構築できますよう私たちも努力を続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。そして、親子で、読んだ本のこと、社会の出来事、何気ない日常の会話、授業や部活動のことなど、お子様との会話を大切にして、共感的な理解や、愛情に基づく叱咤・激励など、より一層支援していただきますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、新入生のみなさん、先程の呼名をもって、布佐中生となりました。皆さんが自分だけの大切な3年間が充実した日々にすることを願い、確認し合って式辞といたします。 平成31年4月9日 我孫子市立布佐中学校長 小林浩之」
着任のご挨拶
感動の第72回卒業式
12日(火)、第72回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした45名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
2時間を超えようかという長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも「今年もまた感動しました」など、口々にお褒めの言葉をいただきました。
68名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私自身が迷惑をかけた林間学校を始め、3年間をともに過ごした思い出が甦り、こみ上げてくるものがあったのだと思います。
1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。
卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」
寒かったけど…心は温まった3年生を送る会
4日(月)、3年生を送る会が行われました。外は雨、寒さも厳しく参観にご来校いただくにはちょっと…という状況でしたが、たくさんの保護者・地域の方々が駆けつけてくれた体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間があっという間に過ぎ去っていきました。ご来校いただいた地域・保護者のみなさんには、ご多忙の中、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
1年生の発表は、オリジナルの脚本で1年生らしくかわいらしい笑いあり、工夫ありの発表でした。3年間の日常生活や行事を描いた場面、3年生は自分たちの3年間を振り返りながら、楽しげな表情で劇に集中していました。いろいろなハプニングがあった林間学校を始め、私も懐かしい思い出が頭の中を駆け巡りました。
2年生の発表もオリジナルの脚本で、こちらは3年生のこれからを高校生活を通して描いた発表でした。ドラえもんのタイムマシンで未来の高校生活を垣間見るという設定でしたが、劇あり、歌あり、ダンスありと堂々としたステージに3年生たちも時間を忘れて引き込まれていました。
何よりも、両学年ともに道具・背景・照明など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。それぞれの学年の合唱も素晴らしい出来であったと思います。この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように感じさせる半日だったと思っています。
最後に、3年生からの見事なお礼の発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、代表生徒の感謝の言葉、学年合唱での真剣な表情は、この送る会だけではなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じました。
そして、これらの発表を支えた生徒会の幕間、時間のない中「よくぞここまで」と思わせるほど手の込んだ、そしてよく考え工夫された創作映像は、会場で見ている人全員を笑いと驚きの渦に巻き込んでいました。放課後遅くまで残り、手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会役員のメンバーに敬意を払うとともに、改めてお礼を言いたいと思っています。
※3年生を送る会の様子(写真)は生徒の活動にアップします。
学校職員の働き方改革について
マスコミ報道等でご承知のことと思いますが、教職員の多くの時間外勤務が、過労死に直結するとされる月80時間を超えている現状があり、国もその業務改善に力を入れています。それを受け、県・市ともに働き方改革推進委員会等で検討を重ね、国がガイドラインとして示した時間外勤務月45時間以内(含部活動)の実現をめざして様々な方策を提案しています。
それを受け、学校としても正式には2019年度からの実施となりますが、その試行期間として3月より以下に記載の内容について取り組んでいきたいと思います。目的・趣旨をご理解の上、ご協力をお願い致します。なお、この内容を記載したプリントを1・2年生は2月28日(木)、3年生は3月1日(金)に保護者あて文書として生徒に配布しておりますのでよろしくお願いします。
※働き方改革に向けての取り組み(+3月中の試行内容)
(1)ノー残業dayの実施について
○本校は木曜日に実施し、18:00までの退勤を実施します。
※ただし、学期末成績処理等で多忙な時期については校長判断
とします。
※上記により、3月中は成績処理の締切日の関係で15日(金)、22日(金)をノー残業dayとします。
(2)電話対応について
○教育委員会の方針に沿って、本校では下記時間帯で行うことと
します。
・ノー残業days → 7:10~17:50
・その他の平日 → 7:10~19:00
・土日祝 → 電話対応なし
・長期休業中 → 8:10~16:20
※上記に沿って3月より実施します。
※上記時間外で生徒の生命安全に関わる重大事態発生等の場合には、4月以降は過日お知らせした教育委員会指定の市役所へ、3月については非常時用学校携帯電話に連絡してください。
また、上記時間外に連絡をとらなくてならない事由が発生し
ている場合には、あらかじめ生徒手帳等を利用し担任までお
知らせください。
非常用学校携帯電話 090-9202-5198
※部活動に関する連絡については、別途、顧問より連絡します。
(3)新年度通知票の記載内容について
○2019年度より学期ごとの通知票は評価・評定のみとし、所見については学年末に記載します(所見の内容は面談等で生徒に伝達していきます)。
(4)新年度家庭訪問について
○1年生については原則実施します。2・3年生については、初めて担任する生徒は原則実施。それ以外の生徒は訪問期間中に保護者との面談を行います。
(5)部活動について
①ノー部活dayについて
○平日は原則木曜日とし、朝練習も実施しません。
※学校行事・職員の研修等で曜日を動かすのは校長判断としま
すが、その予定については前月中に各顧問より連絡致します
○土日については、いずれかに休養日を設けます。
※大会、コンクール等が実施された場合、またそれに向けて両日練習した場合には翌週以降に代替の休養日を設定します
○長期休業期間中も上記に準じます。
※上記に沿って3月から実施しますので3月中のノー部活dayは以下の通りとします。
7日(木) 11日(木) 28日(木)
②活動時間について
○4月より平日は2時間程度、休日は3時間程度とします。
お世話になります!1年生調理実習
2月19日(火)から、2学期、そして昨年度に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、3学期は1年生が1クラス3回ずつ、いわしのかば焼き・シチュー・ハンバーグに挑戦しています。そうなると、学年2クラス×3回ということになり全部で6回、これが3月19日(火)まで続き、1回の授業に4~6人ずつ、延べで30人前後の方々にご協力いただくことになります。
毎年のことですが、1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、もう何度も経験されている方々がほとんどですので、中学生との接し方も大変にスムーズで、会話を楽しみながら指導されている様子がとても微笑ましいです。そして多くのみなさんが「こんなに楽しい時間をもらって生き甲斐にもなる」と心から仰ってくださるのが本当にありがたいです。
自分たちでつくったかば焼きをおいしそうに食べている生徒から、私にもおすそ分けがあり、給食と併せてすっかり満腹になりました。生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方々の笑顔がとても素敵で印象的でした。
※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随時アップしていきたいと思います。
本物に触れる!薩摩琵琶鑑賞授業
昨年に続いて3年生の特別授業・音楽鑑賞教室を2月18日(月)に実施しました。今年も邦楽分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元出身(布佐中出身でもあります)の久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただきました。
私も毎年拝見させていただいていますが、3年生2クラスの授業で2時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれるミニコンサートは本当に圧巻です。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に昨年以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で薩摩琵琶の紹介や自分が琵琶の世界に足を踏み入れたきっかけ、何事にも失敗を恐れず本気になって取り組むことの大切さ等々の話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な体験もさせていただき、本当にあっという間に時が過ぎっていきました。
まさに本物の伝統文化に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄みきったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。
布佐の未来を切り拓く!「ふさカリキュラム」語り部さん訪問
本校総合学習の要である「ふさカリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を、例年よりも卒業式の期日が早いこともあり、今年は2月15日(金)に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。また「ふさカリキュラム」は、小中学校で推進している小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。
実は、私は明日16日(土)に東京の文京学院大学で行われる「日本の伝統と文化を考える道徳セミナー」という研究会に参加し、その事例提案のような形で本校の教育活動についての発表を依頼されているのですが、その発表のメインとしているのが「ふさカリキュラム」です。自分でも勉強し直してみて、「ふさカリキュラム」が新しい学習指導要領の理念にピタリと合致している学びであることが改めてわかると同時に、平成24年度の時点で未来を見据えてこの素晴らしいカリキュラムを開発した先輩諸氏に敬意の念をもちました。
当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるように準備して出かけていきました。
私が訪問させていただいたときの様子を見ても、後から職員や何人かの語り部さんに話を伺っても、語り部のみなさんの大変に熱の入ったお話に、生徒たちが真剣な表情で耳を傾けると同時に、調べてきたことを基にした積極的な質問が飛び交い、大変に有意義な時間が過ごせたということです。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。
この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。村上清加さんをお迎えしての深い学び
このホームページのトップ画面でお知らせしていた教育ミニ集会を8日(金)に実施しました。2020東京パラリンピックをめざすトツプアスリートで元世界パラ陸上選手権日本代表であり、200mと走り幅跳びの元日本記録保持者でもある村上清加さんをお招きしての開催で、テーマを「困難を乗り越えて夢を叶えるために」と設定しました。
ということで、今年度は生徒にも村上さんの話をぜひ聴かせたく思い、例年とはちょっと趣向を変えて行っています。残念ながら、3週間前からのインフルエンザの大流行で、
連休明けの12日(火)から公立高校の入試を控えている3年生は参加を見合わせましたが、1・2年生に加え、関心をもってご参会いただいた保護者・地域のみなさんを交え、大変に有意義な時間を過ごすことができました。
村上さんからは、ご自分が事故にあわれて右足大腿部を失ったときの気持ちや絶望感、立ち直るきっかけとなった出来事、同じ境遇の仲間たちとの出会い、そして陸上競技を始めて世界を目指すようになった経緯など映像も駆使しながら語られるとともに、実際に競技用の義足を装着して走って見せてくれるなど、生徒たちにもとっても、驚きあり目が離せない場面がありと時間が経つのをつい忘れてしまうような約1時間15分の講演でした。
その後にとった質問や感想を発表する時間では、「だめなときに自分を奮起させる手段は?」等々、次から次へと質問者が後を絶たず、また、「自分が悩んだり落ち込んだりしたときに自分本位で周りが見えていないことが分かった」などの感想があり、生徒たちにとっても深い学びとなったことが感じられました。
生徒下校後は、村上さんと教職員・保護者・地域との懇談のような形式で残った時間を過ごさせてもらいましたが、大人からも子育ての悩みや競技に関することの質問が相次ぎ、時間がもっともっと欲しかったように感じています。
講演を聴けなかった3年生の生徒たちには、後から撮影したビデオを見せたいと思います。子育てとトレーニングで本当にお忙しい中、私たちの依頼を快くお引き受けいただき、長時間にわたって貴重なお話や懇談に応じていただいた村上さん、後援会の藤田さんには改めて心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
新たなスタート!葛南新人駅伝大会
24日(木)、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。13(日)の銚子駅伝大会を経験した本校の生徒たちは、インフルエンザの流行等でベストなチーム状態とは言えませんでしたが、新チームとして自分たちが設定した目標の達成をめざしてこの日を迎えました。
駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部など、他部活の生徒たちも加わっているのですが、怪我の生徒もいて、女子の部は駅伝部以外のメンバーで走らざるを得ないという状況で、小規模校の現実は如何ともしがたく、本当にぎりぎりのメンバーで戦いました。
ロードレースが終わり、まずは女子と男子1年生の部がスタート、最後に男子の部のスタートという日程でした。一生懸命に疾走する生徒の姿に自然と応援にも熱が入り、寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果は男子Aチームが13位、Bチームは5区で選手の体調不良のアクシデントがあって順位はつかず、1年生の部は9位、女子の部も9位でした。昨年のこの大会からは順位を落としましたが、とにかくロードレースを含め、出場した全員が最後まであきらめることなく、今できる自分の力を出し切ることができたレースであったと思っています。
閉会式後のミーティングでは、今の時点では昨年のチームに力が及ばなくても、一歩ずつ階段を上がっていきながら最終的に右肩上がりのチームにすることが大事、70点のテストを90点に伸ばすことも評価できるが、元々が30点の(力しかない)テストを60点に伸ばした方がより価値があるという例え話とともに、今後の努力と躍進を確認し合いました。
生徒たちの表情からは、「まだまだできる」「満足していない」という気持ちが心のどこかにあることが感じられました。規模の小さい生徒数の少ない布佐中が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、昨年のチームに負けない成長を期待したいと思います。厳しい練習に耐えて頑張ってきた生徒たちをこれからも応援していくとともに、生徒たちを伸ばしてくれている先生方に改めて感謝です。
※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしましたのでご覧く
ださい。
布佐カリキュラム導入、辻先生来たる!
佐藤先生の授業に続いて、同じ18日(金)の午後からは、3年生が実施している布佐カリキュラムの授業で、生徒のテーマ選択と意欲喚起のために我孫子市教育委員会文化スポーツ課から辻史郎先生をお招きし、「布佐の歴史と文化」について熱く語っていただきました。先生は郷土史の専門家で我孫子市の歴史と文化についての研究者として第一人者であり、千葉テレビで放映されている「我孫子の歴史散歩」ではいつも案内役を務めていたり、井上二郎家の特集など、BSテレビで放映された我孫子の歴史や文化遺産に関する特集にも必ず出演されています。実は、我々教職員も地域の歴史を学ぶ研修会では、いつも先生にお世話になっています。
先生も限られた時間の中でしたが、プレゼン用に資料をご準備いただき、生徒が興味をもって食いつくような話をたくさんしてくださいました。具体的には①観音堂・利根川の水運と鮮魚街道②岡田武松博士の功績③栄橋の成り立ち④竹内神社と祭礼⑤洪水とともに生きる布佐といった5つのミッションに分けての話です。私自身も、鮮魚街道を通して逆に江戸の文化が入ってきたことによって竹内神社の祭礼にも大きな影響があった。佐原を始めとしたいくつかの川沿いの町の祭礼には同じような傾向があるのではないかという話にはとても興味をもちました。話が終ってからの生徒の質問にも丁寧に答えていただき、ご自分が大好きな歴史の研究を職業にできているやりがいや古墳の発掘調査で予想もしなかった貴重な埋葬品を見つけた時の感動などは生徒の心にも残ったのではないかと思います。
この後、テーマ設定→調べ学習→郷土の語り部さん訪問→まとめと布佐への提言と学習は進んでいきますが、この導入授業をきっかけとして、生徒たちは自分が生きる布佐について深く学び、誇りをもって次のステップへと進んでいくことを確信しています。辻先生に大変に多忙な中、本当にありがとうございました。
林間学校自然学習への導入、佐藤公先生来たる!
5ヵ月後の2019年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がスタートしました。
この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証してくるという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の直後からその安全性に細心の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を継続しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからであり、生徒の興味関心に応じたテーマがすべて設定できるからです。
そして、18日(金)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は毎年、何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かってNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っておられました。布佐中には子ども達のために、今年でなんと9年連続で足を運んでくださっている先生です。
私も昨年まで4年連続で授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像も入れて大変にわかりやすく、当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、例年よりもまた一段と素晴らしい2時間の学習だったように思いました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次からの学習に入っていけるだろうと感じています。
今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。
今年もよろしくお願い致します!
保護者・地域の皆様、「新年明けましておめでとうございます!」昨年は皆様方からの温かいご支援を受け、布佐中生たちは様々な場面でその力を存分に発揮して活躍することができました。改めて御礼申し上げます。
年が明けて学校に来ると、部活動で登校していた生徒から、明るい笑顔で「おめでとうございます」と挨拶をされました。久し振りに生徒に会えたうれしさもあったのでしょうが、この挨拶で2019年が布佐中としてはもちろん、私個人としてもよい1年となることを暗示しているように思えました。今年も職員・生徒一同、よりよい学校創り・地域創りに励んで参りたいと思いますので、保護者・地域の皆様には、昨年に増してのご理解とご協力をお願い致します。
さて、学校は今日(7日)始業式を実施し、年度を締めくくる3学期がスタートしました。3年生はいよいよ進路決定に向けての厳しい日々が始まります。69名全員が第1希望の進路を実現できればこの上ない喜びですが、そうもいかないのが世の常。すべてが順風満帆の人生を送れるわけではありません。転んでもただでは起きないぞ!ぐらいの強い気持ちをもっていれば、2度や3度のつまづきも、長い人生にとっては、逆によい転機ともなるはず。そんなことも考えながら目の前の壁に挑んでほしいと思っています。1・2年生には、3年生の懸命な姿から多くを学びとり、ぜひ来年、再来年に活かしてほしいものです。
今年も正月以降、ニューイヤー駅伝から始まり、箱根駅伝、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーとスポーツ中継満載でテレビから目が離せない毎日でした。数々のエピソードや感動秘話が語られるこれらのイベントですが、こういった大会で活躍している選手たちの中学生時代はどうだったのだろうか?とついつい考えてしまいます。きっと大好きなスポーツを通して、大きな夢の実現に向けて毎日を精一杯努力していたのだろうと想像できます。 年頭に当たり、布佐中の生徒たちにも夢(目標)をしっかりともち、その実現に向けた「日々の努力」を着実に積み重ねていってほしいほしいと願っています。
※始業式での各学年代表生徒による3学期に向けた決意表明です。
今年もお世話になりました。小中高・地域連携書初大会。
23日(日)、布佐中学校武徳館(武道場)で、今年で会場を移して5年目となる小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。休日にも関わらず、当日は早朝から地域にお願いした講師の先生・地域ボランティアのお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生とたくさんの方々に応援していただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに有意義な時間を過ごすことができました。
子ども達の感想の中には、「先生方がていねいに教えてくれたので上手な字が書けた」とか「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、交流もできて楽しかった」「家でやるより集中してはかどった」「宿題が早く終わってよかった」等々の意見がありました。また、講師の先生からは「学年が上がるにつれて素晴らしい字が書けている。上手になるためには継続して練習していくことが大切」とのご指導をいただきました。
この後、子ども達からの意見を基に来年度の方向性を決めていくことになりますが、「また参加したい」という多くの子ども達の声に応え、より意義のある書き初め大会にしていきたいと思います。また、新年1月8日(火)から15日(火)(土日祝を除く)には布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも開放します。ご来校をお待ちしていますので、よろしくお願いします。
終わりになりますが、ご協力いただいた講師の先生、地域のみなさん、我孫子東高校の先生、小中学校の先生方に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
平和活動推進のリーダーに!
2日(日)、広島平和記念式典派遣中学校報告会がけやきプラザのふれあいホールで開催されました。今までも何度かお知らせしていますが、本校からは団長の佐藤優馬君、副団長の内平菜々美さんが参加し、広島で学んだ3日間の様子と平和への思いについて堂々と発表しました。また、全生徒を代表してのあいさつでも本校の生徒は多くの希望者の中から厳しい選考を経て選ばれただけあって、自分の考えを自分の言葉でしっかりと話せていることにとても感心しました。
また、2人はこの貴重な体験を活かして小学校で実施している平和学習「リレー講座」にも参加して頑張っています。今後も校内はもとより、市内での平和活動推進のリーダーとして活躍してほしいと願っています。
文化の祭典!文化活動発表会の1日
12月1日(土)、平成30年度文化活動発表会が保護者・地域の方々にご参観いただき盛大に開催されました。この発表会は、本校の特色ある教育活動の一つである「布佐タイム」の講座で3年間、学んだ成果を発表するものです。
午前中は琴講座を皮切りに、ハーモニカ講座、三味線講座と見事にそろったきれいな音色の演奏、そして郷土芸能、なぎなたと見る者を釘付けにするような演舞と演武、最後に吹奏楽部の会場を魅了する演奏。午後は書道、華道、絵画、また、美術部、技能教科、大空・太陽学級の作品展示と菓子販売。名人顔負けの作品も並び、一生懸命制作した様子が強く伝わってきました。さらに、柔道の演武、気象学のプレゼンテーション、茶道のお茶体験、グローバルピースの発表など、見る者・参加した者を惹きつける工夫や努力の跡が感じられて本当に楽しく充実した1日でした。
閉会式でも、広島平和記念式典参加報告と英語スピーチ大会代表生徒発表があり、しっかりとフィナーレを締めくくりました。私からは、生徒たちの頑張りを讃えるとともに、改めて「布佐タイム」の素晴らしさについて「こんな発表会は日本中どこの学校に行ってもやってない。専門の先生や地域の方に30名以上も、しかも年間に10回前後、長年にわたってご協力いただいているという状況は奇跡的。」「3年間継続して学習することで、初めて布佐タイムで目標としている力(探究心、表現力、異文化理解、日本の伝統・文化理解、地域との関わり方・つながり方を学ぶ等々)が身につく。1年間の学習ではとてもこんな発表会はできない。」ということ、そして「今後、中学校を卒業してからも継続して学んでいける生涯学習のきっかけのようなものをつかめる人が少しでも増えてほしいと願っている。」という話をしました。
今年度はこの発表会をもって「布佐タイム」の幕を閉じますが、来年度以降もこれをさらに継続・発展させ、子ども達にとって今年度以上に有意義なものにしていきたいと思っています。今年度もお忙しい中、講師を引き受けていただいた諸先生方に感謝し、再度御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※文化活動発表会の様子については、「生徒の活動」にアップしまし
たので、どうぞご覧ください。
ホールいっぱいに響いた歌声!平成30年度合唱祭
11月21日(金)、印西市文化ホールで平成30年度合唱祭がたくさんの地域・保護者のみなさんにご来場いただき、また、布佐小・布佐南小の6年生も3年生の演奏を聴きに会場を訪れ、盛大に開催されました。
それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した素晴らしい合唱の発表でした。本当に1日があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。
開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後の合唱祭にかける思い、数ヶ月後には一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待しているという話をしましたが、それぞれの学級の演奏と生徒たちの一生懸命に歌う表情から見事にそれが伝わってきました。どの学級にも歌声活動が嫌い、或いは苦手な生徒が何人かいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせないステージで、入賞をした、しないはありましたが、学級による差などほとんど感じさせない発表であったと思います。学級全員が心を一つにして合唱祭にかける思いを全力で表現し、そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々に関わらず、聴く側の人たちも真剣な眼差しでステージ上の全ての学級の発表に魅せられていたのだと思います。
次は3学期、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。賞など関係ない日々の歌声活動にどう取り組めるかで布佐中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだ合唱祭の経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいた全てのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。
※合唱祭の様子については「生徒の活動」にアップしてあります。
学校図書館を活用した授業実践
15日(水)、学校司書研修会が本校で開かれ、国語の提案授業をもとに教職員も生徒も有意義な学びの時間とすることができました。
本校では小中一貫教育と並行して学校図書館を活用した授業実践、それによる読解力、ひいては学力向上をめざした研究も行っています。そんな授業の中に、教員ではない学校司書の先生に加わっていただくことでどんな授業が実現できるかを考え、市内すべての小中学校の学校司書のみなさんに公開し、学び合ってその後の実践に活かしていくという取り組みです。
公開した授業では、学校司書の先生だけでなく地域のボランティアの方5名にも支援していただき、「竹取物語」の本の帯を作るという授業を行いました。とてもレベルの高い授業内容を1年生で扱うということで心配されましたが、司書の先生が本の帯について、その意味も含めて大変にわかりやすく生徒に教えてくれたことやボランティアのみなさんが生徒の相談にのりながら的確なアドバイスをしてくれたこともあり、本当に中身の濃い50分間の授業とすることができました。
終わってからの協議会でも、他校の学校司書さんから賞賛の言葉、ボランティアの存在がとても貴重で布佐中がうらやましいといった感想が聞かれました。読解力の低下が叫ばれて久しくなりますが、数年後に新しくなる大学入試でも様々な教科で読解力の必要性が強調されています。それに限らず、生徒たちには読書の楽しさや素晴らしさ、自分の人生に与える影響などを伝えつつ、「学校図書館を活用した授業」のさらなる推進に努めていきたいと思います。定期テスト前学習会
11月8日(木)・9日(金)に行われる2学期定期テストに向け、1学期同様、高校生や地域の方にお願いして5日(月)から7日(水)の3日間、放課後の学習会(補習)を実施しました。
昨年度も秋以降に3年生の受験対策、毎学期に1・2年生対象の定期テスト対策として地域のみなさんの力をお借りましたが、好評を得たこともあり、今年度も実施の運びとなりました。高校生や地域の方々も生徒への指導経験を積んだ方もいて、短い時間ですが、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。
日が短いため、下校時間までわずか1時間程度の時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と願っています。
中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、このような補習体制がテスト前だけに限らず、日常的にも展開できるようになれば生徒の家庭学習習慣も確立していくのではないかと考えます。既に小学校段階では地域の「ふさ子ども学習室」が軌道に乗りつつありますが、そことも連係を深め、それによって、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じて布佐中生の学力を向上させていきたいと願っているところです。
御協力いただいているみなさんには本当に感謝!感謝!です。
中学生議員の1日
11月6日(火)、市議会本会議場において平成30年度の子ども議会が行われました。本校からは3年生の旧生徒会メンバーである中島光太君と佐藤彩音さんが学校代表として参加、それぞれ「地震等の大規模災害に対する我孫子市の備え・対応」「東京オリンピック・パラリンピックに向けて我孫子市として考えている取り組み」について質問し、市長・教育長から答弁をしていただきました。全小中学校のトップを切って一番初めの質問者ということで、二人とも朝から緊張した面持ちで自分たちの順番(午前9時35分)に備えていましたが、大変に堂々とした態度で立派に役割を果たすことができていたと思います。他にも各校の子ども議員からは、「地域の活性化に向けた方策」や「ユニバーサルデザインを取り入れた街づくり」といった内容で市政への質問が為されました。
昼食は各自がお弁当を用意していましたが、それに加えて市の方から白樺カレーの試作品が提供され、その模様は千葉テレビでも録画中継されていました。最後には代表の子ども議員から、市民の生活向上のために努力されている感謝と子ども議会開催へのお礼、市長からは子ども議員への評価と市政の役割について、教育長からは講評と将来、市民としての市政参加に関する話がありました。小中学生の年代ではなかかな経験することができない貴重な1日を過ごした子ども達、この経験を活かし、将来の我孫子市の未来を切り拓いていく活躍を期待したいと思います。
今年も実施!郷土料理実習・地域のみなさんとともに
16日(火)・24日(水)の2日間、家庭科調理実習で例年実施しているクラスごとの祭り寿司作りを行いました。これは家庭科単元の一つとして郷土料理について学ぶ時間があり、ほとんどの学校は写真や映像資料でお茶を濁すのですが、本校ではそれを実習で実現するために教育委員会の先生にもご来校いただき、授業支援をしてもらって実践しているものです。
実施に当たっては、教育委員会の先生に加えて、今年度も地域の方に10名ほどお手伝いいただき、見た目、味ともに素晴らしい見事なお寿司を完成させることができました。
地域のみなさんも経験を積んで慣れてきたこともあり、生徒たちと一緒に調理しながらアドバイスをしたり、出来上がったお寿司を褒めてくださるなど、とても和やかな雰囲気で授業が進みました。生徒たちも和気あいあいと作業を進め、とても楽しそうな満足した表情が印象的でした。
授業の終わりに自分たちで作ったお寿司を地域の方と会食するのですが、口々に「美味しい」という言葉が飛び出していました。とても有意義な触れ合いの時間にもなったと思っています。
御協力いただきました地域の皆様・支援していただいた教育委員会の先生には、貴重な時間を割いていただき、このような素晴らしい取り組みを実現できていることに対し深く御礼申し上げるとともに、今後とも布佐中学校への御支援・御協力をよろしくお願いする次第です。
※2クラスの実習の様子(写真)を、「生徒の活動」のページにアッ
プしました。
全力疾走!東葛駅伝
20日(土)、第72回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸市民劇場前スタート、野田清水公園陸上競技場ゴールの32.3㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、30位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標には及ばず、悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、よく頑張った順位だと思っています。本校は学校規模でいうと東葛71校中65番目です。最終結果を改めて見直すと、そういった学校はほとんどが60位以下という結果でした。東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手やマネージャーも含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、胸を張っていいと考えています。
そして、今年の選手たちは、小規模校であることなどまったく意に介せず、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。新人戦県大会で4位という好成績を残したことで、自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。事実、前半は10位前後で襷をつないだ区間もありました。そんなことから試合後のミーティングでは、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、引退する3年生は次に自分がやるべきことに、1・2年生は次の大会に向けての厳しい練習に臨みたいという決意や仲間たちへの感謝の言葉が語られ、ここまでの苦労を思い出して涙する生徒も見られました。
私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついていると考えています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える心の強さを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
※大会の様子(写真)は、「生徒の活動」のページにアップしました。
※東葛駅伝大会写真展開催
日 時 11月8日(木)~15日(木) 9:00~18:00
ただし8日は12:00から、15日は12:00まで
場 所 我孫子インフォメーションセンター(アビシルベ)
入場無料
内 容 東葛駅伝大会で我孫子市の選手が活躍している様子が
写っている写真を50点ほど展示予定
合同運動会の素晴らしい1日!
13日(土)、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で行われました。柏市との合同から我孫子市の単独開催となって今年で7回目ですが、収容人数の関係で、残念ながら昨年度より午前中のみの開催となっています。野球部の県大会と重なってしまい、当日は教頭先生にお願することにして私は応援に行くことができなかったのですが、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、あっという間に駐車場が満車になるほどの盛況ぶりだったとそうです。
(以下、教頭先生の話より)本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限ることではありませんが、子どもたちを見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かせて走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。リレーでは前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても全力で走り抜きます。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、会場のみなさんがたくさんの笑顔と元気をもらえた半日でした。
こんなに素晴らしい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝するとともに、自分たちの一生懸命な姿がお父さんやお母さん、先生方を笑顔にすることを忘れずに、次のお楽しみ会でも頑張ってほしいと思います。子ども達に精一杯の声援を送ってくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい半日をありがとうございました。
聴衆を魅了した市内音楽発表会
10月4日(木)、柏市民文化会館で市内音楽発表会が行われ、本校からは吹奏楽部と特設合唱団が学校代表として出演しました。
ちょっと話はずれるのですが、先日、本校の吹奏楽部3年生の生徒が、国際交流協会主催の英語スピーチ大会で大変に優秀な賞(スピーチの内容については、和訳したものを一番最後に掲載しました)をもらうことができました。そのスピーチは「音楽の力」という主題であったのですが、当日、それを聴いていた教育長から、この日の開会式の中で生徒本人の名前を紹介しながらお褒めの言葉をいただきました。
という幸先のよいスタートを切った後、プログラム2番で特設合唱団が演奏しました。順番が早かったこともあってやや緊張気味の生徒たちでしたが、代表生徒のしっかりとした曲紹介に続いて、自分たちのステージを楽しみながら精一杯の声を出し、とてもよい表情で演奏を終えることができました。他校に比べて人数が少ない分、全体の声量はやや劣りますが、聴いている者にそのハンデを感じさせない見事な発表であったと思っています。
続いて午後からは吹奏楽部の演奏でした。こちらも代表生徒の素晴らしい曲紹介(多くの先生方から称賛の声をいだきました)に続いて堂々とした演奏で会場を魅了しました。こちらも人数の少なさを補っても余りある気持ちの入った演奏で、曲のテーマが楽曲に乗り移って聴衆のもとに届いたようにも感じられました。ちなみに吹奏楽部は、この2日後には市民祭りに招かれて、我孫子駅南口で地域のみなさんの前で演奏します。
両団体ともに、帰校してからすぐ、代表生徒が報告に校長室を訪れましたが、とても晴れ晴れとした表情で自分たちの演奏を振り返るとともに、次の発表に向けての決意をしっかりと述べてくれました。実は、その数分前、ある教育委員の先生が「布佐中のスピーチと演奏にすごく感銘した」という電話をご丁寧にかけてくださり、生徒たちにもその話を伝え、私からも褒めると同時に労をねぎらいました。
両団体ともに、この後も地域で、小学校で、学校で、多くのステージを務めることになっています。きっと聴きに来てくださったみなさんに飛び切りの笑顔と元気をプレゼントしてくれると思いますので、どうぞ会場まで足を運んでいただければ幸いです。
◎文中に書いた英語スピーチコンテストの和訳原稿
H30国際交流スピーチ大会日本語原稿.pdf
※市内音楽発表会の様子(写真)については「生徒の活動」の
ページにアップします。
社会を学ぶ!ハローワークを経た就職体験学習
19日(水)~21日(金)、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を中心として、全部で27の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
期間中、私もいくつかの職場を訪問して生徒の様子を見せてもらいましたが、どこに行っても、業務に支障が…などと言われることは一言もなく、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。本校のことをよく知っている事業所様からは「布佐中できめ細かく指導しているハローワーク方式の成果ですね」という声も聞くことができました。求人広告の作成等、事業所様に多大なるご協力をいただき、指導にも時間と手間はかかり(エントリーシートのチェックや所長面接等)ますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。
この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。
今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援とさらなるご協力をお願いして御礼の挨拶に代えさせていただきます。「ありがとうございました」
※就職体験中の生徒の様子は、後日、「生徒の活動」の
ページにアップします。
伝統を継承する!地域の祭りで大活躍の小中学生
今年で5年目となりますが、布佐の祭りに参加して、その盛大さに改めて度肝を抜かれました。このすごい祭り(本校職員は「祭りの世界大会」とも呼んでいます)を3日間連続で、しかも毎年5つの自治会が当番を担って実施するというやり方で布佐の伝統を守り続けている各地区のみなさんの熱い心意気には本当に頭が下がる思いです。
そんな祭りで、初日は雨の中、そして3日目は30°Cを超える暑さの中、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなりました。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして卒業生を含む女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、雨や猛暑の中、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能の生徒たちは、3日間にわたって祭りを盛り上げる大切な役割を果たしていました。
というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができるのは、私にとっても大きな収穫です。生徒たちの地域貢献を改めて讃えたいと思っています。
笑顔満載!頑張った第72回体育祭
8日(土)、布佐中学校第72回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。
練習期間がたった5日間という強行日程に加え、最初の2、3日は天候も安定しないという悪条件でしたが、生徒たちは本当に精一杯、全力で頑張ることができたと思います。木曜日の予行練習でもまだまだ未完成な競技・種目が多かったのですが、その後の本番に向けた修正練習では驚くほどの集中力を発揮し、かつ臨機応変に、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて、本番では見事に素晴らしい体育祭を創り上げることができました。
すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。全校男子が行った集団行動では、この演技が2年目となる今年、自分たちで布佐中体育祭のさらなる進化を見せるという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、気合いと大きな掛け声の中、周囲の人たちの感動を誘いました。全校女子のダンスは練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも、今までにないほどの長い演技時間中いっぱい、一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前にカメラを持って集まった人の笑顔が、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝赤組・応援賞青組ということで、それぞれの賞に歓喜の声と感動の涙があり、終了後には両方の組ともに達成感一杯の満足気な表情が印象的でした。
そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。グラウンドには自治会等からお借りしたテントがいくつも並び、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。
この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。
※体育祭の写真は、「生徒の活動」のページにアップ
してあります。
地域から…ぞうきん寄贈
5日(水)、いつも地域の公園などでボランティア清掃をしてくださっている平和台自治会悠悠クラブから2名の方が学校にお見えになり、生徒たちに使ってもらいたいということで、一昨々年、一昨年、昨年に引き続き、4年連続でクラブで作ったぞうきん、かなりの枚数を寄贈していただきました。これまでにいただいたぞうきんは大掃除や環境整備などに大変に役立っており、それ以外でも昨年度は台風(豪雨)の襲来時の雨漏り防止に使用したり、実際にあった多目的ホールでのひどい雨漏りの片付けにありがたく使うことができました。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校を今よりもっときれいに気持ちよく生活できるようにしていきたいと思っています。本当にありがとうございました。
保護者との連携!体育祭を前に除草作業
8/25日(土)、PTA主催の除草作業に全部で30名前後の保護者の方にご参加いただき、生徒も3年生の川村さん、2年生の篠原君が手伝ってくれました。体育祭を目前にして雑草伸び放題のグラウンドや校舎周りを前に、途方にくれていた学校ですので 本当に助かりました。もちろん、この時間だけで終わるはずもなく、残りは我々教職員で作業する予定ですが、何よりも学校と保護者が手を携え、子ども達の体育祭の成功に向けて協働したことに意義があると思っています。参加・ご協力いただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
甦る図書室!図書ボランティアさんに感謝
8月20日(火)・21日(水)と図書ボランティアのみなさんのご尽力で、図書室がみちがえるほどきれいになりました。
平素から図書室の清掃や整備、環境作りに汗を流していただいている図書ボランティアのみなさんですが、今回、古くなった本棚のペンキ塗りと分類表示板の取り替え、そして窓側の本の日焼けを少しでも防ぐためのガラスへのフィルム貼りを2日間かけて行っていただけました。
また、図書ボランティアのみなさんはペンキ塗りに関しては経験がないということで、地域のその道の専門家の方にもお手伝いしてもらっています。
学校の職員だけではとても手が回らない仕事、でも生徒たちにとっては非常に大切なこの環境整美を自発的、そして積極的に行っていただけることに感謝の念が絶えません。
学校からは何の恩返しもできませんが、生徒たちが今より本に親しむ時間をもつこと、我々も授業で図書室の本を積極的に活用していくこと、それらを通して生徒の読解力・学力の向上を図っていくことでボランティアのみなさんの思いに応えることができればと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
]
また、図書室とは別に、B棟玄関を入った1階の壁も、ボランティアの方の手できれいに塗り替えられました。生徒たちも気持ちよく通行できるようになります。
ありがとうございました。
今年も団長・副団長。広島平和記念式典参加!→我孫子市平和記念式典へ
8月5日(日)の朝7時40分、第72回広島平和記念式典に参加する市内中学校の代表生徒12名がけやきプラザに集合して我孫子駅を出発しました。本校からは2年生の佐藤君(全体の総団長)を先頭に同じく2年生の内平さん(全体の副団長)が自らの意思で立候補して参加しました。
参加に当たっては、それぞれに今回の広島派遣に対する強い思いや学んできたいことについてしっかりと学習し、何人もの希望者の中から見事に厳しい面接等の壁を乗り越え、選抜されて出発の日を迎えることができたという流れがあります。
終戦から72年、記念式典に参加する他にも、戦争について語ってくれる地元の方たちと触れ合いながら平和への思いをしっかりと実感し、12月の報告会はもちろん、帰校後の学校生活や地域での諸活動に活かしていってくれれば…と願っています。
また、生徒たちは帰校してすぐ、11日(土)に手賀沼公園で行われる我孫子市平和記念式典にも参加する予定ですので、その様子も後日アップさせていただきたいと思います。
11日(土)に手賀沼公園で行われた我孫子市平和記念式典に参加しました。二人とも、団長・副団長として立派に自分の役割を果たしました。この後、2学期にも校内の文化活動発表会、市の参加報告会と重責を担います。学校の、そして我孫子市のリーダーとしてますますの活躍を期待しています。
下は我孫子市平和記念式典の様子です。
今年も盛況でした。「宿題お助け隊」
8月1日(水)~3日(金)、布佐中学校区小中3校で学校支援地域本部主催の学習会、通称「宿題お助け隊」を実施しました。地域のみなさんの力を借り、今年も大学生や高校生からも多数の協力を得て、トップページにも書きましたが、布佐中会場(布佐中生徒と布佐小児童)だけで延べ70人を超える参加者、ボランティアも30人を超えるみなさんに支援していただきました。これからの子ども達の学力向上と夏休みの有効な過ごし方に少しでも役立っていれば…と考えています。
今年で5回目の実施ですが、年々内容も濃くなり、とても有意義な時間を過ごすことができています。中学生は午前中に部活動を行い、午後、短い時間でも宿題や学習に集中という生徒も多く見られました。小学生もほぼマンツーマンの状態で勉強を進めていましたので、ちょっとした家庭教師がついているような感じで一生懸命に教わっている姿が印象的でした。
このような活動がさらに次へとつながり、現在でも中学校では定期テスト前の学習会を行ったり、2学期は受験対策の補習も実施したいと考えていますが、これに加えて、現在軌道に乗りつつある地域の「ふさ子ども学習室」が、より盛況となって小学生段階での基礎学力定着と学習習慣の確立が図れれば中学校での学力も…という構想を描いています。
子ども達のために、連日ご協力いただいたボランティアのみなさんに改めて心より感謝いたします。ありがとうございました。
葛南大会終了!
20日(金)に終業式が終わり、猛暑が続く毎日の中、夏休みに突入しました。11日(水)に陸上・駅伝部を皮切りにスタートした葛南大会も25日(水)の卓球部・個人戦が最終日です。地域・保護者のみなさんには、猛暑の中、それぞれの部活動での精一杯の応援、ありがとうございました。
私も全ての部活動の試合を見ることができました。どの部活動も生徒は一生懸命に汗を流し、練習の成果を出そうと必死にプレーしていました。決勝戦まで勝ち上がり、満面の笑みで思い切り試合ができた部があった反面、残念な結果に終わり、涙があふれてとまらなかった3年生も何人もいました。きっとそれまでの苦しかった練習やつらかった日々が頭をよぎったのでしょう。本気を出して全力で取り組んできた者のみに与えられる瞬間だと思います。こういった生徒たちは、この悔しさをバネに、次の進路開拓の目標を必ず成し遂げてくれると信じ応援していきたいと思います。
今回の葛南大会、小規模校が大規模校に挑むわけですから、結果として勝つのが難しいのは当然のことです。ただ、多くの部活動は接戦となり、弱気になって最後に競り負けてしまう、或いは緊張からか、試合開始直後に得点を入れられてしまい、その得点分だけ最後まで追いつけない、といったパターンがあったのは残念でした。
もう2年生主体の新チームとして活動している部の元気な声がグラウンドから、体育館からも聞こえてきます。メンタル的にも強くなって、日々、本当に頑張っているその成果を試合で100%出し切り、また来年、いや次の新人戦で葛南大会のリベンジを果たせるように期待したいと思います。
※各部活動の大会の様子は部活動のページをご覧ください。
1学期終了!
本日、7月20日(金)をもって平成30年度1学期の授業はすべて終了しました。うだるような暑さの中で終業式ということで、風通しをよくしたうえで扇風機をまわす、体操服・ハーフパンツ姿、水筒持参、途中休憩有、時間短縮の工夫等々、熱中症の予防措置をとりながら実施しました。
さて、1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、たくさんの成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。
終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ぞうきん」という1篇の詩を題材にして、報いや見返りを求めることなく、みんなを陰で支えてくれている「ぞうきん」のような役割を果たしてくれる人たちのおかげで、何不自由なく生活を送れているという話や「ありがとう」という感謝の言葉の意味について話しをしました。学校でいえば、班・学級・部活動の仲間、先生、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動にお手伝いをしてくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力なくしては、今の布佐中学校は成り立たないといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終えようと話しましたが、私たち職員も全く同じです。まだ夏休みにもボランティアのみなさんの支援を受けて学習会を予定していますが、本当にありがたいことだと思います。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめ等一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の小中一貫・ふさ学園」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。
えっ!中学生が小学校登校?
5日(木)、原因不明の突然の停電によりトイレが使用できなくなる心配等から放課後の部活動実施を断念しました。夕方から業者の必死の作業により、取りあえずではあるものの復旧することもでき、翌日からは平常通りの学校生活に戻れると確信して学校を後にしました。
ところが、翌朝学校に到着すると、残念なことに再度の停電騒ぎ。早朝より業者に来てもらって修理をお願いしましたが、原因がなかなか特定できず、前日同様のトイレの心配、そして雨空のために薄暗くなっている教室で授業が成立する状況ではないことなどから、登校した生徒たちをいったん帰宅させ、給食に合わせて再登校という措置をとりました。
その後、1時間でも授業を…という思いもあり、小学生が短縮日課で下校したこともあって、布佐小学校の校舎を借りて5時間目という運びとなったわけです。6年生の中学校登校は、もう何度も実施をしていますが、その逆はもちろん初めて。生徒たち(特に布佐小出身)は懐かしい校舎に足を踏み入れることがうれしかったのか、少々ハイテンションでしたが、授業の方は各学年ともにしっかりと行っていました。
保護者のみなさまには大変心配をおかけし、地域のみなさんにも中学生の早い下校に疑問をもたれたかと思います。私も長い教員生活の中で初めての出来事でした。そして、何よりも授業、葛南大会を直前に控えた生徒たちには申しわけなかったと思います。8日(日)には復旧できましたが、2度とこのようなことがないことを祈るばかりです。
※小学校をお借りしての授業の様子
合唱創りは仲間作り!1学期歌声交歓会
3日(火)、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。
1年生から3年生の6クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、発表はもちろん、選曲にもそれぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。
そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。交換会がスタートする直前や曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件という話をしながら、秋の合唱祭での課題としました。最後に特設合唱団が今年度初のステージ演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入るほどの素晴らしさでした。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者・地域のみなさんには、各学級の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている様子を感じ取っていただけたのではないかと思っています。
生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月 21日(木)の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げていってほしいと願っています。
※発表の様子は後日、「生徒の活動」のページにアップし
ます。
今年も大助かり!地域による家庭科実習支援
6月20日(水)から7月11日(水)にかけて家庭科の被服実習で地域のみなさんの支援を受けながら2年生は弁当袋(巾着製作)、3年生がネームバンド(保育実習用)の制作をしています。昨年度も実施していますが、今年もそれ以上にたくさんの地域ボランティアのみなさんにお手伝いをいただき、全部で4クラス16時間に延べだと80人前後の方たちにご協力いただく予定です。
このスタイルで授業を展開すると、担当教師も含めてミシン1台、グループ1班に指導者が1人ずつ配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が作品を完成させることが可能となります。また、地域のみなさんも経験を積んで生徒への指導がとてもスムーズですので、家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて途中で捨ててしまうという話を(他校では耳にしますが)、本校生徒からは聞いたことがなく、また、安全面でも大変なメリットがあります。
そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しています。「子ども達と接して、楽しい時間を過ごせて本当にうれしいです」「子ども達からいっぱい元気をもらいました」「顔を覚えてくれた子ども達が、で行き会うと挨拶をしてくれます」等々。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、布佐地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の小中一貫・ふさ学園」に向けて今後ともよろしくお願い致します。
※この授業の様子(写真)は生徒の活動にアップします。
地域支援による定期テスト前学習会
今回は日程の関係で17日(日)の9:00~の1回のみということで、生徒の参加が懸念されましたが、蓋を開けてみると、逆に少人数であるが故に大変有意義な時間を過ごすことができたように思います。
昨年度も定期テスト対策として同様の学習会を行っていますが、地域のみなさんや何度目かとなる高校生は、生徒への指導経験を積んだこともあってか、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしていました。
中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、地域で始まった「ふさ子ども学習室(無料塾)」を始め、このような補習体制がテスト前だけに限らず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っています。
御協力いただいている地域のみなさま・高校生には本当に感謝!感謝!です。
感動的体験!林間学校
7日(木)~9日(土)、2年生の林間学校を実施しました。福島県裏磐梯を中心に、自分たちが総合学習で学んできた自然について検証することや、現地の方たちとの触れ合いを通して、学校では決して得ることのできない貴重な学びを手にするための旅です。
初日、現地は晴天で気温も高くて絶好の野外活動日よりでした。そんな恵まれた環境の 中、現地ネイチャーガイドさんたちの案内によって素晴らしい自然観察体験ができました。すべてのコースでガイドさんの説明を一言一句漏らさずに聴こうとしている生徒たちの真剣な表情が見られ、ガイドのみなさんからもお褒めの言葉をいただきました。昨年は雨で中止となった銅沼コースでは、1月に本校を訪れ、学習への入門ガイダンスとして火山についてレクチャーしてくださった佐藤公先生のわかりやすく楽しいお話しに、生徒たちは時間が経つのをすっかり忘れて聴き入っていたようです。
宿舎についてからは疲れを感じさせない各学級・各班の見事な協力態勢を見ることができ、その後の入浴やリーダー会でも生徒たちは臨機応変に動いて、計画通りに無事1日目を終了しました。
反省会では様々な課題や問題点が発言されましたが、私からは「集団でただ山歩きしているだけの学校もある中で、君たちの林間はしっかりとした目的をもったレベルの高いものだ。レベルが高ければ当然課題も多くある。初日よりも2日目、2日目よりも3日目にどんどんよくなっていく林間にしよう」という話をしました。
2日目は前日とは違ったメンバー・コースでの学習です。生徒たちはコースを回りながらガイドさんに積極的に質問したり、自分たちが学習したこと以外の新しい発見をしようと真剣な眼差しで山歩きをしました。ガイドさんから教えてもらった植物を自分でも見つけたり、不思議な虫を見つけてガイドさんに報告するなど、昨日以上に自然観察を楽しんで感動的な体験をすることができました。
2日目の夜はキャンプファイヤーでしたか、担当生徒の見事な企画・運営で、学級対抗レクやフォークダンスなど、本当に学級・学年が団結して最高の時間を過ごし、一生の思い出をつくることができたようです。
3日目は班ごとに喜多方市の農家にお世話になり、農業体験をしながら現地の方と触れ合いました。今まで経験したことのない作業に戸惑っている様子もありましたが、農家の方たちに丁寧に教えていただき、楽しそうに仕事に励んでいました。雨で作業が最後までできなかったところもあったのは残念でしたが、たくさんの笑顔が見られた3日目だったと思います。それぞれの農家で収穫した新鮮な野菜は、お昼ご飯のおかずとしても出され、なかなか味わうことのできないとれたてのみずみずしい野菜や現地の特産物などに舌鼓をうっていました。
帰りのバス内では、実行委員やリーダーからしっかりとこの林間学校の成果と課題が述べられました。学年集団のよさや具体的に一人ひとりが頑張っていたことについても話があり、この3日間を通して大きく成長した姿が感じられました。このように林間学校の目標を達成し、成功を収めた2年生の生徒たち、この後、この経験を糧にした学校生活での活躍や次の修学旅行に向けての頑張りを楽しみに、また期待して見守っていきたいと思います。
※現地で速報としてアップした写真以外の生徒たちの様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページに掲載しますので、そちらもご覧ください。
学びの集大成!修学旅行
3年生は2日(土)~4(月)まで奈良・京都方面への修学旅行に行ってきました。この3日間(特に最初の2日間)、生徒たちは事前に学習して自らが追求してきた課題を検証する本物の「学びの修学旅行」をしっかりと実践しました。そして、私はこの修学旅行で「学びが人の意識や行動を変える」ということを実感しました。
初日、早朝5時11分の始発電車で布佐駅を出発し、東京駅に向かいました。車中、一般のお客さんに自然に席を譲る生徒たちの姿が見られるなど、素晴らしいスタートを切りました。7時20分の新幹線で一路京都駅に、ここからさっそく検証テーマごとのグループ別行動へとうつります。昨年と違うのは、全生徒が学習のテーマを「日本のまほろば」である大和地方、すなわち飛鳥・斑鳩を始めとした古代史の中心から平城京が置かれた奈良市内に絞ったこと。これが生徒を歴史のロマンへと駆り立て個々の学習を深める大きな要因となったのではないかと思います。そして、それぞれの検証場所で大変にわかりやすく、生徒が学習してきたことを上手に引き出しながら様々なことを教えてくれたボランティアガイドのみなさんや各寺院の関係者のみなさん、何十回と奈良を訪れている私自身も、思わずその話に惹きこまれていました。生徒たちの学びが大きく膨らんだのは、まさにこの方たちの支援があったからに他なりません。1日目の学習を終え、橿原市にあるホテルに戻ってきた生徒たちは「すごく楽しかった」「いい1日だった」と、こちらから聞こうとする前に笑顔で報告をしてくれました。そして、我孫子にいたら電車では東京に行くことさえ迷いそうな子ども達が、遠く離れた方向さえわからない初めての地で、時間通りに、怪我やトラブル等もなく自分たちの力で行動できたこと、自分たちが真剣に学んだことを一生懸命に確かめようとする気持ちが、こんなところにも波及したのだと思います。
2日目も前日とは異なるメンバーで、探究の旅に出かけて行った生徒たちでしたが、さらに充実した面持ちで奈良にあるホテルに時間通りに笑顔で帰ってきました。夜の報告会や職員の反省会では、生徒からも先生方からもたくさんのうれしい報告を聞くことができました。この2日間を終え、生徒たちにとって本当の楽しさとは何か、修学旅行の意義とは何かを彼らの取り組みや活動の様子から改めて教えられたような気がしています。
ここまでは素晴らしい生徒の様子ばかりを書きましたが、実は1日目の夜、学習報告会でせっかくの素晴らしい仲間の発表を聴く姿勢が×で学び合う姿勢に欠けていたり、細かい部分ではあるもののルール違反が見られたりと反省すべきことがいくつかあったのも事実です。そして、それがかえってリーダーたちの「何としてもこの修学旅行を成功させたい」という熱い思いへと転化し、その思いがすべての生徒たちに伝わり、翌日の行動改善、修学旅行の成功へとつながりました。
そして最終日、学年全体で京都・平等院と東山周辺を訪れての行動です。あっという間の短い時間でしたが、お土産に、写真撮影にと、最初の2日間とは違った思い出に残る半日を過ごせたようです。清水寺で全体が集合し、学年みんなで撮った写真は一生の記念品になるのではないでしょうか。
古の都に思いを馳せた3日間、生徒たちは大いに学び、大いに楽しみ、満足感と達成感を胸に、確実に成長した姿で帰ってきました。帰りのバスの中でも「もう終わってしまうのか…」「帰りたくない…」という声も聞こえてきました。これから3年生の生徒たちは、この感動的な成功体験を自信として今後の日常生活に、すべてにおいて「中学校生活最後」となる各行事に、そして個々の進路実現に向けて大きく羽ばたき飛躍するという確信をもてた修学旅行であったことを最後に報告させていただきます。
は、後日「生徒の活動」のページに掲載しますので、そ
ちらもご覧ください。
林間学校終焉
ここまでご覧いただきありがとうございました。
後日、改めてまとめをアップします。
農業体験終了
もうちょっと続けます。
雨…昼食を
もっと続きます。
さらに続きます。
まだまだ続きます。
まだ続きます。
続きです。
農業体験
3日目、スタート!
朝食をとって写真を撮影し、出発です。
初めて雨模様ですが、山を降りれば大丈夫かな?と思います。
今日は農業体験です。
もう少し続きます。
暗くて写りが悪く申し訳ありません。
まだまだ続きます。
まだ続きます。
まだ続きです。
まだ続きます。
さらに続きます。
まだ続きます。
続きます。
本番です。
残念ながら前半の儀式の場面はありませんが、レク&フォークダンスの写真です。
キャンプファイヤー
係の生徒の幸い確認です。
まだ続きます。
よく頑張って長い距離を歩き通しました。そして、よく学びました。到着してホッとしたら鼻血が出てしまったようです。ガイドさんに一生懸命質問している姿はとても立派でしたよ。