校長室

事業所様への挨拶を終えて-就職体験学習

 今年度も9月14日()~16日()にかけて2年生の就職体験学習を実施します。例年よりも若干遅れてしまいましたが、お世話になる事業所様に依頼のあいさつに訪問させていただきました。

 今年が3回目になるということもあってか、多くの事業所様が私の顔を覚えてくれていて、親しく話をしてくださいます。中には昨年はもとより、一昨年、それ以上前にお世話になった生徒の名前まで覚えていて、懐かしそうに当時のエピソードを語ってくれる方もいて、話しを聞いていてとてもうれしくなりました。そして、どこの事業所様にも判で押したように言われたのが「布佐中の生徒はしっかりと目的意識をもって来てくれる」「何でここを選んだのかをしっかりと話せる」「目的意識があるから本当に一生懸命に働いている」ということです。求人票を事業所様にいただいて、自分でエントリーシートを書き、厳しい面接を経て校内ハローワークを通して就職先が決定していく。布佐中で引き継がれてきたこの方式がすばらしい成果をあげているということの証明であると考えています。そして、これが生徒たちの「将来を生きる力」に直結していくのだと思います。

 いろいろと話を聞くと、職業体験の意義が見つけられずに、多忙さもあって体験日数を減らしたり取り組み自体を縮小する学校もあるようですが、本校では、職員全体で就職体験学習の意義をしっかりと共有し、今後も生徒たちの成長のために継続していきます。

 いつも2つ返事で本校の生徒を受け入れてくださる地元を中心とした事業所様に、改めて心より御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。