校長室

校長室から発信

よろしくお願いいたします。

この度の人事異動により、我孫子市教育委員会から布佐中学校に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。4月6日、子どもたちの元気な挨拶、素晴らしい合唱で迎えられ、幸せな気持ちで一杯です。これからも、保護者の皆様、地域の皆様にご協力いただき、布佐の子どもたちを育てていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

                                          鈴木伸樹

お世話になりました

 令和4年度末人事異動により、布佐中学校を去ることとなりました。2年間、保護者の皆様や地域の皆様には大変お世話になりました。布佐の地域はみなさん気持ちが温かく、たくさんの場面で助けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。4月より新しい校長となりなりますが、これからも変わらず布佐中学校にご協力いただき、学校と一緒に布佐の子どもたちを育てていただきたいと思います。

                                                                                                                             戸塚美由紀

第75回入学式

 第75回入学式を挙行しました。

 穏やかな春の日に、在校生と保護者が一緒に参加して入学式ができたことは、

大変幸せなことだと思います。コロナ禍で、新しい生活様式になり、今までどおりには

できないことが多くなりました。感染症が収束するまでは、まだ時間がかかりそうですが、

生徒達にとっては大切な3年間になります。一人ひとりの生徒が充実した学校生活が送れるよう

職員一同、力を尽くしてまいりたいと思います。

着任式・始業式

 令和3年度に転入した職員の着任式と、1学期始業式を体育館で実施しました。

今年度は、7人の職員が転入し、代表生徒の心温まる挨拶で迎えられました。

 始業式では、水泳の池江璃花子選手が日本選手権でのインタビューで「しんどくても、

努力は必ず報われるんだなと思った。」と話していたことを紹介しました。

コロナ禍は続きますが、生徒たちには、夢ややりたいことをあきらめないでほしいと思います。

 

着任のあいさつ

 4月1日に着任しました、校長の戸塚美由紀と申します。

伝統ある布佐中学校に勤務することになり、嬉しく思います。

「気象学の父」とよばれた岡田武松博士や「手賀沼干拓の功労者」である井上二郎氏を

輩出した、歴史と文化のある布佐のまちで、保護者や地域の皆様の力をお借りして、

子ども達のために力を尽くしてまいります。

よろしくお願いいたします。

退任のご挨拶をさせていただきます

 本日をもって定年により退職することになりました。在任中は、保護者、地域の方々にご支援、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。教諭、教頭を含め通算12年間、布佐中学校でお世話になり本当に幸せと思っております。皆様方の温かい言葉が何よりの心の支えとなり励みとなりました。本来ならば、お一方お一方に直接御礼を申し上げねばならないと思っています。明日から新校長が着任いたします。今後とも、布佐中学校へのご理解とご協力をお願い致します。本当にありがとうございました。

3.11を忘れない・・・被災地にある中学校として

 3月11日、東日本大震災から10年目の節目の日を迎えました。当時、私は、新教頭として4月1日に布佐中学校に赴任しました。液状化による家屋の全半壊等多くの被害が出た学区の中学校として、生徒や保護者、地域の方に被害に遭われた方が大勢いらっしゃいました。引っ越しや一時的な転居など大変な思いをされていました。校舎にも被害が出ていて、特に水道管の破損による漏水はしばらく続きました。放射線量を計測し、対応に追われました。あの家屋が土砂に埋もれ、電柱が倒れ、道路のアスファルトは無残な状態・・・あの光景は忘れられません。本日、学校として半旗を掲げ、2時46分に放送により各教室で黙とうをします。昼の放送でも、地震国日本に生きる人間として、これから起こるかもしれない大地震への備えの大切さを訴えました。今年度も、地域の避難訓練などにも本校生徒がボランティアとして参加させていただければ有難いと思っています。被災地にある学校として、防災教育の充実も課せられた責務と考えます。

昼の放送「今日は、今から10年前、2011年3月11日午後2時46分に三陸沖を震源とする国内観測史上最大となるマグニチュード9・0の巨大地震が大地を揺らし、高さ30メートルを超える大津波が押し寄せ、人々の命とまちをのみ込んだ東日本大震災があった日です。死者・行方不明者は2万2200人  福島県では東京電力福島第1原子力発電所の事故により今でも、避難して自分の家に戻れない方が全国に4万1241人もいます。先日も大きな地震がありましたが、この東日本大震災を起こした地震に関連している余震といわれていて、まだまだ続いているという意識を持たなくてはいけません。一方で、東海地方から九州沿岸の南海トラフ地震や東京など関東を中心とする首都直下型地震等、大きな地震が30年以内に70~80%くらいの確率で起きるとも言われていて、もう、いつ起きてもおかしくない状態になっていると言われています。今日、3.11は、地震国、日本に生きる人間として、地震を止めることはできないので、地震が起きた時の為にどんな準備をしたらよいか、地震に備えることをみんなで考え、話し合う日にしなければならないと思います。皆さんも、教室でクラスの友だちと、家に帰ってご家族の方と、避難所のこと、水・食料の備えなどについて話し合ってみてください。必ず来る、その日の為に、自分の為、家族の為、みんなの為に最善の行動がとれる人間になること、そのために心と体、そして備え、しっかり準備をしましょう。私たちが毎日食べている給食も、生産者やそれを配送してくださる人たち、調理をしてくださる人たち、また、ガスや電気、水道などのライフラインがきちんと機能していることなど、いろいろな人たちの力によって食べられることができています。毎日、いつも通りに給食を食べられることに感謝していただきましょう。」

3学期始業式を行いました

 新年、明けましておめでとうございます。旧年中は、保護者、地域、関係者の皆様には、本校教育活動にご支援ご協力を賜り本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。本日、放送により3学期の始業式を行いました。冬季休業中は大きな事故や事件などに巻き込まれることなく無事に3学期を迎えられたことは大変うれしいことです。休み中は、地域の方の見守りや声かけなどもしていただき有難うございました。始業式では、明日の緊急事態宣言発出の報道もうけての話をしました。各学年代表生徒の3学期の抱負も立派でした。終了後には、登下校時の不審者対応のためのリモート避難訓練も行いました。3学期も生徒の安全・安心を第一に考えていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

「みなさん、おはようございます。これから、3学期始業式の話しをします。すこし聞いてください。改めて、新年あけましておめでとうございます 元気でしたか?今年のお正月は、今までとはだいぶ様子が違っていたという人もいるかもしれませんね。いつもなら顔を合わせていた親戚の方と会えなかったり、出かけなかった人もいたのではないでしょうか?2学期の終業式で、木を見て森も見る、とい話しをしました。自分の将来の「夢」や「希望」、「目標の実現」を目指しながら、今、目の前にある現実、状況をしっかり見つめて対処することが大切、という話しでした。そして、3学期は、大切なスタートの準備の時、という話しもしました。ぜひとも、この3学期大切に過ごしてほしいと思います。
 さて、今日は、新型コロナウイルスに関する話しをします。明日、7日に政府から緊急事態宣言が発表されるという報道があります。昨日は、千葉県では新規感染者が過去最多の261名、全国でも4914名と去年とは比較にならないくらい感染者が増えているからで、我孫子市も合計で300名の感染が確認されています。前回の緊急事態宣言がだされた時は、学校も一斉休校になりましたが、今回は、一斉休校とはせずに、授業は今まで通り続ける方針ということで、今日の始業式を迎えています。
 皆さんのご家族の方も、電車やバス等の公共交通機関を利用して、県内外に通勤や通学をしている方も多いと思います。感染した人の中には、なぜ、どのようにうつってしまったか、コロナウイルスの感染の経路が分からない場合も多くなっています。今や、いつ、誰が感染してもおかしくない状況です。
 まず、1つ目に確認したいことは、いつ、誰が感染してもおかしくない、本人の責任ではない、ということです。確かに、マスク無しで3密の中で大声で飲食していたら別ですが、多くの人は一生懸命働いて、普通に生活しています。だから、大切なことは、もし、自分が感染したら、しっかり休んで治せばいい、ということです。熱や風邪の症状がある人、ちょっと調子が悪いな、と思ったら無理せず休むと言うことです。2つ目は、人にうつさないということです。また、人からもうつらないようにする、感染の拡をさせないということです。特に、学校では、教室の中で、一度に大勢の人が感染してしまうこと、いわゆるクラスターを発生させないということが大切です。大切な家族や仲間にうつさない努力が必要だ、ということです。もう一度、今日、ここで、担任の先生からも何度も確認があったと思いますが、もう一度、皆さんと大切なことを確認したいと思います。
 1つ目は、毎朝の健康観察、検温を必ずすること、健康観察カードの提出を忘れないこと、健康観察カード、毎日出して下さいね。2つ目、3密を避ける 密閉、密集、密接をしないということ 授業中や休み時間、係活動や部活動など、他の人との距離、換気は大丈夫ですか?3つ目、基本的にマスクを必ず着用するということ、マスクをはずしたままで、大声で話すなどということはしない、お互いの思いやり、ということです。4つ目、教室の換気に気をつけること、換気のために開ける窓やドアに近く、寒いと感じる人はセーターや上着を着るなど寒さ対策のために服装で調節して構いませんので、先生と確認してください。5つ目、手洗いやうがい、手指の消毒を忘れずに行ってください。きれいなハンカチ忘れずに!6つ目、教室に加湿器があると思いますが、ある程度の湿度を保つと感染力を下げることができるという状況もあるようです、加湿器が動いているか、確認してください。7つ目、給食は今までと同じように、各自で話さずに静かに食べて下さい。その他、大勢で飲食を伴う活動については避けた方がよいと思います。そして、8つ目、先ほど言ったように、発熱、風邪の症状がある時などは無理せずに休むこと、ウイルスへの抵抗力、免疫力をつけるために無理せず、休養する 睡眠も十分にとって食事もしっかり食べて体力をつけること 以上8つのことの確認をします。 
・明日、千葉県にも、緊急事態宣言が出ると思われるので、今日、午後に職員会議を行い、確認、決定しますので、明日、担任の先生から皆さんにお願いすることがあるかもしれません。その時は、宜しくお願いします。学校としても、万が一、休校になった場合、先生が休みになった場合のために準備をどうするか、皆さんの学習をどのように確保するのか、課題の準備など対策を立てます。今、できることをやっていきましょう。
 最後に、3年生のみなさん、受験を控えとても不安な気持ちの人もいると思います。あせらず、落ち着いて、対応してください。一人ではありません、すぐに連絡や相談をしてください。全力でフォロー、応援をします。県立高校の受験では、感染してしまい受験できなくなった人のために、3/3の追試験や3/19の特例試験が受けられることにもなっていますから、その場合は落ち着いて、確認していきましょう。それでは、この3学期も、楽しく、みんなで協力しながら成長できる、まとめと準備の学期にしていきましょう。お願いします。これで話を終わります。」

我孫子市平和の集い・・・我孫子から平和を願う

 12月6日(日)の午後、けやきプラザ2階のふれあいホールにて我孫子市「平和の集い」が催されました。第1部では、今年度我孫子市より派遣された広島派遣中学生による報告がありました。本校からは、2年生の藤川幹太さんと寳 春香さんが参加してくれました。市内から9名の派遣があり、8月の原爆投下の日前後の3日間を広島で過ごし、原爆の被害のこと、広島の町の被害の様子、そしてそこに暮らしていた人たちのこと・・・それぞれが実際に広島の街を訪れ、原爆資料館はじめ多くの資料に触れ、そして当時の様子をそこに暮らしていた方々から直接話しを聞いてきて、感じたこと、考えたこと、そして、私たちに呼びかけ、訴えたこと・・・本校代表の二人からは布佐中学校平和宣言も発表されました。「平和について、自分の頭で考えて、自分の言葉で発信すること」の大切さについてもその宣言にはありました。これは、原爆被害、恐ろしさのことだけでなく、今の国際化の中で、私たちが日本人として、そして、地球に共に生きる一人の同じ人間として、これからどう生きていけばよいのか、どう協力していけばよいのかを考えてみようというメッセージにも聞こえました。大変立派な発表で、布佐中学校の代表として立派に役割を果たしてくれました。

 第2部では、布佐中学校出身で現在、高校二年生の柵木 愛さんの作詞・作曲をした素晴らしい歌が、本人の美しく説得力のある歌声によって披露されました。柵木さんご自身も中学校2年生の時に派遣中学生のメンバーとして原爆の被災地を訪れ、その経験が曲を作る大きな役割を果たしたという経験談なども披露され、会場がその歌によって一つになっていました。「手を取り合って」と繰り返される言葉に心が揺さぶられるようでした。第⒊部は我孫子中学校演劇部による「戦争をしらない子どもたち」という劇が上演されました。現代と戦時下の子どもたちの生活が、時空を交差し、今を生きること、平和について・・大切なメッセージの込められた素晴らしい劇でした。本当にありがとうございました。

生徒会引継集会

 10月29日の6時間目に体育館で新生徒会・各委員会委員長の任命式と引継ぎの集会がありました。旧役員・委員長の生徒の皆さんは、コロナ禍で予定が大幅に変更になったり、生徒会行事も中止や延期になり、大変な運営をしなければならず苦労が絶えなかったと思われ、その労をねぎらいました。また、新役員と委員長の生徒の皆さんには、それぞれの抱負や意気込みを大切にして頑張ってもらいたいと伝えました。フロアで聞いている他の生徒の皆さんの眼差しも大変真剣で、フォロアーとして支えていくという気持ちが伝わってきました。保護者・地域の皆様もこれからも布佐中学校生徒会をよろしくご支援下さいますようお願いいたします。校長講話「みなさん、こんにちは 今日は 特に1.2年生にお話ししたいことがあります。 今、昼休みと放課後に3年生と面接をしています。高校入試の時にも、「面接試験」というのがあって、その練習としてやっています。まだ、3年生全員が終わったわけではないのですが、その面接でとても3年生が立派なのです。私は必ず、「・どうしてこの学校を選ぶのですか」「・将来の夢や希望は何ですか?」と聞きます。答える内容はそれぞれ違います。中学校では、勉強があまり思うようにできなかったので、高校では頑張りたいとか、勉強だけでなく、部活動や学校行事で、多くの仲間と充実した高校生活を送りたいとか、また、自分のために一生懸命働いたり、支えてくれる家族のために頑張りたいとか・・・そして、多くの3年生が「自分の夢、希望の実現のために、この学校に入学したい」と答えています。私は、3年生の言葉に「志」を感じます「自分のためだけでなく、家族のため、世の中のため」という「志」です。今、コロナウイルスで、人々の生活の歯車が狂ってしまっています。「不安でたまらない、自分はダメだ、何かイライラする、とにかく他人のせいにする、」そんな人もいます。だから、今、大切なのは、落ち着いて、今できることを、自分の「志」をもって1つ1つやっていく、自分の良い所、相手の良い所をもっともっと見つけていく・・学校というところは、もちろん勉強する所ですが、それだけでなく、「人と人とが出会い」、 「良いことも悪いことも共に体験しながら、協力し、自分や相手の良さを見つけ、互いに支え励まし合いながら自分を成長させる場所」で、すべて、その人の「志」をかなえることにつながると思うのです。旧生徒会役員のみなさん、本当にご苦労さまでした。ほんとうにありがとうございました。新生徒会役員のみなさん、大きな「志」をもって学校のリーダーとして活躍してくれることを望みます。よろしくお願いします。 」