校長室

激走2!葛南新人駅伝

 19日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。8日()の銚子駅伝大会で好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して上位入賞を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部の参加者は男子が0・女子は2人と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、女子と男子1年生の部からスタート、男子の部は午後からのスタートです。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが17チーム中6位(5位とも1秒差)で、2区では2位で襷を繋ぐなど大いに見せ場をつくったレースでした。1年生の部でも、エースがAチームの1区を任されている関係でエース抜きでの戦いでしたが、見事に12チーム中4位という好成績を収めました。女子チームも15チーム中7位(一昨年は県大会へ出場できましたが、成績は8位でした)と立派な成績です。また、男子Bチームも最後まであきらめることなく、自分の力を出し切って全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会出場校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を確認しました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できていると思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしますの
 でご覧ください。