「いじめ問題」を語る!中学生と教育委員の懇談会
8月3日(木)、今年度初めての試みである教育委員さんと市内中学生代表との懇談会が本校を会場として行われました。市内6中学校の代表12名(本校は2年生の服部君と中島君)と前職を含めた教育委員さん6名(含教育長)で熱の入った意見交換が約2時間にわたって繰り広げられました。
教育長のファシリテートによって話し合いが進行しましたが、大きなテーマとして「いじめ問題」が取り上げられました。始めに、いじめを根絶するために各学校で取り組んでいることを紹介し合いました。いくつかの学校で共通して取り組んでいる事例もありましたが、自分の学校では行っていない他校の取り組みにうなずきながら耳を傾けている生徒の姿が印象的でした。また、どの学校でも行っている「いじめアンケート」について、現状のままのやり方では正しい回答が得られるか疑問があるという生徒たちの意見があり、その改善策についても意見が出されました。
時間があっという間に経ってしまい、「いじめ問題」だけで終了予定時刻が過ぎてしまいましたが、最後に本校生徒からは小規模校の部活動運営に配慮してほしいという要望が出され、他の学校からも行政へのお願い事等が発言されました。教育委員のみなさんからは、なかなか聴く機会のない生徒の本音を耳にすることができたこと、これを教育行政に活かしていかなくてはいけないこと、もっとこういった機会をもちたいことなどの感想や意見をいただきました。6中学校生徒たちからの貴重な意見に、布佐中としても学ぶべきことが多かったと私自身も感じた次第です。