最近の学校の様子から

2021年9月の記事一覧

秋の花 ホトトギス

職員玄関前のホトトギスがたくさん花を咲かせています。
このホトトギスは園芸品種のようです。
  
動物と植物で同じ和名をもつものが何組かありますが、ホトトギスもその1つです。
鳥のホトトギスのお腹の斑点と、植物のホトトギスの花びらの斑点が似ているので
ホトトギスと付けられたと聞いています。
鳥のホトトギスは鳴き声が「ホットトギス」と聞こえるので「ホトトギス」と付けられた
と思われることから、植物のホトトギスの方が後から名前を付けられたのでしょう。

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秋の花 キンモクセイ

今年は9月10日に咲きました。写真の木は職員玄関前のキンモクセイです。
いつも、良い香りを漂わせてくれる体育館前のキンモクセイは
おととし、強く剪定(せんてい)したため、今年も2つの穂しか付きませんでした。
 

学校のキンモクセイは令和元年(2019年)は10月15日、令和2年は10月7日に咲きだしたので
今年は1か月以上も早く咲きだしました。
ヒガンバナの開花と同じように、今年は秋の訪れが早いようです。

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秋の花 パンパスグラス

9月21日が中秋の名月(芋名月)でした。
日本ではお月見にはススキですが、学校では巨大なパンパスグラスの穂が出ています。
南米原産の大草原パンパの名前をいただく外来種です。
和名はシロガネヨシ。確かに出てきたての穂は銀色です。しばらくすると金色になります。
図工室の前にあります。
 
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秋の花 ヒガンバナ

秋分の日です。
秋分なので昼と夜の長さが同じようですが東京では昼間が8分長くなっています。
それは、日の出が太陽がほんの少しでも出た時刻、日の入りが太陽がすべて沈んだ時刻で
太陽の中心の時刻ではないためです。
昼と夜の時間が同じ近くになるのは、東京では9月26日、27日になります。

さて、学校では秋の花が咲いています。
図工室東側、渡り廊下への出口周辺にヒガンバナがあります。
 
左写真 9月13日つぼみ。右写真 9月16日開花
ヒガンバナは花が終わると葉を出して、冬の間に陽を受けて光合成をします。
春になって、他の植物が生い茂ると、葉を枯らして夏の間休眠します。
そして、秋の彼岸になると花を咲かせます。
令和元年(2019年)、令和2年(2020年)は9月28日に咲いたので12日早い開花です。

満開 9月20日。

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チャドクガ

9月13日、体育館への渡り廊下の西側のツバキにチャドクガの幼虫がいました。
チャドクガは危険生物です。成虫だけでなく、幼虫も、脱皮した皮もすべてが
皮膚に付くとかぶれます。
例年、夏前に駆除するのですが、秋に幼虫がいるとなると
夏の間に、2回・3回と世代交代をするのでしょう。
卵を産み付けられないように、学校用務職員が剪定(せんてい)をしているのですが
油断していると産み付けられます。


 
学校用務職員が焼いて駆除しました。左写真焼く前、右写真焼いた後。
赤丸がチャドクガ、黄丸はガスバーナー。

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