最近の学校の様子から

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6月15日 1年図画工作「いろみずをつくろう」

1年生が初めて水彩絵の具を使いました。

画用紙の上で色塗りをする活動ではありませんでした。

この材料でどんなことができるだろう、という子どもの気持ちを活動に反映させていました。

 

ただし、準備や片付けも簡単ではありません。それも大事な学習でした。

 

準備では黒板の図のように水を入れられたでしょうか。

 

12色の絵の具セットには無い色を作っている子がたくさんいました。

桃色や紫、水色を作っている子がいました。

 

緑色に濃淡を加えている子もいました。

 

片付け時には、4時間目を終えた6年生も駆けつけてくれて、お手伝いをしてくれました。

ありがとう!

6月8日 校内研究会

本校では、「伝え合う力」を育てる授業づくり、を主テーマに、今年度の研究を進めています。

今年度は上記のテーマを国語科の指導を通して研究していきます。

本日は、元東京都小学校国語教育研究会会長、現在は明星大学の客員教授を務めている、邑上 裕子 先生を講師にお迎えして、研究会を実施しました。

 

邑上先生からは、国語科の指導で大切にしていくことを様々な角度から講義していただきました。

講義の終了後は質疑が行われ、普段の授業づくりで疑問に思っていることなどについて考えを交し合い、邑上先生からも助言をいただきました。

スポーツテスト

今年も運動会の終了後から、スポーツテストへの取組が始まりました。

・握力 ・上体起こし ・長座体前屈 ・反復横跳び
・立ち幅跳び ・20mシャトルラン ・50m走 ・ボール投げ

の8種目に全学年の児童が挑戦します。

 

校庭では、1年生が2種目の動きを確認していました。

 

反復横跳び。パートナーが回数を数えてくれていました。

 

ボール投げ。いわゆる「遠投」の動きを初めて体験する子供もいたようです。

 

全国的にみると、令和元年度の合計得点で小学校男子が過去最低の点数を記録しています。

その後のコロナ禍を経て令和3年度(2年度は集計なし)は、令和元年度の記録を下回っています。

(スポーツ庁の発表から)

6年国語 「本は友達 ブックトークをしよう」

各学年の国語には、読書活動を取り入れた単元が配置されています。

6年生は、読書活動を通じてグループで話し合いをする学習をしていました。

学級で7つのグループを作り、読む本を決めます。

グループの構成は、普段の読書量や興味・関心等を考慮しているので、グループの実態に合わせた内容やボリュームの本が選択できます。

今回、選択された7冊は、「ゆりの木荘の子どもたち」「流れ星にお願い」「精霊の守り人」「ビーバー族のしるし」「かがみの孤城」「虹色ほたる」「ギヴァー」です。

 

一気に最後まで読むのではなく、計画に沿って読みすすめていきます。

 

読んだ内容について、議論するための問いを準備します。

 

この問いを中心に議論が進められます。

 

互いの意見や感想の違いが明らかになったり、そのよさを認め合えたりすることで、自分の考えを広げることができます。

授業には、図書室で学校図書館司書として従事している職員も参加しました。

 

最後に、グループごとの振り返りを共有して次の授業への入口としました。

 

文学的文章を読むことには、2つの効果がよく挙げられます。

登場人物や場面設定、個々の叙述などを基に、世界や人物像を豊かに想像することに加えて、「どのように描かれているか」という表現面にも着目して読むと、物語の全体像が具体的にイメージできます。

また、感動やユーモアなどを生み出す優れた叙述、暗示性の高い表現、メッセージや題材を強く意識させる表現に着目していくことも、高学年児童にとっては意義があります。

最近は文学作品以外の様々な分野について、「伏線を回収する」という表現方法が注目されることが増えています。

子どもたちの議論の中にも、この表現方法に気付き、作品の魅力を一層感じている発言がありました。

 

ふたば学級5年 国語「声に出して読もう 古典の世界」

5年生の教科書には、有名な古文の作品が登場します。

これらを音読し、心地よい響きやリズムを味わうとともに、読んで楽しいと思えるような授業を展開します。

 

今日は、竹取物語、平家物語、徒然草、おくのほそ道の4作品を読みました。

 

読んだ後で「難しい」と声の上がる作品もありましたが、読み進めるうちに慣れてきたようです。

 

自分が気に入った作品を選び、その理由も書きました。