最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

実桜の花が咲きました

3月15日、連日の温かさで実桜(桜桃=サクランボの木)の花が咲きました。
このサクラは東京都農林水産振興財団の「緑と水の森林ファンド」の学校環境緑化モデル事業として
令和3年2月14日に植樹したものです。
鶴牧中学校正門下の実桜を株分けしたものです。
  
この実桜はソメイヨシノよりも2週間程度早く咲きます。昨年は3月3日に咲きました。
このペースだとソメイヨシノの開花は29日頃、学校のソメイヨシノは東京の開花宣言
(靖国神社の標本木)から3日~4日遅れなので、東京の開花宣言は3月25日頃でしょうか。
気象情報では3月22日頃が東京の開花と言っていたので、この暖かさだと学校のソメイヨシノも
29日より早く、25日か26日に咲くかもしれません。
卒業式に咲くといいのですが・・・。
関連記事
令和3年2月15日 実桜の植樹
令和3年3月5日 実桜の花が咲きました

キジバト

キジバトが落ち葉の上の陽だまりで、気持ちよさそうにじっとしていました。
2月15日にさえずりを始めています。デデー、ポポーと鳴いて求愛しています。
キジバトは2羽のつがいでいることが多いのですが、毎回、相手を変えているのでしょうか。
つがいが変わらないなら求愛しなくてもよさそうですが・・・。

キジのようにきれいな羽根をしているのでキジバト。多摩市の鳥「ヤマバト」はキジバトのことです。
多摩センターのロータリーや多摩中央公園、飼育小屋の周りに集団でいる灰色や白いハトは
ドバトといって、人間が飼っていた伝書鳩が逃げて繁殖したものと言われています。
だから、ハトには餌をやらないでください。
大きさ ハトの大きさ(野鳥の大きさの指標の鳥)
 色  羽根はオレンジが混じるうろこ模様。首の下に水色と黒のきれいなストライプ。
鳴き声 さえずりは「デデー、ポポー」
その他 地面でえさをついばんでいることが多い。休んでいるときは木や電線の上。

ナズナ

春の七草ナズナが咲いています。
まだ花茎は低く、地面に近いところで花を咲かせています。
比較的暖かい地面に張り付く「ロゼット」という形で冬を越しているからです。
これから、花茎がどんどん伸びで高いところで花を咲かせます。

ナズナはぺんぺん草とも呼ばれます。
花が終わった実の形が楽器の弦をはじく「ばち」に似ているからです。
花は大根や菜の花と同じ仲間なので、小さいですが形は同じ十字形です。
白くて可憐(かれん)な花です。

アズマヒキガエルの卵塊

3月7日にふたば学級の子どもたちがビオトープにアズマヒキガエルの卵塊があるのを見つけました。
3月5日が啓蟄でした。以前は毎年、この時期になるとアズマヒキガエルが集まって卵を産んでいました。
昨年、ビオトープを改修したため、昨年はこの時期にはあまり集まりませんでした。
1か月遅れで再度の産卵に来ていました。
今年も声がしないのであきらめていましたが、少しだけ卵がありました。
もしかすると無精卵かもしれません。

オオイヌノフグリ 他

暖かい日が続いています。3月1日に今年初めて屋上の温度計が15℃を超えて15.7℃を記録しました。
なんつる農園にはオオイヌノフグリが咲き始めています。

春、一番初めに咲く草花です。
先日、紹介したフキノトウも花径が出てきました。
ウメ(白梅)は満開です。
 

ムクドリ

雨上がりに100羽以上が芝生に群がるときもあるムクドリですが
よく見るとオレンジ色の足とくちばしがきれいな鳥です。

大きさ ヒヨドリの大きさ(ヒヨドリは大きさの指標です。)
 色  細いくちばしと足がオレンジ色。
    灰色の体、腰が白い。羽を広げると扇型に白い線が広がる。
鳴き声 飛ぶときにギョッ、ギョッと強く鳴く。
    キュルキュルキュルとさえずる。
その他 地面にいることも多い。虫が好き。

令和4年2月10日 降雪

2月10日、早朝に降り始めたみぞれが登校時間には雪に変わり、それから、雪が降り続いています。
水を多く含んでいるので、なかなか降り積もりません。

積もり始めた朝の様子。
 
昼の様子。ずいぶん降り続いているのにあまり積もっていません。
明日の朝にはやむ予想なので、積もっていれば雪遊びもできるのですが、
この調子だとどうなるのか分かりません。
もし、雪遊びができた場合はずぶぬれとなりそうですので、タオル・靴下・手袋・下着などの
着替えを持たせてください。

幸せの青い鳥 イソヒヨドリ

2月2日、職員玄関にイソヒヨドリが迷い込み、窓に何度もぶつかっているのを救助しました。
放す前に写真を撮りました。
  
頭と背中が青く、おなかがオレンジ色のとてもきれいな鳥です。
この個体はオスです。メスは灰色で地味です。
もともと海辺でみられる鳥ですが、最近は内陸の都市でも見られるようになり、
先日はテレビで八王子のイソヒヨドリが特集されていました。
多摩ニュータウンでも見かけた情報がいくつもあり、
唐木田の操車場の上できれいな声でさえずっていました。
最近、学校のビオトープでも何人も人が目撃していたので、この個体だったのかもしれません。
大きさ ヒヨドリ(大きさの指標)ぐらい
 色  オス 頭からのど、背中が青い。胸から腹はオレンジ色。
    メス 体全体が灰色。体全体にうろこ模様。
鳴き声 澄んだ大きな声で美しく長く鳴く。
ヒヨドリに似ていますがヒヨドリの仲間ではありません。

ハクセキレイ その2

屋上の太陽光発電パネルの上にハクセキレイが2羽いました。
1羽は色が薄いのでまだ若い個体のようです。奥の色の濃い個体は成体だと思われます。

ハクセキレイは水辺に多くいる鳥ですが、水辺から離れた場所でもよく見かけます。
南鶴牧小学校では芝生の上によくいます。
大きさ スズメ(大きさの指標)より大きく、ヒヨドリ(大きさの指標)より小さい。
 色  頭から背中が黒いが顔が白く、羽根の付け根が白く目立つので「ハク」セキレイ。
 形  体全体が細長く、尾が長い。尾を上下に細かく動かす。
鳴き声 飛びながらチチッチチッと強く鳴く。
特 徴 羽ばたき飛翔と滑空を繰り返すので競り上がって飛んでスーッと斜め下に滑空する。
    地面を歩いていることが多い。
 
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令和2年(2020年)6月26日 ハクセキレイ

令和4年冬のダイヤモンド富士 その2

一番ぴったりと頂上に沈む1月30日は雲が多くて残念でした。
1月31日、今冬最後の学校屋上から見えるダイヤモンド富士です。
頂上をかすめて北の裾に沈みました。
 
次回、学校から見えるダイヤモンド富士は11月中旬です。


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令和2年(2020年)9月4日 久しぶりに富士山がくっきり見えました
令和2年(2020年)9月28日 初冠雪
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令和2年(2020年)10月19日 雲の下で輝く富士山
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令和2年(2020年)12月15日 気温が氷点下に下がりました
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令和4年(2022年)1月29日 令和4年冬のダイヤモンド富士
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令和4年冬のダイヤモンド富士

学校では1月28日から冬のダイヤモンド富士が見えています。
1月28日は雲で見えませんでした。
1月29日は午後から晴れて、頂上から少し南裾に太陽が沈むのを見ることができました。
1月30日は、ぴったり頂上に沈みます。時刻は16時45分~50分です。
雲がないようでしたら、ぜひ、鶴牧山(ガリバー山)や鶴牧第2公園の頂上から眺めてください。
1月31日まで富士山頂をかすめます。
ダイヤモンド富士は年に2回、このあたりだと秋と冬に見ることができます。
 
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動物の足跡

夜には雪がやんだために夜行性の動物が雪の上を歩いた足跡が残っていました。
2か所に足跡がありました。
 
なんつる農園の足跡。足跡が丸く指が4本見えます。
左の前足と後ろ足、右の前足と後ろ足が近いのでタヌキの足跡のようです。
 
もう一つは校庭にありました。校舎側から東門に出て行っています。
指が5本なのでハクビシンの足跡のようです。
夜の学校には動物たちが出没します。

積雪3cm

1月6日の昼前から夜にかけて雪が降りました。
東京都23区には大雪警報が出ました。
1月7日の朝には3㎝程度積もっていました。
東京は今年一番の寒さと報道していましたが、屋上の温度計では氷点下3度程度で
1月1日朝の氷点下5度よりは高い気温でした。
 

  

ニホンミツバチの越冬 【追記】巣板

【1月6日追記】
動画を撮った画像から巣板の様子が分かる画像を添付します。
底の出入口から天井を見た様子です。
矢印のように巣が板状になって天井から下へ垂れています。
巣板とは六角形が敷き詰められたハニカム(ミツバチの節)構造の巣が連なって板状になったものです。
この巣で幼虫を育て、使い終わった巣に蜂蜜を貯めます。
ですから、上から蜂蜜が貯まっていきます。
初めは1枚の巣板ですが、所帯が大きくなると下に巣を増やすだけでなく巣板自体を増やしていきます。
今、5枚の巣板があります。

ビオトープのニホンミツバチが初めての越冬に挑戦しています。
ミツバチは成虫のまま冬を越します。
女王バチは数年生きます。働きバチの寿命は1ヶ月程度のようです。
巣に貯めた蜂蜜は冬を乗り切る栄養源です。
 
寒さに備え学校用務職員が12月の始めに巣箱に防寒着を着せました。
下の赤丸部分が出入口で、温かい日には外へ出ますが、
写真のように巣箱の中で固まって羽を震わせて温度を上げながら寒さに耐えています。
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令和3年(2021年)3月14日 ニホンミツバチを呼ぶ
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令和3年(2021年)8月20日 ニホンミツバチが元気です
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モズのメス

秋の風物詩で有名なはモズの高鳴きですが、秋以外は高鳴きはしません。
今は鳴かないので分かりにくいのですが、一羽でいてスズメより大きく、少しずんぐりむっくりとしいて
目に黒いバンドがあればモズです。
1年中いる留鳥です。モズは肉食の鳥で虫を枝に刺して貯めておく貯食「モズのはやにえ」は有名です。
オスは目のバンドが黒々としていて、もっと目立ちます。

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令和2年(2020年)6月20日 モズ
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ジョウビタキ その2

オレンジが美しいジョウビタキの写真を撮ることができました。
令和元年、2年には10月27日、令和3年には10月25日には学校へ来ています。
山野の鳥は小さくてよく動ので写真を撮ることが難しく、なかなか紹介できません。
 
ジョウビタキは冬鳥です。秋に中国東北部やシベリアの方からやってきます。
写真はオスです。メスは地味ですがやはり腹や腰が薄いオレンジ色です。(関連記事参照)
ヒッヒッヒッと短く高く強い声で鳴くので、声を聞いたら見回してください。
地べたや低い枝、杭(くい)や柵の上にいて、長いしっぽを上下に細かく振るわせています。
おなかの鮮やかなオレンジ色と顔が黒いこと、腰の白い点が目立つところがが特徴です。
 
大きさ スズメ(大きさの指標)より少し大きい
色 腹が鮮やかなオレンジ色(オス)、背中とのどは黒。腰に白い大きな斑点。
鳴き声 ヒッヒッヒッと短く高く強い声で鳴く
その他  単独行動をする。低い場所や地面にいる。止まっているとき尾羽を上下に動かす。

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令和2年(2020年)10月30日 ジョウビタキが来ています
令和2年(2021年)11月16日 ジョウビタキのメス
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