最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ヤマドリダケモドキ

学校の法面(のりめん)に大きなきのこが生えています。
学校用務職員によるとポルチーニという高級キノコであるとのこと。
ポルチーニは和名をヤマドリダケと言ってイタリア料理やヨーロッパで使われるそうです。
調べてみると、シラカシなどの広葉樹林に生えるのはヤマドリダケによく似た
ヤマドリダケモドキでした。
カシの木と共生しているようです。

ヤマドリダケモドキはヤマドリダケと違って「かさ」がビロード状
「じく」全体に網目模様があるようです。
 
特徴が一致しています。
パスタやチーズと合うそうです。
エリンギよりも大きく食べごたえがありそうです。
バター焼きにしてみます。
【追記】歯ごたえがあり、良い香りでおいしくいただきました。

ハナモモとヤマモモの実

同じ桃と名前が付きますが、
ビオトープにあるハナモモは、花を観賞するためにモモを改良した品種でモモの仲間、
プールと校舎の間にあるヤマモモはヤマモモ科で近縁種ではありません。
 
                 ハナモモ
 
                 ヤマモモ
ハナモモの実は甘くなく、おいしいとは言えませんが、桃の良い香りがします。
ヤマモモは甘酸っぱく生食もできます。ジャムにも最適です。
実が熟すと鳥たちが集団で来て群がって食べるレストランとなります。
人間も早くとらないと良い実は取られてなくなってしまいます。

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ヤマモモ
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萌芽

学校ができて40年となり、校庭の木も大きくなりました。
日当たりを確保するために伐採した木も多くあります。
伐採した木の中には切り株の周りから芽が出る木もあります。
里山では、定期的に木を伐り、炭にしたり燃料にしたりして利用し、
根元から出てきた萌芽を再生させて大きな木に育てることで里山の木を循環させていました。
定期的に伐採し、下草を刈ることで明るい山となり、
地面には多くの種類の草花が育つ環境ができていました。
また、コナラやクヌギなどは、このような若い木から樹液が出て、
多くの昆虫の食料になり、その昆虫をタヌキなどが食料としていました。
学校にも伐採した木から萌芽している木が多くあります。
生命の力強さを感じます。
 
カキの萌芽。矢印の部分に切り株があります。
このカキは渋柿ですが、
葉が紅葉すると様々な色に色付いてとてもきれいな葉になるカキの木です。
 
ヒメヤシャブシの萌芽。ハンノキの仲間です。矢印が切り株。
ハンノキと同じように、実が付く丸い果穂はクリスマスの飾りにピッタリ。
早く大きくなって実を付けてもらいたい。
 
シラカシの萌芽。矢印が切り株。これはなんつる農園の端の木ですが、
メタセコイア通りの法面(のりめん)のシラカシもたくさん萌芽しています。

ナワシロイチゴの実が熟しました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
なんつる農園のサツキの生垣に生えたナワシロイチゴの実が熟しました。
ナワシロイチゴはキイチゴの仲間です。植えて育てたわけではありません。
学校用務職員が伸びやすいようにフェンスを付けました。
これからは、こちらに伸びて行くことでしょう。
 
ほんのり甘ずっぱい今だけの野生の味です。

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クリの雌花

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
クリの花が終わりに近づいています。
妖艶な雄花の香りも薄くなってきました。
今まで「いがくり」はたくさん見ましたが高い場所に多いため
雌花を近くで見ることができませんでした。
今年は低い位置に雌花が付いていました。


 
小さいですが、ちゃんと「いがくり」のとげとげが付いています。
先端部分に白いめしべが出ています。

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ジューシーで甘いビワ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
ビワの実をねらっているヒヨドリに取られる前に収穫しました。
 
摘果していないので実は小さいのですが、十分甘くジューシーです。
売っているビワは値段が高く甘すぎなので、少し酸味がある学校のビワで十分です。

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カキの実

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
プールの裏の甘柿の実が大きくなってきました。
 
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ホタルブクロ

メタセコイア通りにホタルブクロが咲いていました。
もう、花は終わりに近づいています。
大きな釣り鐘型の花はとてもユニークです。
また、名前もとても素敵です。
確かに中に光があると、よりきれいに見えることでしょう。

高原で見るホタルブクロはもっとピンクが濃くきれいです。
寒暖差が花の色仁関係するのでしょうか?

タイサンボク

6月10日は40回目の開校記念日です。
それで、学校の木「タイサンボク」を各学級に回覧して学校の誕生日をお祝いしました。
開校記念日の頃はタイサンボクが咲きます。
それで、学校の木として選んだのかどうかは分かりません。
知っている方は教えてください。
タイサンボクは校歌の中にも歌われ、校旗のデザインにもなっています。
 
   正門の前に植えられています。          つぼみ
 
    花は良い香りがします。       各学級で見てもらいました。
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ザクロ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
駐車場脇にあるザクロが、きれいな朱色の花を咲かせています。
今年はとてもたくさん咲いています。
フランス語でザクロのことをgrenadeといって
もともとはグレナデンシロップの原料です。
最近売られているものはザクロの果汁が入っていないものが多いようです。
ザクロは女性の神様「鬼子母神」にお供えします。
 
たくさん実がなると良いのですが・・・

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アジサイが咲いています

体育館前、図工室裏のアジサイが咲き始めました。
紫色の花です。
(本当は、花は色付いている中心にあって、色が付いているのは花の周りの「がく」です。)

図工室の校庭側に咲いているアジサイは東日本対震災で決壊した湖の底から見つかった
「奇跡のアジサイ」です。
 
最近は、変わった形の様々な園芸品種のアジサイが売られています。びっくりします。

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ビワの実

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
職員玄関前のビワの実が色付いています。
食べられる日が近づいてきました。
6年生やふたばの子どもが食べたいと言ってきています。
毎日、1日中見張っている鳥たちとの競争です。
鳥はおいしく熟した実をねらっています。

最近、ビワのアレルギーをよく聞きます。気軽にどうぞとは言えません。
子ども本人がビワを食べても大丈夫かどうかを知っておく必要があります。

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キョウチクトウ

夏の花キョウチクトウが咲き始めました。プールの裏にあります。
葉が1か所から複数出る「輪生」の植物です。
細い葉の輪生の木が特徴です。
 
きれいな花を咲かせますが毒があるので注意が必要です。

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クリ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
正門前のクリに雄花が咲いて妖艶なにおいを発しています。
 
白く伸びている穂が雄花です。
秋になると「いがくり」がたくさん落ちます。

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スーパームーン月食

【5月27日追記】
残念ながらくもってしまい、見ることができませんでした。
多くの子どもから「きのう、見ることができなかった。」と報告を受けました。
なかには、インターネットのライブ中継を見て観察したという子もいました。
すばらしい!

5月26日の夕方から2018年7月以来、3年ぶりの皆既月食が見られます。
今回は、見かけの大きさが1年で一番大きいスーパームーンの月食です。
月の出直後の南東の低い位置から月食が始まります。
天気はf今のところ晴れの予報です。見ることができるといいのですが。

月の出 18時39分
部分月食始 18時44分
皆既月食始 20時09分
食の最大 20時18分
皆既月食終 20時28分
部分月食終 21時52分
低い位置のためどんな色に見えるか注目です。
自主学習にお勧めです。観察した方は学級担任にご提出ください。
野外で観察する場合は保護者同伴でお願いいたします。

オオキンケイギク

4年生と初夏の自然観察をしているときに特定外来生物のオオキンケイギクを見つけました。
メタセコイア通りに咲いています。
1980年代に観賞用に移入された北米の中西部から南部原産の植物です。
花が大きくてきれいなのですが、繁殖して問題になっています。
特定外来生物に指定されているので栽培は禁止されています。
見つけたらきれいな花なので花を切って飾って、種を作らせないようにしてください。
駆除しなければならない植物です。
 

今年のニホンミツバチ呼び込み作戦は失敗に終わりました

ニホンミツバチを呼ぶために3月に巣箱を3つ設置したのですが、
残念ながら、呼び込み作戦は失敗に終わりました。
4月の終わりにビオトープに設置した巣箱をハチが見つけて
日に日にハチの数が増えて、「いよいよ女王バチが到来か。」と思われたのですが
その後、ぱったりとハチが来なくなってしまいました。
巣の場所は別の場所にしたようです。
もう、分蜂(巣別れ)のシーズンは終わりました。今年、巣箱に入ることはありません。
一説によると、巣別れしようとした女王ハチがいるハチの塊ごと
網でとってしまうことがあるようです。
せっかく見つけてもらったのに残念です。蜂蜜をなめるのは先送りです。
4月22日の写真(こんなに来ていたのに…)

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イチゴとナワシロイチゴ

イチゴの実が赤くなってきています。
これからが本当のイチゴのシーズンです。
 
ふつう、イチゴと呼ばれているのはオランダイチゴの仲間の栽培品種です。
オランダイチゴの仲間を英語でstrawberryといいます。
オランダイチゴは木ではなく多年草なので、
正確には木の実である果物(くだもの)ではありません。
農作物の統計は、同じ草の実であるスイカやメロンと同じく野菜の仲間です。
(果実的野菜というそうです。)
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昨年、なんつる農園のサツキの隙間に見つけたナワシロイチゴが
今年も花を咲かせています。
昨年はクロイチゴだと思っていましたが、葉の形が丸いのでナワシロイチゴのようです。
昨年、実を食べてみましたが、
食べる部分が少なく、おいしいと思うほど甘くはならないようです。
こちらは木のイチゴでキイチゴの仲間です。
キイチゴは英語でraspberry(ラズベリー)といいます。
 
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ヨコヅナサシガメ

5月13日、西階段にヨコヅナサシガメがいました。
横綱の名の通り、大型のカメムシです。
東南アジアからの移入種で、戦前には九州へ侵入、生息域を北に広げて
関東地方には1990年代に侵入したようです。
校庭のサクラにたくさんいるガの幼虫「アメリカシロヒトリ」の天敵とのことで、
それらを食べているのかもしれません。

ノバラが咲いています

初夏の花、ノバラが満開です。
学童の増設工事で1本なくなりましたが。あと2本あります。
白くて可憐な花です。
 
ゲーテの詩をシューベルトが歌曲にした「野ばら」が有名ですが
原詩のドイツのノバラは赤い花のようです。

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アズマヒキガエルが池から出て行きます

アズマヒキガエルのオタマジャクシ(幼体)が成体になって池の周りで小さく飛び跳ねています。
アズマヒキガエルは啓蟄の頃(今年は3月5日)ビオトープに卵を産みに来ます。
オタマジャクシに足が生えて、えら呼吸から肺呼吸に変わって陸地へ出ていきます。
アズマヒキガエルは、産卵時と幼体のとき以外は、陸地の湿った場所にいて、
水辺にはいません。
 
              小さくてとてもかわいい
アズマヒキガエルは絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。カエルは飼うのは難しい動物です。

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令和3年(2021年)4月2日 春爛漫
令和3年(2021年)5月9日 プールにシュリーゲルアオガエルがいました

プールにシュリーゲルアオガエルがいました

ビオトープでは夕方からシュリーゲルアオガエルの
コロコロコロコロという高い声がよく聞こえます。
声は聞こえますが、なかなか姿を見ることはできません。
5月8日、プールで2匹のシュリーゲルアオガエルを見つけました。
 
シュリーゲルアオガエルは絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
春に卵を産みに来るアズマヒキガエルも同じ絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
カエルやサンショウウオ、イモリは両生類です。
両生類は水場がないと繁殖・生息できません。
水田が少なくなった現在、どの種も減少しています。
学校のビオトープのような水場があると、生活の場となります。

鶴牧西公園の西側入口、農家風の建物がある付近の水田と水場には
ヤマアカガエルが生息しています。
今、幼生(オタマジャクシ)が泳いでいますが
ヤマアカガエルは絶滅危惧種ⅠB類(EN)です。
採らずに見守ってください。
幼生は多く飼うと共食いします。
成体になったら餌を準備するのが大変です。
カエルは採るのは比較的簡単ですが、飼育はなかなか難しい動物なのです。
乱獲が絶滅を進めます。

【続報】大発見 絶滅危惧種 ギンラン

【続報】もう1株見つけました。すばらしい。


メタセコイア通りの法面(のりめん)で絶滅危惧種Ⅱ類(VU)のギンランを見つけました。
ニュータウン造成時に表土をはがしてしまった学校周辺で見つかったのは奇跡?です。
10cm程の草丈の可憐な白い花のランです。
他にもあるのでしょうか。来年も咲いてくれるのでしょうか。

ヤマモモの花

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
初夏に実が熟すヤマモモの花が咲きました。
ヤマモモは、プール・体育館と校舎の間にあります。

今年は花の付きが悪く、少しして咲いていません。
花が付いていない木も多くあります。実が付くかどうか心配です。
 
      オスの木の雄花             メスの木の雌花
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マルガモのペア

4月22日、プールにカルガモと頭が黒っぽいカモのペアが来ていました。
頭が黒っぽいのは以前来ていたマガモとカルガモの雑種(通称マルガモ)のようです。
次の日にはいなくなっていました。
 
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イチゴ

職員玄関の前のイチゴが花を咲かせています。
白い花弁(花びら)がきれいな花です。
 
春に花が咲いて、赤く熟したいちごは初夏に食べることができます。
自然の状態だと初夏の食べ物です。

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ニホンミツバチが巣箱を見付けた

3月に設置したミツバチの巣箱の1つをニホンミツバチが見付けて探索しに来ています。
キンリョウヘンというランの花が咲いたので、3つの巣箱の横に置いています。
それに誘われたのか、ニホンミツバチが巣を見に来ています。
中には、下の穴から箱の中に入って中の様子を探っているハチもいます。
ニホンミツバチはこれから巣分かれの時季になるので、新しい住みかを探しているのです。
赤いネットの中がキンリョウヘン。黒い丸の中がニホンミツバチ。
 
ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べると色が灰色です。
サツキの蜜を吸いに来たセイヨウミツバチと比べるとよく分かります。
 
     ニホンミツバチ          セイヨウミツバチ
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ツバメが来ています

ツバメは日本では夏鳥で、春になると東南アジアの国々から日本に飛来します。
今年は3月23日に学校周辺の多摩ニュータウンに来ていましたが、
学校では4月12日に見かけました。
4階教室の窓の上の換気口の上に巣を作っています(写真の黄色の丸の中)。
一昨年は抱卵していましたが、昨年は抱卵したかどうか分かりません。
また、同じ巣を使おうとしているようです。
 
いつも飛んでいるのですが、止まるのに好きな場所を見つけました。
旗掲揚ポールの頂上です。

ツバメ
大きさ スズメより大きくムクドリより小さい
(スズメ、ムクドリ、ハト、カラスは大きさの指標の鳥です。)
色・模様 背中は黒、腹は白、のどはえんじ色
その他 しっぽの形は燕尾(えんび)服で有名な2つに割れてとがった形です。
飛燕(ひえん)返しの言葉で有名ですが、急旋回が得意です。
声 チチチチチチュエと破裂音を交えて早く鳴きます。

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ビワの葉の裏が白くてきれい

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
職員玄関前のビワの木の先端の新葉が上に立っていて裏の白さが目立ちます。
遠くから見ると、白い花が咲いているようです。
実も大きくなってきています。6月になると食べられます。
 
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春爛漫(らんまん)

一気に春の花が咲いています。木々が芽吹いています。
例年より早く咲いています。4月1日の様子をお伝えしましょう。
時間がある方は土・日曜日に見に来てください。
 
 
メタセコイア通りのメタセコイアも、もう芽吹きました。
職員玄関前の赤いハナミズキや校庭南側のそよかぜの道の白いハナミズキも
花びらに見える総苞(そうほう)が開きました。
  
以前ご紹介した駐車場脇のヒメリンゴは満開です。
なんつる農園のブルーベリーも咲きました。
花は下向きの壺(つぼ)型なので先端が開くだけです。
 
ドウダンツヅジ(左)も上のブルーベリーもサツキ(右写真)もツツジの仲間です。
ブルーベリーはなんつる農園にあります。
ドウダンツツジは職員玄関側のプールの横。
サツキはバス停から上がったそよかぜの道沿いに咲いています。
 
2月14日、西門脇に植樹したミザクラ(桜桃=サクランボの木)の実が大きくなってきています。
  
赤い花は木へんに春と書くツバキ。なんつる農園にあります。
山吹色の花はヤマブキ。プールの裏にあります。
  
左写真2枚は職員玄関前のタラ。たらの芽は山菜の王様です。
プールトイレ前のウド(右写真)も山菜です。
 
プール前の在来種タンポポ(カントウタンポポ)の群落にたくさんの花が咲いています。
中には下写真のように白っぽい花もありました。

なんつる農園の花です。
 
       ハナニラ         ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)
 
ダイコンの花は菜の花と同じ花のつくりです。ナズナと同じ純白ですが、
ナズナと比べるととても大きい花です。

ムスカリは球根で増えます。誰かが植えたのでしょうか。

キランソウはプールの西側、正門への道の上にあります。
 
ビオトープのアズマヒキガエルのおたまじゃくしが生まれました。
右写真は多摩市の鳥キジバトです。

黄砂

3月30日、31日に関東でも黄砂が降っています。
中国内陸の砂漠地帯から上空に舞い上がった黄砂が
ジェット気流に乗って日本海を渡ってきます。
快晴なのに視界が悪くなります。

ヒメリンゴの花が咲きました

3月28日、ヒメリンゴの花が咲きました。昨年より4日早く咲きました。
ピンクのつぼみがかわいい花です。花びらが開くと純白です。
  
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令和3年 ナシの花が咲きました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
3月25日、ナシの花が咲きました。
2019年は4月5日、2020年は10日早く3月26日に咲きました。
2021年は3月25日です。
ソメイヨシノも昨年と同じく相当早く咲いているので、今年も昨年並みに暖かいようです。
 
職員玄関を出たなんつる農園側にあります。
ナシもサクラやウメと同じ仲間です。
ソメイヨシノよりも大きく純白の花です。豪華です。
残念ながら他の種類のナシがないため結実したのを見たことがありません。
ナシの農家は、他品種のナシの花の花粉を人工授粉させます。重労働です。
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ヒサカキの花が咲きました

体育館への渡り廊下へ出たすぐ左側にあるヒサカキの花が咲いています。
神社でお供えをするサカキ(榊)より葉が小さいので姫榊(ヒサカキ)と呼ばれています。
サカキが少ない関東ではヒサカキがサカキの代わりに供えられます。
3月22日には咲いていました。
ヒサカキは雌雄異株で、この木は雄花が咲いているのでオスの木です。
  
どういうわけか、花のにおいは、ガス漏が分かるために付けている、あのガスのにおいがします。

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ヤマザクラが咲きました

3月23日、プール横のヤマザクラが咲きました。
校庭のソメイヨシノは3月17日に咲いたので1週間遅れです。
昨年はヤマザクラの方が早く咲いたのに、今年はずいぶんと遅くなりました。
  
ヤマザクラはソメイヨシノより花びらの色が白く、赤い葉が出てから咲きます。
ソメイヨシノは花のあとに葉が出ます。

令和3年 ソメイヨシノが咲きました

昨年は3月17日夕方に開花。今年は3月18日に開花しました。
東京の開花宣言は今年も昨年も3月14日でした。
学校のソメイヨシノは、だいたい4日遅れで咲くようです。
 
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正門下のヤマザクラは満開近くなりました。

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コゲラ

日本で一番小さいキツツキのコゲラの写真が撮れました。
都市の公園にも多くいるキツツキです。
学校周辺でもよく見たり、声を聞いたりするのですが、
写真に撮る機会はなかなかありません。
 
木の幹や枝につかまっていたり、背中を下にとまっていたりするのですぐに分かります。
ぎーっ、ぎーっと強く鳴く声も特徴的です。

コゲラ

大きさ ヒヨドリやムクドリ(大きさの指標)より少し小さい
色・模様 背中:白と黒の横じま模様 腹:白に黒い縦線
その他 くちばしで木をつついて餌をとったり巣穴をつくったりする。
ぎーっ、ぎーっと強く鳴く。

この日は絶滅危惧種の小型の猛禽(もうきん)類(ワシやタカの仲間)のツミが
つがいで空中を旋回していました。
(残念ながら写真には写りませんでした。)

アズマヒキガエルがビオトープに来ました

3月14日にアズマヒキガエルがビオトープに来ました。
いつもは啓蟄(今年はは3月5日)の前後に来るのですが、
今年は来ませんでした。ビオトープを改修したせいなのかと心配していました。
来たのはオスらしき個体。
メスがいないので卵も見つかりません。
メスはすでにどこかで卵を産んで、また、暖かくなるまで寝てしまったようです。

それにしても、ヒキガエルはどうして水がある場所が分かるのでしょうか。
不思議です。

ニホンミツバチを呼ぶ


学校用務職員を中心に養蜂チャレンジグループを結成し
この春、ニホンミツバチを呼び込むための準備をしています。
学校周辺にはニホンミツバチもセイヨウミツバチもいますが、
ニホンミツバチはセイヨウミツバチより色が黒っぽいのが特徴です。
ニホンミツバチは春に巣分かれ(分蜂)します。
その時に合わせて住居を提供すると、住み着いてくれるかもしれません。
今回、3つの住居を用意しました。
どこかに入ってくれればいいのですが・・・。
 
巣箱は杉板でできていて、表面を焼いて腐食しにくくしています。
巣箱の一番下に横長の穴が開いていて(右写真)、ハチたちはここから出入りします。
巣箱は3段重ねになっていて、順番を入れ替えることができるようになっています。
上ぶたを取ると天板があります。
 
この天板の裏に巣の成分であるワックス(蜜蝋=黄色いスティック)を塗って
巣を固定しやすくします。

下から入ってきたミツバチは天井に巣を作ります。
そして、巣がだんだん大きくなってきたら、一番上の段を外して蜜を取ります。
蜜を取ったら巣を外して、一番下の段に移します。
うまくいくといいのですが。
 
キンリョウヘンという中国原産のラン(シンビジウム)を巣の近くにおいて
ニホンミツバチを誘引します。
ニホンミツバチはキンリョウヘンの花が好きなのだそうです。
まだ、つぼみの状態(右写真)なので、花が咲いたら巣箱の横に置きます。
 
まずは、2個、プールの西側となんつる農園のクリの木の下に置きました。

春の草花が咲き始めました

暖かい日と寒くなる日が交互にやってくるようになりました。
暖かい日は20℃を超えています。
春の草花が咲き始めています。
暖かい日には公園などで探してください。


 
オオイヌノフグリ(左写真)は5mm程度の小さな花です。青色がとてもきれいな花です。
陽だまりに咲いています。
ナズナ(右写真)の1つ1つの花はとても小さいのですが、よく見ると真っ白でかわいい花です。
アブラナの仲間なので花びらが十文字に付いていて同じ花のつくりをしています。
春の七草の「なずな」です。
 
ホトケノザ(左写真)もヒメオドリコソウ(右写真)もシソの仲間です。そのため茎は四角形です。
この2種は食用ではありません。
花の形もシソの花の形でそっくりです。花が葉の上に立っているのが仏様。
葉の下に花があるのは花を人に見立てて上に葉っぱ笠のかぶっている踊り子さん。
春の七草の「ホトケノザ」はコオニノタビラコのことでキクの仲間で黄色い花が咲きます。
 
鳥が好きなハコベ。このハコベはミドリハコベです。茎が緑色です。
茎が紫っぽいコハコベとともにハコベは春の七草の「はこべら」です。
 
左写真はセイヨウタンポポ。日本古来のニホンタンポポ(この辺りはカントウタンポポ)も、
もう咲いています。(学校内でまだなようです。)
右写真はヨモギ。白い毛でおおわれていて、葉を摘んでにおいをかぐといい香りがします。
草餅の材料です。
七草がゆや草餅を作ってみてもいいと思います。タンポポも食べられます。

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令和2年(2020年)3月18日 ホトケノザとヒメオドリコソウ
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紅梅が咲きました

2月14日、白梅から約1か月遅れて飼育小屋横の紅梅が咲きました。
近くの他の場所ではもう咲いているところがありましたが、
本校の紅梅は日陰なのか他の場所より遅く咲き始めます。
これで紅白そろいました。
 
   なんつる農園の白梅3本         飼育小屋前の紅梅1本

ウメには実を付けない花があるそうです。
花粉を運んでくれる鳥を呼ぶ客寄せのサクラです。
全部の花に実を付けると体力を使います。
客除けのサクラでたくさんの鳥を集めて必要な分だけの実を付ける。
これが、ウメの戦略ということでした。

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令和3年(2021年)1月19日 ウメ(白梅)にメジロが来ていまし

タヌキが来ました

南鶴牧小学校は、平成2年度東京都農林水産振興財団の
「東京の森林を支える未来の担い手育成支援事業補助金」の支援を受けて、
改修したビオトープの観察のためにセンサーカメラとフィールドスコープを購入しました。
テストのために2月9日から10日にかけてビオトープにセンサーカメラをセットしました。
ビオトープは北側に向かって浅くしてあり、
鳥や動物たちが水を飲みやすいように設計しています。
2月10日午前2時13分と5時35分に巡回しているタヌキが映っていました。
5時35分には2頭のタヌキが映っており、1頭はビオトープで水を飲んでいます。
この辺りも、タヌキが生息しているようです。
タヌキは夜行性なので、生息していても人間に見られることは少ないため
住民にはあまり知られていないものと思われます。

冬のメタセコイア

今年のメタセコイアは1月に入ってからやっとすべての葉が落葉しました。
メタセコイアは樹形がとてもきれいです。葉が落ちても楽しむことができます。
1年間のメタセコイアを振り返ってみました。
また、4月の初めに芽吹くことでしょう。
 
    令和2年4月17日          令和2年7月2日
 
    令和2年10月26日         令和2年12月15日 

    令和3年2月1日
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令和元年(2019年)12月2日 オレンジ色に映えるメタセコイア
令和元年(2019年)12月19日 メタセコイアの落葉
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令和2年(2020年)4月9日 メタセコイアが芽吹きました
令和2年(2020年)5月6日 メタセコイアの新緑 令和2年
令和2年(2020年)10月4日 メタセコイアの葉が黄色くなり始めています

令和2年(2020年)12月1日 メタセコイアの紅葉
令和2年(2020年)12月16日 メタセコイアとイチョウの葉が残っています

令和3年冬のダイヤモンド富士

1月29日、屋上から冬のダイヤモンド富士を見ることができました。
ある地点からダイヤモンド富士を見ることができるのは1年に2回です。
本校の屋上からは11月12日頃と1月29日頃です。
その日の日没の時間に富士山が見えなければダイヤモンド富士は見えません。
 
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