最近の学校の様子から

ニホンミツバチを呼ぶ


学校用務職員を中心に養蜂チャレンジグループを結成し
この春、ニホンミツバチを呼び込むための準備をしています。
学校周辺にはニホンミツバチもセイヨウミツバチもいますが、
ニホンミツバチはセイヨウミツバチより色が黒っぽいのが特徴です。
ニホンミツバチは春に巣分かれ(分蜂)します。
その時に合わせて住居を提供すると、住み着いてくれるかもしれません。
今回、3つの住居を用意しました。
どこかに入ってくれればいいのですが・・・。
 
巣箱は杉板でできていて、表面を焼いて腐食しにくくしています。
巣箱の一番下に横長の穴が開いていて(右写真)、ハチたちはここから出入りします。
巣箱は3段重ねになっていて、順番を入れ替えることができるようになっています。
上ぶたを取ると天板があります。
 
この天板の裏に巣の成分であるワックス(蜜蝋=黄色いスティック)を塗って
巣を固定しやすくします。

下から入ってきたミツバチは天井に巣を作ります。
そして、巣がだんだん大きくなってきたら、一番上の段を外して蜜を取ります。
蜜を取ったら巣を外して、一番下の段に移します。
うまくいくといいのですが。
 
キンリョウヘンという中国原産のラン(シンビジウム)を巣の近くにおいて
ニホンミツバチを誘引します。
ニホンミツバチはキンリョウヘンの花が好きなのだそうです。
まだ、つぼみの状態(右写真)なので、花が咲いたら巣箱の横に置きます。
 
まずは、2個、プールの西側となんつる農園のクリの木の下に置きました。