最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

7月20日 セミが

朝からセミの鳴き声が聞こえてきます。

でも、セミの姿が見付けられません。

セミの抜け殻は学校の敷地内や通学路にたくさんあります。

セミはどこで鳴いているのでしょうか。

 

子どもたちも、抜け殻を集めながら登校してくる子が多くいました。

カブトムシⅡ

昨日に続いて、腐葉土ケースからカブトムシを採取するというので、立ち会わせてもらいました。

 

腐葉土ケースをひっくり返します。

 

 

蛹室の穴の中に動いている成虫が見えたので、取り出してみます。

 

 

いました。

 

どんどん掘り進めていくと、数十匹のカブトムシがいました。子どもたちが殺到して、捕まえる瞬間を撮影できませんでした。

 

3つのケースに分けて飼育します。

 

 

今後の計画は、交配を確認後、メスだけ腐葉土の中に放して来年の夏を待ちます。

そうすると、産卵して、幼虫が孵化するようです。

 

オスは、子どもたちが大切に飼育します。

 

ビオトープの周りの環境が、生命の循環する舞台になっています。

7月18日 ふたば4年 自立活動 カブトムシの飼育

ビオトープの横にある腐葉土のケースで飼育していたカブトムシが、成虫になりました。

 

昨年度の秋から6年生(現在の中1)が卵を孵化させ、プラスティックケースの中で幼虫として育てていました。

3月になり、色が黄色を帯びてきて3齢幼虫になったところで、画像の腐葉土ケースに移しました。

後は自然の力に任せて、見守るだけです。

 

飼育を受け継いだ4年生が、今朝腐葉土から土をすべて出してみると、蛹室やサナギの殻と共に、蛹室の中で羽化したカブトムシの成虫が10匹以上見付かりました。

まだ、サナギのままのカブトムシもいるので、蛹室ごと飼育します。

残念ながら、サナギの状態で息絶えてしまった個体も複数みられて、生命が続いていくことの難しさを感じます。

 

しばらくオスとメスを隔離して飼育しますが、適当な時期に交尾できる環境を作るそうです。

秋からは2周り目の飼育に入り、生命の循環を実体験の中で学んでいきます。

また、飼育の方法や実際の世話も自分たちで調べながら行うそうです。

 

あじさいが満開に

2、3週間ほど前に、当ホームページで校内の敷地に植生しているアジサイの花が開き始めた、という記事を掲載しました。

 

そのアジサイがとても見事な花を咲かせています。

色彩もしっかり出ていて、とてもきれいです。

 

少しずつ、雨が降ってきましたが、雨に映える花の代表ですね。

どこかにカタツムリも隠れているかもしれません。

アジサイの開花

校内のアジサイが開花し始めました。

アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。

様々な種類があり、本校の敷地内にも数種類が植生しているようですが、その品種調査について追いついていないため、別に機会に掲載できればと思います。

 

ビオトープ増水

強い雨のせいで、ビオトープが増水しました。

ビオトープは、自然に近い状態で保存するので、増水と減水を繰り返していきます。

それらに対応しながら生活する、生き物にたいする畏敬の念を感じてしまいます。

5月10日 ふたば4年生 メダカすくい

現在、多摩市の小学校は全校が外部施設で水泳指導を行っているため、プールを使用することはありません。

ただし、防火の目的等があり、プール施設の保全は毎年行っています。

今年度もプールのメンテナンスが入る前に、飼育している魚類のすくい出しを行いました。

 

本校のプールでは冬季になるとヤマメやメダカを飼育しています。

春になると、それらが産卵し稚魚になっていくので、初夏を迎える頃のプールメンテナンスの前に、一時的なお引越しをします。

今日は、ふたば学級の4年生たちが、めだかをすくい出してくれました。

 

 

元々、腰洗い槽だった場所に、ヤマメやメダカが移されていました。

 

 

プールサイドの水槽にも

藤の花

校舎北側の玄関の脇に置かれている藤の花です。

藤というと、頭上に咲き広がる藤棚を思い浮かべます。

この藤は、本校の敷地内に無造作に植生していた藤の木を用務職員が植木鉢で育てたものです。

数年かかりましたが、今年初めて花が咲きました。

 

実際は画像よりも色彩が鮮やかで、よい香りもします。

藤の花を見ると、初夏がそこまで来ている気持ちになります。

通学路のハナミズキ

学校の前を通る道の両側には、たくさんのハナミズキが植樹されています。

今週はハナミズキの白い花が満開です。

 

一般的には4月下旬から5月上旬が花期と言われていますが、この時期に開花しているということは最近の高気温が関係しているのでしょうか。

 

校内にはピンク色のハナミズキも開花しています。

花の名前を題名にした歌の影響で、白色よりもピンク色のハナミズキが最近の人気なのだそうです。

機会があれば、画像を後日公開します。

メダカ

ビオトープには、メダカも姿を見せ始めました。

冬の間は水底に堆積した落葉や藻の中に身を隠しています。

暖かくなるにつれて、元気に泳ぐメダカを見ることができます。

 

最初の2枚の画像は、黄色い円でメダカの場所を示しました。

 

このメダカたちが、5月6月にかけて産卵をして、かわいい稚魚が産まれることを期待しています。

オタマジャクシ

ビオトープにオタマジャクシが泳いでいます。

上からのぞくと、数えきれないほどのオタマジャクシがいます。

この種は、アズマヒキガエルの子どもです。

少しずつ手足が出てくるのを毎日観察するのもよさそうです。

4月3日 本日の桜

散った桜が通路や芝生の上に敷き詰められているように見えます。

桜の絨毯という表現が思い出されます。

 

 

桜の花の量が大分減ってきました。少しずつ若葉が目立ち始めています。

 

 

 

校庭の芝生はとても元気です。

桜に代わって、新入学生を迎えてくれることでしょう。

3月31日 本日の桜

緑の芝生の上にも、散った桜の花びらが目立つようになってきました。

昨日の午後から吹き始めた風が、花散らしになったようです。

 

 

それでもまだまだ美しく咲いています。

明日の芝生管理作業へ参加のついでに花見でもしていってください。

これがヤマモモ

以前、ハナモモのことを誤ってヤマモモと紹介してしまいました。

下の画像が、校内のヤマモモです。

 

画像で分かるように、常緑の広葉樹です。

花も咲きますが、桃色ではなく、黄緑色の小さな花が咲きます。

実は夏になります。グミのような赤い実がなるようです。夏を楽しみにしていましょう。

3月30日 本日の桜

「今日も満開」と、ここ数日記事にしてきましたが、昨日までよりも更にボリュームアップしているように見えます。

空の明るさのせいでしょうか。

 

桜の向こう側に、学童クラブの子どもたちが遊んでいる様子があります。

子どもの姿は、学校の風景になじみます。

カモ来校

ビオトープに2羽のカモがやってきました。

 

画像の右側はマガモです。緑色の頭と黄色のくちばしが特徴です。

左側はカルガモです。クリーム色の顔と先端がオレンジ色のくちばしが特徴です。

 

マガモは日本で越冬し、春夏は別の地域へ行ってしまうようですが、カモ科の中でカルガモだけは春夏も日本に生息します。いわゆる「渡り」をしないカモです。

春になると生息地で産卵して繁殖するので、テレビニュース等で見られる「カルガモ親子の引っ越し」が見られるのだそうです。

 

去年の7月にカルガモ親子が本校の校庭を横切って北へ向かったときの記事です。

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7月13日 かわいい来訪者

今年もこんな場面に遭遇できるとよいですね。