日誌

Blog of Kitataka.jhs

12月3日(土)晴れ その1 子育て・親育ちの眼「叱れない」

<子育て・親育ちの眼「叱れない親世代」>産経新聞(H28,11,29)の3面に、以下のような記事が書かれていました。
〇小見出し 叱れない親「面倒くせーんだよ」・・・・・・スーパーでの場面です。4歳の男の子が棚に並んでいる卵のパックを次々に床に投げ捨て、踏みつぶしていました。
●その子は、店員からの注意にも悪びれずにいる。母親が駆け寄り店員の説明に対して謝罪するのではなく、「うちの子を犯人扱いして、もし違っていたらどうするの。育児というものは叱らないものよ。」 最後にその母親は、「面倒くせーんだよ」と悪態をついて帰っていったそうです。

●教育評論家の石井昌浩さんは、「少子化で兄弟が少なく甘やかされる子どもが増えたことも一因。自由放任のゆとり教育の忍耐力の低下も影響している。」と。

●文部科学省の「問題行動調査」では、小学生の暴力行為が平成18年度以降増え続けていて、平成27年度には過去最高の1万7137件を記録しました。 

●宮城学院女子大学の天童睦子教授は、核家族化や女性の社会進出、肥大化する育児負担などで、孤立した親たちが情報の海に溺れながら、マニュアル本やネットに寄りすがる光景が浮かび上がってきます。「目の前の子どもを見て、悩んでほしい。うまくいかなくて当たり前。子育ては親が成長する機会でもあるのだから。」と話していました。 
******天童教授の考えと私の30年前からの「子育て」の考え方が同じであることを嬉しく思っています。 「子育て」をしながら「親が親として成長、進化」してほしいと願っています。 

12月2日(金)その2 校長室コラム「穏やかな一日」

<校長室コラム「穏やかな一日でした」> 午前中は風もなく冬にしては暖かく感じられました。午後には風が吹いてきました。
  
(今日の給食 リンゴソースのハンバーブ)  (朝の空模様)
      (定点カメラ 東小給排水工事風景)   (生徒下駄箱のようす)  
  
(何故か、下駄箱に入らない靴が一足)  
 
〇今冬は寒く雪も降るようです・・・・・・この冬の長期予報では、例年より気温が低く雪も数回降るようです。
●この原因は、赤道付近の海水温が高くなる「ラニーニョ現象」にあるようです。 「ラニーニョ」の影響で「偏西風」が北に押し上げられ、「シベリア高気圧(寒気団)」が日本列島に南下しやすくなるそうです。
 (この冬の日本列島付近の天気配置図)

〇移動図書館 返却・・・・・・町の中央図書館から年3回、各教室に本を貸し出してくれる「移動図書館」が実施されています。
●今日は第2回目の返却の日でした。この返却のお手伝いを町更生保護女性会の4名がボランティアでやってくださっています。図書委員会の生徒が借りた本を1冊、1冊確認しましたが、紛失もなく返却ができました。

〇持久走をしています・・・・・・保体科の授業や放課後の部活動の練習で、「持久走」を行っています。
●今日の1年3組、保体科の授業では、前半20分間の「持久走」をしていました。生徒たちは自分のペースで、20分間、何km走れたかを測定していました。  
 

12月2日(金)晴れ 子育て・親育ちの眼「流行語」

<子育て・親育ちの眼「新語・流行語大賞」> 昨日、今年話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の発表がありました。

〇新語・流行語大賞・・・・・今年の世相や政治、経済、ニュースなどから話題となった言葉が選ばれる賞で、年末のイベントになってきています。 
●その中で、年間大賞には、「神ってる」が選ばれました。 この「神ってる」は広島カープの緒方監督がインタビューの中で「鈴木選手に言った、神っていますね」が、「神ってる」に変化して若者の間に広まった言葉でした。
●選考委員特別賞には、「復興城主」(熊本市)が選ばれました。
●今年の流行語大賞ベスト10・・・・・・1「神ってる」  2聖地巡礼  3トランプ現象  4ゲス不倫  5マイナス金利  6盛り土  7保育園落ちた日本死ね  8ポケモンGO  9(僕の)アモーレ  10PPAP  でした。
******今年の流行語大賞ベスト10について、出所(でどころ)はどこ? などと、親子の会話ができるといいですね。 参考文献「毎日新聞」(2016,12,2) 26面から

12月1日(木)雨のち晴れ 校長室コラム「マイチャレ振り返り」

<校長室コラム「マイチャレンジ振り返り活動 他」>午前中は冷たい雨でしたが11時には止み、12時目には「太陽」が出てきました。「雨のち晴れ」という天候は、年間での数回ではないでしょうか・・・。
        (今日の給食メニューです)      (朝の校庭 強い雨のようす)
   
(定点カメラ 東小給排水工事風景) 
(体育館から出る門付近 鉄板が敷かれています)

〇インフルエンザ罹患情報・・・・・・今日のインフルエンザ罹患状況をお知らせします。
●1年1組・・・0人  1年2組・・・1人  1年3組・・・2人   2年1組・・・2人  2年2組・・・2人   3年1組・・・1人  3年2組・・・0人 合計8名  
******罹患生徒が増えることなく、このまま沈静化していくことを願っています。

〇マイチャレンジ振り返り活動・・・・・・今日の⑤⑥校時を使い、先日3日間実施した「マイチャレンジ」の振り返り活動を行いました。
●今日の振り返り活動の講師には、栃木県若年者支援機構 代表理事の中野謙作先生にお願いしました。 将来の職業観や就職するときの心構え、これから生きていくために必要なことなどを、お話いただきました。
●ほとんどの生徒は、メモをとりながら中野先生の話を聞いていました。 
******今回の「振り返り活動」の講話も参考に、2年生は「立志の作文」を書いて行きます。 
     

〇卒業アルバム用個人写真撮影・・・・・・⑤⑥校時を利用し、3年生個人のアルバムと受験用写真の撮影を業者が来校し行いました。
●今日、撮影できなかった生徒は来週にもう一回、撮影日を予定していると聞いています。
   

〇調査書作成委員会・・・・・・放課後、3年生が受験する私立高校等の提出書類の確認作業を行いました。17時ごろからはじまり、20時には終了しました。
●出願期日に、漏れがなく私立高校等に出願します。 
 

11月30日(水)その2 子育て・親育ちの眼「読書と・・・」

<子育て・親育ちの眼「読書と読解力の関係」> OECD「PISA 2009」の資料が日本教育新聞に紹介されていました。
〇小説・漫画と読解力の関係・・・・・・15歳対象のこの調査では、活字の多い小説を週に数回読む集団とほとんど読まない集団の読解力(文章を正しく読み理解する力)では、テスト1000点満点で読む集団の方が「70点から80点」平均点が高いという結果がでています。
●100点満点の国語科テストに置き換えると、小説を読む集団の方の平均点の方が「7点から8点高い」という結果になります。

●次にコミック本(漫画)を週に数回読む集団とほとんど読まない集団の読解力テストでは、どのような差異が出ると思いますか?
 答えは、平均点では2つの集団にほとんど差はなく、同じという結果でした。 ただし、この調査で注目したのは「コミック本を週に数回読む」と回答した生徒の割合が「50%」(2人に1人)ということでした。
******読む力や創造力などを向上していく上で、「小説などの活字本」を読むことの重要性をこの調査から感じました。
  参考文献 日本教育新聞社「日本教育新聞」(H28,11,28)10面