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7月12日(火)その2 子育て・親育ちの眼「呼吸で・・・」

<子育て・親育ちの眼「呼吸で心を整える」> 今週末には野球が、2週間後には他の種目で「地区総体」が開催されます。 大会本番で、実力を100%発揮できる人もいますが、緊張して実力の半分しか発揮できない人もいます。 そこで、ここでは「心を整える呼吸法」について書かせていただきます。 

〇心を整える呼吸法について・・・・・・心を乱す要因は、「感情」です。この「感情」をコントロールするところは、「交感神経」と「副交感神経」です。
たとえば、大会前に緊張する、イラつく、心拍数が上がるような状態、「感情」が興奮状態の場合は、大きく息を鼻から吸って、ゆっくり、ゆっくり深く口からはいていってください。
この繰り返しを「1分」ぐらい続けると、交感神経の興奮が収まり、「平常心」で競技ができようになります。
また逆に、やる気がない、自信がない、落ち込んでいる、疲れている、マイナス面を考えてしまうような時は、「副交感神経」が強く体を支配している状態です。このような場合は、吸った息を一気に短く吐く呼吸を「1分」ぐらい続けると、「交感神経」が働き、感情やモチベーションが上昇していきます。
******豆知識として、このような「呼吸法」を知っていると、色々な場面で有効だと思います。 参考文献 森永祐子・飯塚さき 編集「コーチング・クリニック」 ベースボールマガジン社 2016年 p44,45を参照  

7月11日(月)その2 子育て・親育ちの眼「夏休みに・・・」

<子育て・親育ちの眼「夏休み、子供との係わりで注意したいこと」> 8月21日(木)から「夏休み」になります。 「夏休み」と言っても、中学生は大会や部活動の練習でほとんど休む暇もないと思います。 
しかし、「ない」時間の中で、お子さんに「できた」「やった」という成功体験を1回でも2回でもいいので経験させてほしいと思います。

〇夏休み中、お子さんへの9つの係わり・・・・・・そして、次の9点について、子供との係わりについて考えていただけるとありがたいです。

1 学校のことは、できるだけ言わない。
2 「勉強やったの!」など、勉強のことはできるだけ言わない。
3 子供の言動を信頼し、意見しない。命令しない。
4 反社会的な行動以外は、を叱らない。文句を言わない。
5 子供が家にいることで、親の負担は大きくなりますが、嫌な顔をしない。
6 褒める。家の仕事をしてくれた時など、何でもいいから褒める。 
7 子供との会話は、笑顔で接する。 
8 映画でもショッピングでも趣味でもいいので、一緒に楽しむ。
9 家での手伝いや帰宅時間など、必要なことは、お子さんと相談して決める。 

******3年生は、総体が終わると部活の練習もなくなり、新たなMISSION、高校「受検」「入試」へ向けたギアチェンジをしていきます。 ただし、3年についても上の9つの係わりは、「夏休み」が終わるまで続けていただけるとありがたいです。 小さな効果は、期待できると思います。
 参考文献 菜花 俊「不登校から脱け出すたった1つの方法」 青春出版社 2014年 

7月10日(日)その2 今週の行事予定表

<今週の行事予定表>10日(日) 文星杯争奪中学生ソフトボール大会(柳田緑地)

11日(月) 部活動18時30分終了・18時45分下校 月曜①②③④⑤⑥

12は(火) 部活動18時30分終了・18時45分下校 火曜①②③④⑤⑥

13日(水) 学年朝会  1年職場見学事前指導  校長の道徳授業公開(⑤校時 2年2組)  部活動壮行会(放課後)  廃油回収日 水曜①②③④⑤・生徒会  部活動18時30分終了・18時45分下校

14日(木) 保健講話(⑤校時、1年 ⑥校時、3年)  木曜①②③④⑤・金⑥  部活動18時30分終了・18時45分下校

15日(金) 漢字テスト(1回目)  地区総体代表者会(15時30分~)  安全点検日  BTなし清掃なし  部活動16時45分終了・17時00分下校  金曜①②③④⑤・木⑥

16日(土) 地区総体野球大会1日目(~17日 高根沢町民広場)    

7月9日(土)その1 校長の道徳授業公開

<校長の道徳授業公開> 6月22日(水)に2年1組で実施した道徳授業を、2組でも同じ指導案で行います。
〇校長の道徳授業公開・・・・・・・・日時 7月13日(水) ⑤校時(13時40分~14時30分)
授業学級 2年2組
主題名 自他に権利の尊重
展開の中で 1発表を促す補助発問や独自の生徒の意欲付けを行います。  2私の専門分野のロールプレイ(役割演技)を取り入れます。
参観希望の場合は 北中の小川教頭まで、電話でお知らせください。学習指導案を御用意します。

7月8日(金)その2 子育て・親育ちの眼「吾日三省」

<子育て・親育ちの眼「吾日三省」> 「三省(さんせい)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 私の記憶では、図書出版会社の「三省堂」は、この論語の中の一説「三省」から社名をつけたと思います。

〇論語 学而第一4「吾日三省吾身」から・・・・・・原文は次のとおりです。
 曾子曰。 吾日三省吾身。 為人謀而不忠乎。 興朋友交而不信乎。 傳不習乎。 

読み下し文は次のとおりです。
 曾子(そうし)曰(いわ)く。 吾(われ)日に三たび吾が身を省(かえり)みる。 人の為(ため)に謀(はか)りて、忠(ちゅう)ならざるか。 朋友(ほうゆう)と交わりて信(しん)ならざるか。 習わざるを伝うるか。 

意味は次のとおりです。
 曾子が言うことには、「一日に3回我が身を振り返ります。 人のために心から考えただろうか。 友と会うときに、誠実でいられただとうか。 そして自分でもうまく理解できていないことを、(中途半端な知識のまま)人に伝えはしなかっただろうか。」と。 
******私の持論に、「反省のないところに、成長はない」があります。 人は何歳になっても未熟であり、私などは日々反省の連続です。
 このようなことからも、生徒たちには、今日の一日の行動を寝る前に「反省」し、よりよく改善、進化できる人間になれることを願っています。