豊中ブログ

2018年12月の記事一覧

公孫樹の木も箒になった

〇この1週間で気温は夏から冬へと一気に変わったような感じですね。ニュースを見ていても、積雪量が0㎝から101㎝となった地域もあったようです。急激な変化は、準備も追いつかないし、体調にも影響があると思います。健康管理には、十分気をつけたいものです。
〇校内の樹木も次々に落葉し、今朝のグリーンロード付近はイチョウの葉で覆われていました。校庭の木々を見ると、高村光太郎の詩である『冬が来た』のような光景が広がっていました。“きっぱりと冬が来た”という言葉もそうですが、“公孫樹(いてふ)の木も箒(ほうき)になった”という姿が次々に広がっていくような感じがします。校内では、1年生が書き初めの練習をしていました。今週中には、各教室の廊下に作品が展示され、それぞれの個性ある作品を見ることができると思います。楽しみですね。
〇今週末には年賀郵便の特別扱いが開始されます。書き初め練習で身につけた技能が発揮されるといいですね。ちなみに、年賀状にも書き方の基本がありますが、大丈夫ですか。たとえば、賀詞。目上の方へは「謹賀新年」、「恭賀新春」など4文字以上の賀詞を用い、「賀正」、「迎春」など2文字は、同僚、友人などに用います。「あけましておめでとうございます」は、どんな方に対しても用いられるようです。「去」は忌み言葉なので、「去年」は用いず、「昨年」や「旧年」を用います。そういえば、昔生徒から届いた年賀状に「殿」という敬称が使われていたことがありました。「殿(どの)」は目上の人が目下の人に対して使う言葉なので、目上の人に宛てた文書には「様」を使います。一生懸命考えて、私を殿様扱いしてくれたのでしょうね。今となっては懐かしい思い出です。何か始めるときには、一度調べてみるのもいい勉強になりますね。(校長)


☆箒になってきたイチョウの木々。

☆菜の花が開花し始めました。

☆書き初め練習も終盤に。

手作りの味わい

〇1年生の技術の授業では、木材加工に取り組んでいました。工具の使い方を確認し、実際に簡単な作品を作っていました。今回は、ペン立てのようです。のこぎりやキリ、げんのうなど、普段は使うことのない道具に触れて、最初は戸惑っていた生徒も、だんだん夢中になっていくような変化が見られます。釘をまっすぐに打つって、案外難しいものですね。できなかったことができるようになる時って、本当にうれしいものですね。(校長)


☆一点を見つめて

☆釘穴をあけたり、釘を抜いたり

☆万力は強い味方

☆先生、教えてください!

☆みんなで教えてもらおうっと!

ゆらりとんぼ(勝ち虫)

〇今年も市内在住の竹細工師、三枝英夫様から合格祈願の「ゆらりとんぼ」をいただきました。ありがとうございます。毎年、市内の中学生のためにいただくゆらりとんぼは、心安らぐ贈り物です。今年いただいたとんぼの胴体には黄色の模様があり、黄色学年にはぴったりですね。力強う味方が現れ、受験勉強にも力が入ると思います。よかったですね。

〇そんなとんぼを見ながら校内を歩いていると、昇降口横の柿の木が目にとまりました。すっかり葉を落とし、たわわになるほど実ったたくさんの柿の実が花のように見えました。「柿」は「嘉喜(かき)」(喜び幸せが来る)に通じるんだそうです。また、幸せをかき集めるという縁起担ぎもあるとか。そして、柿が長寿の木というのも縁起が良いとされている理由だそうです。きょうは、とてもいい気分になりました。(校長)






点描画にチャレンジ!

〇3年生の教室をのぞいてみると、点描画に取り組んでいました。線ではなく点で描く絵は、不思議な魅力がありますね。点の密集具合で濃くも薄くもなり、立体的な絵にもなります。遠くから見ると、写真と見間違うこともしばしば。点の打ち方にも個性があるようで、目にもとまらぬ速さで機械のように打ち込んでいる生徒もいました。私が中学生の頃は、こういう作品作りは経験しなかったように思います。中学生に戻れたら、是非やってみたいと思います。残念ながら、それは叶わぬ夢ですが……。(校長)







いよいよ1、2年生も!

1、2年生も書き初めウィークとなりました。
1年生は「初春の風」、2年生は「緑の埼玉」
を一筆一筆集中しながら練習しています。
2年生は字体も変わり、レベルアップしています。
「シーン」という音が聞こえてくるような雰囲気の中、
画仙紙に向かう真剣な眼差しは素晴らしいです。
今週末から三者面談がスタートします。ぜひ成長した姿を
面談で堂々と語ってほしいと思います。(教頭)

1年生は2クラスが同時に2箇所の別れて書いていました。


2年生は自分の教室を整備して練習です。

テスト返しのクラス。しっかり復習しましょうね。

落ち着いた雰囲気の中、課題に対し真剣に取り組んでいます。

季節感

〇校長面接の合間に外の空気を吸おうと思って出てみると、菜の花にナナホシテントウが止まっていました。テントウムシが珍しいというわけでもないのですが、この季節に似合わないように感じました。いろいろ調べてみると、出現時期は、3月から10月だそうです。また、夏の暑い時期には「夏眠」をし、10月下旬頃には集団で「冬眠」をすることもあるそうです。さらに、テントウムシを見つけたり身体に止まったりすると、幸運に恵まれるという言い伝えがあるようです。恋愛成就とか、結婚できるとか、病気や悩みを運び去ってくれるとか、いろいろあるようです。今朝の星占いでは12位だった私は、何かいいことに巡り会えるかもしれないと、うれしくなってしまいました。
〇昨日は全国的な暖かさで、夏日になったところもあったとか。学校の菜の花も次々に花芽を出し、春の満開が難しくなってきたような不安もあります。しかし、確実に冬に向かっているのは間違いなく、桜の木はほぼ落葉し、銀杏の木々の葉も途切れなく舞っています。紅葉せずに落葉してしまうのではないかと思われたモミジも、鮮やかな赤ではないものの紅葉しました。週末は寒気が戻ってくるようですので、風邪などひかぬように気をつけてお過ごしください。(校長)


☆季節を間違えたナナホシテントウ

☆銀杏の葉も次々に舞い落ちて

☆心配していたモミジも紅葉して

☆桜の葉は残りわずか

新入生1日入学

〇昨日の雨で、今年の「新入生1日入学」も雨なのかなぁと心配していましたが、季節外れのぽかぽか陽気になりました。12月とは思えない暖かさに、10月に種蒔きした菜の花が1本だけ今にも咲きそうな姿を見せています。予定では2月から3月に開花するはずなのですが、動植物は正直ですね。せめて卒業式まで待ってほしいなぁ。
〇そんな中、3年生が1日入学の準備を一生懸命に行ってくれました。自分たちと入れ替わりに入学してくる後輩たちを迎えるために準備をする3年生は、とってもいい表情をしています。そんな表情を見ていると、心が穏やかになってくるのを感じます。心の中にも春がやってきているようにさえ感じます。
〇1日入学では、3年生による歓迎の合唱からスタートです。全生徒会長のあいさつもしっかりしていましたね。1日入学は、新生徒会本部役員の初仕事でもあります。豊春中学校の紹介をパワーポイントを使って、しっかりとやり遂げました。なかなか頼もしくさえ感じました。その後、6年生はクラスごとに分かれて体験授業に参加。大変落ち着いた様子でした。最後は親子で部活動見学。ほほえましい光景が広がっていました。4か月後には中学生。楽しみに待っています。(校長)


☆季節を間違えたかな?

☆受付準備

☆体育館玄関のマットもきれいに。

☆3年生合唱の舞台づくり

☆保護者席づくりに女子が奮闘中!

☆前生徒会長からのあいさつ

☆合唱披露

☆豊春中学校の紹介をする新生徒会本部役員

☆体験授業に参加した6年生

☆部活動見学の様子