2022年9月の記事一覧
4年生、総合的な学習の時間(Tタイム)で、高齢者疑似体験!
29日(木)4年生の総合の時間(Tタイム)にて、福祉体験が行われました。
2回目となる今回は、高齢者疑似体験です。
春日部市社会福祉協議会からお借りした専用の器具を使い、身体に負荷や動きの制限をかけていきました。
動きの制限をかけていくことで高齢者の方々の動きを再現し、その気持ちを考えていきました。
「高齢者って何歳からだと思いますか」という先生からの質問に子供たちが答えていきます。
「50歳!」「60歳!」「70歳!」「仕事を辞めてからです!」など、子供たちにとっては、自分の祖父母の年齢を踏まえて、定年退職の年齢など、「高齢者」を感覚的に捉えるのは様々です。
次に、老人ホームの職員の方が考えた体操の動画を視聴しながら、実際に身体を動かしてみました。
後半は、器具を装着して歩いてみます。
視界を制限するサングラスをかけ、高齢者の方々の視力が弱くなったときの大変さを実感しました。
※器具を着用していない児童が一緒に歩いたり、先生がポイントで声かけをしたりするなど、安全に考慮して行いました。
サポーターや重りを着け、関節の動きを制限。実際に廊下や階段などの校舎内を歩いてみることで、高齢者の身体の動きづらさや身体の不自由さを体験していきました。
今回は、器具を使って、高齢者の方々の気持ちに寄り添い、身体が思ったように自由に動かない中で生活をしている大変さを感じることができました。
子供たちからは「これからもっとお爺ちゃんやお婆ちゃんに優しくします!」「助けてあげます!」などの感想が述べられました。
春日部市社会福祉協議会の皆様におかれましては、高齢者疑似体験用の器具を貸し出していただき、ありがとうございました。
次回の福祉体験は、6日(木)の点字体験です。
▶老人ホームが舞台のTVドラマ「やすらぎの郷」
▶「オケ老人」が活躍する映画「オケ老人!」
教育実習生の研究授業
9月1日から、埼玉大学の学生3名が教育実習に来ています。実習期間は4週間、9月30日が最終日です。
9月28日、実習のまとめとして研究授業を行いました。これまで、担当教諭を中心とした本校の職員から、そして子供たちから熱心に学んできた実習生。この研究授業に向けても、より良い授業となるよう、悩みながら、時間をかけて準備をしていました。緊張していたようでしたが、子供たちの意欲的な姿勢にも助けられ、無事、終えることができました。現在、大学3年生。さらに勉強を重ね、教師としての一歩を踏み出してくれることを期待しています。
第2回 校内授業研究会を行いました
9月27日、東部教育事務所の牛島先生、春日部市教育委員会の榎本先生、木達先生を指導者にお招きして、第2回目の校内授業研究会を行いました。本校は令和2年度から春日部市教育委員会からの研究委嘱を受け、算数科の研究に取り組んでいます。本日は、1年2組及び4学年3クラスで研究授業を行いました。「自ら考え、学び合う児童の育成~考えを伝え合い、思考力・判断力・表現力を高める授業~」を目指し、様々な方策を講じた授業を行いました。放課後、研究業議会を行い、指導者の先生方から御指導いただきました。今回の研究授業で得た知見やいただいた御指導を明日からの授業に生かしてまいります。
今年度の4年生は、年間5つのコース別に分かれて、少人数での学習を行っています。
今回の3つのコースにて授業を公開しました。
4年生「倍の見方」
このコースでは、基礎基本の徹底を中心に授業が進められ、子供の意欲を高めながら適応問題を行っていきました。
このコースでは、グループでの話し合い活動を行いながら、自分の考えと友達の考えを比較し、図や式、言葉で考えを説明していきました。
このコースでは、図や式、言葉をペアで話し合いながら、考えを深めていきました。
学習の進め方はコースごとに実態に応じた進め方ですが、どのコースでも、二つの数量の関係に着目して、図を用いて考えを求めていくことができました。
1年2組「どちらがおおい」
今回は、実際に体積を測定していきながら、数値化するよさに気づき、その方法を考え、言葉や具体物を使い説明していくのが目標です。
今までの体積や長さの測り方を振り返り、今回の課題「どれだけ多いか」を求めていくことを確認しました。
大きいコップと小さいコップを使い、入る水の体積は「いくつ分」多いのかを考えていきました。
大小のコップをどのように使うかも今までの学習から思い出していきました。
分かったことを同じグループの子と確認しながらワークシートにまとめていきます。
最後に、全体で考えを共有し、新しい体積の比べ方について考えを深めることができました。
放課後、研究協議会が行われました。
まずは、分科会にて、3校時に行われた各学級の公開授業や、4・5校時の研究授業について、指導者の先生方からそれぞれに指導・講評が行われました。
次に、全体での研究協議会です。
全体会では、武里西小の研究についての説明、4・5校時の研究授業についての研究協議が行われ、春日部市教育委員会の榎本指導主事、東部教育事務所の牛島指導主事に御指導をいただきました。
御指導いただきました春日部市教育委員会の榎本指導主事、木達指導主事、東部教育事務所の牛島指導主事におかれましては、日頃の御公務で御多用の中、ありがとうございました。
子供たちは、たくさんの先生たちが見ている中で緊張したと思いますが、集中を切らさず、よく頑張りました。さすが武西っ子です。
▶令和4年度の授業研究会 1回目(前回)
授業研究会及び研究発表会に向けての準備を行いました
27日(火)に行われる授業研究会及び11月18日に実施予定の研究発表会に向けて、放課後、様々な準備を行っています。先週は、印刷した指導案を閉じ込むとともに、研究授業を行う1年生と4年生から見どころやポイントなどについての説明会を行いました。
研究発表会用の説明スライドや研究紀要の準備も併せて行いました。
研究主任及び各研究部の部長によるプレゼン用スライドの作成は夏休みから行われています。
最後に発表のリハーサルを行い、修正点などを確認しました。
4年生、総合的な学習の時間(Tタイム)で、手話体験!
本日、4年生の総合的な学習の時間(Tタイム)の一環で、福祉についての体験学習を行いました。
1回目の体験学習は、春日部市聴力障害者協会並びに春日部市社会福祉協議会の方々を講師としてお招きし、手話体験を行いました。今年度も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点に基づき、換気や消毒等の対策を行いながらの開催です。
前半は、聴力障害者の方のミニ講演が行われ、通訳の方を介しながら、生活の様子や便利な道具などについて知ることができました。子供たちはとても真剣に話を聞いていました。
後半は、実際に身近な言葉や単語から手話を学んでいきました。
文字の形や特徴から手話が出来ていることを知り、子供たちもすっかり手話を楽しんでいました。
最後には、手話でお礼を伝え、手話体験は終了となりました。
御指導くださった、春日部市聴力障害者協会並びに春日部市福祉協議会の皆様、ありがとうございました。
次回の福祉体験は、29日(木)の高齢者疑似体験です。
▶一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会(春日部市聴覚障害者協会が所属している団体です。)
▶映画「聲の形」公式サイト(NHKでも放映されるなど話題になった週刊少年マガジンで連載された「聲の形」が原作の聴覚障害者とその周りの人たちをテーマにしたアニメ映画です。)