令和3年度 第1回 校内授業研究会、開催!
6月10日(木)令和3年度 第1回 校内授業研究会が開催されました。
第1回は、4年生と6年生の算数科です。
一昨年度から算数科の研究を行っている武里西小では、今年度も春日部市教育委員会の委嘱を受け、昨年度までの研究を更に深めていくために、今年度の研究主題を「自らの考え、学び合う児童の育成~考えを伝え合い、思考力、判断力、表現力を高める授業~」と題して、児童の育成を図っています。
今年度も引き続き、春日部市立正善小学校の窪田忍校長先生を指導者としてお招きして、御指導いただきました。
また、こちらも昨年度に引き続き、地区の小中連携の一環として、春日部南中と武里南小からも校長先生を始めとした両校の先生方にも授業を御参観いただいたほか、協議会にも御出席戴きました。
今回の授業研究会では、2つの学年とも、習熟度のコース別による少人数での開催となりました。
4学年「角の大きさの表し方を調べよう」
角の大きさを分度器を使用して測り、数学的な考え方を働かせながら考察し、説明していきました。
今回の授業では、180°より大きい角度、360°より小さい角度についての測り方についてそれぞれ考えて、説明していきました。
武コースでは、ジグソー法を用いながら、子供たちで測り方を説明していきました。
大型テレビも利用して説明していきました。
里コースでは、2つのコースに分けて、グループやペアなどで話し合ったり、考えをまとめやすくするグッズなどを他用しながら取り組んでいきました。
西コースは先生2人でのティームティーチングで、基礎基本をしっかりと確認していきながら行いました。
6学年「分数のかけ算を考えよう」
分数の乗法(かけ算)ついて興味をもち、その意味などを考えながら、小数の乗法や数直線、図を基に、立式や計算の仕方を考えていく授業となりました。
はりねずみコースでは、グループでの話し合いが予想以上に喧々諤々。
次回以降の学習に繋がるような答えも出てくるなど盛り上がりました。
黒ひつじコースでは、話し合いにおいて子供たちの意見が出やすいように図や言葉について共通点を探していきました。
白ひつじコースでは、大型テレビも利用しながら考え方の整理をしていきました。
らいおんコースでは、子供たちに基礎基本が定着するように考えていきました。
放課後は、研究協議会が行われました。
まず、研究主任から今年度の研究についての概要や経過についての報告があり、指導者紹介、授業者反省なども行われました。
その後、それぞれのグループに分かれ、ワークショップ方式で、授業についてよかった点や疑問点等を話し合っていきました。
話し合ったことを発表して、全体で考えを共有しました。
最後に、指導者である正善小の窪田校長先生から御指導をいただきました。
今回の授業の単元についての説明や指導の仕方、それぞれの授業のよかったところや課題点、留意点などについて、県下において算数を御研究、牽引してきた窪田校長先生の御経験を基にした御指導をいただきました。
窪田校長先生におかれましては、今回の授業研究会の御指導におかれましても、自校の御公務で御多用の中、御指導いただき、ありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
また、今回の授業研究会にあたり、授業者の先生方におかれましては、お疲れ様でした。
子供たちもたくさんの先生方が見ている中でもよく頑張りました。