4年生、総合の時間の福祉体験で、高齢疑似体験!
22日、4年生の「総合の時間」の学習にて福祉体験が行われました。
2回目の今回は、「特別養護老人ホーム 百合の郷」の職員の皆様を講師として御招きし、春日部市社会福祉協議会の御仲介のもと、高齢疑似体験を行いました。
緊急事態宣言が出ている中ですが、換気や消毒等、感染症拡大防止の対策を行うなど、配慮しながらの開催です。
まずは、高齢者は何歳からでしょうクイズに挑戦!
正解は、「65歳」でしたが、「70歳」という回答に手を挙げる子供たちがほとんどでした。
(65歳から高齢者という定義は、1959(昭和34)年の国連での報告書の定義からきているそうです。)
人生100年時代と言われる現在では、子供たちが見る高齢者のイメージも変わってきたのでしょうね。
百合の郷で高齢者の方々が実際に行っている体操を「鬼滅の刃」TVアニメ主題歌でもお馴染みのLiSAさんの「紅蓮華」の曲で体験しました。
子供たちも昨年度のミニ運動会で踊った歌とあって、馴染みのある歌で体験することができました。
今回の高齢疑似体験では、サポーターや重りなどを手足の関節等に装着して、年齢からくる身体の動きづらさ、不自由さを体験しました。
器具を装着した状態で、実際に校舎内を歩いたり、階段を昇り降りしたりしました。
実際に動いてみると、高齢者の方々の不自由さを大いに感じることができました。
※ポイントに職員の方が立ったり、声掛けを行ったりするなど、安全性に配慮して行いました。
視界が狭くなる眼鏡をかけて、高齢者の方々の視界も体験しました。
最初は、サングラスみたいとはしゃいでいた子供たちでしたが、実際に足元の折り紙を取ろうとすると、その不自由さに驚いていました。
この体験を通して、おじいさんやおばあさんの高齢者の方々の気持ちが体験できて、これからはもっと優しくしたいなどという感想が子供たちからあがりました。
特別養護老人ホーム百合の郷の皆様、春日部市福祉協議会の皆様におかれましては、子供たちの福祉への理解を深めるために、日頃の御業務で御多用の中、感染症拡大防止に御配慮いただきながらの御指導、ありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。
次回の福祉体験は、29日(水)の点字体験です。
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