最近の学校の様子から

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12月13日 4年生・ふたば4年 総合的な学習の時間「たい肥作り」

環境学習をしている4年生が、講師の先生をお招きしてたい肥作りを行いました。

 

体育館の横には、大量の落葉が集まっています。

 

この落葉をたい肥ボックスになる木枠に流し込みます。

 

みんなで踏みます。

 

その後、水をまいた後で、油粕の土を混ぜたり、家庭から持ち寄った野菜や果物の皮などを混ぜたりします。

何度か繰り返し、数か月間にわたって熟成させます。

 

来年の春には、畑やプランターで使えるたい肥ができる予定です。

この取り組みは4年生が毎年取り組んでいる循環型の学習です。

12月9日 ふたば学級からのプレゼント

ふたば学級の高学年が自立活動で作ったものを届けてくれました。

リースと干し柿です。画像の黄円が干し柿です。

 

リースは校長室の扉に。

 

干し柿は袋を開けると、とても熟した見事な出来栄えです。

この柿は以前もお知らせした学校敷地内の柿を吊るし続けて作りました。

ふたば1・2年生 きょうりょくふたばタワーをつくろう

ふたば学級の1・2年生が紙コップのタワーを作りました。

自立活動という学習の一環で、6~7名で協力し合って一つの作品を作る体験をします。

今回は自立活動の中でも、コミュニケーションに関する内容を取り入れた学習です。

 

興味のあるものを手にしたい、という欲求のもとで、所有者のことを確認しないままで、他者のものを使ったり、他者が使っているものを無理に手に入れようとしたりすることがあります。

発達段階において、このような状況の出現を視野に入れながら

・言語の受容と表出に関すること

・言語の形成に関すること

・コミュニケーション手段の選択と活用に関すること

・状況に応じたコミュニケーションに関すること

等々を観点として授業行いました。

 

ただし、単なるコミュニケーションスキルの訓練になってしまわぬように、発達段階に合わせた興味や意欲を喚起する活動を取り入れることで、楽しみながら学びに向かう姿も出てきます。

それらを通して、やりとりの楽しさを知り、コミュニケーションの基礎を育んでいきます。

 

このタワーは、高さ180センチを超えていて、糊付けは一切していません。重ねているだけです。

子どもたちは、様々なところに気を配りながら互いにコミュニケーションを取り合い、制作しました。

身長が高くない1・2年生ですから、とっても工夫もしたのだろうと思われます。

 

撤去日は未定です。

11月30日 6年生・ふたば6年 がん教育②

先週に引き続いて、がん教育の2回目の授業を行いました。

講師は、NPO法人がんノートの代表理事を務める、岸田 徹先生です。

その他にも、国立がん研究センターの職員、厚生労働省がんとの共生のあり方に関する検討委員、東京都教育委員会がん教育外部講師など、ご自身のがん闘病経験を生かした、様々な活動をしていらっしゃいます。

また、大手生命保険会社のCMにも出演されています。

本校には、昨年に引き続き2回目の来校です。

 

授業は前半を校長が行いました。

身近な人ががんになったときに、どんなことができるだろうか、というテーマで小グループの討論をしました。

視点を「自分の健康や生きることの不安」「家族への思い」「その他」の3点に設定して、様々な意見が出されました。

 

後半は岸田先生の授業です。

自己紹介に続き、ご自身の発症から退院、現在の活動に至るまでの経緯を笑いを交えて、お話していただきました。

現在の活動については、「患者の側に立った情報も、医療と同じくらい大切だ」との思いから始まったそうです。

子どもたちへのメッセージとして「Think big」「幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せなのだ」との言葉を送っていただきました。

「Think big」は闘病中に先輩から送られた言葉だそうです。

 

「幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せなのだ」はアランの幸福論でも有名な言葉ですが、岸田さんの主宰する「がんノート」にコメンテーターとして出演された20代の女性が発した言葉だそうです。

出演当時に余命宣告を受けていた女性が笑顔で語った様子と、その言葉にとても感銘を受けたとおっしゃっていました。その場面は地上波のニュース番組でも紹介されていて、今日はその動画も見せていただきました。

 

 

この学習は、答えを求める学習ではありませんが、限られた時間の中で自他の健康やかけがえのない生命の大切さ、大切な人とのつながりなどについて考え、意見を交わすことができました。

 

最後に岸田先生への質疑応答があり、授業が終了しました。