最近の学校の様子から

ふたば1・2年生 きょうりょくふたばタワーをつくろう

ふたば学級の1・2年生が紙コップのタワーを作りました。

自立活動という学習の一環で、6~7名で協力し合って一つの作品を作る体験をします。

今回は自立活動の中でも、コミュニケーションに関する内容を取り入れた学習です。

 

興味のあるものを手にしたい、という欲求のもとで、所有者のことを確認しないままで、他者のものを使ったり、他者が使っているものを無理に手に入れようとしたりすることがあります。

発達段階において、このような状況の出現を視野に入れながら

・言語の受容と表出に関すること

・言語の形成に関すること

・コミュニケーション手段の選択と活用に関すること

・状況に応じたコミュニケーションに関すること

等々を観点として授業行いました。

 

ただし、単なるコミュニケーションスキルの訓練になってしまわぬように、発達段階に合わせた興味や意欲を喚起する活動を取り入れることで、楽しみながら学びに向かう姿も出てきます。

それらを通して、やりとりの楽しさを知り、コミュニケーションの基礎を育んでいきます。

 

このタワーは、高さ180センチを超えていて、糊付けは一切していません。重ねているだけです。

子どもたちは、様々なところに気を配りながら互いにコミュニケーションを取り合い、制作しました。

身長が高くない1・2年生ですから、とっても工夫もしたのだろうと思われます。

 

撤去日は未定です。