最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ハナモモの実が熟してきました

南鶴牧小学校果樹が多い学校です。
春、ビオトープで濃いピンク色の花を咲かせていたハナモモの実が熟してきています。
 
もう茶色くなってしまっている実もあるので、
ピンク色にはなっていませんが味見をしてみました。
皮をむいてみると、まだ実が固いものが多く、甘くありません。
左写真上の2個は皮をむく前の実。左下2個は皮をむいた実です。
 
中の種子は食べるモモのように真っ赤になっています。(左写真右下の1個と右写真)
熟してじゅるじゅるになってきている実は少し甘くなっていました。
もともと花を観賞するための桃なので、食べられるとは思っていませんでしたが、
香りは立派に桃の香りです。

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カキの実が大きくなってきました

南鶴牧小学校果樹が多い学校です。
プール北側の甘柿の実が大きくなってきました。たくさんなっています。
 
甘柿は熟すと渋み(タンニン)が抜けて生食できますが
渋柿は熟してもタンニンが抜けず干したりして渋みを抜いてから食します。
でも、渋柿の方が糖分が多いので渋さえ抜けば甘く食べることができます。

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タカサゴユリ

タカサゴユリがきれいな花を咲かせています。
きれいな花ですが外来種です。
関東では園芸種のテッポウユリとの交雑が進んでいます。
タカサゴユリは風で大量の種を飛ばして殖えるので
この地域でもよく見られるようになりました。
デッポウユリとの違いは、花の裏に紫~ピンクの筋があることや葉が細いことです。
テッポウユリの花は純白で、葉はタカサゴユリより広くなります。
  
見つけたらそのままにせず、茎から切って、家で鑑賞してください。
放っておくと、大量の種を飛ばします。

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ショウリョウバッタ

ヘチマを見ていたらじっとしているショウリョウバッタを見つけました。

じっとしていると葉や茎と同じ色で見分けが付きません。擬態です。
近寄って写真を撮っても動きません。体をヘチマの茎と平行にしています。

ショウリョウバッタは驚くほど大きいのですが、巨大なのはメスです。
この個体はオスのようです。

ヘチマ

4年生が育てているヘチマの花が咲いています。
ヘチマはツルレイシ(にがうり)、カボチャやキュウリ、スイカと同じウリの仲間です。
雄花と雌花があります。下の写真2枚は雄花です。
 
裏から見ると錐形(上向き矢印)になっていて、実になる部分がありません。
つぼみ(右向き矢印)がたくさん付きます。つまり、たくさん花が咲きます。
咲き終わった花が落ちているのは雄花です。 
 
左写真は雌花のつぼみです。膨らんだ花の部分の根元に小さな実の形があります。
右写真は雄花のつぼみと雌花のつぼみのランデブーです。

富士山がきれいに見えました

8月11日、久しぶりの快晴です。
夏の富士山がくっきりと見えました。
雪は見えません。雪のない富士山が見えるのは珍しいことです。
今年は長い梅雨のために富士山か見えない日が続きました。
毎日見ているわけではないのですが、7月3日以来のお目見えです。

タラノキの花

職員玄関の前にあるタラノキに花が咲いています。
山菜の王様と呼ばれるタラの芽は春に出てくるタラノキの芽です。
学校用務職員が丹精しています。
 


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2020年(令和2年)3月30日 タラの芽
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ヘクソカズラの花

ヘクソカズラ(屁糞葛)がかわいい花を咲かせています。
かわいい花なのにかわいそうな名前が付けられているのは
草の葉、茎、実をつぶすとちょっと臭いにおいがするためです。
 
筒状になっている部分のでこぼこが繊細できれいです。


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メマツヨイグサ

メタセコイア通り沿いにメマツヨイグサ(雌待宵草)が咲いています。
「宵を待つ」という、とてもロマンチックな名前ですが帰化植物です。
要注意外来生物に指定されています。
宵を待って、夕方から夜に咲き始めて、朝にしぼみます。
「雌」とはオオマツヨイグサより小さいからなのでしょうか。よく分かりません。
 
 

スイカの花

プールの入口に学校用務職員が育てているスイカの花が咲いています。
 
小さな実も付きました。大きく甘くなあれ。
 
左写真が雌花。すでにしましまの実になる部分の子房が膨らんでいます。
右写真は雄花。雄花はたくさん咲きます。花の根元に膨らみはありません。
スイカもキュウリやヘチマ、ニガウリと同じウリの仲間なので花のつくりは同じです。