最近の学校の様子から

カテゴリ:全面芝生校庭

令和3年度第2回Gネット委員会 エコスポ祭り中止 

9月11日、芝生管理作業後に今年度第2回目の
南鶴牧小グリーンネットワーク委員会(通称Gネット)定例会を行いました。
Gネットは芝生管理団体の代表者の連絡会です。

緊急事態宣言再延長のため、
第12回目の芝生祭り「エコスポ祭り」の中止を正式に決めました。
また、後期の芝生管理作業の予定を確認しました。
詳しくは、9月13日配布のGネット新聞をご覧ください。
Gネット新聞は「なんつるGネット」のプログからもご覧いただけます。
1 9月18日(土)に予定していたエコスポ祭りは中止します。
2 緊急事態宣言中の学級ボランティアによる芝生管理作業は中止し、
 有志による芝生管理作業となります。
3 冬芝の種まき(オーバーシーディング)は9月29日、30日の予定です。(雨天延期)
4 芝生校庭は9月29日から約1ヶ月間、養生期間に入りますので使用できません。

芝生管理作業 令和3年9月11日

非常事態宣言が発出中のため、有志による芝生管理作業を行いました。
少年野球チームのボーイズの方を中心に、大人40名、小学生3名で実施しました。
ご参加いただきありがとうございます。
5日前に大量に刈ったのにもかかわらず、大きなビニール袋に20袋も刈ることができました。
前回と今回で縦と横に刈ることができて、
長雨のために刈ることができなかった夏芝を群なく刈ることができました。
 
 
サクラが落葉し始めたので、落ち葉集めもしていただきました。
サクラは桜餅に使われるように葉に殺菌作用があり、
芝の上に落ちるとあまりよろしくありません。
 
作業が終わると、前回とは90度違う東西方向のパターンがきれいにできました。
参加した子どもたちには、スタンプカードへスタンプを押しました。

緊急事態宣言が再延長されたため、次回も有志による芝生管理作業となります。
9月15日水曜日16時00分より実施します。
お手伝いいただける方を募集します。校庭にお集まりください。

芝生管理作業 令和3年9月7日

久しぶりに陽が射すという予報は外れ、ほとんどくもりの1日となってしまいました。
それでも8月25日以来、2週間ぶりの芝刈りをすることができました。
 
半分まで行くと刈った草が入るバスケットが満タンになるほど芝が伸びています。
何と、大きなビニール袋に32袋も刈りました。
Gネットや地域の方4名、教職員11名で刈りきりました。
刈ったあとは、きれいなパターンができています。
伸び過ぎていたのを刈ったので、光が当たらなくて黄色くなっている芝の部分が目立ちます。
作業が終わって空を見ると、秋の雲がきれいに見えていました。
「いわし雲」とか「うろこ雲」と呼ばれている巻積雲です。
 
次回も緊急事態宣言中のため有志による芝生管理作業となります。
9月11日土曜日9時00分から約1時間の作業です。
お手伝いいただける方を募集します。

9月7日、芝生管理作業を行います

本日、16時00分より、有志による芝生管理作業を行います。
お手伝いできる有志の方はお集まりください。
9月7日は、久しぶりの陽が差しそうです。
夕方には乾いて刈りやすくなると思います。
長雨のためにずっと刈ることができていません。
やっと、刈ることができそうです。

芝生管理作業、芝生点検 令和3年8月25日、26日覚え書き

9月4日の有志による芝生管理作業にお越しいただいたみなさま、
どうもありがとうございました。
残念ながら雨のため中止となってしまいました。
次回の作業の時にご協力をお願いいたします。
芝生の伸びが大きく、刈らなくてはならない状況ですが
長雨で刈ることができなくて困っています。

報告できなかった8月末の芝生管理作業の報告です。
8月25日水曜日16時から 有志による芝生管理作業
6袋刈取 教職員8名、Gネット3名参加。
8月26日木曜日 8月の芝生月次点検 散水をすること、薄いところに施肥をする。

8月28日土曜日の有志による芝生管理作業は報告済です。

芝生管理作業 令和3年8月28日

8月28日(土)の8時より芝生管理作業を行いました。
緊急事態宣言が継続されている中なので、今回も有志による作業です。
朝露に濡れた芝生は雨後のようで、芝刈り機がびしょびしょに濡れてしまい、刈った芝を洗い落とすのに一苦労でした。
今回は、Gネットや教職員の他に、保護者やおやじの会、児童も来てくれました。
夏芝が生えそろいつつあります。今年で一番きれいな芝生になっているかもしれません。
朝礼台の前の区域は、もうしばらく杭とテープで囲ってあるので、入らないようにしてください。

次回は、9月1日(水)の16時から行います。
また、土曜日の作業は次回(4日)から9時開始に戻ります。
ご都合のつく方は、ご参加の程よろしくお願いいたします。
南鶴牧小グリーンネットワーク委員会

芝生あれこれ その11終

1年中、緑の芝生にするために、南鶴牧小学校では夏芝と冬芝を育てています。
夏芝はバミューダライグラスのティフトン、
冬芝は、ペリニアルライグラスです。
どちらも西洋芝です。
春先からすぐに緑が濃くなり、ふかふかになる冬芝は、
5月に運動会をする南鶴牧小学校には欠かすことができません。
4月頃に休眠からさめる夏芝では、運動会までに、あのような緑のじゅうたんにはならないのです。
また、冬芝には、冬の間、休眠中の夏芝を保護する働きもあります。
しかし、寒地用の冬芝は、東京では夏の暑さを越すことができずに枯れてしまいます。
そこで、毎年秋に夏芝の上に冬芝の種をまきます。
これをオーバーシーディングといいます。
いつまでも冬芝がしげっていると、夏芝に光が当たらないので、運動会後にはトランジッション工事で、冬芝から夏芝へ切り替えて、夏芝の成長を促します。
このように、芝生管理作業は、3月中旬の冬芝の芝刈りから始まって、5月に冬芝での運動会、
6月に冬芝から夏芝へ切り替えるトランジッション工事、
その後は、夏芝の芝刈りを行って、9月に夏芝でエコスポ祭り(芝生祭り)を実施、
10月に冬芝のオーバーシーディングを行って1か月の養生、
養生2週目から11月まで冬芝の芝刈り、
そして、12月下旬から2月までは芝生を保温するための養生シートかけへと続きます。
保護者のみなさんには、これらの作業を少しずつ分担していただき、
一部の方へ過度に負担がかからない持続可能な芝生管理作業となるよう、
できる範囲でご協力いただければ幸いです。

なお、これらの話は、学校ホームページのメニュー画面「全面芝生化校庭」にある芝生のあゆみや、
子どもたちが6年間で芝生のことを学習する芝生大百科にも書かれています。
合わせてご覧ください。

芝生あれこれ その10

芝生の良いところ
6 天然芝は涼しい
東京都が校庭芝生化を進めている理由に地球温暖化やヒートアイランド現象の抑制があることは以前にお話しました。
当たり前ですが、天然芝は生きているので、
人工芝や全天候型や土のグラウンドのように熱くなりません。
運動会の時には、とても良く分かります。
SDGs(持続可能な開発目標)の地球温暖化防止の学習では、
校舎の壁面緑化「ゴーヤカーテン」と一緒に学習材となります。
地球温暖化の学習では、省エネルギーとして、屋上の太陽光発電装置とともに、
芝生にやる水の有効利用の話もすることができます。
芝生倉庫の前には、100tの雨水タンクが埋められています。
屋上の東半分に降った雨を貯めているのです。
芝生に散水するためには、1回15tの水が必要です。
雨が降らない日が続かなければ、水道水を使わなくてすむのです。
1日の学校の水道使用量が8t程度であることを考えると、莫大な量の水道を節約していることが分かります。

芝生あれこれ その9

芝生の良いところ
4 校庭を長時間使うことができる
10月の冬芝の種をまいた後に、1か月間校庭が使えないので、
芝生化によって校庭が使えなくなる期間が長くなったと思われがちですが、
雨が上がればすぐに使うことができることや冬に霜が解けて
校庭がぐちゃぐちゃになって使えなくなることがないことを考えると
校庭を使える時間は土の校庭よりも長いと考えています。
もし、水はけが悪かった南鶴牧小学校の校庭を芝生化しなかった時のことを考えれば、
その恩恵は計り知れません。
南鶴牧小学校では10月の芝生校庭が使えない時には
体育の授業は他の学校とは違うカリキュラムを組んでいて
土の校庭で行うなわとびや遊具を使う授業、多摩アクアブルーでの水泳指導を行っています。

5 気持ちが良い
一年中、緑でふかふかの芝生は、さわったり、寝転んだりしすると気持ちが良いばかりでなく
目に優しく、見ているだけで気持ち良くなり、心をいやす効果があります。
それに、転んだり、寝転んだりしても汚れません。
季節が良い時には、ぜひ、校庭に来て寝転んで空の雲をじっくりと眺めてください。
土の校庭で問題になる砂ぼこりがたたないこともとても助かります。

芝生あれこれ その8

芝生の良いところ
2 思いっ切り運動することができる
痛くないので、怖がらずに思いっ切り運動することができます。
サッカーの指導者は、普段から芝生で練習している子どもはパーフォーマンスが違うといっていました。
手をついたり、ひざをついたり、倒れたり、転がったり、寝たり起きたりする動きでも
思いっ切り体を動かすことができます。
はだしで運動することもできます。
小さいうちに足の裏を鍛えると、扁平足がなくなり、健康になるといわれています。
南鶴牧小学校では毎月一回、「芝生の日」にはだしで遊ぶ日を設定しています。
たくさん運動して、健康な体をつくってほしいと思っています。

3 遊びを通して社会性を育むことができる

子どもたちは、授業だけでなく、遊びを通して社会性を育んで行きます。
芝生校庭は、その中心の場です。南鶴牧小学校では月に一回ずつ
クラス遊びと異学年交流「しばちゅんたタイム」を設定して、
子どもたちが積極的に外遊びをして、関わり合うようにしています。
ちなみに芝生応援キャラクター「しばちゅん」は
芝生化された3年後の平成23年(2011年)に子どものアイデアから生まれました。
平成19年(2007年)にできた学校キャラクター「しばちゅん」の弟分として考え出されました。
それで、兄弟学年の活動をしばちゅんたタイムというのです。
芝生応援キャラクターがしばちゅんと決まった後、
図工専科担任が大幅にデフォルメして平成23年の東京都芝生活動コンテストに応募し、
見事、第2席の優秀賞を受賞しました。
それが、今、見られるしばちゅんです。

芝生あれこれ その7

前回は、保護者のみなさまに学級ボランティアとして1回1時間
年間3回お願いしている芝生管理作業で
1年中緑の芝生か維持されていることをお話しました。
その芝生校庭の良いところについてお話しします。
保護者のみなさんは大学や恵まれた環境にあった高校に通っていない限り
天然芝や人工芝、全天候型のグラウンドで運動をしたことは少ないと思います。
そのような中で、南鶴牧小学校の子どもたちは、一年中毎日、
芝生の上で運動したり遊んだりしていることは、とても恵まれたことです。
多摩市の公立学校で全面芝生校庭なのは南鶴牧小学校だけです。

1 やわらかくて転んでも痛くない
南鶴牧小学校の夏芝は、競技場用の芝で、こすれても痛くありません。
他の学校で一番多い、校庭ですり傷をつくって保健室に来る子どもがほとんどいないのです。
南鶴牧小学校の夏芝はバミューダライグラスのティフトン419という品種です。
西洋芝です。
庭に植えてある高麗芝や公園の野芝はこすれると肌に傷が付きます。
ティフトンは肌に傷が付くことはありません。
ちなみに、昔の人工芝はこすれると傷が付くだけでなくやけどもしました。
天然芝はそのようなことはありません。
その後の人工芝は改良されて使いやすくなり、さらに最近は天然芝とのハイブリッドになっています。
しかし、その人工芝は10年はもちません。
施工費が高額な上に定期的に改修するなど、小学校の校庭で使用する状況にはありません。
都心の小学校によくある全天候型の校庭は、やはり転ぶと痛い。
夏には、はだしで歩くと足の裏がやけどをするくらい熱くなります。

芝生あれこれ その6

3月中旬〜12月上旬の土曜日が定例の芝生管理作業日です。
毎回、1学級ずつ、1時間のボランティアをお願いしています。
芝生の伸びが激しい5月〜9月は2学級ずつです。
夏休み中は参加者が少なくなってしまいがちなので、学年でお願いしています。
そうすると、現在の学級規模ですと、年に3回程度、学校に来ていただくことになります。
みなさんの1年間に3回のご奉仕で、
1年間、緑の広い芝生校庭を維持することができています。
一部の個人に負担をかけると持続可能なシステムにはなりません。
保護者のみなさまのご奉仕が校庭芝生化の鍵なのです。
次回は、みなさんがお手伝いいただくことで維持している芝生校庭の良いところをご紹介しましょう。

芝生あれこれ その5

40年前の街開きまでだれも住んでいなかった鶴牧地区に
持続可能なコミュニティを作ることは難題でした。
しかし、校庭を芝生化するためには、学校だけではなく、
保護者・地域が一体となった芝生管理団体を作ることが条件でした。
子どもたちを指導しているサッカーチームと野球チームが全面的に協力してくださり、
後からは、おやじの会の方々も協力してくださいました。
今の芝生管理作業のリーダーです。
父母と教職員の会も組織として協力していただくことになりました。
そして、手押しの芝刈り機で芝刈りをするのは保護者のみなさんにお願いし、
地域のコミュニティの一員として参加いただくことになりました。
南鶴牧小学校では、この地域コミュニティの継続を2020東京オリンピックレガシーとしています。
保護者のみなさまや子どもたちには、芝生管理作業をきっかけにして、
鶴牧のコミュニティに参加していただきたいと願っています。

芝生あれこれ その4

東京都教育委員会では、様々な理由から、校庭芝生化を進めていました。
子どもたちの運動の場として素晴らしい環境の場を提供することはもちろんですが、
都市の温暖化の防止や、地域コミュニティの発展も目指しています。
芝生化した後の設置自治体(多摩市)の財政支援も欠かせません。
保護者の協力と地域の協力、多摩市教育委員会の協力が必要だったのです。
そこで、学校と地域・保護者が一体となって、多摩市と東京都の教育委員会に申請していくことになりました。
雨で使えなくなる校庭をどうにかしたかったのは、
学校や子どもたちの保護者だけではありませんでした。
校庭を使っていたサッカーチームや野球チームも応援してくださいました。
これらの団体が集まって平成19年(2007年)から校庭芝生化を検討しました。
この集まりが、後に、南鶴牧小学校の芝生管理を担う南鶴牧小グリーンネット委員会(Gネット)になったのです。

芝生あれこれ その3

校庭芝生化工事では、南鶴牧小学校の校庭を20cm掘って砂を入れました。
その下に排水管を入れてあるので、排水管が通っている場所は、
もっと深く掘り下げて砂を入れてあります。
南鶴牧小学校の校庭にとって、このことが、とても大切なことだったのです。
芝生化される前、南鶴牧小学校の校庭は、とても水はけが悪く、
一度雨が降ると、何日も校庭がぬかるんで使えなくなることが良く起きていたのです。
芝生は水はけが良い砂地が好きなので、芝生化の工事の際には
砂を入れる工事をすることができました。
つまり、芝生化することで校庭が芝生になるだけではなく、
校庭の土壌改良を図ることもできそうだったのです。
芝生になって10年が経ち、芝生表面の土の粘土化が進んで水はけが悪くなってきているという新たな問題が生じていますが、
それでも、今でも、大雨や長雨でなければ、雨さえやめば、すぐに使える校庭であることには変わりありません。
このような理由もあって、東京都が進めている校庭芝生化に応募しようと考えました。
しかし、そのためには、クリアしなければならない条件があったのです。

芝生あれこれ その2

南鶴牧小学校の校庭芝生化工事は平成20年(2008年)6月に始まりました。
そして、10月4日に芝生開きのセレモニーを行いました。
約7000㎡の校庭のうち5000㎡を芝生化する校庭全面芝生化です。
校庭の端やトラックの外側や内側だけなど校庭の一部だけを芝生化する学校が多い中、
南鶴牧小学校は西側に土の部分を残していますが、
とても広い部分を芝生化したのです。
ちなみに、土の部分は、なわとびや野球のピッチングの場所のように
同じ場所を何度も踏みつける運動をする時のために残しました。
また、冬芝を種をまいた後、芝生校庭が使えないときに体育ができるようにするために残しました。
しかし、できるだけ広い面積を芝生化したかった理由は他にあったのです。

芝生あれこれ その1

緊急事態宣言が発出されているために、
お願いできなくなっていますが、
南鶴牧小学校では、保護者のみなさまに、
年に3回程度の芝生管理作業ボランティアをお願いしています。
校庭が芝生化されて10年以上が過ぎ、
南鶴牧小学校の関係者の方々には、
校庭がきれいに整備された芝生であることが
当たり前の日常となって久しくなりました。
ここで一度、校庭芝生化のいきさつや管理作業の分担をお願いしなければならない事情について
いくつか説明いたします。
この説明が地域の宝である南鶴牧小学校の芝生校庭が
将来も、引き続き1年中緑で、子どもたちの心と体の健康に
役立ってくれることを願っています。

芝生管理作業 令和3年8月21日

本日は天候に恵まれ、予定通り8時から作業を開始できました。
保護者の有志の方々やサッカーチームの子供たちやコーチの皆さん、本校在籍の児童もお手伝いに来てくださり、ありがとうございました。
今日は、芝以外の草を根から抜く作業を前半に行い、その後、芝刈りを行いました。
肥料まきもしたので、緑の芝生がどんどんきれいに成長してくれると思います。
前回も書きましたが、朝礼台前の芝生はしばらく養生します。杭とテープで囲いますので入らないように気を付けてください。

次回の芝生管理作業は8月25日(水)の16時ころを予定しています。
お時間のある方は、お手伝いをお願いします。

芝管理作業実施報告と次回のお知らせ

8月19日は約2週間ぶりに芝刈り作業ができました。
保護者の有志の方々や子供たちに加え、中学生もお手伝いに来てくれました。
総勢16名で行い、予定の時間で終えることができました。
ありがとうございました。
朝礼台付近の芝が育ちきれていません。しばらくコーンやテープで囲み、立ち入らないようにするかもしれません。

次回は8月21日(土)の8時から行います。
ご都合のつく方はお手伝いいただけると助かります。
暑さ対策をしてお越しください。